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第一章 風の世界<フーリアスター>仲間集め編
8.鍛冶屋 ウオラ屋
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ガンガンと打つ音が続く。何度振り下ろしたかはわからない。けどそれは願いを込めるため。あるいは、これを使える人がいたらいいなという希望的観測からきた事。私の思いは、いつか届くのだろうか。
そうして、私は打ち続け、冷やしを繰り返していく。私の持つ願いのために。
「ここだな。言われてた場所は。」
広場から、商店街並の賑わったところから一転、路地裏とばかり言える場にその店はあった。
「賑わったところには無いんですね。」
「武器を作るところなんて、大衆に見せられる訳がない。こいつが必要なのは、物好きか、戦う覚悟がある奴だけだからな。」
少し悲しそうにミーナは語る。
確かに、あの日常の様な世界に、殺伐とした武器を売る場所は似合わない。そもそもこの世界は、戦うべき場では無いのだから。
そう考えていると、ミーナは鍛冶屋に入っていく。それに釣られて俺も中に入って行った。
中に入ると早速、武器類、防具類が並んでいた。
そして、カンカンと音が聞こえてくる。そう感嘆していると、「お客さまでしょうか?」と言われる。
そちらの方に向くと、この鍛冶屋に似合わない、綺麗な人がそこにいた。黒髪にロングのストレート、顔は綺麗で、大和撫子という言葉が似合う人だった。
まぁ俺の前にいる人もこの場に似合わない綺麗な顔してるけど、何故かかっこいいと思ってしまう。性格を、知ってるからだろうなあ。
「そうだ。賢者の使いっていえば分かるか?」
「一応、証明出来る物をお願いします。」
証明できるもの、そんなものは知らないから俺は取り出せない。ミーナさんが持って…。
「何それ、知らないんだけど。」
あらま、とんでもやばいことが起きてますねー。あの人のおっちょこちょいが発動したなぁ。あの人本当に賢者なのか?
と思っていると、一瞬ドアが開き、紙が置かれていた。
まさかとは思うが、これが…。
「これが、証明できるやつか?」
そういって、渡すと「間違いありません」と言われた。
わざわざ転移して届けに来て、姿も見せずに紙を置いて逃げた。絶対顔が真っ赤だなあの人。
「ようこそ、ウオラ屋へ。当店の案内役をさせて頂いている、ユナと申します。」
「ご丁寧にどうも。あたしはミーナこっちが、ここに買いにきた、大原だ。」
「よろしくお願いします。」と頭を下げる。
「はい、ではまずは武器の見方について説明させていただきます。」
「あたしは座って待ってるよ。」と言い、はじにあるベンチに座った。
この店について言われた事は3つ。
一つは、二次剣と三次剣がある事だ。入って右側が二次剣、左側に三次剣と言った感じだ。知識としてあるのは、二次剣が、能力持ちの剣、三次剣が魔力を通しやすいと言った具合だ。しかしながらこれを考えると、二次剣の方が強そうだ。
「どちらかといえば、貴方は三次剣の方が良さそうですけど。」と言われた。
魔力多いからだね。けど、あんまり高火力となると、加減を間違えるとやばそうだ。使うとしたら注意しないと。
もう一つは、触れると能力などの詳細がわかる事だ。
ここで注意されたのは持ってはいけないという事だ。触れて、詳細を見て、決めたものしか持ってはいけない決まりらしい。お金は貰っているから、お釣りだけ貰っていって下さいと言われた。
そして最後に、試し切りの場があるとの事だ。この店の中庭、というか倉庫みたいな場で、試し切り切りが出来るらしい。そこで、買うかどうかを決めることが出来るらしい。
「以上、三点がこの店の注意事項です。何がありましたら、私をお呼びください。」
「はい、ありがとうございました。」
ということで、武器選びだ。
触れると、詳細が出てくる。項目としては、能力、耐久値、切れ味、主な使い方の説明なんかが書かれている。今回でいうとこの剣は、こう記載されている。
能力 断裂
耐久値 208
切れ味 50
地面に突き刺す事で、地割れを起こすことが可能。しかし、能力発動の際、多大な魔力の消費があるため乱発は出来ない。
と書かれていた。因みに初めて知ったのだが、能力も魔力に変換されるらしい。俺の魔力量だからあれだけ取り出せたんだと思った瞬間だった。どんどん見ていこう。
と見ていったが、ピンとくるものがなかった。他にも槍、斧などがあったが、剣の素振りをし続けてきたから 剣でいきたいと思う。けど、これからずっと使い続けるとなると、難しい。
と考えていると、一本、まだ調べていない剣を見つけた。触れるとこう記載されている。
能力 ???
