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序章 この世界を知る
6.テスト、それは無理ゲー
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テスト当日、未だその内容は提示されていない。どのようなことをするのか、テストのことで頭がいっぱいいっぱいだ。そうして、庭に立った数分後、賢者から説明される。
「今回のテストの内容は、30分以内に、私に一撃与えること。以上!」それだけだった。なんとシンプルかつわかりやすく、無理ゲーなのだろうか。賢者の能力は聞いてはいないが、一瞬で転移したのだから、予測はつく。そんなのに一撃だ。無理すぎる。
「なお、私からは攻撃を行いません。そして、作戦にもある程度かかってあげます。」なんというハンデ。しかしとして、これぐらいしないと俺が一撃与える前に負けるというもの、ありがたく頂戴しよう。
「10分間、作戦を考える時間を与えます。エノス君、ミーナ手伝ってあげなさい。」ということで作戦を考える。
「先に言おう、賢者の能力は「転移」だ。それを踏まえて、考えよう。」
ということで考えるが、どう当てんの?
「私が考えるに、奇襲しかないと思う。作戦にある程度引っかかるのなら、なんとかなる…かも。」というように、作戦もクソもないのだ。
「アドバイスありがとうございます。まぁ上手くやってみます。」というところで10分が経過した。
目の前にいるのはこの世界の賢者。一撃与えるだけが無理ゲーに近い。まぁ、上手くやるしかないだろう。
そうして、テストが始まった。
さあ、どう来るのかしら。大原君の成長を確かめる絶好の機会、こっちもワクワクが止まらないわ。
大原は、周りに火の魔力弾を展開する。そうして、地面に手をつけ、クラウチングスタートのように、走り出した。魔力操作によって、一瞬にして賢者の懐に入れた。
そうして賢者に殴る。簡単にかわされた。それはそうだ。馬鹿正直に突っ込みすぎだ。しかし、避けた先に、展開してあった魔力弾を発射する。が転移によってかわされる。
移動先は、俺の後ろ。予想通りだ。掌から土の魔力弾を後ろに向けて、発射する。
ここで知るのは、能力のクールタイムだ。転移をした後に少しでも、遅れがあるのなら可能性が広がるが、これもかわされる。しかし、一撃だけとは、言ってはいない。
展開していた魔力弾は、先ほど全て使用したわけではない。2、3個ほど、俺の後ろに残しておいたのだ。
爆散する。しかし、そこに賢者はいない。
「いい攻撃だったわ。」と、上の方から声が聞こえる。
「予測は大事よ。けど、空中に転移出来ない、なんてことはないわよね。」と言いながら、降りてくる。
「やっぱ厳しいな。この内容キツすぎません?」
「ハンデ与えてるからいいじゃない。それとも何、もう終わりなの?」と、余裕をかましていた。
「まさか、まだ始まったばかりですよ。色々やってみますよ。」そういうと俺は、人差し指を上へ向かせる。
「‼︎」と驚いた頃にはもう遅い。地面から、水の鞭のような物が現れ、賢者に襲う。
(当たる)そう確信を持ったその時、目に見えない程の速さで、その場を切り抜けた。間違いなく言える。あれは転移でかわしてなどいない。あれが、賢者の身体能力なのだ。この時の俺はそう考えていた。
(危なかった…)あれは間違いなく当たっていた。私が今したことは、彼にとってみればズルみたいなもの。だけど、いつから設置しておいたのだろう。
「答え合わせをしてほしいわね。いつから、設置してたの?」
「最初に地面に手をつけた時ですよ。あの時に地面の中に無数の細い水の鞭を張り巡らせて、話している間に、一点つまり賢者様の足元に集結させて、攻撃したんです。」
あの一瞬でそんなことを。全く、普通の人なら確実に当たっているわ。まぁ良くも悪くも、長生きしたおかげでもあるのかしらね。
「けど、一撃与えられなかったわね。」
「そうなんですよ。当たったと思ったのに。簡単には、終わらんか。」
そうして、大原は剣を取り出す。
「次、やってみるかね。」そうして賢者に向かって走り出す。
残り時間25分。
賢者に向かって振るうが、一向に当たらない。止まっていてはいけないと思い、やっているが、簡単にかわされる。足元から電気を流しても、転移で逃げられる。
そうして一つの策を思いつく、それは転移を使わせることだ。どうするか。それを今、実行に移す。
まずは、賢者に土のドーム状に、閉じ込める。そこから足元に電気を流し込み、ドーム全体に広げる。そのため、地面にはいられないため、空中のどこかへ転移する。そこに、空中にいた俺が追撃する。
