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ユイちゃんの嫉妬
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アリスが部屋を飛び出した後、入れ替わりでユイが部屋を訪ねてきた。ユイにしては珍しく、魔法の練習に付き合って欲しいと強く誘ってくる。ユイと一緒に、村から少し離れた場所にある草原に向かい始めたが、村の中でもユイは人目も憚らず腕を絡めてくる。ユイちゃんの、弾力のある柔らかい膨らみが『むにゅん!』と、腕に当たって気持ち良いが、村の若い男達の羨望と嫉妬の視線が非常に痛い。
(村の若い男達の憧れの的であるユイちゃんと、イチャイチャしていればそうなるよな。元の世界でも――リア充爆発しろ!――と、罵られただろう・・・しかし、今日のユイちゃんはやけに積極的だな)
周りの視線や喧騒も気にかけず、ユイは嬉しそうに私の手を引いていく。
「ふふっ、祐太様早く行きましょう」
村を出て、草原へと向かう道を二人歩いていく。季節はもう初夏だろうか、蒼天の下、照りつける陽光の熱気が徐々に広がっていき、日差しに包まれた草木から新緑の香りが漂う。人気の無い広大な自然を満喫していると、気配察知のスキルに何か反応する。ユイちゃんにその場に待機してもらい、様子を覗うと『ガサッ!』と、いう音と共に茂みから大型犬ぐらいの大きさの、白黒マダラの生き物が飛び出してきた。
(スカンクみたいな生き物だな?ここは一発、親父ギャグをお見舞いしよう)
「おはようスカンク おはようスカンク♪ スカンク スカンク 大好きよ♪」
《OGP+6》
「OGPゲットだぜ!」
《OGP+3》
OGPを獲得して喜んでいる隙を突いて、その生き物は背中を向けて尻尾を立ててきた。
(げっ!まさか・・・)
『プオバボォ~~~~~~!』逃げようとしたが一瞬遅く、辺りに爆音が鳴り響き、悪臭が飛散した。
(くっ、くっさぁ~~~! 目に沁みるし、おまけに吐き気も、オェッ~~~)
余りの臭さに、周りの草木も萎れているようだ。悪臭に耐えながら銃を乱射し、何とかその生き物を倒した。撃った弾が――たまたま玉に当たり堪りません――という無念の表情でその生き物は息絶えていたが、こっちの代償も大きかった。生活魔法を使用しても、臭いが中々取れないのだ。ユイちゃんも一緒に生活魔法を使用してくれて、ようやく収まったが未だ臭いが残っている。ユイちゃんに、この生き物の事を尋ねるとキラースカンクという魔物で、魔石が体内にあり爪や牙も素材として売れるらしいので、仕方なく厳重に包んでアイテムボックスに放り込んでおいた。
臭いをとる為に、近くの小川に移動して体を洗う事にした。小川を流れる澄んだ水は冷たくて、とても気持ちが良く体を洗い終えた後ユイちゃんを見ると、陶器のような滑らかな白い素足を水につけて微笑んでいた。ユイちゃんの笑顔に、心が華やぎ彼女の手を取り草原へと向かい出した。
草原に続く道を歩きながら、彼女に話し掛ける。
「ユイちゃん、ごめん!私が馬鹿な事をした為に、時間を無駄にしてしまって」
「ふふっ、別に怒ってませんよ。魔法の練習も大事ですが、本音は祐太様と一緒に居たかったんです。だって、最近の祐太様は若い娘にちやほやされたり、アリスちゃんも祐太様に恋情を抱き始めてるし、私も負けたくないので色々誘惑して・・・ごにょごにょ!」
「ユイちゃん、最後の方、何て言ったの?」
「なっ、なんでもありません!祐太様は女心に疎すぎます。反省してください!」
(こんな年下の娘に、反省させられる私って一体・・・これでは、近い将来尻に敷かれるのか?でも、あのかわいいお尻に敷かれたり、たわわに実る甘い果実に顔を埋められるならば、それも悪くない)
