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番外編
二虎が追う者一兎を逃さず 6
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次は俺の番だと言うその言葉の意味を、ぼんやりする頭ではすぐには理解できなかった。
だけど
「それでは今度はこちらを向いてもらおうか」
と言ったシグウェルさんは座ったままぐいと私を持ち上げて180度向きを変えると自分と対面するように座らせた。
「ひゃ・・・!」
持ち上げられたまだ僅かに痙攣する身体からシェラさんのものが強引にずるりと抜かれる。
シェラさんのモノを擦りながら動く中の感触にぞくぞくして身体が震えた。
「もう少しユーリ様の中にいたかったというのに・・・。見て下さい、ユーリ様もオレから離れがたくて入り口がまだ名残惜しそうに口付けたまま吸いついているじゃないですか」
シェラさんが文句を言ったその時ちょうどちゅぽん、と音を立てて引っ掛かっていた傘の部分から先も全てが私の中から抜けた。
入り口を引っ掛け引っ張られるように抜ける、その何とも言えない気持ち良さにお腹の奥がまたひくりとして蜜をこぼす。
「おや、また軽くイきましたね。本当に可愛らしい」
背中を向けた私の首筋にシェラさんが口付けを落とした。
シグウェルさんは私を膝の上に自分を跨ぐように座らせると、その秘部につうっと指を添えて撫でながら
「君の魔力の匂いがまた一段と濃くなってこちらまでそれにあてられて酔いそうだ。これがそのまま魔力量の増加になっていればいいんだがな。」
と言っている。そういえば元々それを確かめるためにこんな事になったんだった。
二人に翻弄されてすっかり忘れてしまっていた。
シグウェルさんはまだぬちぬちと私の秘部をいじっている。そしてまるで観察するかのように
「中から抜けると毎回まるで今が初めてと言った風に貝のようにぴったりと閉じてしまうな。中に放たれたモノをそんなに溢したくないのか?それともそんなに良かったか?」
そんな事を言いながら指を一本挿れて来た。
「ふぅ・・・んっ」
我慢しようとしても声にならない声が漏れる。
「分かるか?また俺の指を押し返そうとして来ている。」
話しながら指を抜き差しすると、まるで掻き出されたかのように私の中からさっき出されたシェラさんのものがとろりと溢れ出した。
「そんな、勿体無い・・・。せっかくのオレがユーリ様を愛した印をそんな風にしなくても」
私の背後でシェラさんが口惜しそうに言っている。
だけどシグウェルさんは、
「どうせこの後すぐに俺のモノでもっと掻き出されてしまう」
ふん、と笑い仰向けに寝転がると、中から指を抜いて私の両腕をしっかりと掴む。そして
「あんなに蕩けたような声を聞かされると妬けるな」
と屹立した自分のモノの上に私を座らせた。
シグウェルさんは私の真ん中を貫くようにドンと激しく座らせながら同時に腰も突き上げていたらしく、一瞬でその切先が私の子宮の入り口を押し潰しそうなほどの衝撃で正確に叩きつけた。
「やっ、やだそれ、強い・・・っ‼︎ひっ、」
頭が真っ白になってシグウェルさんのモノを呑み込んでいる入り口が痺れたように痙攣してその根本をきつく締め上げたのが分かった。
同時にぷしゃぷしゃとたくさんの潮をまた噴いて二人の繋がっている部分をひどく濡らす。
そんな私を見たシグウェルさんがなぜか満足そうにシェラさんに話しかけているのが聞こえて来て、それが物凄く恥ずかしくて嫌だ。
「シェラザード、見たか?君の時よりも多く蜜を溢している。」
「そうでしょうか?同じくらいではないですか?それにユーリ様のお声はオレの時の方が甘かったと思います」
なんの張り合い?子供か。
そう思いながらお腹の奥の、ジンジンと痺れるような快楽を震えながらじっと動かずにやり過ごす。
子宮の入り口に強く押し付けられたまま、さっきのシェラさんのようにシグウェルさんのモノはぴたりと密着していて、シグウェルさんが話すたびにその声の響きすら微妙な振動になってそこに伝わって来ていた。
それだけでも相当な快楽だ。だから今動かれたら本当にまずい。
ふるふると震えながらそう思っていた。それなのにそんな私の気持ちに気付かないシグウェルさんは無情にも、
「じゃあ声も聞かせてもらって比べるか?」