耐久値 ???
切れ味 ???
となっていた。説明もない。何もない。すぐに、ユナさんに聞いてみることにした。
「どうされました?」
「あの、あそこにある剣って一体なんですか?」と聞くと、少し強張った顔でその剣の場所まで行った。
「これは、私が作った剣です。未だに、これの使い手が見つからないのです。」
使い手…、つまり剣が人を選ぶということだろうか。そんな聖剣みたいな物を作ることが出来るのか。
「この剣は使い方を誤ると、危険な剣です。」
「なんで、詳細が分からないのにそんなことが分かるんですか?」当然の疑問だ。
「この剣は私が作った、という事はこの剣の能力などの詳細は分かっています。」
わざわざ、隠していた事を話してくれた。いや、聞かれたから答えただけだろうか。
おそらくこれを聞いた人に何度も同じ事を言って脅していたのだろう。それで、目立たないところに置かれている。
「この剣は試し切り出来ますか?」と聞いた。
「え?まぁはい、出来ますが。」とポーカーフェイスが少し崩れた。
そして俺は謎の剣を持ったタイミングで、他の客が来た。
「いらっしゃいませ。」
「オーダーメイドを頼んでいたんだけど。」
「証明書はお持ちでしょうか?」
と俺と同じ対応をしている。客は三人組、いいとこのお坊ちゃんと、ゴツい人と、世話係のような女性が来たのだった。少しすると、ユナさんは裏に行ってしまった。
すると、そのお坊ちゃんのような奴が俺の方を見ると、「へぇ、その剣を使うのかい?君」と煽られた。
「いや、まずは試し切りをと思って…。」
ふーんといった感じで、俺の全身を見つめる。
「君じゃその剣を扱うのは無理だと思うよ?」
そうはっきりと言われた。
「何でそんなことが…」
「なんでも何も、その剣の特殊性を知らないのかい?それはもう、英雄の剣だよ。彼女の願いの塊みたいな物だ。それを使うという事は、相応の覚悟がいる事だ。」
彼女の願いの塊…。後ろの二人も辞めておけと言わんばかりの目をしている。けど、その中には少し、哀れみがあった。
「おい、聞いておけば偉そうにベラベラ喋りやがって、何様なの?お前。」とミーナさんが不良ばりに突っ込んで来た。
「僕?僕は、光の世界リュナミス家五代目、王子グリム・リュナミスだ!」
と高らかに名乗った。
光の世界の王子、やっぱりいいとこの子供だったか。
と考えていると、ユナさんが誰かを連れてやって来た。
「なんだ、騒がしいじゃないか。おう坊主、取りに来たか。」
「はい、時間通りにきました。それで頼んだものは…。」
「こいつだな。全く、手間かけさせやがって。」
そうして、布に包まれていたところから出てきたものは、誰でも分かる業物。黄金に輝くそれはまるで、伝説の…。
「エクスカリバー。のパチモンだな。似せただけの贋作に過ぎんが、これでいいのか?」
「これほど、素晴らしい物を作って頂いたのですから文句の一つもありませんよ。ありがとうございます。」
偽物、とは言えるのだろうか。その手に持っている剣は、凄く強大な力が、ひしひしと感じる。なら本物はどれほどのものを…。
「君もこの剣の力を知りたいかい?」
唐突にそう言われた。知りたいのはもちろんだが、こいつはそんなことだけじゃ終わらない気がする。
「お、その剣は、へぇ、その剣の説明を聞いてなお使おうとするのか。」
みんな同じ反応をする。そんな凄いのか。というか、「あの、貴方は?」
「ん?俺か?俺はこの鍛冶屋の店長を勤める、ダリム・ウオラだ。よろしくな。」
「そんなことよりも。」と話を遮られた。「この剣の事を知りたいなら、決闘をしようよ。僕もその剣の事を知りたいしね。」
互いに剣の事を知りたい事を条件に、決闘か。間違いなく戦い慣れしている感じだ。自信に満ち溢れている。ここで戦って何のメリットがある。と思っていたが、正直メリットしかない。
自信に満ち溢れているという事は、こいつは剣の心得がある。つまり、剣舞が見れる可能性がある。そして、この戦いに善戦すれば、仲間になってくれるかもしれない。なら、やらない手はない。
「やってみよう。俺も、この剣の性能を知りたいしな。」
「決まりだな。」
ということで、試し切り出来る倉庫で、決闘をする事になった。