そんな事を思いながら歩き続け、ようやく草原に辿り着いた。
草原に着いた私達は、早速魔法の練習を始めたが、ユイちゃんの上達は目を見張るものがあった。努力家の彼女の事だ必死で練習したのだろう。スキルを譲渡した時と比べて、ファイヤーボール、ウォーターボールのスピードと破壊力が格段と上がっているのだ。初めて見たウインドカッターも素晴らしい破壊力だ。
(これは不味い、私も負けてはいられないな、行くぞ)
「ファイヤー、アイスストーム、ダ○アキュート、ば○え~ん・・・」
《OGP+1》
し、しまった・・昔、嵌っていたゲームの呪文を唱えてしまった。もちろん透明の物体が空から降っくる訳も無く、ユイちゃんが不思議そうな顔でこちらを見ている。名誉挽回の為、私も本気で魔法を使用する事にした。最近気付いたが、火魔法でもイメージを変えると色々応用が利くのだ。スピードと貫通力のあるファイヤーアロー、破壊力のあるファイヤーボム、広範囲にダメージを与えるファイヤーストームを次々とユイちゃんの前で披露していく。
「さすが祐太様、素晴らしいです」
ユイちゃんが尊敬の眼差しで、こちらを見ている。調子に乗った私は、次に拳銃を取り出し腕前を披露し始めた。鉄砲術Aのスキルを取得したこともあって、的にした枯れ木に寸分違わず命中する。
(これは凄い!今なら背後に回られたり握手をするのが嫌いな某スナイパーや、新宿を拠点にしている某もっこりスイーパーと闘っても引けを取らないだろう)
ユイちゃんは、拳銃に興味津々だ。
「祐太様、これはキラースカンクを倒した時に使用した武器ですね。私にも使えるのでしょうか?」
「ユイちゃんも、練習すれば使えるようになるよ。でも、拳銃を撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ!」
《OGP+3》
「さすが祐太様です。強いだけでなく、理知的です」
感動しているユイちゃんを見て、心の中で謝る。
(ごめん、ユイちゃん――それ、お約束のネタでパクリなんだ)
若干の後ろめたさを感じながら、ユイちゃんに拳銃の指導をする事にしたが、慣れない武器の為、かなり苦戦している。ユイちゃんの後ろからアドバイスしているが、ユイちゃんのたわわな双丘が、薄い服を押し上げ扇情的な谷間を形成していて、それに目を奪われてしまう。邪念を振り払い、アドバイスしている内に、少しずつだが的に命中するようになってきた。
「ユイちゃん、休憩しよう」
暑い中、長い時間練習したので、ユイちゃんの手を取り木陰に移動し、アイテムボックスから取り出した冷たいスポーツドリンクを彼女に渡すと、最初は戸惑っていたが――こくこくと美味しそうに飲みはじめた。
「祐太様、この飲み物冷たくて、とても美味しいです」
ユイちゃんが、私の肩に寄り添って甘えてくる。涼しく心地よい風が草原を駆け巡り、徐々に傾き始めた夕日に照らされたユイの顔は、心なしか朱に染まってとても美しく、見惚れてしまった。照れ隠しに、ユイちゃんに話し掛ける。
「ユイちゃん、かなり拳銃の腕前が上がったね」
ユイは首を横に振り、思い詰めた表情で話し始める。
「確かに少しは命中する様になりましたが、実践では危険だと思います・・・祐太様、勝手ですがお願いがあります。鉄砲術のスキルを取得させてください」
私としては何の問題なく、かえって嬉しいのだが、ユイちゃんの口から爆弾発言が飛び出した。
「そ、その代わり、スキル取得の時は、直に胸に触って構いません・・」
(は、恥ずかしいよ~ 私、なんて大胆な事を・・でも、私とアリスちゃん以外の女の人に、祐太様がスキルを取得させるのは、耐えられないよ。ここは、頑張らないと・・・)
ユイちゃんの発言に驚く私。
(な、何ですと?直に触るということは・・・生乳、生乳魅惑のマーメイドですか、祐太的にもオールオッケー!)
