483 / 1,022
イレギュラーメルカの冒険2
しおりを挟む
世界ってなんて広くて綺麗なのかしら
一つ一つが宝石のように輝いているわ
今いるこの世界はたくさんの人種がいて、仲良く暮らしてるみたい
魔族は、いないのね
科学が発展した国で、自然と調和がなされている綺麗な世界
中心となってるのはエルフたちかしら。若干エルフの数が多いわね
私は能力を使って世界の情勢を見てみた
一気に情報が流れ込んでくるけど、私の頭なら十分に対処可能
普通の人間がこれをやったら多分脳がオーバーヒートを起こして一気に壊れちゃうはず
何せ世界中の人々の考えやら思い出やらまでが流れ込んでくるもの
変な思い出やら気持ちの悪い思いやらも入ってくるけど、それは脳内でシャットダウン
始めのうちはそれもできなかったから苦労したんだけどね
で、案の定この世界はエルフの女王が管理してる世界で、国はたった一つ
統一国家レイヴァーノ
自然と人々が共存して暮らし、さらには人間族の技術者によって化学も発展してる世界
しかもこの科学がすごいのなんのって、発展している割に自然に全く影響を与えてなくて、むしろ調和がとれて自然が生き生きしてる
素晴らしい世界だわ
ウキウキしながら街を見て回ってると突然大きな爆炎が上がって悲鳴が起こった
おかしい、私の能力で危険が察知できてないなんてどういうことなのかしら
急いでその爆炎が上がった方向へ向かうと数人の男女が高笑いしながら人々を殺していた
殺していたの、私の目の前で
死してすぐならまだ、大丈夫!
私は急いで倒れ、死にゆく人たちに力を使った
「早くしなきゃ!」
死んだ人たちを一瞬で一か所に並べると一気に蘇らせて結界を張った
「なに、こいつ、せっかくあたしらが殺した獲物を何蘇らせてくれちゃってんの」
人々を殺していたやつらのうちの女が私の前に立った
「なーんか嫌な目つきね。生意気、殺すわ、いいでしょジエン」
「いや、そいつの能力は仕えるかもしれん、連れて帰るから半殺し程度にしておけ」
「めんどくさいわね」
そいつらは私を取り囲んでそれぞれの能力を発揮した
「回復能力しか使えないなら楽でいいじゃん。とっとと縛って連れて、ブギャァ!!」
とりあえず一番腹が立った奴から殴っておいた
ほんの少し撫でた程度だったけど、あんなに吹っ飛んでいくとは思わなかったわ
まぁ多分死んでないでしょう
「馬鹿な、ラペルが一撃だと!?」
かなり驚いたみたい。一斉に襲い掛かって来たわ
「空間切除!」
「オーバーレイ!」
「腐撃!」
残る三人が能力を使ってきたけど、それらすべては私に全く効かない
全てを受けてなおぴんぴんしている私に三人はさらに驚愕の表情を浮かべてる
「嘘でしょ、なんで私の力喰らって手足がもげてないのよ!」
「それは、あなたの力があまりにも弱いからですね」
女の背後に回り込むと背中を思いっきり蹴り上げた
メキメキと音が鳴って背骨が折れる
動けなくなるけど死にはしない程度の攻撃ね
次に残り二人の男の手足の骨を粉々に砕いておいた
力なんて使わなくてもこのくらいはできるわ
「さてと、さっきの男も回収しておいて」
全員気絶してるから自分達で元居た世界には帰れないでしょう
私の優しさね。元の世界に返してあげる