そうして、私は打ち続け、冷やしを繰り返していく。私の持つ願いのために。
「ここだな。言われてた場所は。」
広場から、商店街並の賑わったところから一転、路地裏とばかり言える場にその店はあった。
「賑わったところには無いんですね。」
「武器を作るところなんて、大衆に見せられる訳がない。こいつが必要なのは、物好きか、戦う覚悟がある奴だけだからな。」
少し悲しそうにミーナは語る。
確かに、あの日常の様な世界に、殺伐とした武器を売る場所は似合わない。そもそもこの世界は、戦うべき場では無いのだから。
そう考えていると、ミーナは鍛冶屋に入っていく。それに釣られて俺も中に入って行った。
中に入ると早速、武器類、防具類が並んでいた。
そして、カンカンと音が聞こえてくる。そう感嘆していると、「お客さまでしょうか?」と言われる。
そちらの方に向くと、この鍛冶屋に似合わない、綺麗な人がそこにいた。黒髪にロングのストレート、顔は綺麗で、大和撫子という言葉が似合う人だった。
まぁ俺の前にいる人もこの場に似合わない綺麗な顔してるけど、何故かかっこいいと思ってしまう。性格を、知ってるからだろうなあ。
「そうだ。賢者の使いっていえば分かるか?」
「一応、証明出来る物をお願いします。」
証明できるもの、そんなものは知らないから俺は取り出せない。ミーナさんが持って…。
「何それ、知らないんだけど。」
あらま、とんでもやばいことが起きてますねー。あの人のおっちょこちょいが発動したなぁ。あの人本当に賢者なのか?
と思っていると、一瞬ドアが開き、紙が置かれていた。
まさかとは思うが、これが…。
「これが、証明できるやつか?」
そういって、渡すと「間違いありません」と言われた。
わざわざ転移して届けに来て、姿も見せずに紙を置いて逃げた。絶対顔が真っ赤だなあの人。
「ようこそ、ウオラ屋へ。当店の案内役をさせて頂いている、ユナと申します。」
「ご丁寧にどうも。あたしはミーナこっちが、ここに買いにきた、大原だ。」
「よろしくお願いします。」と頭を下げる。
「はい、ではまずは武器の見方について説明させていただきます。」
「あたしは座って待ってるよ。」と言い、はじにあるベンチに座った。
この店について言われた事は3つ。
一つは、二次剣と三次剣がある事だ。入って右側が二次剣、左側に三次剣と言った感じだ。知識としてあるのは、二次剣が、能力持ちの剣、三次剣が魔力を通しやすいと言った具合だ。しかしながらこれを考えると、二次剣の方が強そうだ。
「どちらかといえば、貴方は三次剣の方が良さそうですけど。」と言われた。
魔力多いからだね。けど、あんまり高火力となると、加減を間違えるとやばそうだ。使うとしたら注意しないと。
もう一つは、触れると能力などの詳細がわかる事だ。
ここで注意されたのは持ってはいけないという事だ。触れて、詳細を見て、決めたものしか持ってはいけない決まりらしい。お金は貰っているから、お釣りだけ貰っていって下さいと言われた。
そして最後に、試し切りの場があるとの事だ。この店の中庭、というか倉庫みたいな場で、試し切り切りが出来るらしい。そこで、買うかどうかを決めることが出来るらしい。
「以上、三点がこの店の注意事項です。何がありましたら、私をお呼びください。」
「はい、ありがとうございました。」
ということで、武器選びだ。
触れると、詳細が出てくる。項目としては、能力、耐久値、切れ味、主な使い方の説明なんかが書かれている。今回でいうとこの剣は、こう記載されている。
能力 断裂
耐久値 208
切れ味 50
地面に突き刺す事で、地割れを起こすことが可能。しかし、能力発動の際、多大な魔力の消費があるため乱発は出来ない。
と書かれていた。因みに初めて知ったのだが、能力も魔力に変換されるらしい。俺の魔力量だからあれだけ取り出せたんだと思った瞬間だった。どんどん見ていこう。
と見ていったが、ピンとくるものがなかった。他にも槍、斧などがあったが、剣の素振りをし続けてきたから 剣でいきたいと思う。けど、これからずっと使い続けるとなると、難しい。
と考えていると、一本、まだ調べていない剣を見つけた。触れるとこう記載されている。
能力 ???