とまた腰を強く突き上げた。
「ふぁぁっ・・・!」
鼻にかかったような声が無意識に口から漏れた。
騎乗位になり、さっきまでとはまた違う角度で違う場所を擦り上げられ上に跳ねた身体は重力に従ってまたシグウェルさんの上に落ちてくる。
身体が軽いせいで普通に突き上げられても大きく腰は跳ねるのに、強くされたらその衝撃はなおさらだ。
自分の突き上げる腰の動きに連動してたゆんたゆんと揺れる私の胸を下から見ているシグウェルさんが、いい眺めだ。と笑ったような気がした。
だから恥ずかしくなって、揺さぶられる振動の合間に
「みっ・・・。見ない、で!恥ずかし・・・やめっ・・・!」
とやっとのことで言ってそのままシグウェルさんの上に倒れ込んだ。
「んぁ・・・っ」
その拍子に中がまた別の角度で抉られて快感を拾い上げたけど仕方ない。
シグウェルさんの胸元に私の胸を押し潰すようにくっついてしまえば、おかしな感想を言われることもないし。
そのままふうっふうっ、と歯を食いしばって声を上げないように我慢しながら揺さぶられていれば
「おい、それだと唇を傷付けるだろうが」
とシグウェルさんは私の口の中にひんやりと冷たい指を挿れて来た。
そのまま舌を指で擦り上げられ、頬の内側を撫でられるとそれも快感に感じてだらしなく口は開き唾液をこぼす。
「ふぁ、やらっ・・・」
私のよだれでぬらぬらと光り口の中を出たり入ったりしている指がなんだかいやらしく、指ではない別のモノに感じてしまってお腹の奥がまたきゅっと締まった。
「いい反応だ」
シグウェルさんはそれにも満足したらしくまた強くひと突きする。
バチュン!とひどく濡れた水音がして、私の中がぐちゃぐちゃにかき混ぜられた。
きゅうきゅうとお腹の奥のシグウェルさんのモノを締め付ける感覚が収まらない。シグウェルさんも、
「俺のものをしっかり根元まで全部咥えて締め上げているのに、もっと中へ引き込もうとして奥に蠢いているのが分かるか?」
と腰を揺らす。
し、知らない!そんな事言わないでいいし!
とその快楽に耐えるように身を伏せていれば、後ろからシェラさんが
「ああ・・・こんなにもオレのものを溢してしまって本当に勿体無い・・・。仕方ありませんね、では今度はこちらに注がせていただきましょうか。」
色気を含んだ声でため息をつくように言った。
と同時に私はつぷ、とおしりに何かが僅かに入り込んだ違和感に腰が跳ねる。
「きゃあんっ⁉︎」
シグウェルさんの上に身を伏せるように縋り付いていた私は、いつの間にか背後のシェラさんにお尻を突き出すあられもない格好になっていたらしい。
シェラさんはそんな私のお尻の穴に指を挿し入れたのだ。
思わぬ刺激に声を上げれば中にあるシグウェルさんのモノも必要以上に締め付けてしまったらしく、シグウェルさんもおい!とシェラさんに声を上げた。
でもシェラさんは
「ほら、なんて甘く素敵な声でしょう。もっと聞かせてください」
と、指を抜くと今度はゆっくりとその穴の周囲をくるくると回し撫でたり、皺の一つ一つを丁寧になぞるようにしている。
「や、やめ、そこは・・・」
くすぐられるような妙な感覚を必死で堪えながら振り向けば、
「ここはさすがにオレとの休暇の時も遠慮して指と舌しか挿れませんでしたがあの時よりも柔らかくなっているような気がします。もしかして殿下やレジナスと楽しまれたのでは?」
ととんでもない事を聞かれた。
「そっ、それは・・・!」
楽しんではいない。強制的に快楽に導かれただけだ。だけどシェラさんの言う、そこを使ったかどうかと言う意味なら不本意ながら、非常に遺憾だけど答えはイエスだ。
今の二人のようにリオン様とレジナスさんの二人にも挟まれて、なし崩しに爛れた一夜を過ごしてしまったとある日の夜を思い出し赤面する。
するとそんな私の表情を見たシェラさんはその意味を正確に悟ったらしく、
「シグウェル殿ではないですが、妬けますねぇ・・・。ではやはり今日は遠慮なくオレ自身でこちらを愛しても良いということですね」
と言うとお尻の穴の周囲を丁寧に撫でていた指をくぷん、とさっきよりも深く挿し入れてきた。
「こちらでもユーリ様に満足していただけるように誠心誠意努めさせていただきますよ。」
ぺろりと唇をひと舐めして私を見つめるシェラさんの瞳は色気を滲ませている。
それは薄暗がりの中でも鮮やかな金色に輝いていて目を離せない。