が、再び転移によって逃げられる。そうして賢者は大原が作ったドームの上に乗る。
「空中に誘い込んだのはいいけど、転移は空中でも出来るわ。まぁ座標を考えるのは大変だけど。」と地面に目を向けるが大原はいない。
「そうですか、いい作品だと思ったんだけどなあ。」
と、賢者よりも上から声がする。
「あれさ、もしかして…」
「ああ…信じられんが。そこにい続けているのだから間違いないだろう。」
「嘘…あなたなんで、空にい続けているの!?」
「え?」いや、そんなのは単純で。
「浮いてるからですけど。」
「「ええぇぇぇ!?」」と、その場にいた全員が驚いていた。
地面から10メートルほど空中へ浮いていると、驚かれた。あれだ、こういう時に言う言葉があった。
「俺、やった?」というと皆同時に頷いていた。
「なんでそんな事を…」と聞かれたので、「空飛ぶことが出来たらいいなぁと思ったら、出来たんで。」
ありえない。人が空を飛ぶのに、どれほどの魔力を使うと。大原君の魔力でも半分以上は持っていかれるほど空を飛ぶことは、厳しいとされていたのに、この子は。
なんか注目を集めるのも嫌なので降りることにした。「さてと、続きしましょうよ。」
とりあえずは、一泡吹かせれたみたいだ。
残り時間、約12分。
時間がない、当てずっぽうは駄目だとは思うが、考えながらやるしかない。
転移の能力。空中から空中への転移も出来るのならもう打つ手がないかもしれない。
考えながら魔力弾を撃ち続ける。全てかわされる。
どうするか。色々考えて、考えた結果、一つの可能性にかけた。
しかし大原がなぜこのような作戦を思いついたのかは、今はまだ、理解されないことだろう。
魔力弾を撃つのを止める。そして、地面全体を湿らせ、電気を流し込み、地面に居させなくする。すると賢者はドームの上に乗るので、それを破壊し、落ちていく破片を利用し、攻撃する。賢者は転移してかわす。
転移場所は空中。そこからは持続勝負だ。落ちていく賢者に、風の刃を放つ。しかし、賢者は連続で転移し、かわしていく。
(ここからだ!)俺は地面へ手をつき、土の魔力弾を多数作り、連続で発射していく。
やばいわね。詰ませにきてるのがよく分かる。そして大原君の魔力もそろそろ終わりが近い。魔力量が多くても、こんなに沢山の魔力弾を撃ち続けているのだから、減る量も多い。
けど、私も脳の負荷がやばい。一転移ごとに、頭痛がすごい。けど、この弾幕から逃れる方法が一つ。
それは…大原君の後ろまでいくこと!もう大原君の魔力も10万を切ってる。魔力切れと同時にたどり着く。
それが私がかわしきれる条件!
連続で転移して弾幕をかわしていく。残りの魔力も少ない。そして、賢者様の目標地点も分かっている。
(その前に…与える!)
そうして、最後の弾幕を貼る。が、転移でかわされる。
のは予定通りだ。即座に取り出す能力を使う。取り出すのは、(賢者の能力…!)その瞬間に、賢者は、真っ直ぐに落ちていく。残り少ない魔力で水の球体を作る。
「当たってくれよおっ!流石にィ!」
賢者に向かって放たれた。
「⁉︎」転移出来ない⁉︎まさか、ここで取り出した⁉︎まずいこれは、当たる!
「…くっ…当たるものかあ‼︎」
賢者は人ならざる速さで体を風の魔力で、大原の攻撃をかわした。
「くそっ…!今ので…駄目なのかよ…。」
そうして、賢者に能力が戻る。
大原は膝から崩れ落ち、賢者が大原の後ろへたどり着く。そして、賢者の時計のアラームが鳴る。
「悪いわね、本気でやらないとこの先、危ないから。少し挫折してもら…うわぁ⁉︎」と、地面の中へ落ちていった。
「いてて…!」見上げるとそこに、大原がいた。指を銃のようにして、石ころを賢者に当てた。
「これで…一撃で…いいですよね…」と弱々しく言う。
「まさか、こんな初歩的なことで、当たるとはね。合格、合格‼︎全く、こんなに本気でやらなくてもいい戦いだったのに。」
「それは言い訳もいいとこだろう。」とエノスは言う。
「因みに一応俺も30分測っていたんだが、アラームが鳴る3秒前だぞ。」と言った。
「よっと。とりあえず、こいつ運ぶの手伝えよ。」
そうして、魔力切れで気絶した大原を、運んでいく。
けど、正直に言って私、苦戦しすぎじゃない?本当に本気でかわしていたんだけど、最後の作戦は全部上手くいきすぎている気がする。まるで私がそうするのを分かっているみたいだった。
何よりも、一瞬だけ見えた大原君の目、明らかに異常だった。目の色は、黄色みたいな色だった。あれの影響で?