耐久値 ???
切れ味 ???
となっていた。説明もない。何もない。すぐに、ユナさんに聞いてみることにした。
「どうされました?」
「あの、あそこにある剣って一体なんですか?」と聞くと、少し強張った顔でその剣の場所まで行った。
「これは、私が作った剣です。未だに、これの使い手が見つからないのです。」
使い手…、つまり剣が人を選ぶということだろうか。そんな聖剣みたいな物を作ることが出来るのか。
「この剣は使い方を誤ると、危険な剣です。」
「なんで、詳細が分からないのにそんなことが分かるんですか?」当然の疑問だ。
「この剣は私が作った、という事はこの剣の能力などの詳細は分かっています。」
わざわざ、隠していた事を話してくれた。いや、聞かれたから答えただけだろうか。
おそらくこれを聞いた人に何度も同じ事を言って脅していたのだろう。それで、目立たないところに置かれている。
「この剣は試し切り出来ますか?」と聞いた。
「え?まぁはい、出来ますが。」とポーカーフェイスが少し崩れた。
そして俺は謎の剣を持ったタイミングで、他の客が来た。
「いらっしゃいませ。」
「オーダーメイドを頼んでいたんだけど。」
「証明書はお持ちでしょうか?」
と俺と同じ対応をしている。客は三人組、いいとこのお坊ちゃんと、ゴツい人と、世話係のような女性が来たのだった。少しすると、ユナさんは裏に行ってしまった。
すると、そのお坊ちゃんのような奴が俺の方を見ると、「へぇ、その剣を使うのかい?君」と煽られた。
「いや、まずは試し切りをと思って…。」
ふーんといった感じで、俺の全身を見つめる。
「君じゃその剣を扱うのは無理だと思うよ?」
そうはっきりと言われた。
「何でそんなことが…」
「なんでも何も、その剣の特殊性を知らないのかい?それはもう、英雄の剣だよ。彼女の願いの塊みたいな物だ。それを使うという事は、相応の覚悟がいる事だ。」
彼女の願いの塊…。後ろの二人も辞めておけと言わんばかりの目をしている。けど、その中には少し、哀れみがあった。
「おい、聞いておけば偉そうにベラベラ喋りやがって、何様なの?お前。」とミーナさんが不良ばりに突っ込んで来た。
「僕?僕は、光の世界リュナミス家五代目、王子グリム・リュナミスだ!」
と高らかに名乗った。
光の世界の王子、やっぱりいいとこの子供だったか。
と考えていると、ユナさんが誰かを連れてやって来た。
「なんだ、騒がしいじゃないか。おう坊主、取りに来たか。」
「はい、時間通りにきました。それで頼んだものは…。」
「こいつだな。全く、手間かけさせやがって。」
そうして、布に包まれていたところから出てきたものは、誰でも分かる業物。黄金に輝くそれはまるで、伝説の…。
「エクスカリバー。のパチモンだな。似せただけの贋作に過ぎんが、これでいいのか?」
「これほど、素晴らしい物を作って頂いたのですから文句の一つもありませんよ。ありがとうございます。」
偽物、とは言えるのだろうか。その手に持っている剣は、凄く強大な力が、ひしひしと感じる。なら本物はどれほどのものを…。
「君もこの剣の力を知りたいかい?」
唐突にそう言われた。知りたいのはもちろんだが、こいつはそんなことだけじゃ終わらない気がする。
「お、その剣は、へぇ、その剣の説明を聞いてなお使おうとするのか。」
みんな同じ反応をする。そんな凄いのか。というか、「あの、貴方は?」
「ん?俺か?俺はこの鍛冶屋の店長を勤める、ダリム・ウオラだ。よろしくな。」
「そんなことよりも。」と話を遮られた。「この剣の事を知りたいなら、決闘をしようよ。僕もその剣の事を知りたいしね。」
互いに剣の事を知りたい事を条件に、決闘か。間違いなく戦い慣れしている感じだ。自信に満ち溢れている。ここで戦って何のメリットがある。と思っていたが、正直メリットしかない。
自信に満ち溢れているという事は、こいつは剣の心得がある。つまり、剣舞が見れる可能性がある。そして、この戦いに善戦すれば、仲間になってくれるかもしれない。なら、やらない手はない。
「やってみよう。俺も、この剣の性能を知りたいしな。」
「決まりだな。」
ということで、試し切り出来る倉庫で、決闘をする事になった。
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