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17.魅惑のスクラッチくじ
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「あの獣人たちは、キングカスが経営していた娼館の娼婦です。酷い待遇をされていたようなので、あの家で一時的に保護しています。トミタカ様――何卒お慈悲を」
いじけてる私に、セバスチャンが恭しく頭を下げる。それを見た獣人たちは、ようやく私の存在に気付いたようである。慌てて駆け寄って来た。
「にゃっ! オッサ……素敵なオジ様がこの屋敷の主になるのかにゃ? 後生だから、私たちを追い出さないで欲しいにゃ」
無理に言い直さなくていいんですよ。所詮私はオッサンです。優雅で気品ある――オジ様なんて言葉は似合いませんから……グスン。
オッサンと呼ばれかけて落ち込んでしまったが、可愛い獣人たちに囲まれているうちに荒んだ心も癒され始めた。やはり獣耳や尻尾は重要な癒し要素である。思わず手を出して、獣耳をモフモフしてしまった。しかし腑に落ちない事が一つあった。彼女たちが、追い出さないで欲しい――と懇願している理由である。
「セバスチャンさん、頂けるのはこの塀の中にある屋敷ですよね? 外の建物は私に関係ないと思うのですが……」
「実はキングカスが所有していた敷地は、此処の屋敷だけではないのです。この周りの建物や、街中にある娼館も何店舗か所有していました。つまり、この近辺にある建物をはじめ――娼館もトミタカ様の所有となります」
「げっ、セバスチャンさん――そんなに沢山の建物を貰っても困りますよ。キングカスの屋敷だけでも広すぎですよ! こんな砦みたいな屋敷を、私と張遼ちゃんだけでは管理できませんよ」
「誰もいない広い屋敷で、主と二人っきり……。わ、悪くないです……」
身体をクネクネさせながら、張遼ちゃんが何か呟いているようだ。若干引いてしまうが、可愛いので許してしまった。そう! 可愛いは正義なのである。
「その心配には及びません。レイラが、この屋敷の管理を全て受け持つそうです。そろそろ配下を連れて到着すると思われるので、よろしくお願いいたします」
「主よ! 小勢で広い屋敷を守るのは困難です。すぐにでも別の拠点を探しましょう! さあさあ、今すぐに!!」
張遼ちゃん、さっきと意見が変わってませんか? レイラに関わりたくない気持ちは分かるけど……。
「う~む、困りましたな。ご要望通りの土地付きの屋敷なのですが……」
セバスチャンが唸っているが、一般庶民の私と辺境伯様では認識に大きなズレが生じているようだ。分かりやすく言えば、張遼ちゃんとテュケー様のバストサイズぐらい掛け離れているのだ。
「そういえばキングカスは、貿易街アンチモンの外れにも娼館を所有していましたな。宜しければ、そちらの見分に行かれませんか?」
「にゃにゃにゃ、その娼館なら私たちが知ってるにゃ! 案内するから、任せて欲しいにゃ」
猫耳の女の子が、胸を押し当てながら縋りついてくる。ムニュムニュした柔らかな感触は心地よいが、とにかくすごい力である。
「ニャムちゃん、そんな事をしたら失礼だにゃん」
「何を言ってるにゃ! このオッサ……オジ様は金持ちで獣人好きのスケベだにゃ! ここで逃がしたら、私たちのお先は真っ暗だにゃ」
「獣人にも優しい。ニャムちゃんに抱き付かれて悦んでいる。……ひょっとしてお買い得物件?」
「うわ~ん、私たちを見捨てないで下さい」
結局、獣人の愛らしさに負けて、彼女たちに案内を頼むことにした。張遼ちゃんは不機嫌になってしまったが、ここは大目に見てもらいたい。スケベなオッサンは、可愛い獣人の耳や尻尾もモフモフしたいのである。
「私たちは、少し前までキングカスの娼館で働いていたんだにゃ。だけど給金も貰えなくて、しまいには奴隷として売り飛ばされるところだったにゃ」
「こんな可愛い獣人に酷い事をするなんて、キングカスは最低の野郎だ!」
獣人たちに抱き付かれながら、ロスと呼ばれている色街を抜けていく。馴染みの土地だけあって獣人たちの案内は的確であった。迷路のような道を難なく抜けて、あっという間に平民街の表通りに辿り着いた。そこからはセバスチャンの用意した馬車に乗ると、貿易街アンチモンへと向かって行った。馬車に揺られながら東に進んでいくと、やがて開けた場所と大きな建物が姿を現した。
「にゃにゃ、そこがキングカスが経営していた高級娼館だにゃ。ここで働いていたのは、人気のある娼婦ばかりだったにゃ」
