上 下
6 / 12

6.召喚モンスターの名は?

しおりを挟む
「フフッ、飛鳥くん――おねえちゃんの手でシコシコされて、また出しちゃいそうなんだね♪ イッちゃう姿を見るのも一興だけど……エッチなおいたをしたお仕置きもしないとね♪ えーい、召喚魔法!」

 ピロテース様が手を翳すと、光り輝く魔法陣が出現し見覚えのあるモンスターが召喚される。そう、私が召喚したエッチモンスターの、ローパーとスライムである。

「ローパーのシンディ! スライムのスラング! お前たち無事だったのか? 本当に良かった……」
「アハハ、そんな名前を付けていいの? 後でクレームが来ても知らないよぉ。ププッ」

 しょうもない親父ギャグがツボにはまったのか、ピロテース様は肩を震わせながら笑いを堪えている。雰囲気も和み、お仕置きも免除されると思ったが、私の考えは甘々であった。素っ裸で横たわっている私に、シンディとスラングが纏わりつき始めたのだ。

「ちょっと待って、シンディとスラング! お前たちと私は、ピロテース様にエッチな事をした戦友じゃないか。それに最初にお前たちを召喚したのは……うっ、あっ、あーーっ」

 一瞬躊躇したシンディとスラングであったが、ピロテース様が怖いのか直ぐに蠢き始める。胸板に貼り付いたシンディが、ヌル付いた触手の先端で乳首を擦ったり転がしてくる。得も言われぬ感覚に身悶えていると、シンディの吸盤が啄むように乳首を捕らえ捻じってくる。

「クスクス、どうかなぁ~飛鳥くん? おねえちゃんの指示も中々のものでしょ? でもこんなもんじゃないよ♪ もっとトロットロに蕩けるぐらい、恥ずかしい事をしてあげるからね♡ シンディはここをこういう風にして、スラングは全身を舐めるように撫で回しなさい」
「ちょっと待って、おねえちゃん! エッチなモンスターで男を凌辱なんて――誰得なの? くぅっ、あああっ、ら、らめぇぇぇ!」
「フフッ、飛鳥くん――それはおねえちゃん得だよ。さあスラング、第二形態に変化して! 可愛い飛鳥くんを辱めて、あんな事やこんな事を……えへへ♪」

 ピロテース様の命を受け、スラングの形状が大きく変化する。それはバトンのような筒状で、粘液でぬめった内側には段差があり大小多数のヒダヒダや粒々がひしめき合っていた。

「げっ、ピロテー……じゃなくて、おねえちゃん! それってまさか……」
「クスクス、飛鳥くんの予想通り、これはスライムオナホだよ! これで飛鳥くんをた~っぷりとイジメてあげる♡」
「おねえちゃん止めて、若返っても中身は中年のオッサンなんだよ。さすがに恥ずかしすぎるよ!」
「飛鳥くんが可愛いのが悪いんだよ♪ あんっ♡ そんなに暴れないでよ。そんな事をすると、おねえちゃんもこうしちゃうぞ。エイッ♡」

 抵抗もむなしく、私の顔面に蔽いかぶさるようにピロテース様が腰を下ろす。ムチムチの太腿で顔を挟まれ、甘酸っぱい芳香が鼻腔を満たしていく。

「さあ、飛鳥くん――覚悟してね♡」
「モガモガモガ……!」

 柔らかな尻肉に圧迫され、濡れ濡れの秘部をグリグリと押し付けられる。嬉し恥ずかしの顔面騎乗位である。そして抵抗できない私を尻目に、ピロテース様は筒状のスライムを手に取ると私の暴れん棒をゆっくりと挿入していった。

「くっ、ああっ……や、やめっっ、ん、んっ、あーーーーっ!」
「クスッ、女の子みたいな声出しちゃって……ねえ、飛鳥くん――どんな感じなのかなぁ~? ほら、ほらっ♪」

 リズミカルな手付きで、ピロテース様がスライムオナホを滑らせていく。前傾姿勢での愛撫なので、彼女の腰が浮き上がり、漸く塞がれた鼻や口が解放される。しかし私には乱れた息を整える暇さえなかった。フリフリと揺れる尻房と下着に刻まれた淫靡な縦筋が劣情を煽り、数回のピストン運動だけであっけなくイカされそうである。