もうよそう。こんなことを考えていると、自分が惨めで仕方がない。目が覚めたら、祝福してあげる。それだけよ、アルシア。
テスト結果、大原 将希 合格
「今回のテストの内容は、30分以内に、私に一撃与えること。以上!」それだけだった。なんとシンプルかつわかりやすく、無理ゲーなのだろうか。賢者の能力は聞いてはいないが、一瞬で転移したのだから、予測はつく。そんなのに一撃だ。無理すぎる。
「なお、私からは攻撃を行いません。そして、作戦にもある程度かかってあげます。」なんというハンデ。しかしとして、これぐらいしないと俺が一撃与える前に負けるというもの、ありがたく頂戴しよう。
「10分間、作戦を考える時間を与えます。エノス君、ミーナ手伝ってあげなさい。」ということで作戦を考える。
「先に言おう、賢者の能力は「転移」だ。それを踏まえて、考えよう。」
ということで考えるが、どう当てんの?
「私が考えるに、奇襲しかないと思う。作戦にある程度引っかかるのなら、なんとかなる…かも。」というように、作戦もクソもないのだ。
「アドバイスありがとうございます。まぁ上手くやってみます。」というところで10分が経過した。
目の前にいるのはこの世界の賢者。一撃与えるだけが無理ゲーに近い。まぁ、上手くやるしかないだろう。
そうして、テストが始まった。
さあ、どう来るのかしら。大原君の成長を確かめる絶好の機会、こっちもワクワクが止まらないわ。
大原は、周りに火の魔力弾を展開する。そうして、地面に手をつけ、クラウチングスタートのように、走り出した。魔力操作によって、一瞬にして賢者の懐に入れた。
そうして賢者に殴る。簡単にかわされた。それはそうだ。馬鹿正直に突っ込みすぎだ。しかし、避けた先に、展開してあった魔力弾を発射する。が転移によってかわされる。
移動先は、俺の後ろ。予想通りだ。掌から土の魔力弾を後ろに向けて、発射する。
ここで知るのは、能力のクールタイムだ。転移をした後に少しでも、遅れがあるのなら可能性が広がるが、これもかわされる。しかし、一撃だけとは、言ってはいない。
展開していた魔力弾は、先ほど全て使用したわけではない。2、3個ほど、俺の後ろに残しておいたのだ。
爆散する。しかし、そこに賢者はいない。
「いい攻撃だったわ。」と、上の方から声が聞こえる。
「予測は大事よ。けど、空中に転移出来ない、なんてことはないわよね。」と言いながら、降りてくる。
「やっぱ厳しいな。この内容キツすぎません?」
「ハンデ与えてるからいいじゃない。それとも何、もう終わりなの?」と、余裕をかましていた。
「まさか、まだ始まったばかりですよ。色々やってみますよ。」そういうと俺は、人差し指を上へ向かせる。
「‼︎」と驚いた頃にはもう遅い。地面から、水の鞭のような物が現れ、賢者に襲う。
(当たる)そう確信を持ったその時、目に見えない程の速さで、その場を切り抜けた。間違いなく言える。あれは転移でかわしてなどいない。あれが、賢者の身体能力なのだ。この時の俺はそう考えていた。
(危なかった…)あれは間違いなく当たっていた。私が今したことは、彼にとってみればズルみたいなもの。だけど、いつから設置しておいたのだろう。
「答え合わせをしてほしいわね。いつから、設置してたの?」
「最初に地面に手をつけた時ですよ。あの時に地面の中に無数の細い水の鞭を張り巡らせて、話している間に、一点つまり賢者様の足元に集結させて、攻撃したんです。」
あの一瞬でそんなことを。全く、普通の人なら確実に当たっているわ。まぁ良くも悪くも、長生きしたおかげでもあるのかしらね。
「けど、一撃与えられなかったわね。」
「そうなんですよ。当たったと思ったのに。簡単には、終わらんか。」
そうして、大原は剣を取り出す。
「次、やってみるかね。」そうして賢者に向かって走り出す。
残り時間25分。
賢者に向かって振るうが、一向に当たらない。止まっていてはいけないと思い、やっているが、簡単にかわされる。足元から電気を流しても、転移で逃げられる。
そうして一つの策を思いつく、それは転移を使わせることだ。どうするか。それを今、実行に移す。
まずは、賢者に土のドーム状に、閉じ込める。そこから足元に電気を流し込み、ドーム全体に広げる。そのため、地面にはいられないため、空中のどこかへ転移する。そこに、空中にいた俺が追撃する。
が、再び転移によって逃げられる。そうして賢者は大原が作ったドームの上に乗る。
「空中に誘い込んだのはいいけど、転移は空中でも出来るわ。まぁ座標を考えるのは大変だけど。」と地面に目を向けるが大原はいない。
