901 / 1,022
悪意を植え付けられた者達8
しおりを挟む
「キミーこっちであってる?」
「あってるっち。間違いないっちよ」
悪意二人は世界を渡りつつリディエラを探す
探知は苦手だが、アウルの力によってその制度は上がっているはずだ
だが方向音痴であるため、てんで違う世界を探してしまう二人
各世界で二人はヒト族を殺し、その解剖や拷問を楽しむ
かなり方向は間違ってはいるが、一応少しずつは近づいていた
「ねね、この攫ったやつはどうする?」
「もちろん足からゆっくり削って行くっち。くふふ、楽しみだっち」
「うんうん、キミー分かってるぅ」
「なんなんだ! 何する気なんだよ! この! 放せ!」
男は暴れるが、とても子供のものとは思えない力で押さえつけられる
「無駄な抵抗はやめなさいやめなさい。カカカカ! さーて削ろうやれ削ろう」
「なんでだよ! お前ら人間だろう? なんでこんなことするんだよ!」
「あ? 人間なんてどうでもいいし。ぼくちんはただ苦しむところが見れればいいんだよ」
「あちしは人間なんて全部殲滅したいって思ってるっち」
「ヒッ」
どうあっても自分は助からない
その絶望の表情がさらに二人を喜ばせる
「あ、悪魔」
「あらら、そりゃ悪魔に失礼だ」
「そうだっち。悪魔なんて優しいものと同じにしちゃだめだっち。本当の絶望」
「それがぼくちんたちだよ」
楽しそうな、凶悪で、最悪で、とにかくこの世の悪を煮詰めて煮だしたような狂人の笑顔
男はそのまま足先から削り出され、絶命するまでただただ悲鳴を上げる肉人形となった
「ああ楽しかった」
「楽しくはなかったっち。悲鳴が足りないっち」
「確かに! キミー分かってるぅ」
死体を蹴飛ばし、二人は次の獲物を探す
目的を見失っても自分達の楽しみを優先する
ケラケラと笑いながら二人はさらに世界を移動し続けた
「あってるっち。間違いないっちよ」
悪意二人は世界を渡りつつリディエラを探す
探知は苦手だが、アウルの力によってその制度は上がっているはずだ
だが方向音痴であるため、てんで違う世界を探してしまう二人
各世界で二人はヒト族を殺し、その解剖や拷問を楽しむ
かなり方向は間違ってはいるが、一応少しずつは近づいていた
「ねね、この攫ったやつはどうする?」
「もちろん足からゆっくり削って行くっち。くふふ、楽しみだっち」
「うんうん、キミー分かってるぅ」
「なんなんだ! 何する気なんだよ! この! 放せ!」
男は暴れるが、とても子供のものとは思えない力で押さえつけられる
「無駄な抵抗はやめなさいやめなさい。カカカカ! さーて削ろうやれ削ろう」
「なんでだよ! お前ら人間だろう? なんでこんなことするんだよ!」
「あ? 人間なんてどうでもいいし。ぼくちんはただ苦しむところが見れればいいんだよ」
「あちしは人間なんて全部殲滅したいって思ってるっち」
「ヒッ」
どうあっても自分は助からない
その絶望の表情がさらに二人を喜ばせる
「あ、悪魔」
「あらら、そりゃ悪魔に失礼だ」
「そうだっち。悪魔なんて優しいものと同じにしちゃだめだっち。本当の絶望」
「それがぼくちんたちだよ」
楽しそうな、凶悪で、最悪で、とにかくこの世の悪を煮詰めて煮だしたような狂人の笑顔
男はそのまま足先から削り出され、絶命するまでただただ悲鳴を上げる肉人形となった
「ああ楽しかった」
「楽しくはなかったっち。悲鳴が足りないっち」
「確かに! キミー分かってるぅ」
死体を蹴飛ばし、二人は次の獲物を探す
目的を見失っても自分達の楽しみを優先する
ケラケラと笑いながら二人はさらに世界を移動し続けた
0
お気に入りに追加
111
あなたにおすすめの小説
転生してチートを手に入れました!!生まれた時から精霊王に囲まれてます…やだ
如月花恋
ファンタジー
…目の前がめっちゃ明るくなったと思ったら今度は…真っ白?
「え~…大丈夫?」
…大丈夫じゃないです
というかあなた誰?
「神。ごめんね~?合コンしてたら死んじゃってた~」
…合…コン
私の死因…神様の合コン…
…かない
「てことで…好きな所に転生していいよ!!」
好きな所…転生
じゃ異世界で
「異世界ってそんな子供みたいな…」
子供だし
小2
「まっいっか。分かった。知り合いのところ送るね」
よろです
魔法使えるところがいいな
「更に注文!?」
…神様のせいで死んだのに…
「あぁ!!分かりました!!」
やたね
「君…結構策士だな」
そう?
作戦とかは楽しいけど…
「う~ん…だったらあそこでも大丈夫かな。ちょうど人が足りないって言ってたし」
…あそこ?
「…うん。君ならやれるよ。頑張って」
…んな他人事みたいな…
「あ。爵位は結構高めだからね」
しゃくい…?
「じゃ!!」
え?
ちょ…しゃくいの説明ぃぃぃぃ!!
