【本編完結】異世界再建に召喚されたはずなのにいつのまにか溺愛ルートに入りそうです⁉︎

番外編

星に願いを 5

私の身体に自分のモノの形を刻み付けたいだとか、奥で感じるイキ方を分からせるだとか不穏な事を言い放ったシェラさんは、存分に自分の精を私の中に注ぎ込んだ後も当たり前のように止まらなかった。

「かわいいですよユーリ様、恍惚とした表情をなさって。そんなに良かったですか？」

「んんっ・・・！」

奥の行き止まりに押し付けられていたシェラさんのモノがびくびくと脈打ちながらちゅぽん、とゆっくり離れていく感触にぞくぞくして思わずまた声が漏れた。

そして声を漏らしながら無意識にシェラさんのモノを中でぎゅうっと収縮して締め上げてしまい、その感覚に気持ち良さがぶり返してまた声が出る。

「ふ、あっ・・・」

「ふふ、締め上げて自分から気持ち良くなろうとするところもまたたまらなく可愛らしい。」

シェラさんの指がそっと頬を撫でる。快楽に耐えるようにつぶっていた目をうっすらと開けて見てみれば、私の上であの金色の瞳が愛しげに揺れていた。

まるで波間に反射して揺らいで映る星の光みたい、とそれに見惚れたのは一瞬だった。

「ああぁっ⁉︎」

次の瞬間にはまた強い快楽の波に襲われる。シェラさんがまた腰を入れて奥をごつんと突いたのだ。

ごつ、と子宮口を穿ったそれは、射精されて放たれたモノの余韻と私の中にぐちゃぐちゃに溢れていた蜜で滑りぬるぬると奥を擦り上げる。

その感覚にシェラさんも堪らずふ、と息を漏らしたのが分かった。

「さっきよりもキツくなりましたよ・・・っ、そんなに奧のお口にくっ付けて欲しいんですか？」

「そっ、そんなこと、ない・・・っですぅ・・・あっ、やぁ！そんな風にしないでっ・・・！」

少し苦しげな息の下で話したシェラさんが、自分のモノを私の中に埋めたまま仰向けになっていた私の身体をぐるりと反転させてうつ伏せにした。

身体を反転させられたせいで自分の中でシェラさんのモノもぐるっと回る。するときつく締め上げたままだったせいでシェラさんのモノのでこぼこをぐるりと一回り、余すところなく感じてまた浅くイッてしまった。

「ふ、うぅっ・・・」

ため息なのか泣き声なのかよく分からない声が自分の口から転がり出れば、

「もっとよがって、その可愛らしい啼き声を聞かせてください」

のしっ、と背後にシェラさんの重みを感じて耳たぶに口付けられる。

「ひぁっ、」

重過ぎない絶妙な重さでシェラさんの体重が背後からかかると、敏感に勃ち上がっていたあの小さな粒がシーツに押し付けられてその鋭い快楽に頭の芯が痺れた。

そしてそのままゆるゆると動かれればシーツに押し付けられた粒を擦り上げられ、更に子宮も密着しているシェラさんのモノで押し潰られそうな圧がかかり、と、外と中に同時に二つの刺激を受けてまたイキながら潮を吹いた。

「あの可愛らしい敏感な花芽が大きく勃つようになった分、たくさんイケるようになって良かったですね。・・・ああそうだ、これを忘れるところでした。」

「ふぇ・・・？」

後ろからのしかかったまま、ぐりぐりと腰を回して子宮口を虐めていたシェラさんが思い出したように言った。

うつ伏せでひくひくしたまま動けないでいる私には見えないけど、私の上にかぶさっていたシェラさんはそのまま何やらベッドサイドに手を伸ばしているみたいだ。

また水差しでも取るのかな・・・？なんて朦朧としたまま考えていたら

「ほら、見てくださいユーリ様」

「きゃあ⁉︎あっ、ダメ、なんでまた・・・⁉︎ふあぁっ・・・！」

うつ伏せになっていた身体をおもむろにぐいと引き起こされた。

そのせいでまた私の中を抉るシェラさんのモノの角度が変わってイッてしまう。

引き起こされた私の身体はシェラさんの胸元に寄りかかる格好・・・いわゆる背面座位の形になっていた。

見てください、と言ったシェラさんはそんな私の目の前に親指と人差し指でつまみ上げた小さな壺みたいな物を見せる。

指の関節一つ分あるかないか位のそれは陶器で出来ているみたいに見える茶色い物だ。・・・何これ？

そんな私の考えを見透かすように、シェラさんは楽しそうに話し始めた。

「休暇に入る前に一度下見でこちらに来た際、漁師達が面白い物を持っているのを見まして。それはこれよりもう一回りくらい大きい物でしたが、何なのか聞いて見ましたら魔道具とのことでした。」

