異世界で娼館と商館経営⁉ ~チートを駆使したオッサンの剛腕繁盛記~

悪代官と越後屋

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25.獣人ハーレムとエロ可愛い張遼ちゃん♡

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「ふ~ん、そんな負け惜しみを言うんだぁ~。……クスクス、いい事を思い付いちゃったぁ~♪ ニャムちゃんたち、ちょっとこっちに来て~」 

 ケバい女の負け惜しみを聞いて、リルルは悪い笑みを浮かべている。そしてニャムたちを招き寄せると、何やらボソボソと内緒話を始めた。

「にゃにゃ、そんな事をしてもいいのかにゃ!」
「ふふっ、ご主人様は美人に弱いドスケベだからぁ~、何にも問題ないよぉ~。だからぁ~……ヒソヒソ……」
「エッチすぎるにゃん。でも頑張るにゃん」
「了解した。正に好機到来……既成事実を作るチャンス」
「うわ~ん、恥ずかしいですけど頑張ります! 犬一代に狸一匹ですぅ~」

 話が終わると、顔を上気させた獣人たちが取り囲むように近づいてくる。ニャリスは椅子に腰かけている私の左手を取り、ルナは私の右手を取る。そしてシャンが背後に回り込む。

 な、何が始まるんだ?――そう考えた瞬間、至高の感触が伝わってくる。

 ムニュ! ムニュン! ムニュムニュ!

 ニャリスとルナは私の手を取ると、魅惑的な胸元に導いていく。そしてシャンは、私の頭の上に突き出した双丘を乗せてくる。柔らかい乳房の感触と甘い香りで、私のテポドンはムクムクと仰角が跳ね上がっていった。

「クスクス、ニャムちゃんファイトだよぉ~! もっとエッチな事をしてぇ~、ご主人様を悦ばせてあげてねぇ~♡ 」

 リルルの指示でニャムが弾かれたように動き出す。そして私の前方に回ると脚を開いて跨ってくる。うん、完全に対面座位の体勢である。

「にゃあぁぁぁぁぁん♡ 」 

 ニャムは抱き付きながら、柔らかな膨らみを押し付け、クニクニと腰を動かし始める。ズボン越しとはいえ、捏ね繰り回されたテポドンは増々硬くなり、発射準備に入りそうである。

 や、やばい! ここでテポドンを発射したら、近隣諸国に迷惑が……ではなく、羞恥を伴う大惨事である。必死になって堪えていると、リルルの指示で獣人たちが立ち退き、ようやく快楽地獄から解放されるのであった。

「クスクス、ニャムちゃんたちの色気でぇ~、ご主人様のアソコは一瞬でビンビンだねぇ~♪ ふふっ、オバサンの色気でここまで出来るかなぁ~?」
「ば、バカにするんじゃないわよ! 私にかかれば、どんな男でも即イキよ! 見ていなさい、私の色気とテクニックで骨抜きにしてあげるから!」

 ぷしゅ~~~っ!

 自信満々のケバい女が近づくと、私のテポドンは空気の抜けた風船のように縮まってしまった。うん、身体は正直である。それを見た獣人たちは腹を抱えて笑い出し、リルルと張遼ちゃんは横を向きながら必死に笑いを堪えている。そしてプライドを傷つけられた女は、烈火の如く怒り出したのである。

「ふざけんじゃないわよ! きっとこの男は、獣人にしか反応しない奇人変人だわ! こんな男をあてがって、よくも私に恥をかかせくれたわね!!!」
「クスクス、ご主人様は獣人も好きだけどぉ~、魅力的な女性なら所かまわず反応しちゃうドスケベだよぉ~。ただ単にぃ~、オバサンに女としての魅力が無いってことじゃないの~? アハッ! 今からそれを証明してあげるねぇ~♪ ねえねえ張遼ちゃん、ちょっといいかなぁ~? ……ヒソヒソ……」
「うっ、主に、そんな失礼な事を出来るわけが……」
「そんな事を言ってるとぉ~、他の女にご主人様を取られちゃうよぉ~。……ご主人様を慕っているならぁ~、ここは思い切って大胆にぃ~……ヒソヒソ……」
「うぐっ、承知した。……主よ、無礼をお許しください」

