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休憩( ^-^)_旦”
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春の陽気とはいえ、正午近くになると日差しが強く僕の肌に突き刺さり、当てどなくママチャリを漕いでいた僕の額から、大粒の汗が浮かんでいた。
「休憩するか!!」
そう決めると僕は、昔、通園していた幼稚園の隣りの公園に向かいペダルを踏んだ。
ママチャリをスピードアップさせると春風が優しく僕を包み励ましてくれた。
目的地に到着すると、公園の近くにある駐輪場に自分のママチャリを預けて僕は、ナップサックを背負い公園の中に入って行った。
そこにはまだ未入園なのか、3歳くらいの女の子とその母親が一緒に砂場でオママゴトをして遊んでいた。
僕はその邪魔にならないように、ベンチに座るのをやめて公園のコーナーに君臨する巨大な桜の木の根っこに腰を下ろした。
「腹減ったな……」
僕は水筒のお茶を飲み干すと、急いでお弁当を取り出して蓋を開けた。
「さすが母さん!!うまい!!」
僕は、おふくろの味に舌鼓をして味わうようにお弁当をゆっくりと食べて、幸せに浸っていた。
「休憩するか!!」
そう決めると僕は、昔、通園していた幼稚園の隣りの公園に向かいペダルを踏んだ。
ママチャリをスピードアップさせると春風が優しく僕を包み励ましてくれた。
目的地に到着すると、公園の近くにある駐輪場に自分のママチャリを預けて僕は、ナップサックを背負い公園の中に入って行った。
そこにはまだ未入園なのか、3歳くらいの女の子とその母親が一緒に砂場でオママゴトをして遊んでいた。
僕はその邪魔にならないように、ベンチに座るのをやめて公園のコーナーに君臨する巨大な桜の木の根っこに腰を下ろした。
「腹減ったな……」
僕は水筒のお茶を飲み干すと、急いでお弁当を取り出して蓋を開けた。
「さすが母さん!!うまい!!」
僕は、おふくろの味に舌鼓をして味わうようにお弁当をゆっくりと食べて、幸せに浸っていた。
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