街道から横道に入り、キングカスが経営していた高級娼館に馬車を進めていく。娼館の前には広いスペースがあり、馬車の置き場や防護柵に囲まれた見張り小屋が所々に建っている。敷地面積はそれなりに広そうだが、少し人を雇えば充分に管理できるであろう。
「トミタカ様、如何でしょうか?」
「なかなか良いですね。建物の中も見せてもらえますか?」
「畏まりました」
娼館の入口には兵士が控えており、セバスチャンの姿を見ると一礼して木の扉を開けてくれた。しかし建物に入ると、所々に戦闘の傷跡が残されていた。一階にある酒場は壁や床が破損しており、血だまりや血痕の染み跡が生々しく残っていた。家具は全て運び出されたようで、華やかな娼館とは思えないガランとした空間が広がっていた。二階には十畳ほどのワンルームが並んでいて、最奥にはVIPルームと思しき風呂付の豪勢な部屋がある。しかし二階の家具も大半が持ち出されており、ここも下の階と同じで酷く殺風景であった。
「う~む、家具を買い揃えて、修繕と清掃をすれば十二分に使えそうだな。……セバスチャンさん、こんな立派な建物を貰ってよろしいのですか?」
「はい、勿論です。ですがエリス様を救ってくださったお礼としては少なすぎます。ですので、改めて辺境伯様とお話を致しましょう」
建物の見分を終え、私たちは辺境伯様の屋敷に戻る事にした。そしてニャムたちには建物の清掃と管理を頼み、礼金として金貨一枚づつ渡した。
「にゃにゃ、私たちに任せるにゃ。だけどオジ様も早く戻って来て欲しいだにゃ」
「本当にいい人だにゃん。ニャムちゃんの言う通りで、このチャンスを逃したらいけないにゃん」
「獣人に優しい。気前もいい。愛人や妾を狙う……」
「うわ~ん、ありがとうございます! 懸命に仕事をしますので見捨てないでくださ~い」
三者三様の熱い思いを込めて、獣人たちは馬車に向かって手を振り続けていた。
「はあ~っ、異世界に来てからもハードな日々が続いてるよ。平穏な日々は何処に……」
馬車に揺られながら屋敷に戻ると、辺境伯様は急用で留守であった。やる事も無くなったので、自室でダラダラと過ごしていた。ハードな日々を嘆きながらベッドに転がっていると、突如として眩いばかりの光が目を射抜いた。
「目が、目がぁ~!」
お約束通りにム●カごっこをしていると、手元に何故か20枚のスクラッチくじが出現していた。
「う~ん、何でスクラッチくじが? ……んっ、そういえば、スクラッチくじとかいうスキルがあったような……」
スキルが発動した理由が不明だが、取り敢えずスクラッチくじの確認してみる。十枚はワンワンスクラッチ、残りの十枚はニャンニャンスクラッチと印刷されている。当選金額の表示はないが、面白そうなのでコインで削ってみる事にした。
「何が出るかな♪ 何が出るかな♪」
鼻歌を歌いながら、先ずはニャンニャンスクラッチの枠内を削っていく。上段の三つの図柄は、ハート、美女、ハイヒールの順であった。しかしここで大きな違和感を感じたのである。ニャンニャンスクラッチなのに、猫に関係ない図柄が現れたからである。首を傾げながら、続けて中段を削っていく。キスマーク、美女、ビキニの順であった。美女でリーチである。ワケワカメだが、下段も削っていくと――。
💕 💃 👠
💋 💃 👙
💄 💃 💕
見事ビンゴである。
「パンパカパーン♪ おめでとうございます! ニャンニャンスクラッチ一等が当選しました! ごゆっくりお楽しみください♪」
謎のファンファーレと声が響いたかと思うと、ベッドの上にボンテージコスチュームの魅惑的な美女が姿を現した。上半身はエナメル生地の黒いクロップトップのビスチェで、深い胸の谷間と括れたウエストを殊更に強調させている。下半身は同じくエナメル生地の黒いローライズタイプのショーツで、牡の劣情を煽る様にオープンクロッチファスナーが付いている。そしてスラリと伸びた美脚は黒い網タイツに包まれており、雪のように白い肌を美しく引き立てていた。見た目は完全に女王様だが、背中には蝙蝠のような羽があり、お尻付近からは尻尾も生えている。どう見てもサキュバスである。
サキュバスは妖艶な笑みを浮かべると意味深な手招きをする。匂い立つ色香に惑わされ、フラフラと吸い寄せられるように傍らに向かってしまう。彼女は私の首にしなやかな腕を巻き付けると、柔らかな乳房を押し付け身体を密着させてくる。刹那、彼女の艶やかな美脚が私の脚に絡みつき、バランスを崩した私はベッドに押し倒されてしまった。
如何やら、ニャンニャンスクラッチのニャンニャンは猫とは関係ないらしい。
「ふ、不覚! そっちのニャンニャンかぁぁぁぁぁ! つまりチョメチョメ!!」