 刹那、今度は張遼ちゃんが前方に回り込んでくる。そしてニャムのように私に跨ると、顔を真っ赤にさせながら抱き付いてくる。愛おしい張遼ちゃんに抱き付かれた私は、即座に反応してしまう。間を置かずにテポドンは、天を突くように隆々とそそり立ってしまった。

「主よ、そこは……あんっ♡  それはダメです……んあんっ♡ 」

 硬くそそり立ったテポドンが、跨った張遼ちゃんの秘所をコツンコツンとノックする。それに呼応するように、張遼ちゃんも悩まし気に腰をくねらせる。ズボン越しの刺激とはいえ、愛しい張遼ちゃんが相手である。興奮しすぎた私は、直ぐにでもテポドンを発射しそうである。必死に歯を食いしばり、ムッチリとしたヒップに手を掛けて、彼女の腰を持ち上げてみる。擦られ扱かれる刺激が若干弱まり、何とか射精衝動を抑え込んでいった。

「クスクス、ご主人様は張遼ちゃんに抱き付かれてぇ~、もうビンビンだよ~♡ オバサ~ン! もう言い逃れできないねぇ~♪」
「きいーーーーーーっ、覚えていなさい! ここで娼館を始めても、直ぐにぶっ潰してやるわよ! 娼館、駅前誘惑のナンバーワンに喧嘩を売った事を後悔させてやるんだから!」

 ケバい女は、女性陣に見惚れている御者に蹴りを入れると、プリプリと怒りながら馬車に乗り込んだ。そして御者のおじさんも、私たちに頭を下げると慌てて御者台に飛び乗っていった。やがて馬車は遠ざかり見えなくなったが、リルルは悪い笑みを浮かべて何かを考えているようだ。

「ふ~ん、娼館、駅前誘惑かぁ~。私が娼館を経営してぇ~、完膚なきまで叩き潰してあげるわね~♪ ふふっ、いよいよプロジェクトセックス~痴情の星たちへ~計画を取り掛かる時が来たみたいだねぇ~」

 如何やら娼館経営は決定事項になってしまったようだ。しかしその時の私は、それどころではなかったのである。

 対面座位の体勢で跨っていた張遼ちゃんがヨロヨロと立ち上がったが、様子がおかしいのである。太腿をモジモジと擦り合わせ、潤んだ瞳は艶の色を帯びていて実に色っぽい。凛々しい顔はほんのりと上気しており、愛くるしい唇からは、切なさそうに吐息が漏れている。愛しい女性の煽情的な姿に心を奪われ、私は我を忘れてしまうのであった。
 
 張遼ちゃんを抱きすくめると、可憐な唇を奪って何度も何度も熱いキスを重ねていく。そして張遼ちゃんの身体を弄りながら、鎧を脱がそうとしたのだが、熱い視線を感じて我に返ったのである。

「にゃにゃ、オジ様のチンポは獣人の男より凄いだにゃ! あんなチンポでやられたら大抵の女はメロメロだにゃ」
「参考になるにゃん。私もご主人様の為にあんな事を……。にゃーー、やっぱり恥ずかしくて出来ないにゃん」
「チョウリョウ様のような女傑でもイチコロ……。やはり英雄は色を好む……」
「はわわっ、情熱的な口付けです。何だか私も変な気分に……」
「あ~っ、張遼ちゃんばかりズルイですよぉ~。ご主人様ぁ~、今夜は私の相手もしてくださいねぇ~♡ 」

 好奇な視線に晒されている事に気付き、張遼ちゃんは顔を真っ赤に染め上げていった。そして両手で顔を覆い隠すと、その場から遁走してしまった。

 う~ん、やはり張遼ちゃんは、エロ可愛くて最高である。

 しかし張遼ちゃんとの距離が縮まったのは僥倖であるが、禍福は糾える繩の如しである。商館と娼館を同時に立ち上げる羽目になった私は、人材登用やら立ち上げ準備に奔走する日々を過ごす事になってしまった。

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