「そうですか、いい作品だと思ったんだけどなあ。」
と、賢者よりも上から声がする。
「あれさ、もしかして…」
「ああ…信じられんが。そこにい続けているのだから間違いないだろう。」
「嘘…あなたなんで、空にい続けているの!?」
「え?」いや、そんなのは単純で。
「浮いてるからですけど。」
「「ええぇぇぇ!?」」と、その場にいた全員が驚いていた。
地面から10メートルほど空中へ浮いていると、驚かれた。あれだ、こういう時に言う言葉があった。
「俺、やった?」というと皆同時に頷いていた。
「なんでそんな事を…」と聞かれたので、「空飛ぶことが出来たらいいなぁと思ったら、出来たんで。」
ありえない。人が空を飛ぶのに、どれほどの魔力を使うと。大原君の魔力でも半分以上は持っていかれるほど空を飛ぶことは、厳しいとされていたのに、この子は。
なんか注目を集めるのも嫌なので降りることにした。「さてと、続きしましょうよ。」
とりあえずは、一泡吹かせれたみたいだ。
残り時間、約12分。
時間がない、当てずっぽうは駄目だとは思うが、考えながらやるしかない。
転移の能力。空中から空中への転移も出来るのならもう打つ手がないかもしれない。
考えながら魔力弾を撃ち続ける。全てかわされる。
どうするか。色々考えて、考えた結果、一つの可能性にかけた。
しかし大原がなぜこのような作戦を思いついたのかは、今はまだ、理解されないことだろう。
魔力弾を撃つのを止める。そして、地面全体を湿らせ、電気を流し込み、地面に居させなくする。すると賢者はドームの上に乗るので、それを破壊し、落ちていく破片を利用し、攻撃する。賢者は転移してかわす。
転移場所は空中。そこからは持続勝負だ。落ちていく賢者に、風の刃を放つ。しかし、賢者は連続で転移し、かわしていく。
(ここからだ!)俺は地面へ手をつき、土の魔力弾を多数作り、連続で発射していく。
やばいわね。詰ませにきてるのがよく分かる。そして大原君の魔力もそろそろ終わりが近い。魔力量が多くても、こんなに沢山の魔力弾を撃ち続けているのだから、減る量も多い。
けど、私も脳の負荷がやばい。一転移ごとに、頭痛がすごい。けど、この弾幕から逃れる方法が一つ。
それは…大原君の後ろまでいくこと!もう大原君の魔力も10万を切ってる。魔力切れと同時にたどり着く。
それが私がかわしきれる条件!
連続で転移して弾幕をかわしていく。残りの魔力も少ない。そして、賢者様の目標地点も分かっている。
(その前に…与える!)
そうして、最後の弾幕を貼る。が、転移でかわされる。
のは予定通りだ。即座に取り出す能力を使う。取り出すのは、(賢者の能力…!)その瞬間に、賢者は、真っ直ぐに落ちていく。残り少ない魔力で水の球体を作る。
「当たってくれよおっ!流石にィ!」
賢者に向かって放たれた。
「⁉︎」転移出来ない⁉︎まさか、ここで取り出した⁉︎まずいこれは、当たる!
「…くっ…当たるものかあ‼︎」
賢者は人ならざる速さで体を風の魔力で、大原の攻撃をかわした。
「くそっ…!今ので…駄目なのかよ…。」
そうして、賢者に能力が戻る。
大原は膝から崩れ落ち、賢者が大原の後ろへたどり着く。そして、賢者の時計のアラームが鳴る。
「悪いわね、本気でやらないとこの先、危ないから。少し挫折してもら…うわぁ⁉︎」と、地面の中へ落ちていった。
「いてて…!」見上げるとそこに、大原がいた。指を銃のようにして、石ころを賢者に当てた。
「これで…一撃で…いいですよね…」と弱々しく言う。
「まさか、こんな初歩的なことで、当たるとはね。合格、合格‼︎全く、こんなに本気でやらなくてもいい戦いだったのに。」
「それは言い訳もいいとこだろう。」とエノスは言う。
「因みに一応俺も30分測っていたんだが、アラームが鳴る3秒前だぞ。」と言った。
「よっと。とりあえず、こいつ運ぶの手伝えよ。」
そうして、魔力切れで気絶した大原を、運んでいく。
けど、正直に言って私、苦戦しすぎじゃない?本当に本気でかわしていたんだけど、最後の作戦は全部上手くいきすぎている気がする。まるで私がそうするのを分かっているみたいだった。
何よりも、一瞬だけ見えた大原君の目、明らかに異常だった。目の色は、黄色みたいな色だった。あれの影響で?
もうよそう。こんなことを考えていると、自分が惨めで仕方がない。目が覚めたら、祝福してあげる。それだけよ、アルシア。
テスト結果、大原 将希 合格
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