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23.異世界でビフォアフター
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「クスクス、失礼で身のほど知らずの女――ってぇ~、誰の事かしら~?」
リルルが、ケバい女に向かって一歩前に出る。ブラウスを形良く盛り上げてる巨乳が悩ましく揺れ、ミニスカートの裾から覗くスラリと伸びた美脚が眩い。圧倒的な美貌と存在感に気圧されて、ケバい女は二歩三歩と後退りを始めた。
「にゃにゃ、オジ様が、またまた凄い美人を連れて来たにゃ。オジ様は、やっぱり筋金入りのスケベだにゃ~」
「き、綺麗……チョウリョウ様も美人だけど、この人も引けを取らないにゃん」
「美人を二人も侍らしている……。やっぱりお金持ち……絶対に逃がさない」
「うわ~ん、この人みたいな美人じゃないけど、私たちを見捨てないでくださ~い」
「わ、私と、いい勝負なんて……貴女、や、やるじゃないの。悔しいけど、引き分けってところかしら」
獣人たちが感嘆の声を漏らす中、ケバい女が精一杯の虚勢を張っている。しかし傍から見ると痛々しいだけである。
「あらっ、可愛い獣人さんたちですねぇ~。ふふっ、貴女たちは中々の素質を秘めているようねぇ~。私に任せてくれれば、男を惑わす魅力的な女性に変身させてあげるけどぉ~――如何かしらぁ~?」
獣人たちを見ながら、リルルは妖艶な笑みを浮かべている。リルルの関心は獣人たちに移ったようで、もはやケバい女への興味は消え失せたようである。話を振られた獣人たちは戸惑っているが、ニャムだけは真剣に聞き入っている。目と背景に星●雄馬のように炎が燃え滾っているようだ。
「にゃ! 私みたいな獣人でも魅力的な女になれるかにゃ?」
「うふふっ、貴女ならぁ~、どこぞのケバい女を凌駕するぅ~――艶やかでコケティッシュな女性になれるわよ~」
「なりたいにゃ! そして私たちを蔑んでいた奴らを見返してやりたいにゃ!」
「うふふっ、決まりねぇ~――ご主人様ぁ~♡ お願いがあるんですが、聞いて貰えないでしょうか~?」
げっ、やはり巻き込まれたか。このサキュバスは今度は何を企んでいるんだ? どうせエロ関連だと思うが……。
「な、何かな、リルルくん――あまり無茶な事を言われても、承知しかねるよ」
「いや~ん、獣人さんたちの服が欲しいだけですよぉ~。ご主人様に無理なお願いをする訳ないじゃないですかぁ~♡ 」
「まあ、ニャムたちは従業員として雇うつもりだったから、別に構わないけど……」
「うふふっ、ご主人様ぁ~、服以外にも化粧品や下着やボディーシャンプーとかぁ~――色々と欲しいんですよぉ~♡ 」
リルルが猫撫で声ですり寄ってくる。あざといと思うのだが、メチャクチャ可愛いのだ。しかも魅惑的な胸の谷間まで見せつけてくる。なんて奴だ……いいぞもっとやれ!
「ご主人様ぁ~、ニャムちゃんの大●造劇的!!ビフォアフターをやるから楽しみにしていてねぇ~♪ あっ、そのケバいオバサンにも見せつけてやるつもりだからぁ~、適当に引き留めておいてね~♪」
結局、リルルの色香に負けて色々な品物を巻き上げられてしまった。そして満足気なリルルは、ニャムを引き連れると、疾風の如く娼館の中へと消えていった。
「ちょっと待ちなさい! 私を無視して話を進めるんじゃないわよ! 一体、何がどうなっているのよ」
今度はケバい女にネチネチと絡まれる。美の匠と化したリルルのせいで、面倒な女の相手をする羽目になってしまった。とんだとばっちりである。
「まあまあ、落ち着いてください。リルルは美粧したニャムを貴女に披露したいようなので、暫く待っていただけませんか?」
「バカにしているのかしら? 貴方たちは、あの汚い獣人が私より美しくなれると思っているの? ……まあいいわ、面白いじゃないの――あの獣人が勝ったら、貴方の女になってやるわよ。でも私が勝ったら、どう落とし前をつけてくれるのよ?」
どうしてこの女は、此処まで自信過剰なのだろう。はっきり言ってウンザリである。しかし、あのサキュバスクイーンのリルルが目を付けたニャムである。とんでもない美人に生まれ変わっているのは間違いないだろう。それを見たケバい女は――妬み嫉みで悶絶するだろう。それって、面白そうじゃん。
「そうですねぇ、貴女が勝ったらこれを差し上げましょう」
私が取り出したのは純銀の指輪で、ラウンドカットの小さなダイヤが施された物である。アネット様たちにプレゼントした指輪よりクオリティーの低い安物であるが、この世界では高価な品であろう。ケバい女は、目をギラつかせながら指輪を凝視している。
「あらあら、貴方、お金持ちだったのねぇ~。イヤですわ、それならそうと早く言ってくれればいいのに♡ 」
指輪を見た途端の手のひら返しである。まったく現金な女だ。しかも色目を使いながらジリジリと接近し、手を握ろうとする。ぎゃーっ、やめてよして触らないで垢が付くから! アンタなんか嫌いよ、チビデババアデブ♪
「そこの女! それ以上主に近づくな!」
ケバい女の悍ましい行動で、ゾワゾワと全身に鳥肌が立ちまくりである。見かねた張遼ちゃんが即座にガードに入ってくれた。しかし邪魔をされたケバい女は、猿のように顔を真っ赤にして怒り出した。
「護衛の分際で邪魔するんじゃないわよ! 大体、女だてらに護衛をやるなんて、がさつでドブスの女に決まっ……」
唾を飛ばしながら喚くケバい女だが、張遼ちゃんの容姿を見た途端に言葉を失ったようである。
「おほほほほっ、ご、護衛にしては、まあまあの美人ね。……わ、私には遠く及ばないけど……」
ワナワナと震えながら、ケバい女が強がりの言葉を吐いている。まったく……この女は何を言っているんだ?