余命半年のはずが?異世界生活始めます
ゆぃ♫
ファンタジー
静波杏花、本日病院で健康診断の結果を聞きに行き半年の余命と判明…
不運が重なり、途方に暮れていると…
確認はしていますが、拙い文章で誤字脱字もありますが読んでいただけると嬉しいです。
私がいつの間にか精霊王の母親に!?
桜 あぴ子(旧名:あぴ子)
ファンタジー
サラは幼い頃から学ばなくても魔法が使えた。最近では思っただけで、魔法が使えるまでに。。。
精霊に好かれる者は、強力な魔法が使える世界。その中でも精霊の加護持ちは特別だ。当然サラも精霊の加護持ちだろうと周りから期待される中、能力鑑定を受けたことで、とんでもない称号がついていることが分かって⁉️
私が精霊王様の母親っ?まだ、ピチピチの10歳で初恋もまだですけど⁉️
収納持ちのコレクターは、仲間と幸せに暮らしたい。~スキルがなくて追放された自称「か弱い女の子」の元辺境伯令嬢。実は無自覚チートで世界最強⁉~
SHEILA
ファンタジー
生まれた時から、両親に嫌われていた。
物心ついた時には、毎日両親から暴力を受けていた。
4年後に生まれた妹は、生まれた時から、両親に可愛がられた。
そして、物心ついた妹からも、虐めや暴力を受けるようになった。
現代日本では考えられないような環境で育った私は、ある日妹に殺され、<選択の間>に呼ばれた。
異世界の創造神に、地球の輪廻の輪に戻るか異世界に転生するかを選べると言われ、迷わず転生することを選んだ。
けれど、転生先でも両親に愛されることはなくて……
お読みいただきありがとうございます。
のんびり不定期更新です。
転生したら弱いものまね士になったけど結局活躍した。それはいいとして、英雄になったら隣に住んでたエルフとベッドの上でファンタジーが始まった
ぐうのすけ
ファンタジー
会社帰り、俺は突然異世界に転生した。
転生した異世界は貴族屋敷……の隣にあるボロ屋の息子だった。
10才で弱いと言われるものまね士のジョブを授かるが、それでも俺は冒険者を目指す。
所で隣のメイドさん、俺をからかうの、やめてもらえますか?
やめて貰えないと幼馴染のお嬢様が頬をぷっくりさせて睨んでくるんですけど?
そう言えば俺をバカにしていたライダーはどんどんボロボロになっていくけど、生きておるのか?
まあ、そんな事はどうでもいいんだけど、俺が英雄になった後隣に住んでいたエルフメイドがベッドの上では弱すぎる。
異世界のんびりワークライフ ~生産チートを貰ったので好き勝手生きることにします~
樋川カイト
ファンタジー
友人の借金を押し付けられて馬車馬のように働いていた青年、三上彰。
無理がたたって過労死してしまった彼は、神を自称する男から自分の不幸の理由を知らされる。
そのお詫びにとチートスキルとともに異世界へと転生させられた彰は、そこで出会った人々と交流しながら日々を過ごすこととなる。
そんな彼に訪れるのは平和な未来か、はたまた更なる困難か。
色々と吹っ切れてしまった彼にとってその全てはただ人生の彩りになる、のかも知れない……。
※この作品はカクヨム様でも掲載しています。
転生悪役令嬢に仕立て上げられた幸運の女神様は家門から勘当されたので、自由に生きるため、もう、ほっといてください。今更戻ってこいは遅いです
青の雀
ファンタジー
公爵令嬢ステファニー・エストロゲンは、学園の卒業パーティで第2王子のマリオットから突然、婚約破棄を告げられる
それも事実ではない男爵令嬢のリリアーヌ嬢を苛めたという冤罪を掛けられ、問答無用でマリオットから殴り飛ばされ意識を失ってしまう
そのショックで、ステファニーは前世社畜OL だった記憶を思い出し、日本料理を提供するファミリーレストランを開業することを思いつく
公爵令嬢として、持ち出せる宝石をなぜか物心ついたときには、すでに貯めていて、それを原資として開業するつもりでいる
この国では婚約破棄された令嬢は、キズモノとして扱われることから、なんとか自立しようと修道院回避のために幼いときから貯金していたみたいだった
足取り重く公爵邸に帰ったステファニーに待ち構えていたのが、父からの勘当宣告で……
エストロゲン家では、昔から異能をもって生まれてくるということを当然としている家柄で、異能を持たないステファニーは、前から肩身の狭い思いをしていた
修道院へ行くか、勘当を甘んじて受け入れるか、二者択一を迫られたステファニーは翌早朝にこっそり、家を出た
ステファニー自身は忘れているが、実は女神の化身で何代前の過去に人間との恋でいさかいがあり、無念が残っていたので、神界に帰らず、人間界の中で転生を繰り返すうちに、自分自身が女神であるということを忘れている
エストロゲン家の人々は、ステファニーの恩恵を受け異能を覚醒したということを知らない
ステファニーを追い出したことにより、次々に異能が消えていく……
4/20ようやく誤字チェックが完了しました
もしまだ、何かお気づきの点がありましたら、ご報告お待ち申し上げておりますm(_)m
いったん終了します
思いがけずに長くなってしまいましたので、各単元ごとはショートショートなのですが(笑)
平民女性に転生して、下剋上をするという話も面白いかなぁと
気が向いたら書きますね
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる