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第一章 風の世界<フーリアスター>仲間集め編
21.日記
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4月6日
空が暗い。朝の時間なのに夜のように暗かった。
雨などが降る様子がない。何故かそれだけはわかった。あの一点の光を見れば誰でも分かることだった。
そして知らされた。二人の神の反逆を。
みんな信じてはいなかった。私もいつものように過ごした。けど、何かしらの恐怖があった。
なのでこの日記を記そうと思った。
4月7日
知らせが届いた。世界中で天変地異が起こっていること。太陽が妨げられ、このままだと食料不足になると。
そこで、それぞれの世界の代表者が地球の東京というところに集まった。観光したかった。
ここで集まったのは、地球の代表者、大野将希。
雷の世界のライトニング卿
火の世界のサマルさん
光の世界のリュナミス王
闇の世界の魔王ディルギッド
そして風の世界神谷の巫女
が、これからの事を話し合った。
神谷の巫女として、神おろしをして状況を神に話してもらった結果、一年と人類は持たないとの事だった。
神が直接影響を及ぼさないのは、神々が抑えているからだというが、諦める気はないらしい。
そのため、2ヶ月後にディルギッドさんと共に天界に向かう事となった。
大野さんは何かしら考えがあるらしいけど難しくて何もわからなかった。
4月14日
4日前ぐらいに、全体的に表明すると人の動きが読めなくなる。みんなパニックになっていた。
けど、ここにきて影響が出始めている。
気温は下がり、野菜などが取れなくなってきた。
人が生きることがとても大変になっていた。
これを書くのも億劫になっていく。
4月17日
全体的な方針が決まったようだ。六つの世界で共同でやるプロジェクトを用意していた。それと同時に、もう一つの世界も作るとかなんとかいうプロジェクトもあるらしい。
これは、全ての人々が協力するべき内容だ。
人はそう簡単に動かないと思っていたが、大野さんは人望が強かったのかは分からないが、ほとんどの人が協力してくれるらしい。
こちらも頑張らねば。
4月30日
食料の制限がかかる。1日に食べる量が、夕飯一食分程度になった。
毎日忙しいのに。
みんな、ある兵器を作っているらしい。
そういうのは夫に任せよう。私は最後にこの子と一緒の時間を過ごせればいいのだから。
5月5日
世界各地で天変地異が起こる。
神々の圧がここまで来ている。
急かされるような緊張感がずっとある。
安心して眠れなくなりそうだ。
5月25日
人が狂っていく。希望は絶望に変わった。
一年という長さを耐えきれない人たちが、怒りを露わにした。見ていられない。
もはや退路は無くなってしまったのだ。
こんな毎日は、嫌だと思ってしまう。
6月7日
今日から新しい世界に行く人の選別が始まった。
行ける人と行けない人との感情の落差は計り知れない。
地獄が続いていくのだと。
それを終わらせる事は出来ないかもしれない。
それでも、私が課せられたものは、しっかりとまっとうしたいと思う。
またこれを書けるようにしたいな。
人
いな
く
なっ た
ぜ ん ぶ お
わっ たーーーーーーーーー
これで終わりのようだ。
空が暗い。朝の時間なのに夜のように暗かった。
雨などが降る様子がない。何故かそれだけはわかった。あの一点の光を見れば誰でも分かることだった。
そして知らされた。二人の神の反逆を。
みんな信じてはいなかった。私もいつものように過ごした。けど、何かしらの恐怖があった。
なのでこの日記を記そうと思った。
4月7日
知らせが届いた。世界中で天変地異が起こっていること。太陽が妨げられ、このままだと食料不足になると。
そこで、それぞれの世界の代表者が地球の東京というところに集まった。観光したかった。
ここで集まったのは、地球の代表者、大野将希。
雷の世界のライトニング卿
火の世界のサマルさん
光の世界のリュナミス王
闇の世界の魔王ディルギッド
そして風の世界神谷の巫女
が、これからの事を話し合った。
神谷の巫女として、神おろしをして状況を神に話してもらった結果、一年と人類は持たないとの事だった。
神が直接影響を及ぼさないのは、神々が抑えているからだというが、諦める気はないらしい。
そのため、2ヶ月後にディルギッドさんと共に天界に向かう事となった。
大野さんは何かしら考えがあるらしいけど難しくて何もわからなかった。
4月14日
4日前ぐらいに、全体的に表明すると人の動きが読めなくなる。みんなパニックになっていた。
けど、ここにきて影響が出始めている。
気温は下がり、野菜などが取れなくなってきた。
人が生きることがとても大変になっていた。
これを書くのも億劫になっていく。
4月17日
全体的な方針が決まったようだ。六つの世界で共同でやるプロジェクトを用意していた。それと同時に、もう一つの世界も作るとかなんとかいうプロジェクトもあるらしい。
これは、全ての人々が協力するべき内容だ。
人はそう簡単に動かないと思っていたが、大野さんは人望が強かったのかは分からないが、ほとんどの人が協力してくれるらしい。
こちらも頑張らねば。
4月30日
食料の制限がかかる。1日に食べる量が、夕飯一食分程度になった。
毎日忙しいのに。
みんな、ある兵器を作っているらしい。
そういうのは夫に任せよう。私は最後にこの子と一緒の時間を過ごせればいいのだから。
5月5日
世界各地で天変地異が起こる。
神々の圧がここまで来ている。
急かされるような緊張感がずっとある。
安心して眠れなくなりそうだ。
5月25日
人が狂っていく。希望は絶望に変わった。
一年という長さを耐えきれない人たちが、怒りを露わにした。見ていられない。
もはや退路は無くなってしまったのだ。
こんな毎日は、嫌だと思ってしまう。
6月7日
今日から新しい世界に行く人の選別が始まった。
行ける人と行けない人との感情の落差は計り知れない。
地獄が続いていくのだと。
それを終わらせる事は出来ないかもしれない。
それでも、私が課せられたものは、しっかりとまっとうしたいと思う。
またこれを書けるようにしたいな。
人
いな
く
なっ た
ぜ ん ぶ お
わっ たーーーーーーーーー
これで終わりのようだ。
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