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第二章 風の世界<フーリアスター>編
33.解放
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無風の夜叉 アジト一階。
アリサ&麗華 対 ダイナ・B・ブロア&キルス。
戦況は、「ちぃ…!」アリサ達が不利。
理由は一人の男の能力によって掻き乱されていた。
キルス能力、魔力を隠す能力。
その名の通り魔力反応を隠す事ができる。
故に、「!麗華!危ない!」トラップを仕掛けるなど雑作もない。
しかも、アリサの魔力感知にも反応しない。
存在感を放つダイナにしか注意出来ない。
「クソ!ジリ貧だな。」
それでもなんとかなれているのは、アリサの青い瞳。
相手の行動をいち早く予測し、行動する。
相手も赤い瞳を持っているが、死の過程よりも未来視の方が優先される。
言うなれば、アリサは死の未来を回避しているのだ。
「厄介ですね。あの目は。」
「なんなの?あれ。10回は殺してると思うんだけどなぁ。」
「未来視。100万に1人いやそれ以上の価値がある選ばれし目。しかし、珍しいだけで対処法はいくらでもありますよ。」
「よし!情報を多くしよう。」
二人は麗華に向かって仕掛けて来る。
「予想通りだ!」
「はい。」
すぐさま神谷転生の構えを取る。
相手には神谷の巫女の死に様が見えていた。
しかし、この死は乗り越えられるのだろうと。
キルスは砂をアリサに向けて放った。
「何⁉︎」
砂をもろに食らう。アリサは未来視によって、麗華の死を見ていた。故にこの攻撃を避けられなかった。
「やはり、人の未来は一人のものしか見れないとみた。」
その予想は外れている。実際にはアリサは確率の高い未来を引き寄せるために行動していた。
故に今のキルスの行動は、アリサが見た未来の確率が一番低かったのだ。
すぐさまキルスはアリサに目標を定める。
「アリサさん!」
「おっと行かせませんよ。」
ダイナに遮られる。
「さあ一対一と行きましょうか。」
「っ…!」
すぐに神谷転生を放つ。
身体能力を向上させ、拳を繰り出した。
「鋭い突きです。当たれば威力も申し分ない。ですが、相性が悪いようでしたね。」
手を叩いて麗華の腕を爆破させる。
「クッ…!」
かろうじて魔力操作で腕を補強して最悪の状態にはならなかった。
「さすがの反応速度。少しは楽しめそうですね。」
地面に手をつき、鋭い岩を形成する。
それを麗華は回避する。
それを見たダイナは、手を叩く。
すると、鋭い岩から爆発し、鋭い岩の破片が麗華に襲った。
足や腕などに突き刺さる。がなんとか急所には当たらなかった。
「では、終わりですかね。」
手を叩こうとした瞬間、爆発音と共に煙が両者を巻き込む。
「む。なんです?この煙は。」
「今!」
「待ちなさい!」
麗華の足元を爆破させる。
「っくぅあああ!」
と痛みに耐え、そのまま走り続ける麗華。
「この出血で走りますか。まだまだ私も甘い。」
そうして、ゆっくりと対象を追いかけた。
「君は頭いいのとその目を頼りに戦って来たけど、この状況は読めたかい?」
未だアリサの目は完全には回復していない。
その隙にキルスは、トラップを展開して行く。
「目が回復しないと未来は見えない。」
「魔力隠蔽」
アリサの周りに目に見える魔力弾とキルスの能力によって隠された無数の罠がある。
加えて、展開された糸。
アリサは雷の魔力で体を活性化させ、身体能力を向上させている。
しかしそれは全て直線的。高速で張り巡らせた糸に突っ込めば、バラバラになる。
「詰みだね。そこで大人しくしてれば殺しはしないよ。」
アリサはその場で立ち尽くす。
目は完全に回復した。
いや、していた。
「ああ、ありがたい。そうだな、ここで詰みだな。」
瞬間、仕掛けて置いた罠が発動し、糸も全て解けていく。
「何⁉︎」
「お前の罠は魔力に反応して発動するんだろ?なら地面に向けて少量の魔力を広めれば言い訳だ。」
「けどそんな素振り一度も…⁉︎これは、地面が湿ってる⁉︎さっきまで砂だったはずなのに?」
「悪いね、こちとら雷だけじゃないもんで…あたしも魔力が増えて分かったことだけど…全属性らしいんだよね。」
「‼︎見誤った!」
「その通りさ。お前はあたしの全てを見誤った。」
瞬間、発動した罠の煙に紛れて、麗華がキルスの背後を取る。
「⁉︎ダイナは⁉︎」
「あの人は仕事をしましたよ。圧倒的に不利でした。ですが、アリサさんと約束しました。二人で貴方を倒すと…!」