「まどうぐ・・・？」

連続する絶頂と気持ち良さにぼんやりした頭でバカみたいにシェラさんの言葉を繰り返す。

「ええ、そうです。ウミヘビに噛まれたり毒魚の針などで刺された時に、急ぎの応急処置として毒を吸い取る魔道具です。患部にこの壺の入り口を当てて、壺の裏底の魔法印を擦って消すと魔法が発動して壺の中に毒を吸い込むんですよ。」

「へぇ・・・？」

「それでですね、それを改良すればユーリ様にも悦んでいただける素晴らしいモノが出来るのではないかと思い付きまして。新婚休暇に間に合うように、こちらの技師たちに頼み込んでユーリ様のその可愛らしい粒に合うようなサイズの物を作ってもらいました。なんとか休暇に間に合い良かったです。」

「・・・⁉︎」

待って、今途中からおかしな方向に話が捻じ曲がったような気がする。

「・・・え？私の、何のサイズに・・・？」

一体シェラさんは今、何を嬉しそうに言ったんだろう？

聞き返した私に

「だからこれはこうする物なんですよ」

おもむろにその小さな壺を私のあの敏感に勃ち上がっていた粒に被せるように押し付けたシェラさんは、その壺の裏側をごしりと擦る。

するとあの敏感な粒が、まるで掃除機に吸われたような強い吸引力で吸い上げられた。

途端に今までに感じたことのない強烈な気持ち良さに襲われて、電流が流れたようなピリピリした刺激が背中を駆け抜ける。

「ひ、やぁぁっ・・・⁉︎」

その刺激にぷしゃぷしゃと今まで以上に大量の潮を盛大に吹いてシェラさんの手をひどく濡らしてしまった。それなのに当のシェラさんは濡れるのも構わず

「まるでお漏らしをしたみたいですね。そんなに気持ち良かったですか？お気に召していただけたなら嬉しいです。」

と、ご満悦だ。だけど強過ぎる刺激にこちらはそれどころじゃない。

「だっ、ダメ！取って、これ、取ってぇ・・・っ」

いやいやをするように頭を振れば、

「ダメ、じゃなくイイ、でしょう？せっかくユーリ様に気持ち良くなってもらうために作ったのですから、気持ち良くなるまでやらせてください。」

そんな事を言う。

「やぁっ、これ、おかしくなるの・・・！ダメ・・・っ」

「おかしくなっていいんですよ。存分に乱れてください。ユーリ様のここだって、気持ち良くなるためにこんなに大きく勃つようになったんですから。」

ぐり、と粒に被せた壺を回してそう囁いたシェラさんは更に私の中に埋めていた自分のモノも突き上げた。

「ひぃん・・・っ」

敏感な部分に吸い付いたまま回されるとまた今までに経験したことのない気持ち良さに襲われて、さらに突き上げられた子宮口でも感じて本当におかしくなりそうだった。

そのままシェラさんに耳元で

「ほら、言って？イイでしょう？もっと欲しいでしょう？」

そんな風に促されて、まるで粒をしごき上げるみたいにくちゅくちゅと音を立てて壺を小さく上下された。

「ひぃっ、やらっ、それダメ・・・ッ」

「違います、ダメじゃないんですよ、まだ気持ち良くなりませんか？」

意地悪だ、分かっているくせに何としても私に気持ちいいって言わせたいんだ。

これは言うまで終わらない。

そう悟った私は気持ち良さにおかしくなりそうなまま恥ずかしいという気持ちをかなぐり捨てて屈服した。

「・・・ふ、あぁっ、イイ、イイですぅっ・・・！気持ちいい、いいから、も、それ、止めてぇ・・・っ！」

「どんな風にイイですか？」

ど、どんな風に？舌なめずりをするようなシェラさんの声に朦朧としたまま訳も分からず答える。

「す、吸いながらぐりぐり、ダメッ・・・！擦れて、気持ちいい・・・っ。奥も、一緒にごちゅごちゅして、熱いの・・・っ！気持ちいい・・・っ」

「オレの形も良く分かる？」

「わっ、分かりますぅっ・・・！あっ、ダメ、なんでぇっ・・・？もうおっきくしないれ・・・お腹のなか、いっぱいで・・・！」

シェラさんに導かれるまま、自分でも何を口走っているのか良く分からなくなってくる。

とにかく擦られるのが気持ちいいとか熱いとか、奥に強く当たるのも好きだとかそんな事を言っていた気がする。

そしてそれを言わせたシェラさんは

「本当に堪らないな」

と呟いて私のナカで自身のモノの質量をぐっと増すと、

「一緒にイキましょうねユーリ様」

あの小さな壺を更に押し付け上下にしごき上げながら、痙攣するように収縮を繰り返す私の中に再度その精を放ったのだった。