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芽吹き12
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天女たちはところどころで楽し気に語らい、踊り、また美味しそうな料理を堪能していた
かといって堕落しているわけではなく、それぞれが自分の特技を生かした仕事もしている
それも楽しそうにやっているため、ストレスがないのだ
「さて、こちらへ」
エンナは客人であるりえたちをもてなすため、自らの家へと招いた
この国の女王であるにもかかわらず、その家は特に大きいというわけでもない普通の家だった
豪華絢爛さもなく、本当に普通過ぎる家
「何を驚いているのですか?」
「あの、一応女王様ですよね? この家って・・・」
「? 何か問題でもありましたか?」
「いえ、その、豪華じゃないんですね?」
「その必要がありますか? 生きていくうえで豪華なものなど必要ありません。服装は、まあ、綺麗なのでこのようなものを着ていますが、私達はこの服も自分達で作っています。お金など生きていくうえで必要ないのです」
またドヤァと笑顔
エンナの主張を理解したりえは思わず拍手を送っていた
「て、照れますね」
彼女の家では料理や踊りをふるまわれた
踊りは見ていて見惚れるほどに美しく、彼女らが着ている服がまたその美しさを際立たせていた
彼女あらが着ている服も実はこのために豪華な様相になっているのだろう
とにかく楽しい時間が過ぎ、やがて夜になった
天女たちが警戒しない理由は、この国には純粋で悪意がない人間しか入れないからで、つまりは入れた人間には警戒する必要がないのだ
そしてそのことがこの後大変な事態を巻き起こすこととなった
翌朝、大きな爆発音がして一行は目を覚ました
「大変ですエンナ様! なぜかこの国に悪意を持った人間達が大勢乗り込んできています! その数およそ千!」
「なんですって!? お客人、申し訳ないですがお相手ができなくなりました・・・。私はこの国を守らなくてはなりません。家の裏手から外に出れるのでそこからお逃げください」
「待ってください。私達も戦います!」
それはりえから出た言葉
仲間たちはそんなりえの強い意志に驚いた
彼女は争いを嫌い、なるべく戦うことを避けてきた
しかし今彼女の中で何かが変わろうとしていた
「行きましょう皆さん! こんなに良くしてくれた天女さんたちを助けるんです!」
「ああもちろんさねぇ」
「うんうん」
「よし、やろう!」
「私はアモン様の意志に従います」
全員りえの意見に当然の如く賛成
そして天女たちの国を襲っている者達との戦闘が始まった
かといって堕落しているわけではなく、それぞれが自分の特技を生かした仕事もしている
それも楽しそうにやっているため、ストレスがないのだ
「さて、こちらへ」
エンナは客人であるりえたちをもてなすため、自らの家へと招いた
この国の女王であるにもかかわらず、その家は特に大きいというわけでもない普通の家だった
豪華絢爛さもなく、本当に普通過ぎる家
「何を驚いているのですか?」
「あの、一応女王様ですよね? この家って・・・」
「? 何か問題でもありましたか?」
「いえ、その、豪華じゃないんですね?」
「その必要がありますか? 生きていくうえで豪華なものなど必要ありません。服装は、まあ、綺麗なのでこのようなものを着ていますが、私達はこの服も自分達で作っています。お金など生きていくうえで必要ないのです」
またドヤァと笑顔
エンナの主張を理解したりえは思わず拍手を送っていた
「て、照れますね」
彼女の家では料理や踊りをふるまわれた
踊りは見ていて見惚れるほどに美しく、彼女らが着ている服がまたその美しさを際立たせていた
彼女あらが着ている服も実はこのために豪華な様相になっているのだろう
とにかく楽しい時間が過ぎ、やがて夜になった
天女たちが警戒しない理由は、この国には純粋で悪意がない人間しか入れないからで、つまりは入れた人間には警戒する必要がないのだ
そしてそのことがこの後大変な事態を巻き起こすこととなった
翌朝、大きな爆発音がして一行は目を覚ました
「大変ですエンナ様! なぜかこの国に悪意を持った人間達が大勢乗り込んできています! その数およそ千!」
「なんですって!? お客人、申し訳ないですがお相手ができなくなりました・・・。私はこの国を守らなくてはなりません。家の裏手から外に出れるのでそこからお逃げください」
「待ってください。私達も戦います!」
それはりえから出た言葉
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しかし今彼女の中で何かが変わろうとしていた
「行きましょう皆さん! こんなに良くしてくれた天女さんたちを助けるんです!」
「ああもちろんさねぇ」
「うんうん」
「よし、やろう!」
「私はアモン様の意志に従います」
全員りえの意見に当然の如く賛成
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