「フフッ、飛鳥くんも私のここを触っていいんだよ♪ 余裕があればだけど……クスクス!」

 ピロテース様は腰をくねらせると、挑発するように濡れそぼった秘部を見せつけてくる。私はゴクリと唾を吞み込むと、下着に指を掛けてクロッチ部をずらしていく。露になった淫裂は熱い蜜を溢れさせながらヒクヒクと脈打ち、牡を誘うような蠢動を繰り返している。私は射精衝動を誤魔化すように、しとどに濡れた秘部にむしゃぶりつくのであった。

「あんっ♡ その調子だよ飛鳥くん♪ はあんっ、そこいいよ……もっと念入りに舐めて……ん、んっ」

 ぬめった愛液を啜るように口付けし、スリットに沿ってじっくりと舌を這わせていく。そして濡れ光る陰核を舌先で押し転がすと、ピロテース様の口から甘い声が漏れる。反撃とばかりに膣口にも指をゆっくりと忍び込ませていく。ぬかるんだ秘穴はクチュクチュと卑猥な音を奏で、抵抗なく私の指を呑み込んでいった。

「はあんっ、感じちゃうよ♡ 飛鳥くん――もっと激しくして……ああんっ」

 中指での抽送を繰り返し、時折り指を曲げて膣襞を擦り上げる。膣内を掻き回し、ゆっくりと指を抜くと愛液の飛沫が勢いよく飛び散る。ピロテース様をよがらせている事が牡の矜持を満たし、行動は更に大胆になっていく。指の数を二本に増やし、小刻みにピストンしたり敏感な突起を弄るように捏ね回した。

「ふああんっ♡ ま、まったく……飛鳥くんは本当にエッチなんだから! ここまでされたら、もう我慢できないよ。……フフフッ、愛欲の女神を本気にさせた責任を取ってもらいます! 飛鳥くんのザーメンを根こそぎ搾り取るまで、徹底的に犯しちゃうんだから♡」

 ピロテース様は立ち上がると、ゆっくりとこちらを振り向く。濃厚のフェロモンが辺りに漂い始め、彼女の妖艶な笑みで背中がゾクリと震える。ここで私は、改めて気付かされる。自分のテクニックなどピロテース様の前では児戯に等しく、彼女の手のひらで転がされているという事を――。

 

 
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

実力を隠し「例え長男でも無能に家は継がせん。他家に養子に出す」と親父殿に言われたところまでは計算通りだったが、まさかハーレム生活になるとは

竹井ゴールド
ライト文芸
 日本国内トップ5に入る異能力者の名家、東条院。  その宗家本流の嫡子に生まれた東条院青夜は子供の頃に実母に「16歳までに東条院の家を出ないと命を落とす事になる」と予言され、無能を演じ続け、父親や後妻、異母弟や異母妹、親族や許嫁に馬鹿にされながらも、念願適って中学卒業の春休みに東条院家から田中家に養子に出された。  青夜は4月が誕生日なのでギリギリ16歳までに家を出た訳だが。  その後がよろしくない。  青夜を引き取った田中家の義父、一狼は53歳ながら若い妻を持ち、4人の娘の父親でもあったからだ。  妻、21歳、一狼の8人目の妻、愛。  長女、25歳、皇宮警察の異能力部隊所属、弥生。  次女、22歳、田中流空手道場の師範代、葉月。  三女、19歳、離婚したフランス系アメリカ人の3人目の妻が産んだハーフ、アンジェリカ。  四女、17歳、死別した4人目の妻が産んだ中国系ハーフ、シャンリー。  この5人とも青夜は家族となり、  ・・・何これ? 少し想定外なんだけど。  【2023/3/23、24hポイント26万4600pt突破】 【2023/7/11、累計ポイント550万pt突破】 【2023/6/5、お気に入り数2130突破】 【アルファポリスのみの投稿です】 【第6回ライト文芸大賞、22万7046pt、2位】 【2023/6/30、メールが来て出版申請、8/1、慰めメール】 【未完】

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

セクスカリバーをヌキました!

ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。 国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。 ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~

おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。 どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。 そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。 その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。 その結果、様々な女性に迫られることになる。 元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。 「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」 今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。

スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活

昼寝部
ファンタジー
 この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。  しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。  そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。  しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。  そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。  これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

処理中です...