張遼ちゃんは、鍛えあげられ締まった身体つきであるが、女性らしい丸みと括れも兼ね備えているナイスバディの美女である。光沢のある黒髪も美しく、凛々しくも清やかな顔立ちである。豊麗で張りのある双丘やプリッとしたお尻は最高で、腰高のプロポーションはスーパーモデルでさえ羨むだろう。
そんな張遼ちゃんを、私には遠く及ばない――だと? ふざけんなよ、BBA! ブヨブヨの身体を無理やりコルセットで締め付けている、厚化粧のBBAが何をほざいているんだよ! 世界一臭い食べ物の――シュールストレミングを口の中に突っ込んでやるぞ!
「ご主人様ぁ~、お待たせぇ~! 早速ですけどぉ~、生まれ変わったニャムちゃんのお披露目をしま~す♪」
込み上げる怒りを抑えていると、満足気な顔をしたリルルが戻って来た。如何やらニャムの晴れ舞台が整ったらしい。しかし肝心のニャムの姿が見えないのである。
「リルル、ニャムの姿が見えないけど、どうかしたのかい?」
「クスッ、ニャムちゃんには視界を阻害する魔法をかけてあります~。今から魔法を解きますのでぇ~、ニャムちゃんの艶姿をたっぷりと堪能してくださいねぇ~♪」
「ふんっ、どうかしらね――私の美しさに恐れをなして逃げ出したんじゃないの? あんな獣人が化粧したところで、ドブスが並みのブスに変わるぐらいかしらね。おーほほほほっ」
「バ~カ、オバサンの悔しがる姿が目に浮かぶわねぇ~」
リルルはボソッと毒舌を吐くと、ニャムに施した視界阻害の魔法を解いていく。すると辺りの景色が揺らぎ始め、美しいシルエットが浮かび上がってきた。
「う、うそぉ、本当にニャムちゃんなの? ……凄く綺麗になったにゃん!」
「ニャムちゃんだけズルイ……私も美人になる。……そして玉の輿に乗る!」
「はわわっ、ニャムちゃんが魅力的な美人に……。うわ~ん、私も美人になりたいです!」
「はあ~っ、これは驚いた! リルルのセンスも抜群だけど、ニャムは元々が美形だったんだね。まるで磨けば光るダイヤの原石だね。もっと自分を磨いたら――どれだけの美女になるか、想像もつかないよ」
視界が晴れて現れたニャムは、途轍もない変貌を遂げていた。薄汚れていた肌は丹念に磨かれ、透き通るように美しい玉の肌へと変化していた。ボサボサでもつれていた赤髪はキラキラと艶めき、絹のような光沢を放っている。メイクは薄化粧であるが、目元にはアイラインやマスカラが施され、瑞々しい唇には薄いピンクの口紅が引かれている。そしてリルルが選りすぐったと思われる青いドレスも、活発なニャムの魅力を引き出していた。肩や背中を大胆に露出したセクシーなベアトップのドレスで、胸元には光り輝くビジューが施されていた。フワリとしたフレアスカートにも深いスリットがあり、スラリと伸びたセクシーな美脚を惜しげもなく晒しているのだ。俗に言うキャバドレスであるが、この世界には無い繊細で大胆なデザインである。そして獣人たちは、羨望の眼差しで魅力的になったニャムを見つめていた。片やケバい女は、口をあんぐりと開けたまま完全に硬直している。
うむっ、ニャムの完全勝利である。
リルルが、ケバい女に向かって一歩前に出る。ブラウスを形良く盛り上げてる巨乳が悩ましく揺れ、ミニスカートの裾から覗くスラリと伸びた美脚が眩い。圧倒的な美貌と存在感に気圧されて、ケバい女は二歩三歩と後退りを始めた。
「にゃにゃ、オジ様が、またまた凄い美人を連れて来たにゃ。オジ様は、やっぱり筋金入りのスケベだにゃ~」
「き、綺麗……チョウリョウ様も美人だけど、この人も引けを取らないにゃん」
「美人を二人も侍らしている……。やっぱりお金持ち……絶対に逃がさない」
「うわ~ん、この人みたいな美人じゃないけど、私たちを見捨てないでくださ~い」
「わ、私と、いい勝負なんて……貴女、や、やるじゃないの。悔しいけど、引き分けってところかしら」
獣人たちが感嘆の声を漏らす中、ケバい女が精一杯の虚勢を張っている。しかし傍から見ると痛々しいだけである。
「あらっ、可愛い獣人さんたちですねぇ~。ふふっ、貴女たちは中々の素質を秘めているようねぇ~。私に任せてくれれば、男を惑わす魅力的な女性に変身させてあげるけどぉ~――如何かしらぁ~?」