空間を切り裂いて扉を作るとそこに放り投げておいた
とはいっても普通に狭間の世界に放り投げたら死んじゃうだろうから、ちゃんとこの子たちが来たと思われる世界に投げて置いたわ
「ふぅ、えっと、もう死んでる人はいないわね」
蘇らせた人達を包んでいた結界を解くと私はすぐにその場を去った
何せたくさんの人達が私に向かってきて喜びを伝えようとしてくるんだもの
嬉しいけど長くなりそうだからしょうがないわよね
そのままこの世界の別の場所に行ってみることにした
エルフの女王がいる場所ね
でも座標を見誤ったわ。まさかその女王の目の前に出ちゃうなんて
「あらぁ、あなたは誰かしらぁ」
「え、えっとごめんなさい。急に現れちゃって」
「いいのよぉ、あなた、さっきこの世界の危機を救ってくれたでしょぉ」
「え、なんで知ってるんですか?」
「わたくしの目はぁ、特別製でこの世界で起こることを見ることができるのですぅ」
なるほど、それで私がさっきの異世界人を倒したことを知ってたのね
「歓迎しますぅ。どうぞゆっくりしていってくださいねぇ」
そう言えば突然現れたって言うのに周りの護衛エルフたちはまったく騒いでない
聞いてみたら私が来る前にすでにここに私が来るってことを察知して護衛たちに言ってたみたい
それでみんな落ち着いてたのね
ああなんて素晴らしいのかしら。この世界の女王は母の愛に満ちているわ
国民すべてを愛している立派な方
その日はたくさんの人達に囲まれて歓迎されてお話をして、とても楽しく過ごせたわ
こんな世界ばかりならいいのに
そして私はもうあんな異世界人が来れないようにかなり大掛かりな結界を施して、悪意ある者が外から来れないようにしておいた
それにしてもなんで私の力があったのにあの異世界人たちが来ることが分からなかったのかしら
この謎は早いうちに解いた方が良さそうね
一つ一つが宝石のように輝いているわ
今いるこの世界はたくさんの人種がいて、仲良く暮らしてるみたい
魔族は、いないのね
科学が発展した国で、自然と調和がなされている綺麗な世界
中心となってるのはエルフたちかしら。若干エルフの数が多いわね
私は能力を使って世界の情勢を見てみた
一気に情報が流れ込んでくるけど、私の頭なら十分に対処可能
普通の人間がこれをやったら多分脳がオーバーヒートを起こして一気に壊れちゃうはず
何せ世界中の人々の考えやら思い出やらまでが流れ込んでくるもの
変な思い出やら気持ちの悪い思いやらも入ってくるけど、それは脳内でシャットダウン
始めのうちはそれもできなかったから苦労したんだけどね
で、案の定この世界はエルフの女王が管理してる世界で、国はたった一つ
統一国家レイヴァーノ
自然と人々が共存して暮らし、さらには人間族の技術者によって化学も発展してる世界
しかもこの科学がすごいのなんのって、発展している割に自然に全く影響を与えてなくて、むしろ調和がとれて自然が生き生きしてる
素晴らしい世界だわ
ウキウキしながら街を見て回ってると突然大きな爆炎が上がって悲鳴が起こった
おかしい、私の能力で危険が察知できてないなんてどういうことなのかしら
急いでその爆炎が上がった方向へ向かうと数人の男女が高笑いしながら人々を殺していた
殺していたの、私の目の前で
死してすぐならまだ、大丈夫!