一瞬、混乱したが心を落ち着かせ、ユイちゃんに声を掛ける。
「ユイちゃん、そんなに無理する事は無いんだよ」
「祐太様、その話はもうしないで下さい。私だって恥ずかしいんです・・」
微妙な雰囲気が漂う中でも、二人は仲睦まじく腕を組んで帰路に着く。しかし、ユイちゃんの大胆な行動と魅了のスキルが、後に騒動を引き起こすのであった。
(村の若い男達の憧れの的であるユイちゃんと、イチャイチャしていればそうなるよな。元の世界でも――リア充爆発しろ!――と、罵られただろう・・・しかし、今日のユイちゃんはやけに積極的だな)
周りの視線や喧騒も気にかけず、ユイは嬉しそうに私の手を引いていく。
「ふふっ、祐太様早く行きましょう」
村を出て、草原へと向かう道を二人歩いていく。季節はもう初夏だろうか、蒼天の下、照りつける陽光の熱気が徐々に広がっていき、日差しに包まれた草木から新緑の香りが漂う。人気の無い広大な自然を満喫していると、気配察知のスキルに何か反応する。ユイちゃんにその場に待機してもらい、様子を覗うと『ガサッ!』と、いう音と共に茂みから大型犬ぐらいの大きさの、白黒マダラの生き物が飛び出してきた。
(スカンクみたいな生き物だな?ここは一発、親父ギャグをお見舞いしよう)
「おはようスカンク おはようスカンク♪ スカンク スカンク 大好きよ♪」
《OGP+6》
「OGPゲットだぜ!」
《OGP+3》
OGPを獲得して喜んでいる隙を突いて、その生き物は背中を向けて尻尾を立ててきた。
(げっ!まさか・・・)
『プオバボォ~~~~~~!』逃げようとしたが一瞬遅く、辺りに爆音が鳴り響き、悪臭が飛散した。
(くっ、くっさぁ~~~! 目に沁みるし、おまけに吐き気も、オェッ~~~)
余りの臭さに、周りの草木も萎れているようだ。悪臭に耐えながら銃を乱射し、何とかその生き物を倒した。撃った弾が――たまたま玉に当たり堪りません――という無念の表情でその生き物は息絶えていたが、こっちの代償も大きかった。生活魔法を使用しても、臭いが中々取れないのだ。ユイちゃんも一緒に生活魔法を使用してくれて、ようやく収まったが未だ臭いが残っている。ユイちゃんに、この生き物の事を尋ねるとキラースカンクという魔物で、魔石が体内にあり爪や牙も素材として売れるらしいので、仕方なく厳重に包んでアイテムボックスに放り込んでおいた。
臭いをとる為に、近くの小川に移動して体を洗う事にした。小川を流れる澄んだ水は冷たくて、とても気持ちが良く体を洗い終えた後ユイちゃんを見ると、陶器のような滑らかな白い素足を水につけて微笑んでいた。ユイちゃんの笑顔に、心が華やぎ彼女の手を取り草原へと向かい出した。
草原に続く道を歩きながら、彼女に話し掛ける。
「ユイちゃん、ごめん!私が馬鹿な事をした為に、時間を無駄にしてしまって」
「ふふっ、別に怒ってませんよ。魔法の練習も大事ですが、本音は祐太様と一緒に居たかったんです。だって、最近の祐太様は若い娘にちやほやされたり、アリスちゃんも祐太様に恋情を抱き始めてるし、私も負けたくないので色々誘惑して・・・ごにょごにょ!」
「ユイちゃん、最後の方、何て言ったの?」
「なっ、なんでもありません!祐太様は女心に疎すぎます。反省してください!」
(こんな年下の娘に、反省させられる私って一体・・・これでは、近い将来尻に敷かれるのか?でも、あのかわいいお尻に敷かれたり、たわわに実る甘い果実に顔を埋められるならば、それも悪くない)
そんな事を思いながら歩き続け、ようやく草原に辿り着いた。
草原に着いた私達は、早速魔法の練習を始めたが、ユイちゃんの上達は目を見張るものがあった。努力家の彼女の事だ必死で練習したのだろう。スキルを譲渡した時と比べて、ファイヤーボール、ウォーターボールのスピードと破壊力が格段と上がっているのだ。初めて見たウインドカッターも素晴らしい破壊力だ。
(これは不味い、私も負けてはいられないな、行くぞ)