美しい夜の獣だ。これから先自分に待っているだろう恐ろしい出来事も忘れて思わずその美しさに見入ってしまった。
だけど
「それでは今度はこちらを向いてもらおうか」
と言ったシグウェルさんは座ったままぐいと私を持ち上げて180度向きを変えると自分と対面するように座らせた。
「ひゃ・・・!」
持ち上げられたまだ僅かに痙攣する身体からシェラさんのものが強引にずるりと抜かれる。
シェラさんのモノを擦りながら動く中の感触にぞくぞくして身体が震えた。
「もう少しユーリ様の中にいたかったというのに・・・。見て下さい、ユーリ様もオレから離れがたくて入り口がまだ名残惜しそうに口付けたまま吸いついているじゃないですか」
シェラさんが文句を言ったその時ちょうどちゅぽん、と音を立てて引っ掛かっていた傘の部分から先も全てが私の中から抜けた。
入り口を引っ掛け引っ張られるように抜ける、その何とも言えない気持ち良さにお腹の奥がまたひくりとして蜜をこぼす。
「おや、また軽くイきましたね。本当に可愛らしい」
背中を向けた私の首筋にシェラさんが口付けを落とした。
シグウェルさんは私を膝の上に自分を跨ぐように座らせると、その秘部につうっと指を添えて撫でながら
「君の魔力の匂いがまた一段と濃くなってこちらまでそれにあてられて酔いそうだ。これがそのまま魔力量の増加になっていればいいんだがな。」
と言っている。そういえば元々それを確かめるためにこんな事になったんだった。
二人に翻弄されてすっかり忘れてしまっていた。
シグウェルさんはまだぬちぬちと私の秘部をいじっている。そしてまるで観察するかのように
「中から抜けると毎回まるで今が初めてと言った風に貝のようにぴったりと閉じてしまうな。中に放たれたモノをそんなに溢したくないのか?それともそんなに良かったか?」
そんな事を言いながら指を一本挿れて来た。
「ふぅ・・・んっ」
我慢しようとしても声にならない声が漏れる。
「分かるか?また俺の指を押し返そうとして来ている。」
話しながら指を抜き差しすると、まるで掻き出されたかのように私の中からさっき出されたシェラさんのものがとろりと溢れ出した。
「そんな、勿体無い・・・。せっかくのオレがユーリ様を愛した印をそんな風にしなくても」
私の背後でシェラさんが口惜しそうに言っている。
だけどシグウェルさんは、
「どうせこの後すぐに俺のモノでもっと掻き出されてしまう」
ふん、と笑い仰向けに寝転がると、中から指を抜いて私の両腕をしっかりと掴む。そして
「あんなに蕩けたような声を聞かされると妬けるな」
と屹立した自分のモノの上に私を座らせた。
シグウェルさんは私の真ん中を貫くようにドンと激しく座らせながら同時に腰も突き上げていたらしく、一瞬でその切先が私の子宮の入り口を押し潰しそうなほどの衝撃で正確に叩きつけた。
「やっ、やだそれ、強い・・・っ‼︎ひっ、」
頭が真っ白になってシグウェルさんのモノを呑み込んでいる入り口が痺れたように痙攣してその根本をきつく締め上げたのが分かった。
同時にぷしゃぷしゃとたくさんの潮をまた噴いて二人の繋がっている部分をひどく濡らす。
そんな私を見たシグウェルさんがなぜか満足そうにシェラさんに話しかけているのが聞こえて来て、それが物凄く恥ずかしくて嫌だ。
「シェラザード、見たか?君の時よりも多く蜜を溢している。」
「そうでしょうか?同じくらいではないですか?それにユーリ様のお声はオレの時の方が甘かったと思います」
なんの張り合い?子供か。
そう思いながらお腹の奥の、ジンジンと痺れるような快楽を震えながらじっと動かずにやり過ごす。
子宮の入り口に強く押し付けられたまま、さっきのシェラさんのようにシグウェルさんのモノはぴたりと密着していて、シグウェルさんが話すたびにその声の響きすら微妙な振動になってそこに伝わって来ていた。
それだけでも相当な快楽だ。だから今動かれたら本当にまずい。
ふるふると震えながらそう思っていた。それなのにそんな私の気持ちに気付かないシグウェルさんは無情にも、
「じゃあ声も聞かせてもらって比べるか?」
とまた腰を強く突き上げた。
「ふぁぁっ・・・!」
鼻にかかったような声が無意識に口から漏れた。
騎乗位になり、さっきまでとはまた違う角度で違う場所を擦り上げられ上に跳ねた身体は重力に従ってまたシグウェルさんの上に落ちてくる。