私は急いで倒れ、死にゆく人たちに力を使った
「早くしなきゃ!」
死んだ人たちを一瞬で一か所に並べると一気に蘇らせて結界を張った
「なに、こいつ、せっかくあたしらが殺した獲物を何蘇らせてくれちゃってんの」
人々を殺していたやつらのうちの女が私の前に立った
「なーんか嫌な目つきね。生意気、殺すわ、いいでしょジエン」
「いや、そいつの能力は仕えるかもしれん、連れて帰るから半殺し程度にしておけ」
「めんどくさいわね」
そいつらは私を取り囲んでそれぞれの能力を発揮した
「回復能力しか使えないなら楽でいいじゃん。とっとと縛って連れて、ブギャァ!!」
とりあえず一番腹が立った奴から殴っておいた
ほんの少し撫でた程度だったけど、あんなに吹っ飛んでいくとは思わなかったわ
まぁ多分死んでないでしょう
「馬鹿な、ラペルが一撃だと!?」
かなり驚いたみたい。一斉に襲い掛かって来たわ
「空間切除!」
「オーバーレイ!」
「腐撃!」
残る三人が能力を使ってきたけど、それらすべては私に全く効かない
全てを受けてなおぴんぴんしている私に三人はさらに驚愕の表情を浮かべてる
「嘘でしょ、なんで私の力喰らって手足がもげてないのよ!」
「それは、あなたの力があまりにも弱いからですね」
女の背後に回り込むと背中を思いっきり蹴り上げた
メキメキと音が鳴って背骨が折れる
動けなくなるけど死にはしない程度の攻撃ね
次に残り二人の男の手足の骨を粉々に砕いておいた
力なんて使わなくてもこのくらいはできるわ
「さてと、さっきの男も回収しておいて」
全員気絶してるから自分達で元居た世界には帰れないでしょう
私の優しさね。元の世界に返してあげる
空間を切り裂いて扉を作るとそこに放り投げておいた
とはいっても普通に狭間の世界に放り投げたら死んじゃうだろうから、ちゃんとこの子たちが来たと思われる世界に投げて置いたわ
「ふぅ、えっと、もう死んでる人はいないわね」
蘇らせた人達を包んでいた結界を解くと私はすぐにその場を去った
何せたくさんの人達が私に向かってきて喜びを伝えようとしてくるんだもの
嬉しいけど長くなりそうだからしょうがないわよね
そのままこの世界の別の場所に行ってみることにした
エルフの女王がいる場所ね
でも座標を見誤ったわ。まさかその女王の目の前に出ちゃうなんて
「あらぁ、あなたは誰かしらぁ」
「え、えっとごめんなさい。急に現れちゃって」
「いいのよぉ、あなた、さっきこの世界の危機を救ってくれたでしょぉ」
「え、なんで知ってるんですか?」
「わたくしの目はぁ、特別製でこの世界で起こることを見ることができるのですぅ」
なるほど、それで私がさっきの異世界人を倒したことを知ってたのね
「歓迎しますぅ。どうぞゆっくりしていってくださいねぇ」
そう言えば突然現れたって言うのに周りの護衛エルフたちはまったく騒いでない
聞いてみたら私が来る前にすでにここに私が来るってことを察知して護衛たちに言ってたみたい
それでみんな落ち着いてたのね
ああなんて素晴らしいのかしら。この世界の女王は母の愛に満ちているわ
国民すべてを愛している立派な方
その日はたくさんの人達に囲まれて歓迎されてお話をして、とても楽しく過ごせたわ
こんな世界ばかりならいいのに
そして私はもうあんな異世界人が来れないようにかなり大掛かりな結界を施して、悪意ある者が外から来れないようにしておいた
それにしてもなんで私の力があったのにあの異世界人たちが来ることが分からなかったのかしら
この謎は早いうちに解いた方が良さそうね
0
お気に入りに追加
111
あなたにおすすめの小説
転生してチートを手に入れました!!生まれた時から精霊王に囲まれてます…やだ
如月花恋
ファンタジー
…目の前がめっちゃ明るくなったと思ったら今度は…真っ白?
「え~…大丈夫?」
…大丈夫じゃないです
というかあなた誰?
「神。ごめんね~?合コンしてたら死んじゃってた~」
…合…コン
私の死因…神様の合コン…
…かない
「てことで…好きな所に転生していいよ!!」
好きな所…転生
じゃ異世界で
「異世界ってそんな子供みたいな…」
子供だし
小2
「まっいっか。分かった。知り合いのところ送るね」
よろです
魔法使えるところがいいな
「更に注文!?」
…神様のせいで死んだのに…
「あぁ!!分かりました!!」
やたね
「君…結構策士だな」
そう?
作戦とかは楽しいけど…
「う~ん…だったらあそこでも大丈夫かな。ちょうど人が足りないって言ってたし」
…あそこ?
「…うん。君ならやれるよ。頑張って」
…んな他人事みたいな…
「あ。爵位は結構高めだからね」
しゃくい…?
「じゃ!!」
え?
ちょ…しゃくいの説明ぃぃぃぃ!!