獣人たちを見ながら、リルルは妖艶な笑みを浮かべている。リルルの関心は獣人たちに移ったようで、もはやケバい女への興味は消え失せたようである。話を振られた獣人たちは戸惑っているが、ニャムだけは真剣に聞き入っている。目と背景に星●雄馬のように炎が燃え滾っているようだ。
「にゃ! 私みたいな獣人でも魅力的な女になれるかにゃ?」
「うふふっ、貴女ならぁ~、どこぞのケバい女を凌駕するぅ~――艶やかでコケティッシュな女性になれるわよ~」
「なりたいにゃ! そして私たちを蔑んでいた奴らを見返してやりたいにゃ!」
「うふふっ、決まりねぇ~――ご主人様ぁ~♡ お願いがあるんですが、聞いて貰えないでしょうか~?」
げっ、やはり巻き込まれたか。このサキュバスは今度は何を企んでいるんだ? どうせエロ関連だと思うが……。
「な、何かな、リルルくん――あまり無茶な事を言われても、承知しかねるよ」
「いや~ん、獣人さんたちの服が欲しいだけですよぉ~。ご主人様に無理なお願いをする訳ないじゃないですかぁ~♡ 」
「まあ、ニャムたちは従業員として雇うつもりだったから、別に構わないけど……」
「うふふっ、ご主人様ぁ~、服以外にも化粧品や下着やボディーシャンプーとかぁ~――色々と欲しいんですよぉ~♡ 」
リルルが猫撫で声ですり寄ってくる。あざといと思うのだが、メチャクチャ可愛いのだ。しかも魅惑的な胸の谷間まで見せつけてくる。なんて奴だ……いいぞもっとやれ!
「ご主人様ぁ~、ニャムちゃんの大●造劇的!!ビフォアフターをやるから楽しみにしていてねぇ~♪ あっ、そのケバいオバサンにも見せつけてやるつもりだからぁ~、適当に引き留めておいてね~♪」
結局、リルルの色香に負けて色々な品物を巻き上げられてしまった。そして満足気なリルルは、ニャムを引き連れると、疾風の如く娼館の中へと消えていった。
「ちょっと待ちなさい! 私を無視して話を進めるんじゃないわよ! 一体、何がどうなっているのよ」
今度はケバい女にネチネチと絡まれる。美の匠と化したリルルのせいで、面倒な女の相手をする羽目になってしまった。とんだとばっちりである。
「まあまあ、落ち着いてください。リルルは美粧したニャムを貴女に披露したいようなので、暫く待っていただけませんか?」
「バカにしているのかしら? 貴方たちは、あの汚い獣人が私より美しくなれると思っているの? ……まあいいわ、面白いじゃないの――あの獣人が勝ったら、貴方の女になってやるわよ。でも私が勝ったら、どう落とし前をつけてくれるのよ?」
どうしてこの女は、此処まで自信過剰なのだろう。はっきり言ってウンザリである。しかし、あのサキュバスクイーンのリルルが目を付けたニャムである。とんでもない美人に生まれ変わっているのは間違いないだろう。それを見たケバい女は――妬み嫉みで悶絶するだろう。それって、面白そうじゃん。
「そうですねぇ、貴女が勝ったらこれを差し上げましょう」
私が取り出したのは純銀の指輪で、ラウンドカットの小さなダイヤが施された物である。アネット様たちにプレゼントした指輪よりクオリティーの低い安物であるが、この世界では高価な品であろう。ケバい女は、目をギラつかせながら指輪を凝視している。
「あらあら、貴方、お金持ちだったのねぇ~。イヤですわ、それならそうと早く言ってくれればいいのに♡ 」
指輪を見た途端の手のひら返しである。まったく現金な女だ。しかも色目を使いながらジリジリと接近し、手を握ろうとする。ぎゃーっ、やめてよして触らないで垢が付くから! アンタなんか嫌いよ、チビデババアデブ♪
「そこの女! それ以上主に近づくな!」
ケバい女の悍ましい行動で、ゾワゾワと全身に鳥肌が立ちまくりである。見かねた張遼ちゃんが即座にガードに入ってくれた。しかし邪魔をされたケバい女は、猿のように顔を真っ赤にして怒り出した。
「護衛の分際で邪魔するんじゃないわよ! 大体、女だてらに護衛をやるなんて、がさつでドブスの女に決まっ……」
唾を飛ばしながら喚くケバい女だが、張遼ちゃんの容姿を見た途端に言葉を失ったようである。
「おほほほほっ、ご、護衛にしては、まあまあの美人ね。……わ、私には遠く及ばないけど……」
ワナワナと震えながら、ケバい女が強がりの言葉を吐いている。まったく……この女は何を言っているんだ?