身体が軽いせいで普通に突き上げられても大きく腰は跳ねるのに、強くされたらその衝撃はなおさらだ。
自分の突き上げる腰の動きに連動してたゆんたゆんと揺れる私の胸を下から見ているシグウェルさんが、いい眺めだ。と笑ったような気がした。
だから恥ずかしくなって、揺さぶられる振動の合間に
「みっ・・・。見ない、で!恥ずかし・・・やめっ・・・!」
とやっとのことで言ってそのままシグウェルさんの上に倒れ込んだ。
「んぁ・・・っ」
その拍子に中がまた別の角度で抉られて快感を拾い上げたけど仕方ない。
シグウェルさんの胸元に私の胸を押し潰すようにくっついてしまえば、おかしな感想を言われることもないし。
そのままふうっふうっ、と歯を食いしばって声を上げないように我慢しながら揺さぶられていれば
「おい、それだと唇を傷付けるだろうが」
とシグウェルさんは私の口の中にひんやりと冷たい指を挿れて来た。
そのまま舌を指で擦り上げられ、頬の内側を撫でられるとそれも快感に感じてだらしなく口は開き唾液をこぼす。
「ふぁ、やらっ・・・」
私のよだれでぬらぬらと光り口の中を出たり入ったりしている指がなんだかいやらしく、指ではない別のモノに感じてしまってお腹の奥がまたきゅっと締まった。
「いい反応だ」
シグウェルさんはそれにも満足したらしくまた強くひと突きする。
バチュン!とひどく濡れた水音がして、私の中がぐちゃぐちゃにかき混ぜられた。
きゅうきゅうとお腹の奥のシグウェルさんのモノを締め付ける感覚が収まらない。シグウェルさんも、
「俺のものをしっかり根元まで全部咥えて締め上げているのに、もっと中へ引き込もうとして奥に蠢いているのが分かるか?」
と腰を揺らす。
し、知らない!そんな事言わないでいいし!
とその快楽に耐えるように身を伏せていれば、後ろからシェラさんが
「ああ・・・こんなにもオレのものを溢してしまって本当に勿体無い・・・。仕方ありませんね、では今度はこちらに注がせていただきましょうか。」
色気を含んだ声でため息をつくように言った。
と同時に私はつぷ、とおしりに何かが僅かに入り込んだ違和感に腰が跳ねる。
「きゃあんっ⁉︎」
シグウェルさんの上に身を伏せるように縋り付いていた私は、いつの間にか背後のシェラさんにお尻を突き出すあられもない格好になっていたらしい。
シェラさんはそんな私のお尻の穴に指を挿し入れたのだ。
思わぬ刺激に声を上げれば中にあるシグウェルさんのモノも必要以上に締め付けてしまったらしく、シグウェルさんもおい!とシェラさんに声を上げた。
でもシェラさんは
「ほら、なんて甘く素敵な声でしょう。もっと聞かせてください」
と、指を抜くと今度はゆっくりとその穴の周囲をくるくると回し撫でたり、皺の一つ一つを丁寧になぞるようにしている。
「や、やめ、そこは・・・」
くすぐられるような妙な感覚を必死で堪えながら振り向けば、
「ここはさすがにオレとの休暇の時も遠慮して指と舌しか挿れませんでしたがあの時よりも柔らかくなっているような気がします。もしかして殿下やレジナスと楽しまれたのでは?」
ととんでもない事を聞かれた。
「そっ、それは・・・!」
楽しんではいない。強制的に快楽に導かれただけだ。だけどシェラさんの言う、そこを使ったかどうかと言う意味なら不本意ながら、非常に遺憾だけど答えはイエスだ。
今の二人のようにリオン様とレジナスさんの二人にも挟まれて、なし崩しに爛れた一夜を過ごしてしまったとある日の夜を思い出し赤面する。
するとそんな私の表情を見たシェラさんはその意味を正確に悟ったらしく、
「シグウェル殿ではないですが、妬けますねぇ・・・。ではやはり今日は遠慮なくオレ自身でこちらを愛しても良いということですね」
と言うとお尻の穴の周囲を丁寧に撫でていた指をくぷん、とさっきよりも深く挿し入れてきた。
「こちらでもユーリ様に満足していただけるように誠心誠意努めさせていただきますよ。」
ぺろりと唇をひと舐めして私を見つめるシェラさんの瞳は色気を滲ませている。
それは薄暗がりの中でも鮮やかな金色に輝いていて目を離せない。
美しい夜の獣だ。これから先自分に待っているだろう恐ろしい出来事も忘れて思わずその美しさに見入ってしまった。
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