「神谷転生 乱掌」
一瞬の内にキルスに何十発の拳を叩き込み、キルスを気絶させた。
「すみません。アリサさん。私も…ちょっと…ダメージが…」
と倒れ込んでしまった。
「無理をさせたね。けどよくやってくれた。」
「ふむ、まさか煙幕の間にかわされるとは思いませんでした。あの瞬発力、並大抵の速さではありませんでした。。まるで時間が飛んだような速さでした。」
「全く、ガン不利じゃないか?これ」
「さて、私はいつでも貴方を殺せますが、少し話をしてみたい。」
余裕の笑みを浮かべるダイナ。
「いいよ。何が聞きたいんだ?」
その間に作戦を考えるアリサ。
「あの時目を潰された貴方は未来を見る事が出来たのですか?」
「見えてはいないよ。流石に目から情報が来るからな。」
「ほう、ではなぜすぐに対処を?」
「確率の低い未来が来たからだ。」
「それは…予想外ということですか?」
「そうだな。そして、あいつが負ける要因だった。」
「なるほど。分かってきました。貴方はおそらく、貴方が死ぬもしくは、対象が死ぬ未来を見ているのですね。」
「大雑把だがそうだな。」
「正気じゃない。何度も死地を乗り越えてきたのは、その行動で死ぬことを知っていたからとは。」
「ああ、あいつは殺す気はなかったからな、そこから攻撃に転じれた。」
「なるほど。油断とは命とりですね。」
ダイナの魔力が、ダイナの殺気が高まってくる。
「質問に答えていただきありがとうございました。では、続きを始めましょうか。」
「嫌だねー、作戦も立てられていないのに。」
アリサはひたすらにかわしていた。
自身が死ぬ未来は多く見えるのに、活路を開く未来が何も見えなかったからだ。
「ここが…死に時ってか?」
体力も消耗しているが、魔力が先に尽きる。
残り魔力は2000をきる。
対してダイナは手を叩いて、アリサの周辺を爆破していた。
魔力はまだ3万とある。
「いくら未来が見えていても、所詮は人。体力や魔力が枯渇するまで追い込めばいい。少々美しい戦い方ではありませんが、殺しの仕事とは対象を殺すためになりふりかまっていられませんしね。」
もう攻撃の手段が残っていない事を分かってやがる。
くそ、ここまでか。
けど、あたしも頑張ったよな。
こいつを足止めして、魔力を多く消費させたんだから。
うん、いい仲間とも会えたし、みんな…いい奴だったし。
ここで終わっても……いいのか?
ここで死んでもいいのか?
こいつを先に行かせていいのか?
いい訳ない。
こいつを行かせたら、ユナを救う確率が低くなる。
行かせたらダメだ。
あたしは何としてもこいつを止めないと。
ユナを、あいつが救うまで、戦ってやる!
「例え死んでも!お前だけは絶対に行かせねぇ!ここであたしは仲間の為に!戦って、お前を止めてやる!」
ドクン。とあたしの中から大きな鼓動が聞こえた。
「そのいきはよし。どう戦うか見ものですよ!」
あたしの何かが、変わっていく。
けど、これだけは分かる。
力が…みなぎってくる!
「詰みですね。」
爆破の魔力が迫ってくる。それを、音速を持ってかわした。
「何⁉︎」
ダイナはアリサに一瞬にして背後を取られた。
「なんなんです…貴方のその速さは…いや、それよりも!魔力が、増加している!?」
アリサの中には魔力監獄が設定されていた。
それは、条件によって魔力を制御していた枷が外れていく。
アリサには三つの条件があった。
一つは仲間とともに戦うこと。
もう一つは、仲間を信頼すること。
この二つは、属性龍の時に解除された。
故に魔力が23000まで増加した。
そして最後の一つの条件は…仲間の為に命をかけること。
「不思議なんだよ。今まであたしが死ぬ未来を何度も見てきたのに、今では、あんたを倒す未来しか見えねぇよ。」
「いいですね。実にいいですよ!このような戦いをしてみたかった!」
「やろうか、爆弾魔。一撃で決めるよ。」
「ええ、いいでしょう未来視の少女よ。私の全身全霊を持ってお相手しましょう。」
アリサは居合の構えを見せる。
対してダイナは手を合わせている。
先に仕掛けたのはダイナだった。
「メテオリック…」
片手を地面に置き、アリサの真下に向かって、爆破させると同時に、アリサに向けて爆破の魔力を放とうと…
「ライトニング 閃々の雷」
ただ、一瞬のことだった。
雷の剣を生成した一閃は、雷が落ちたようにダメージを与えた。
アリサがいた場所には、確かに爆発した。
だがそれは、ダイナが気絶した後だった。
宣言通り、一撃にして伏せた。
「まだ、行けるな。麗華さんを安全な場所に連れていくか。」