張遼ちゃんは、鍛えあげられ締まった身体つきであるが、女性らしい丸みと括れも兼ね備えているナイスバディの美女である。光沢のある黒髪も美しく、凛々しくも清やかな顔立ちである。豊麗で張りのある双丘やプリッとしたお尻は最高で、腰高のプロポーションはスーパーモデルでさえ羨むだろう。
そんな張遼ちゃんを、私には遠く及ばない――だと? ふざけんなよ、BBA! ブヨブヨの身体を無理やりコルセットで締め付けている、厚化粧のBBAが何をほざいているんだよ! 世界一臭い食べ物の――シュールストレミングを口の中に突っ込んでやるぞ!
「ご主人様ぁ~、お待たせぇ~! 早速ですけどぉ~、生まれ変わったニャムちゃんのお披露目をしま~す♪」
込み上げる怒りを抑えていると、満足気な顔をしたリルルが戻って来た。如何やらニャムの晴れ舞台が整ったらしい。しかし肝心のニャムの姿が見えないのである。
「リルル、ニャムの姿が見えないけど、どうかしたのかい?」
「クスッ、ニャムちゃんには視界を阻害する魔法をかけてあります~。今から魔法を解きますのでぇ~、ニャムちゃんの艶姿をたっぷりと堪能してくださいねぇ~♪」
「ふんっ、どうかしらね――私の美しさに恐れをなして逃げ出したんじゃないの? あんな獣人が化粧したところで、ドブスが並みのブスに変わるぐらいかしらね。おーほほほほっ」
「バ~カ、オバサンの悔しがる姿が目に浮かぶわねぇ~」
リルルはボソッと毒舌を吐くと、ニャムに施した視界阻害の魔法を解いていく。すると辺りの景色が揺らぎ始め、美しいシルエットが浮かび上がってきた。
「う、うそぉ、本当にニャムちゃんなの? ……凄く綺麗になったにゃん!」
「ニャムちゃんだけズルイ……私も美人になる。……そして玉の輿に乗る!」
「はわわっ、ニャムちゃんが魅力的な美人に……。うわ~ん、私も美人になりたいです!」
「はあ~っ、これは驚いた! リルルのセンスも抜群だけど、ニャムは元々が美形だったんだね。まるで磨けば光るダイヤの原石だね。もっと自分を磨いたら――どれだけの美女になるか、想像もつかないよ」
視界が晴れて現れたニャムは、途轍もない変貌を遂げていた。薄汚れていた肌は丹念に磨かれ、透き通るように美しい玉の肌へと変化していた。ボサボサでもつれていた赤髪はキラキラと艶めき、絹のような光沢を放っている。メイクは薄化粧であるが、目元にはアイラインやマスカラが施され、瑞々しい唇には薄いピンクの口紅が引かれている。そしてリルルが選りすぐったと思われる青いドレスも、活発なニャムの魅力を引き出していた。肩や背中を大胆に露出したセクシーなベアトップのドレスで、胸元には光り輝くビジューが施されていた。フワリとしたフレアスカートにも深いスリットがあり、スラリと伸びたセクシーな美脚を惜しげもなく晒しているのだ。俗に言うキャバドレスであるが、この世界には無い繊細で大胆なデザインである。そして獣人たちは、羨望の眼差しで魅力的になったニャムを見つめていた。片やケバい女は、口をあんぐりと開けたまま完全に硬直している。
うむっ、ニャムの完全勝利である。
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