「ファイヤー、アイスストーム、ダ○アキュート、ば○え~ん・・・」
《OGP+1》
し、しまった・・昔、嵌っていたゲームの呪文を唱えてしまった。もちろん透明の物体が空から降っくる訳も無く、ユイちゃんが不思議そうな顔でこちらを見ている。名誉挽回の為、私も本気で魔法を使用する事にした。最近気付いたが、火魔法でもイメージを変えると色々応用が利くのだ。スピードと貫通力のあるファイヤーアロー、破壊力のあるファイヤーボム、広範囲にダメージを与えるファイヤーストームを次々とユイちゃんの前で披露していく。
「さすが祐太様、素晴らしいです」
ユイちゃんが尊敬の眼差しで、こちらを見ている。調子に乗った私は、次に拳銃を取り出し腕前を披露し始めた。鉄砲術Aのスキルを取得したこともあって、的にした枯れ木に寸分違わず命中する。
(これは凄い!今なら背後に回られたり握手をするのが嫌いな某スナイパーや、新宿を拠点にしている某もっこりスイーパーと闘っても引けを取らないだろう)
ユイちゃんは、拳銃に興味津々だ。
「祐太様、これはキラースカンクを倒した時に使用した武器ですね。私にも使えるのでしょうか?」
「ユイちゃんも、練習すれば使えるようになるよ。でも、拳銃を撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ!」
《OGP+3》
「さすが祐太様です。強いだけでなく、理知的です」
感動しているユイちゃんを見て、心の中で謝る。
(ごめん、ユイちゃん――それ、お約束のネタでパクリなんだ)
若干の後ろめたさを感じながら、ユイちゃんに拳銃の指導をする事にしたが、慣れない武器の為、かなり苦戦している。ユイちゃんの後ろからアドバイスしているが、ユイちゃんのたわわな双丘が、薄い服を押し上げ扇情的な谷間を形成していて、それに目を奪われてしまう。邪念を振り払い、アドバイスしている内に、少しずつだが的に命中するようになってきた。
「ユイちゃん、休憩しよう」
暑い中、長い時間練習したので、ユイちゃんの手を取り木陰に移動し、アイテムボックスから取り出した冷たいスポーツドリンクを彼女に渡すと、最初は戸惑っていたが――こくこくと美味しそうに飲みはじめた。
「祐太様、この飲み物冷たくて、とても美味しいです」
ユイちゃんが、私の肩に寄り添って甘えてくる。涼しく心地よい風が草原を駆け巡り、徐々に傾き始めた夕日に照らされたユイの顔は、心なしか朱に染まってとても美しく、見惚れてしまった。照れ隠しに、ユイちゃんに話し掛ける。
「ユイちゃん、かなり拳銃の腕前が上がったね」
ユイは首を横に振り、思い詰めた表情で話し始める。
「確かに少しは命中する様になりましたが、実践では危険だと思います・・・祐太様、勝手ですがお願いがあります。鉄砲術のスキルを取得させてください」
私としては何の問題なく、かえって嬉しいのだが、ユイちゃんの口から爆弾発言が飛び出した。
「そ、その代わり、スキル取得の時は、直に胸に触って構いません・・」
(は、恥ずかしいよ~ 私、なんて大胆な事を・・でも、私とアリスちゃん以外の女の人に、祐太様がスキルを取得させるのは、耐えられないよ。ここは、頑張らないと・・・)
ユイちゃんの発言に驚く私。
(な、何ですと?直に触るということは・・・生乳、生乳魅惑のマーメイドですか、祐太的にもオールオッケー!)
一瞬、混乱したが心を落ち着かせ、ユイちゃんに声を掛ける。
「ユイちゃん、そんなに無理する事は無いんだよ」
「祐太様、その話はもうしないで下さい。私だって恥ずかしいんです・・」
微妙な雰囲気が漂う中でも、二人は仲睦まじく腕を組んで帰路に着く。しかし、ユイちゃんの大胆な行動と魅了のスキルが、後に騒動を引き起こすのであった。
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