得意な親父ギャグのお株を奪われた、オッサンの無念の叫びが辺りに木霊するのであった。
いじけてる私に、セバスチャンが恭しく頭を下げる。それを見た獣人たちは、ようやく私の存在に気付いたようである。慌てて駆け寄って来た。
「にゃっ! オッサ……素敵なオジ様がこの屋敷の主になるのかにゃ? 後生だから、私たちを追い出さないで欲しいにゃ」
無理に言い直さなくていいんですよ。所詮私はオッサンです。優雅で気品ある――オジ様なんて言葉は似合いませんから……グスン。
オッサンと呼ばれかけて落ち込んでしまったが、可愛い獣人たちに囲まれているうちに荒んだ心も癒され始めた。やはり獣耳や尻尾は重要な癒し要素である。思わず手を出して、獣耳をモフモフしてしまった。しかし腑に落ちない事が一つあった。彼女たちが、追い出さないで欲しい――と懇願している理由である。
「セバスチャンさん、頂けるのはこの塀の中にある屋敷ですよね? 外の建物は私に関係ないと思うのですが……」
「実はキングカスが所有していた敷地は、此処の屋敷だけではないのです。この周りの建物や、街中にある娼館も何店舗か所有していました。つまり、この近辺にある建物をはじめ――娼館もトミタカ様の所有となります」
「げっ、セバスチャンさん――そんなに沢山の建物を貰っても困りますよ。キングカスの屋敷だけでも広すぎですよ! こんな砦みたいな屋敷を、私と張遼ちゃんだけでは管理できませんよ」
「誰もいない広い屋敷で、主と二人っきり……。わ、悪くないです……」
身体をクネクネさせながら、張遼ちゃんが何か呟いているようだ。若干引いてしまうが、可愛いので許してしまった。そう! 可愛いは正義なのである。
「その心配には及びません。レイラが、この屋敷の管理を全て受け持つそうです。そろそろ配下を連れて到着すると思われるので、よろしくお願いいたします」
「主よ! 小勢で広い屋敷を守るのは困難です。すぐにでも別の拠点を探しましょう! さあさあ、今すぐに!!」
張遼ちゃん、さっきと意見が変わってませんか? レイラに関わりたくない気持ちは分かるけど……。
「う~む、困りましたな。ご要望通りの土地付きの屋敷なのですが……」
セバスチャンが唸っているが、一般庶民の私と辺境伯様では認識に大きなズレが生じているようだ。分かりやすく言えば、張遼ちゃんとテュケー様のバストサイズぐらい掛け離れているのだ。
「そういえばキングカスは、貿易街アンチモンの外れにも娼館を所有していましたな。宜しければ、そちらの見分に行かれませんか?」
「にゃにゃにゃ、その娼館なら私たちが知ってるにゃ! 案内するから、任せて欲しいにゃ」
猫耳の女の子が、胸を押し当てながら縋りついてくる。ムニュムニュした柔らかな感触は心地よいが、とにかくすごい力である。
「ニャムちゃん、そんな事をしたら失礼だにゃん」
「何を言ってるにゃ! このオッサ……オジ様は金持ちで獣人好きのスケベだにゃ! ここで逃がしたら、私たちのお先は真っ暗だにゃ」
「獣人にも優しい。ニャムちゃんに抱き付かれて悦んでいる。……ひょっとしてお買い得物件?」
「うわ~ん、私たちを見捨てないで下さい」
結局、獣人の愛らしさに負けて、彼女たちに案内を頼むことにした。張遼ちゃんは不機嫌になってしまったが、ここは大目に見てもらいたい。スケベなオッサンは、可愛い獣人の耳や尻尾もモフモフしたいのである。
「私たちは、少し前までキングカスの娼館で働いていたんだにゃ。だけど給金も貰えなくて、しまいには奴隷として売り飛ばされるところだったにゃ」
「こんな可愛い獣人に酷い事をするなんて、キングカスは最低の野郎だ!」
獣人たちに抱き付かれながら、ロスと呼ばれている色街を抜けていく。馴染みの土地だけあって獣人たちの案内は的確であった。迷路のような道を難なく抜けて、あっという間に平民街の表通りに辿り着いた。そこからはセバスチャンの用意した馬車に乗ると、貿易街アンチモンへと向かって行った。馬車に揺られながら東に進んでいくと、やがて開けた場所と大きな建物が姿を現した。
「にゃにゃ、そこがキングカスが経営していた高級娼館だにゃ。ここで働いていたのは、人気のある娼婦ばかりだったにゃ」
街道から横道に入り、キングカスが経営していた高級娼館に馬車を進めていく。娼館の前には広いスペースがあり、馬車の置き場や防護柵に囲まれた見張り小屋が所々に建っている。敷地面積はそれなりに広そうだが、少し人を雇えば充分に管理できるであろう。
「トミタカ様、如何でしょうか?」
「なかなか良いですね。建物の中も見せてもらえますか?」