そうして、アリサは麗華を抱えてその場を後にする。
アリサ・ライトニング
魔力量 2万3000 →30万
アリサ&麗華 対 ダイナ・B・ブロア&キルス。
戦況は、「ちぃ…!」アリサ達が不利。
理由は一人の男の能力によって掻き乱されていた。
キルス能力、魔力を隠す能力。
その名の通り魔力反応を隠す事ができる。
故に、「!麗華!危ない!」トラップを仕掛けるなど雑作もない。
しかも、アリサの魔力感知にも反応しない。
存在感を放つダイナにしか注意出来ない。
「クソ!ジリ貧だな。」
それでもなんとかなれているのは、アリサの青い瞳。
相手の行動をいち早く予測し、行動する。
相手も赤い瞳を持っているが、死の過程よりも未来視の方が優先される。
言うなれば、アリサは死の未来を回避しているのだ。
「厄介ですね。あの目は。」
「なんなの?あれ。10回は殺してると思うんだけどなぁ。」
「未来視。100万に1人いやそれ以上の価値がある選ばれし目。しかし、珍しいだけで対処法はいくらでもありますよ。」
「よし!情報を多くしよう。」
二人は麗華に向かって仕掛けて来る。
「予想通りだ!」
「はい。」
すぐさま神谷転生の構えを取る。
相手には神谷の巫女の死に様が見えていた。
しかし、この死は乗り越えられるのだろうと。
キルスは砂をアリサに向けて放った。
「何⁉︎」
砂をもろに食らう。アリサは未来視によって、麗華の死を見ていた。故にこの攻撃を避けられなかった。
「やはり、人の未来は一人のものしか見れないとみた。」
その予想は外れている。実際にはアリサは確率の高い未来を引き寄せるために行動していた。
故に今のキルスの行動は、アリサが見た未来の確率が一番低かったのだ。
すぐさまキルスはアリサに目標を定める。
「アリサさん!」
「おっと行かせませんよ。」
ダイナに遮られる。
「さあ一対一と行きましょうか。」
「っ…!」
すぐに神谷転生を放つ。
身体能力を向上させ、拳を繰り出した。
「鋭い突きです。当たれば威力も申し分ない。ですが、相性が悪いようでしたね。」
手を叩いて麗華の腕を爆破させる。
「クッ…!」
かろうじて魔力操作で腕を補強して最悪の状態にはならなかった。
「さすがの反応速度。少しは楽しめそうですね。」
地面に手をつき、鋭い岩を形成する。
それを麗華は回避する。
それを見たダイナは、手を叩く。
すると、鋭い岩から爆発し、鋭い岩の破片が麗華に襲った。
足や腕などに突き刺さる。がなんとか急所には当たらなかった。
「では、終わりですかね。」
手を叩こうとした瞬間、爆発音と共に煙が両者を巻き込む。
「む。なんです?この煙は。」
「今!」
「待ちなさい!」
麗華の足元を爆破させる。
「っくぅあああ!」
と痛みに耐え、そのまま走り続ける麗華。
「この出血で走りますか。まだまだ私も甘い。」
そうして、ゆっくりと対象を追いかけた。
「君は頭いいのとその目を頼りに戦って来たけど、この状況は読めたかい?」
未だアリサの目は完全には回復していない。
その隙にキルスは、トラップを展開して行く。
「目が回復しないと未来は見えない。」
「魔力隠蔽」
アリサの周りに目に見える魔力弾とキルスの能力によって隠された無数の罠がある。
加えて、展開された糸。
アリサは雷の魔力で体を活性化させ、身体能力を向上させている。
しかしそれは全て直線的。高速で張り巡らせた糸に突っ込めば、バラバラになる。
「詰みだね。そこで大人しくしてれば殺しはしないよ。」
アリサはその場で立ち尽くす。
目は完全に回復した。
いや、していた。
「ああ、ありがたい。そうだな、ここで詰みだな。」
瞬間、仕掛けて置いた罠が発動し、糸も全て解けていく。
「何⁉︎」
「お前の罠は魔力に反応して発動するんだろ?なら地面に向けて少量の魔力を広めれば言い訳だ。」
「けどそんな素振り一度も…⁉︎これは、地面が湿ってる⁉︎さっきまで砂だったはずなのに?」
「悪いね、こちとら雷だけじゃないもんで…あたしも魔力が増えて分かったことだけど…全属性らしいんだよね。」
「‼︎見誤った!」
「その通りさ。お前はあたしの全てを見誤った。」
瞬間、発動した罠の煙に紛れて、麗華がキルスの背後を取る。
「⁉︎ダイナは⁉︎」
「あの人は仕事をしましたよ。圧倒的に不利でした。ですが、アリサさんと約束しました。二人で貴方を倒すと…!」
「神谷転生 乱掌」
一瞬の内にキルスに何十発の拳を叩き込み、キルスを気絶させた。
「すみません。アリサさん。私も…ちょっと…ダメージが…」
と倒れ込んでしまった。
「無理をさせたね。けどよくやってくれた。」
