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番外編

星の降る夜に 7

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やっと終わった・・・。自分の下に重なるリオン様の体温と、自分の下腹部をとろとろと伝い落ちる受け止め切れなかったリオン様の吐精したものを感じながらぐったりする。

そして仰向けのままレジナスさんの前に裸を晒していたのを思い出して緩慢な動作で横向きに向きを変えて体をちょっとでも隠そうと思ったんだけど。

レジナスさんに手を引かれてぐいと身を起こされた。

「⁉︎」

「次は俺もいいか?」

あぐらをかいて座るレジナスさんの上に座らせられて、首筋や鎖骨に口付けを落とされながらそんなことを言われる。

抱きしめられて密着したお腹に、さっきと同じように大きく屹立しているレジナスさんのものを感じて心臓が跳ねた。

あ、さっきお互いのお腹で擦り上げただけじゃイかなかったんだ・・・?

口付けの合間に私の胸に伸ばされたレジナスさんの手は、大胆に捏ねるように胸全体を包み込みながら揉んでその指先がきゅうっと乳首を摘み上げた。

「ふ、うぅっ・・・ん」

イったばかりで敏感な体はそれにすぐに反応してびくりと震え、また下腹部からはとろりと蜜が溢れてリオン様の吐き出したものを押し出してしまう。

そんな私を見たリオン様は後ろから手を回すとその下腹部をくちくちといじった。

「ほんとユーリは良い反応をするよね。まあそれで僕のものを出されてしまうのは勿体無いけど」

話しながら中からとろとろと溢れ出すものを擦り付けるとレジナスさんの上に座ったままの私の腰を僅かに後ろに引いた。

「・・・?」

私とレジナスさんの間に少しだけ隙間が出来て、何をするつもりなのかと思えば

「ね、見てユーリ。この張り出した部分、これで中をごりごり削られたら一体ユーリはどんなにかわいい顔を僕に見せてくれるんだろうね?」

色っぽい熱のこもった声で囁いたリオン様に促されて、つい目の前のレジナスさんのものを見てしまった。

どうやらレジナスさんのものを見せつけるためにリオン様は私を少し移動させたらしい。

ついさっきまでは密着していたから見えなくて、その存在は感じるだけだったそれを改めて見てしまうと・・・やっぱり大きい。

レジナスさんのものを見たのは久しぶりだったからか、余計にその存在感を感じてしまう。我ながらこんなに大きいものが良く入ったなとレジナスさんとのあの大変だった休暇を思い出してしまった。

そこでぐぷっ、と更に一段と深く私の中に指を埋めたリオン様が

「どうしたのユーリ、さっきよりも濡れてるよ。もしかして興奮した?」

と後ろからひっそりと笑った。

「それとも想像したのかな?無理もないよね。この大きさだし、先端の張り出しも僕よりあるし。ユーリの中に埋めた後、思い切り腰を引いたらこの段差の大きなカリが絡みついて、中を引っかかれるみたいになって気持ち良いだろうねぇ。」

こそこそと囁かれると、先端からぷくりと透明な滴りを溢しながらビクビク震えている下方のレジナスさんのものを見ながら、それが自分の中に入ってくるのを思わず想像してしまった。そのせいで呼吸が浅くなって体が震える。

と、私の胸元に顔を埋めて口付けていたレジナスさんも頭を起こしてリオン様を見やった。その顔が赤く染まっている。

「リオン様、言葉が過ぎます。あまり俺まで刺激しないでください。」

どうやらリオン様の言葉責めは私だけでなくレジナスさんまで無駄に刺激したらしい。

「ごめんごめん、そんなつもりはなかったんだけど。でもほら、ユーリのここ、さっきよりももっととろとろになってもう受け入れる準備は出来上がってるみたいだよ?」

そう言ったリオン様が中に埋めていた指を抜いてくにぃ、と私のあそこを割り開いた。あっ、今それダメ!

「んんっ・・・!」

割り開かれた周りをくるくると撫でられて、背筋を駆け上げる快感に歯を食いしばりながらたまらず喉をそらす。

「気持ちいいのを我慢してるユーリ、かわいいね。」

下腹部に這っていない方の手で喉元をすりすりと撫でながらリオン様は笑っている。

「でも我慢しないで素直に身を任せた方がもっと気持ちいいよ?」

そう言って後ろからリオン様は自分の腰を使って私をレジナスさんの方へぐっと押し出した。

割り開かれて露出している部分がレジナスさんの裏筋側へと擦り付けられる。

その刺激にレジナスさんもぐっと息を呑んで耐えていたら

「はいレジナス、君の番だよ。どうかユーリをこの上なく気持ち良くしてあげてね。」

なんて言っている。う・・・。後ろからリオン様に動かされてレジナスさんのものに擦り付けられているとか頭が爆発しそうに恥ずかしい。

そして正直なところ、そんな恥ずかしい行為に興奮している自分がいるのも否めない。一体いつから自分はそんな風になってしまったんだろう。休暇で四人に抱かれ過ぎておかしくなってしまったに違いない。