「畏まりました」
娼館の入口には兵士が控えており、セバスチャンの姿を見ると一礼して木の扉を開けてくれた。しかし建物に入ると、所々に戦闘の傷跡が残されていた。一階にある酒場は壁や床が破損しており、血だまりや血痕の染み跡が生々しく残っていた。家具は全て運び出されたようで、華やかな娼館とは思えないガランとした空間が広がっていた。二階には十畳ほどのワンルームが並んでいて、最奥にはVIPルームと思しき風呂付の豪勢な部屋がある。しかし二階の家具も大半が持ち出されており、ここも下の階と同じで酷く殺風景であった。
「う~む、家具を買い揃えて、修繕と清掃をすれば十二分に使えそうだな。……セバスチャンさん、こんな立派な建物を貰ってよろしいのですか?」
「はい、勿論です。ですがエリス様を救ってくださったお礼としては少なすぎます。ですので、改めて辺境伯様とお話を致しましょう」
建物の見分を終え、私たちは辺境伯様の屋敷に戻る事にした。そしてニャムたちには建物の清掃と管理を頼み、礼金として金貨一枚づつ渡した。
「にゃにゃ、私たちに任せるにゃ。だけどオジ様も早く戻って来て欲しいだにゃ」
「本当にいい人だにゃん。ニャムちゃんの言う通りで、このチャンスを逃したらいけないにゃん」
「獣人に優しい。気前もいい。愛人や妾を狙う……」
「うわ~ん、ありがとうございます! 懸命に仕事をしますので見捨てないでくださ~い」
三者三様の熱い思いを込めて、獣人たちは馬車に向かって手を振り続けていた。
「はあ~っ、異世界に来てからもハードな日々が続いてるよ。平穏な日々は何処に……」
馬車に揺られながら屋敷に戻ると、辺境伯様は急用で留守であった。やる事も無くなったので、自室でダラダラと過ごしていた。ハードな日々を嘆きながらベッドに転がっていると、突如として眩いばかりの光が目を射抜いた。
「目が、目がぁ~!」
お約束通りにム●カごっこをしていると、手元に何故か20枚のスクラッチくじが出現していた。
「う~ん、何でスクラッチくじが? ……んっ、そういえば、スクラッチくじとかいうスキルがあったような……」
スキルが発動した理由が不明だが、取り敢えずスクラッチくじの確認してみる。十枚はワンワンスクラッチ、残りの十枚はニャンニャンスクラッチと印刷されている。当選金額の表示はないが、面白そうなのでコインで削ってみる事にした。
「何が出るかな♪ 何が出るかな♪」
鼻歌を歌いながら、先ずはニャンニャンスクラッチの枠内を削っていく。上段の三つの図柄は、ハート、美女、ハイヒールの順であった。しかしここで大きな違和感を感じたのである。ニャンニャンスクラッチなのに、猫に関係ない図柄が現れたからである。首を傾げながら、続けて中段を削っていく。キスマーク、美女、ビキニの順であった。美女でリーチである。ワケワカメだが、下段も削っていくと――。
💕 💃 👠
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💄 💃 💕
見事ビンゴである。
「パンパカパーン♪ おめでとうございます! ニャンニャンスクラッチ一等が当選しました! ごゆっくりお楽しみください♪」
謎のファンファーレと声が響いたかと思うと、ベッドの上にボンテージコスチュームの魅惑的な美女が姿を現した。上半身はエナメル生地の黒いクロップトップのビスチェで、深い胸の谷間と括れたウエストを殊更に強調させている。下半身は同じくエナメル生地の黒いローライズタイプのショーツで、牡の劣情を煽る様にオープンクロッチファスナーが付いている。そしてスラリと伸びた美脚は黒い網タイツに包まれており、雪のように白い肌を美しく引き立てていた。見た目は完全に女王様だが、背中には蝙蝠のような羽があり、お尻付近からは尻尾も生えている。どう見てもサキュバスである。
サキュバスは妖艶な笑みを浮かべると意味深な手招きをする。匂い立つ色香に惑わされ、フラフラと吸い寄せられるように傍らに向かってしまう。彼女は私の首にしなやかな腕を巻き付けると、柔らかな乳房を押し付け身体を密着させてくる。刹那、彼女の艶やかな美脚が私の脚に絡みつき、バランスを崩した私はベッドに押し倒されてしまった。
如何やら、ニャンニャンスクラッチのニャンニャンは猫とは関係ないらしい。
「ふ、不覚! そっちのニャンニャンかぁぁぁぁぁ! つまりチョメチョメ!!」
得意な親父ギャグのお株を奪われた、オッサンの無念の叫びが辺りに木霊するのであった。
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