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挿話 突撃・隣の夕ごはん
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ニックさんの言ったデート⁉︎という言葉にデレクさん
も驚いたのか、僅かに身じろいだ。
「え⁉︎違いますよ、デレクさんは私の護衛です!
迷子になったりはぐれたりしないように手を繋いで
もらってるだけですから!」
思わず繋いだ手をぶんぶん振って否定すれば、逆に
それが二人の仲の良さを強調したと思われたのか
ニックさんはまだ疑わしげに私達を見ている。
「まさかそんな風に見えているとは思いません
でした。申し訳ありませんリリ様。」
眉を下げてそう言うデレクさんの顔色はさっきまでの
ニックさんのようにほんのりと赤く染まっていた。
デレクさんをまた困らせてしまった。
「謝ることはないですよ?元はといえば私がはぐれ
やすいからですし。それにデレクさんみたいな
カッコいいお兄さん騎士とデートしてると思われる
のは光栄です!」
気まずそうにしたデレクさんをフォローしようと
そう言えば、リリちゃん⁉︎とニックさんが小さく
声を上げ、エル君はため息をついて黙ってかぶりを
振った。
だけど私の必死の励ましが伝わったのかデレクさんは
目を丸くした後にあの照れたようなはにかんだ笑顔で
ありがとうございます、と言ってくれたのでほっと
した。
良かった、と安心しているとニックさんが恐る恐る
「・・・リリちゃん、この人が護衛ならこの間のあの
護衛っぽい色男は?あの人の方がリリちゃんの恋人で
リリちゃんを田舎に連れ戻しに来たのか?」
「シェラさんの事ですか?恋人じゃないですよ!
シェラさんも護衛みたいなものですけど・・・」
それにしても私を田舎に連れ戻しに、って一体
なんの話なのかな?
急にいなくなってしまったのでニックさん達の間で
私やシェラさんのことについて何か誤解が生じて
いる気がする。
そう思っていたら、どっちも恋人じゃないんだ。
となぜかニックさんがほっとしていたけどなぜ
だろう?
首を傾げた私の隣ではデレクさんが、
「なるほど隊長が言っていたのは彼のことですね」
とエル君に確かめていて、エル君もそれに頷いて
いた。
いや、ニックさんは一般人だからそんな警戒する
ようなことは何もないと思うよ?
そこで突然横からコホン、と咳払いが聞こえた。
マリーさんだ。
「久しぶりですねニックさん。今日は私がお世話を
頼まれたお嬢様を王都見物にご案内してるんです。
あまりおかしなことを言わないでくれます?」
「マリーさん!こちらこそ、いつもウィルさんや
親父さんにはお世話になってます、お久しぶりです。
え?リリちゃんとマリーさんは知り合いですか⁉︎
マリーさんの名前で予約が入ってるのは聞いてました
けどまさかリリちゃんが一緒だなんて!」
マリーさんとニックさんに面識があったとは。
不思議に思っていたらマリーさんが教えてくれた。
「うちの父がニックの家の食堂を気に入って王都にも
店を出すよう出資したんです。それにニックは
プリシラとも幼馴染なんですよ。」
「えっ、ここってニックさんのおうちのお店だった
んですか⁉︎」
衝撃の事実だ。ただのバイトリーダーだと思って
いたのにまさかニックさんがオーナー一家の息子
だったなんて。
通りで新人で入って来た私にも親切で面倒見も
良かったはずだ。それにプリシラさんとも親しい
なんて。もしかしてプリシラさんはニックさんを
追いかけて王都に店を出したのかな?まさかの恋愛
事情が絡んでいる⁉︎
興味津々でつい目を輝かせてニックさんを見つめれば
「い、いやうちの店っていってもそんな立派なモン
でもないし、でもリリちゃんがそんな目で見てくれる
のはちょっと嬉しいかな・・・」
とニックさんは頬を染めて口ごもった。
「リリ様、何か変な誤解をさせてしまってますよ。
こうやって男心を弄んでいるんですね・・・」
とエル君がまたこっそり呟いて呆れたようなため息を
ついた。
心外だ、確かにニックさんは何か誤解してるけど
別に弄んでいるわけじゃない。
私が興味があるのはニックさんとプリシラさんの
恋模様であって、ニックさんがお店の経営者に関係
してることじゃないんですよ。と言おうとしたら
「リリ様、行列が進みました。中へ入れそうですよ」
とデレクさんに促された。どうやらニックさんと
話している間に行列は随分と進んでいたらしい。
慌ててニックさんも中へと案内してくれた。
「ウィルさんに言われてマリーさんの名前で4人分の
席と料理は準備してましたけど、その同行者がまさか
リリちゃんだなんて不思議な気分ですよ。」
そう言って通された席は前回本当は私やレジナスさん
達が通されるはずだったあの植木鉢などで他の席から
視界を遮られるようにされていたテーブルだった。
ニックさんの言葉にマリーさんが微笑む。
「リリ様は中央騎士団長のマディウス様が大事に
されている親戚のお方なんです。前回はうちの馬鹿
・・・じゃなくてウィリアムのせいで食事どころか
街歩きも楽しめませんでしたからね。今回はそんな事
のないように私が責任を持って王都の案内役を買って
出たんですよ。」
その言葉にどうやらニックさんも納得したようだ。
「なるほど、だから毎回護衛がついてるんですね。
そっちの子も見覚えがあるなあ。」
そう言って見つめられたエル君もぺこりとお辞儀を
したので紹介する。
「エル君も私の侍従兼護衛なんです!今日はこうして
マリーさん達と一緒においしいご飯を食べられるのを
楽しみにして来たんですよ。」
「まさかと思ったけど、こんな小さい子まで護衛や
侍従でついてるなんてやっぱりリリちゃんていいとこ
のお姫様だったんだね。恋人はいなくても身分違い
かぁ・・・うーん・・・」
なんか最後の方でよく分からない事をニックさんは
呟いていた。
どういう意味かな?と思っていれば、隣に座る
デレクさんがエル君に
「彼はまだこのまま様子を見ていても?」
とこっそり聞いていてエル君もそれに頷くという
謎のやり取りをしている。
その様子に、なんだか自分の知らない話をみんなが
色々としているような・・・?と私は首を傾げた。
も驚いたのか、僅かに身じろいだ。
「え⁉︎違いますよ、デレクさんは私の護衛です!
迷子になったりはぐれたりしないように手を繋いで
もらってるだけですから!」
思わず繋いだ手をぶんぶん振って否定すれば、逆に
それが二人の仲の良さを強調したと思われたのか
ニックさんはまだ疑わしげに私達を見ている。
「まさかそんな風に見えているとは思いません
でした。申し訳ありませんリリ様。」
眉を下げてそう言うデレクさんの顔色はさっきまでの
ニックさんのようにほんのりと赤く染まっていた。
デレクさんをまた困らせてしまった。
「謝ることはないですよ?元はといえば私がはぐれ
やすいからですし。それにデレクさんみたいな
カッコいいお兄さん騎士とデートしてると思われる
のは光栄です!」
気まずそうにしたデレクさんをフォローしようと
そう言えば、リリちゃん⁉︎とニックさんが小さく
声を上げ、エル君はため息をついて黙ってかぶりを
振った。
だけど私の必死の励ましが伝わったのかデレクさんは
目を丸くした後にあの照れたようなはにかんだ笑顔で
ありがとうございます、と言ってくれたのでほっと
した。
良かった、と安心しているとニックさんが恐る恐る
「・・・リリちゃん、この人が護衛ならこの間のあの
護衛っぽい色男は?あの人の方がリリちゃんの恋人で
リリちゃんを田舎に連れ戻しに来たのか?」
「シェラさんの事ですか?恋人じゃないですよ!
シェラさんも護衛みたいなものですけど・・・」
それにしても私を田舎に連れ戻しに、って一体
なんの話なのかな?
急にいなくなってしまったのでニックさん達の間で
私やシェラさんのことについて何か誤解が生じて
いる気がする。
そう思っていたら、どっちも恋人じゃないんだ。
となぜかニックさんがほっとしていたけどなぜ
だろう?
首を傾げた私の隣ではデレクさんが、
「なるほど隊長が言っていたのは彼のことですね」
とエル君に確かめていて、エル君もそれに頷いて
いた。
いや、ニックさんは一般人だからそんな警戒する
ようなことは何もないと思うよ?
そこで突然横からコホン、と咳払いが聞こえた。
マリーさんだ。
「久しぶりですねニックさん。今日は私がお世話を
頼まれたお嬢様を王都見物にご案内してるんです。
あまりおかしなことを言わないでくれます?」
「マリーさん!こちらこそ、いつもウィルさんや
親父さんにはお世話になってます、お久しぶりです。
え?リリちゃんとマリーさんは知り合いですか⁉︎
マリーさんの名前で予約が入ってるのは聞いてました
けどまさかリリちゃんが一緒だなんて!」
マリーさんとニックさんに面識があったとは。
不思議に思っていたらマリーさんが教えてくれた。
「うちの父がニックの家の食堂を気に入って王都にも
店を出すよう出資したんです。それにニックは
プリシラとも幼馴染なんですよ。」
「えっ、ここってニックさんのおうちのお店だった
んですか⁉︎」
衝撃の事実だ。ただのバイトリーダーだと思って
いたのにまさかニックさんがオーナー一家の息子
だったなんて。
通りで新人で入って来た私にも親切で面倒見も
良かったはずだ。それにプリシラさんとも親しい
なんて。もしかしてプリシラさんはニックさんを
追いかけて王都に店を出したのかな?まさかの恋愛
事情が絡んでいる⁉︎
興味津々でつい目を輝かせてニックさんを見つめれば
「い、いやうちの店っていってもそんな立派なモン
でもないし、でもリリちゃんがそんな目で見てくれる
のはちょっと嬉しいかな・・・」
とニックさんは頬を染めて口ごもった。
「リリ様、何か変な誤解をさせてしまってますよ。
こうやって男心を弄んでいるんですね・・・」
とエル君がまたこっそり呟いて呆れたようなため息を
ついた。
心外だ、確かにニックさんは何か誤解してるけど
別に弄んでいるわけじゃない。
私が興味があるのはニックさんとプリシラさんの
恋模様であって、ニックさんがお店の経営者に関係
してることじゃないんですよ。と言おうとしたら
「リリ様、行列が進みました。中へ入れそうですよ」
とデレクさんに促された。どうやらニックさんと
話している間に行列は随分と進んでいたらしい。
慌ててニックさんも中へと案内してくれた。
「ウィルさんに言われてマリーさんの名前で4人分の
席と料理は準備してましたけど、その同行者がまさか
リリちゃんだなんて不思議な気分ですよ。」
そう言って通された席は前回本当は私やレジナスさん
達が通されるはずだったあの植木鉢などで他の席から
視界を遮られるようにされていたテーブルだった。
ニックさんの言葉にマリーさんが微笑む。
「リリ様は中央騎士団長のマディウス様が大事に
されている親戚のお方なんです。前回はうちの馬鹿
・・・じゃなくてウィリアムのせいで食事どころか
街歩きも楽しめませんでしたからね。今回はそんな事
のないように私が責任を持って王都の案内役を買って
出たんですよ。」
その言葉にどうやらニックさんも納得したようだ。
「なるほど、だから毎回護衛がついてるんですね。
そっちの子も見覚えがあるなあ。」
そう言って見つめられたエル君もぺこりとお辞儀を
したので紹介する。
「エル君も私の侍従兼護衛なんです!今日はこうして
マリーさん達と一緒においしいご飯を食べられるのを
楽しみにして来たんですよ。」
「まさかと思ったけど、こんな小さい子まで護衛や
侍従でついてるなんてやっぱりリリちゃんていいとこ
のお姫様だったんだね。恋人はいなくても身分違い
かぁ・・・うーん・・・」
なんか最後の方でよく分からない事をニックさんは
呟いていた。
どういう意味かな?と思っていれば、隣に座る
デレクさんがエル君に
「彼はまだこのまま様子を見ていても?」
とこっそり聞いていてエル君もそれに頷くという
謎のやり取りをしている。
その様子に、なんだか自分の知らない話をみんなが
色々としているような・・・?と私は首を傾げた。
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