「ふむ、まさか煙幕の間にかわされるとは思いませんでした。あの瞬発力、並大抵の速さではありませんでした。。まるで時間が飛んだような速さでした。」
「全く、ガン不利じゃないか?これ」
「さて、私はいつでも貴方を殺せますが、少し話をしてみたい。」
余裕の笑みを浮かべるダイナ。
「いいよ。何が聞きたいんだ?」
その間に作戦を考えるアリサ。
「あの時目を潰された貴方は未来を見る事が出来たのですか?」
「見えてはいないよ。流石に目から情報が来るからな。」
「ほう、ではなぜすぐに対処を?」
「確率の低い未来が来たからだ。」
「それは…予想外ということですか?」
「そうだな。そして、あいつが負ける要因だった。」
「なるほど。分かってきました。貴方はおそらく、貴方が死ぬもしくは、対象が死ぬ未来を見ているのですね。」
「大雑把だがそうだな。」
「正気じゃない。何度も死地を乗り越えてきたのは、その行動で死ぬことを知っていたからとは。」
「ああ、あいつは殺す気はなかったからな、そこから攻撃に転じれた。」
「なるほど。油断とは命とりですね。」
ダイナの魔力が、ダイナの殺気が高まってくる。
「質問に答えていただきありがとうございました。では、続きを始めましょうか。」
「嫌だねー、作戦も立てられていないのに。」
アリサはひたすらにかわしていた。
自身が死ぬ未来は多く見えるのに、活路を開く未来が何も見えなかったからだ。
「ここが…死に時ってか?」
体力も消耗しているが、魔力が先に尽きる。
残り魔力は2000をきる。
対してダイナは手を叩いて、アリサの周辺を爆破していた。
魔力はまだ3万とある。
「いくら未来が見えていても、所詮は人。体力や魔力が枯渇するまで追い込めばいい。少々美しい戦い方ではありませんが、殺しの仕事とは対象を殺すためになりふりかまっていられませんしね。」
もう攻撃の手段が残っていない事を分かってやがる。
くそ、ここまでか。
けど、あたしも頑張ったよな。
こいつを足止めして、魔力を多く消費させたんだから。
うん、いい仲間とも会えたし、みんな…いい奴だったし。
ここで終わっても……いいのか?
ここで死んでもいいのか?
こいつを先に行かせていいのか?
いい訳ない。
こいつを行かせたら、ユナを救う確率が低くなる。
行かせたらダメだ。
あたしは何としてもこいつを止めないと。
ユナを、あいつが救うまで、戦ってやる!
「例え死んでも!お前だけは絶対に行かせねぇ!ここであたしは仲間の為に!戦って、お前を止めてやる!」
ドクン。とあたしの中から大きな鼓動が聞こえた。
「そのいきはよし。どう戦うか見ものですよ!」
あたしの何かが、変わっていく。
けど、これだけは分かる。
力が…みなぎってくる!
「詰みですね。」
爆破の魔力が迫ってくる。それを、音速を持ってかわした。
「何⁉︎」
ダイナはアリサに一瞬にして背後を取られた。
「なんなんです…貴方のその速さは…いや、それよりも!魔力が、増加している!?」
アリサの中には魔力監獄が設定されていた。
それは、条件によって魔力を制御していた枷が外れていく。
アリサには三つの条件があった。
一つは仲間とともに戦うこと。
もう一つは、仲間を信頼すること。
この二つは、属性龍の時に解除された。
故に魔力が23000まで増加した。
そして最後の一つの条件は…仲間の為に命をかけること。
「不思議なんだよ。今まであたしが死ぬ未来を何度も見てきたのに、今では、あんたを倒す未来しか見えねぇよ。」
「いいですね。実にいいですよ!このような戦いをしてみたかった!」
「やろうか、爆弾魔。一撃で決めるよ。」
「ええ、いいでしょう未来視の少女よ。私の全身全霊を持ってお相手しましょう。」
アリサは居合の構えを見せる。
対してダイナは手を合わせている。
先に仕掛けたのはダイナだった。
「メテオリック…」
片手を地面に置き、アリサの真下に向かって、爆破させると同時に、アリサに向けて爆破の魔力を放とうと…
「ライトニング 閃々の雷」
ただ、一瞬のことだった。
雷の剣を生成した一閃は、雷が落ちたようにダメージを与えた。
アリサがいた場所には、確かに爆発した。
だがそれは、ダイナが気絶した後だった。
宣言通り、一撃にして伏せた。
「まだ、行けるな。麗華さんを安全な場所に連れていくか。」
そうして、アリサは麗華を抱えてその場を後にする。
アリサ・ライトニング
魔力量 2万3000 →30万
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