「ユーリ・・・ッ」

リオン様の言葉責めと、私のあそこが自分のモノの裏側に擦り付けられる刺激に耐え切れず、ついにレジナスさんのあの大きく膨らんだ切先が私の中に入ってきた。

レジナスさんとするのは久しぶりで、まるで初めて夜を共に過ごした時みたいなきつさを少し感じる。

「ふ、あ・・・!」

苦しさと気持ち良さの入り混じった甘い声を思わず漏らせば、背後のリオン様が

「大丈夫、奧をとんとんしてもらってもっと気持ち良くなろうね」

とあやすように言いながらレジナスさんの挿入する動きを助けるように、私のあそこを割り開いたまま後ろからゆっくりとレジナスさんのものを私の体の中に押し込んできた。

「んんっ、おなか、くるし・・・!」

それなのに同時にお腹の奧がむずむずするような気持ち良さも感じる。

そしてはむはむと食むように少しずつレジナスさんのものを自分の中へと呑み込んでいく感覚もしっかりと感じて吐く息が震えた。

そのまま苦しさを堪えながら何とか少しずつ受け入れていけば、ついにはその全てが私の中に収まる。

レジナスさんの上に座っている形なので内臓を押し上げられているみたいな感覚がしていてまだちょっと苦しい。

そして呼吸をするごとに自分の中にみっちりと埋まっているレジナスさんのものを締め上げてその熱さ硬さや大きさ、僅かに身震いするように動いている感触まで感じてしまう。

「あ・・・あ・・・」

縋り付くみたいにしてレジナスさんの両肩に手を添えてもたれかかっていれば、後ろのリオン様が感心したように

「すごいね、全部入ったよ。入っていく間もずっと軽く甘イキしてたけど大丈夫?これから動くけど、ここも擦れちゃうからまたすぐにイっちゃうかもね?」

と、レジナスさんの根元に密着している私のクリトリスをくりくりと円を描くように捏ね回してピンと弾いた。

「ひ・・・ッ‼︎」

その刺激に体にビリビリと電気が走ったみたいになって無意識に全身の筋肉が収縮する。

イくことが分かっていながら大丈夫?なんて言ってどうしてそんな事をするのか。

「い、いじわる、ですっ・・・!」

食いしばった歯の間からぽたりと涎をこぼしながら、やっとの思いで後ろのリオン様を振り返って抗議した。

するとそんな私を見てちょっと目を丸くしたリオン様はすぐにうっとりするような色気の乗った笑顔を見せる。

「蕩けたような目をしちゃって・・・瞳の中の金色の輝きも星を溶かしたみたいに潤んでいて本当にかわいい、もっとかわいくていやらしいところが見たくなってくるよ。レジナス、どう?動ける?」

涎の伝う顎先を優しい手付きで撫でられたけど言ってることは全然優しくない。

「だ、だめ、まだ・・・なか、痺れて」

リオン様の促しに私の中のレジナスさんのものにぐっと力がこもったような気がして、慌てて前を向けばレジナスさんとパチリと目が合った。

「だ、だめです、よ・・・?」

恐る恐るもう一回念のために言って首を振れば、

「それは逆効果だ」

短く言ったレジナスさんにまた貪るような口付けをされた。

荒々しく口の中をまさぐられてぐにぐにと舌を擦り付けられると頭の中が真っ白になるほど気持ちいい。

その感覚に身を任せていたら突然下腹部にぞりぞりっと擦られるような刺激を感じてハッとした。レジナスさんが私の中で腰を引いたのだ。

「だ、だめだめ・・・っ!」

ぷはっと唇を離してレジナスさんに訴えたら、目を見つめながら

「欲しがっているように見える」

と薄く笑われ、次の瞬間どすんと突き上げられた。

「あぁーっ‼︎」

中を引っ掻くみたいにしながら出ていきかけていたモノを一気に突き上げられた強い刺激に目の奥がチカチカした。

「すっごくいい声だね」

後ろからリオン様がぎゅっと抱きしめてそう言う。

レジナスさんは私の首筋につたった汗を舐め上げながら

「久しぶりだからな、なるべく優しくする」

と言ったけど。分かってる、そんなの最初だけだよね?絶対に歯止めが効かなくなって大変なことになるはずだ。

「う、うそだぁ・・・っ」

今だって中をごりごりと擦り上げられているもの。

密着している入り口の、あの小さくて敏感な粒もレジナスさんの大きなものに押し潰されるように刺激されて痺れているみたいな感じがする。

レジナスさんはウソじゃない、と呟くと腰を押し付けるみたいにゆっくりと回したけどそれ、優しくしてるつもり⁉︎

むしろ奥の行き止まりに押し付けるようにくっついている先端部分がぬるぬると回転するように動いて頭がおかしくなりそうな気持ち良さに訳が分からなくなる。

まだちょっとしか動かされていないのに、この先を考えたら気が遠くなりそうだった。
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