余命半年のはずが?異世界生活始めます
ゆぃ♫
ファンタジー
静波杏花、本日病院で健康診断の結果を聞きに行き半年の余命と判明…
不運が重なり、途方に暮れていると…
確認はしていますが、拙い文章で誤字脱字もありますが読んでいただけると嬉しいです。
転生した体のスペックがチート
モカ・ナト
ファンタジー
とある高校生が不注意でトラックに轢かれ死んでしまう。
目覚めたら自称神様がいてどうやら異世界に転生させてくれるらしい
このサイトでは10話まで投稿しています。
続きは小説投稿サイト「小説家になろう」で連載していますので、是非見に来てください!
追放された付与術士、別の職業に就く
志位斗 茂家波
ファンタジー
「…‥‥レーラ。君はもう、このパーティから出て行ってくれないか?」
……その一言で、私、付与術士のレーラは冒険者パーティから追放された。
けれども、別にそういう事はどうでもいい。なぜならば、別の就職先なら用意してあるもの。
とは言え、これで明暗が分かれるとは……人生とは不思議である。
たまにやる短編。今回は流行りの追放系を取り入れて見ました。作者の他作品のキャラも出す予定デス。
作者の連載作品「拾ったメイドゴーレムによって、いつの間にか色々されていた ~何このメイド、ちょっと怖い~」より、一部出していますので、興味があればそちらもどうぞ。
収納持ちのコレクターは、仲間と幸せに暮らしたい。~スキルがなくて追放された自称「か弱い女の子」の元辺境伯令嬢。実は無自覚チートで世界最強⁉~
SHEILA
ファンタジー
生まれた時から、両親に嫌われていた。
物心ついた時には、毎日両親から暴力を受けていた。
4年後に生まれた妹は、生まれた時から、両親に可愛がられた。
そして、物心ついた妹からも、虐めや暴力を受けるようになった。
現代日本では考えられないような環境で育った私は、ある日妹に殺され、<選択の間>に呼ばれた。
異世界の創造神に、地球の輪廻の輪に戻るか異世界に転生するかを選べると言われ、迷わず転生することを選んだ。
けれど、転生先でも両親に愛されることはなくて……
お読みいただきありがとうございます。
のんびり不定期更新です。
異世界のんびりワークライフ ~生産チートを貰ったので好き勝手生きることにします~
樋川カイト
ファンタジー
友人の借金を押し付けられて馬車馬のように働いていた青年、三上彰。
無理がたたって過労死してしまった彼は、神を自称する男から自分の不幸の理由を知らされる。
そのお詫びにとチートスキルとともに異世界へと転生させられた彰は、そこで出会った人々と交流しながら日々を過ごすこととなる。
そんな彼に訪れるのは平和な未来か、はたまた更なる困難か。
色々と吹っ切れてしまった彼にとってその全てはただ人生の彩りになる、のかも知れない……。
※この作品はカクヨム様でも掲載しています。
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
そんなにホイホイ転生させんじゃねえ!転生者達のチートスキルを奪う旅〜好き勝手する転生者に四苦八苦する私〜
Open
ファンタジー
就活浪人生に片足を突っ込みかけている大学生、本田望結のもとに怪しげなスカウトメールが届く。やけになっていた望結は指定された教会に行ってみると・・・
神様の世界でも異世界転生が流行っていて沢山問題が発生しているから解決するために異世界に行って転生者の体の一部を回収してこい?しかも給料も発生する?
月給30万円、昇給あり。衣食住、必要経費は全負担、残業代は別途支給。etc...etc...
新卒の私にとって魅力的な待遇に即決したけど・・・
とにかくやりたい放題の転生者。
何度も聞いた「俺なんかやっちゃいました?」
「俺は静かに暮らしたいのに・・・」
「まさか・・・手加減でもしているのか・・・?」
「これぐらい出来て普通じゃないのか・・・」
そんな転生者を担ぎ上げる異世界の住民達。
そして転生者に秒で惚れていく異世界の女性達によって形成されるハーレムの数々。
もういい加減にしてくれ!!!
小説家になろうでも掲載しております
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる