408 / 1,022
妖怪族の国再び4
しおりを挟む
ハクラちゃんになぜ教えてくれなかったのかとぶつくさ文句を言いながら次の階層へ行くと、いきなり何らかの攻撃を受けて目の前が真っ暗になった
「うおっし! 当たったー!」
「ななななに!? 前が見えないぃい!」
「精霊様! 危ないです!」
カキンと武器同士がぶつかり合う音がしたけど、目が開かないから何が起こってるかわからない
仕方ないから探知を最大にして力の流れを感知して周囲の把握を試みた
次第に見えているかのように周りの状況が把握できるようになってきた
これ、初めてやってみたけど案外便利かも
普通に見えている状況以上にいろんなことが分かる
まず打ち合っているのはハクラちゃんと誰か
その誰かは相当な手練れなのか剣の達人ともいえるハクラちゃんと互角に打ち合ってる
「くっ、何者です! 精霊様に何をしたのですか!」
「クヒヒヒヒ、拙者はホオヅキ! レコ様が天使の一人だ! そっちの精霊の子には魔力を抑えるトリモチで視界を奪わせてもらったよ! まぁあんまり意味なかったみたいだけどね」
「その通り、僕は探知で周囲が見えるからね!」
「ありゃりゃあ、早くも復活って感じか。二人相手はきつそうだから一人動けなくなってもらおうと思ったのに」
「残念だったね。精霊魔法、樹王召喚!」
こういった異世界と繋がってるダンジョンには僕の力の一つである精霊召喚はできない
でもそれならそれで別のものを召喚すればいいんだって最近気が付いた
樹王というのはその場にある植物を使って召喚する精霊の守護者のようなもので、僕達精霊が戦えないようなピンチに陥った時に召喚したりする
意思は無くてゴーレムみたいなものかな
ここは幸いにも森だったから樹王の召喚ができてよかったよ
「げぇ! そんなのあり? 召喚できるなんてきいてないし!」
「樹王頼んだよ!」
樹王の姿は見えないけどその位置は分かる
僕の前で僕を守るように立ってくれている
「妖魔手裏剣!」
シュルシュルシュルという風を切る音の後木に何かが突き刺さる音が聞こえた
どうやら樹王に手裏剣が刺さったみたいだけど、その程度じゃ樹王は倒れないよ
「妖魔手裏剣をただの手裏剣だと思わない方がいいよ!」
「え?」
手裏剣が刺さったところから妖力を感じる
それが一期に吹きあがって樹王を取り込んだのが分かった
「クヒヒヒ! 拙者の妖魔手裏剣は当たった者を妖魔に変える特別製! しかも拙者の言うことを何でも聞くのだ!」
「く、僕の樹王が逆手に取られるなんて」
「精霊様! 私がお守りしますから!」
「ありがとうハクラちゃん」
「クヒヒ、それなら君も妖魔に変えちゃうまでだ!」
それはまずい
ハクラちゃんが妖魔になんて変えられたら僕にはもうどうしようもない
それに妖魔になって戻れる保証もないじゃないか
それだけは絶対に避けなきゃ
「ほらほら! 手裏剣当たっちゃうよぉ!」
くっそー、楽しそうにして!
なんて性格の悪い奴なんだ
「うわっ、おっと、危ないじゃないですか!」
「樹王、そいつ取り押さえて!」
「しまっ」
魔力の流れからハクラちゃんが妖魔になった樹王に取り押さえられたのが分かった
「ホイ終了っと! これで君も拙者のものだね~え」
「あ、あああ、うっがぁ! あああああ!!」
ハクラちゃんの妖力が膨れ上がるのを感じる
このままじゃハクラちゃんが妖魔になっちゃうって言うのに僕は視界を奪われてほとんど何もできない
「ふぅふぅ、ぐぅっふう」
「あれ? どういうことだこれ?」
「あふぅ、いたたた、どうやら、私には、その手裏剣は、効かないようですねぇ」
「嘘、拙者達天使でも妖魔に変えてしまうほどの猛毒だぞ!?」
「毒なら耐性をつければいいんですよ」
「まさかこの短時間に血清を体の中で作り出したっていうの!?」
「この体になってからはそう言ったことはしやすくなりましたね」
「く、厄介な!」
よかった、ハクラちゃんは無事みたいだ
天使に影響するほどの猛毒だったのに、無事ってのもハクラちゃん大概だと思います
少し落ち着いた僕は目についたものを取るために目をこすった
そのくらいじゃこのトリモチは取れないみたい
今度は魔力で破ってみようとしたけどそれも駄目
色々と力を使ってみて、ようやく正解を見つけた
その間もハクラちゃんはホオヅキさんを抑えてくれてる
そして僕の導きだした最適解は妖力
単純に妖力は妖力に惹かれある
そのためこの妖力で作り出された目隠しも妖力で落とせるってわけだ
「よし見える! よーくみえるよ!」
目が見えるようになってから探知と同時併用したので本当によく視えるようになった
この場にある力の流れ全てが視覚情報だけじゃなくて五感、さらには第六感までもが研ぎ澄まされている
僕はこの体に転生する前長い間盲目だった
それ故に聴覚からの情報って言うのは特に敏感だったんだけど、探知ってそう言ったものも強化してくれるからたとえ気配を消して後ろに立とうとも
「こんな風に布の擦れるわずかな音でも聞こえるってわけなんだよね」
「ぬあ、完全に気配を断ってたのになんで!?」
いつの間にか後ろに迫っていたホオヅキさんの攻撃を完璧に防いだ
「言ったでしょう? よく視えるって」
「まさか、探知を進化させた?」
「進化? スキルが?」
「君たちの世界にはないことだけど、スキルは進化することがある。今の君のスキルは探知から見の極みになっている。全ての感覚が強化されている。く、拙者じゃ君の見を突破できないだろうね」
「全部視えてますからね」
「ちぇ、もうちょっと遊びたかったけどまぁいいか、結果は上々」
「まさかこうなることを見越して僕の目を塞いだんですか?」
「さぁね。拙者の負けだから先に進んでよ」
食えない人だ
それと目が見えるようになってようやくその姿が分かったけど、狐耳と尻尾を持った少年忍者って感じ
快活そうな目が可愛らしい
とりあえず負けを認めたホオヅキさんは手裏剣と小刀を治め、ハクラちゃんも刀を治めた
なんだかスキルの進化なんて言う素晴らしいことが起こって僕はホクホクと次の階層へ進んだ
「うおっし! 当たったー!」
「ななななに!? 前が見えないぃい!」
「精霊様! 危ないです!」
カキンと武器同士がぶつかり合う音がしたけど、目が開かないから何が起こってるかわからない
仕方ないから探知を最大にして力の流れを感知して周囲の把握を試みた
次第に見えているかのように周りの状況が把握できるようになってきた
これ、初めてやってみたけど案外便利かも
普通に見えている状況以上にいろんなことが分かる
まず打ち合っているのはハクラちゃんと誰か
その誰かは相当な手練れなのか剣の達人ともいえるハクラちゃんと互角に打ち合ってる
「くっ、何者です! 精霊様に何をしたのですか!」
「クヒヒヒヒ、拙者はホオヅキ! レコ様が天使の一人だ! そっちの精霊の子には魔力を抑えるトリモチで視界を奪わせてもらったよ! まぁあんまり意味なかったみたいだけどね」
「その通り、僕は探知で周囲が見えるからね!」
「ありゃりゃあ、早くも復活って感じか。二人相手はきつそうだから一人動けなくなってもらおうと思ったのに」
「残念だったね。精霊魔法、樹王召喚!」
こういった異世界と繋がってるダンジョンには僕の力の一つである精霊召喚はできない
でもそれならそれで別のものを召喚すればいいんだって最近気が付いた
樹王というのはその場にある植物を使って召喚する精霊の守護者のようなもので、僕達精霊が戦えないようなピンチに陥った時に召喚したりする
意思は無くてゴーレムみたいなものかな
ここは幸いにも森だったから樹王の召喚ができてよかったよ
「げぇ! そんなのあり? 召喚できるなんてきいてないし!」
「樹王頼んだよ!」
樹王の姿は見えないけどその位置は分かる
僕の前で僕を守るように立ってくれている
「妖魔手裏剣!」
シュルシュルシュルという風を切る音の後木に何かが突き刺さる音が聞こえた
どうやら樹王に手裏剣が刺さったみたいだけど、その程度じゃ樹王は倒れないよ
「妖魔手裏剣をただの手裏剣だと思わない方がいいよ!」
「え?」
手裏剣が刺さったところから妖力を感じる
それが一期に吹きあがって樹王を取り込んだのが分かった
「クヒヒヒ! 拙者の妖魔手裏剣は当たった者を妖魔に変える特別製! しかも拙者の言うことを何でも聞くのだ!」
「く、僕の樹王が逆手に取られるなんて」
「精霊様! 私がお守りしますから!」
「ありがとうハクラちゃん」
「クヒヒ、それなら君も妖魔に変えちゃうまでだ!」
それはまずい
ハクラちゃんが妖魔になんて変えられたら僕にはもうどうしようもない
それに妖魔になって戻れる保証もないじゃないか
それだけは絶対に避けなきゃ
「ほらほら! 手裏剣当たっちゃうよぉ!」
くっそー、楽しそうにして!
なんて性格の悪い奴なんだ
「うわっ、おっと、危ないじゃないですか!」
「樹王、そいつ取り押さえて!」
「しまっ」
魔力の流れからハクラちゃんが妖魔になった樹王に取り押さえられたのが分かった
「ホイ終了っと! これで君も拙者のものだね~え」
「あ、あああ、うっがぁ! あああああ!!」
ハクラちゃんの妖力が膨れ上がるのを感じる
このままじゃハクラちゃんが妖魔になっちゃうって言うのに僕は視界を奪われてほとんど何もできない
「ふぅふぅ、ぐぅっふう」
「あれ? どういうことだこれ?」
「あふぅ、いたたた、どうやら、私には、その手裏剣は、効かないようですねぇ」
「嘘、拙者達天使でも妖魔に変えてしまうほどの猛毒だぞ!?」
「毒なら耐性をつければいいんですよ」
「まさかこの短時間に血清を体の中で作り出したっていうの!?」
「この体になってからはそう言ったことはしやすくなりましたね」
「く、厄介な!」
よかった、ハクラちゃんは無事みたいだ
天使に影響するほどの猛毒だったのに、無事ってのもハクラちゃん大概だと思います
少し落ち着いた僕は目についたものを取るために目をこすった
そのくらいじゃこのトリモチは取れないみたい
今度は魔力で破ってみようとしたけどそれも駄目
色々と力を使ってみて、ようやく正解を見つけた
その間もハクラちゃんはホオヅキさんを抑えてくれてる
そして僕の導きだした最適解は妖力
単純に妖力は妖力に惹かれある
そのためこの妖力で作り出された目隠しも妖力で落とせるってわけだ
「よし見える! よーくみえるよ!」
目が見えるようになってから探知と同時併用したので本当によく視えるようになった
この場にある力の流れ全てが視覚情報だけじゃなくて五感、さらには第六感までもが研ぎ澄まされている
僕はこの体に転生する前長い間盲目だった
それ故に聴覚からの情報って言うのは特に敏感だったんだけど、探知ってそう言ったものも強化してくれるからたとえ気配を消して後ろに立とうとも
「こんな風に布の擦れるわずかな音でも聞こえるってわけなんだよね」
「ぬあ、完全に気配を断ってたのになんで!?」
いつの間にか後ろに迫っていたホオヅキさんの攻撃を完璧に防いだ
「言ったでしょう? よく視えるって」
「まさか、探知を進化させた?」
「進化? スキルが?」
「君たちの世界にはないことだけど、スキルは進化することがある。今の君のスキルは探知から見の極みになっている。全ての感覚が強化されている。く、拙者じゃ君の見を突破できないだろうね」
「全部視えてますからね」
「ちぇ、もうちょっと遊びたかったけどまぁいいか、結果は上々」
「まさかこうなることを見越して僕の目を塞いだんですか?」
「さぁね。拙者の負けだから先に進んでよ」
食えない人だ
それと目が見えるようになってようやくその姿が分かったけど、狐耳と尻尾を持った少年忍者って感じ
快活そうな目が可愛らしい
とりあえず負けを認めたホオヅキさんは手裏剣と小刀を治め、ハクラちゃんも刀を治めた
なんだかスキルの進化なんて言う素晴らしいことが起こって僕はホクホクと次の階層へ進んだ
0
お気に入りに追加
111
あなたにおすすめの小説
転生してチートを手に入れました!!生まれた時から精霊王に囲まれてます…やだ
如月花恋
ファンタジー
…目の前がめっちゃ明るくなったと思ったら今度は…真っ白?
「え~…大丈夫?」
…大丈夫じゃないです
というかあなた誰?
「神。ごめんね~?合コンしてたら死んじゃってた~」
…合…コン
私の死因…神様の合コン…
…かない
「てことで…好きな所に転生していいよ!!」
好きな所…転生
じゃ異世界で
「異世界ってそんな子供みたいな…」
子供だし
小2
「まっいっか。分かった。知り合いのところ送るね」
よろです
魔法使えるところがいいな
「更に注文!?」
…神様のせいで死んだのに…
「あぁ!!分かりました!!」
やたね
「君…結構策士だな」
そう?
作戦とかは楽しいけど…
「う~ん…だったらあそこでも大丈夫かな。ちょうど人が足りないって言ってたし」
…あそこ?
「…うん。君ならやれるよ。頑張って」
…んな他人事みたいな…
「あ。爵位は結構高めだからね」
しゃくい…?
「じゃ!!」
え?
ちょ…しゃくいの説明ぃぃぃぃ!!
私がいつの間にか精霊王の母親に!?
桜 あぴ子(旧名:あぴ子)
ファンタジー
サラは幼い頃から学ばなくても魔法が使えた。最近では思っただけで、魔法が使えるまでに。。。
精霊に好かれる者は、強力な魔法が使える世界。その中でも精霊の加護持ちは特別だ。当然サラも精霊の加護持ちだろうと周りから期待される中、能力鑑定を受けたことで、とんでもない称号がついていることが分かって⁉️
私が精霊王様の母親っ?まだ、ピチピチの10歳で初恋もまだですけど⁉️
余命半年のはずが?異世界生活始めます
ゆぃ♫
ファンタジー
静波杏花、本日病院で健康診断の結果を聞きに行き半年の余命と判明…
不運が重なり、途方に暮れていると…
確認はしていますが、拙い文章で誤字脱字もありますが読んでいただけると嬉しいです。
収納持ちのコレクターは、仲間と幸せに暮らしたい。~スキルがなくて追放された自称「か弱い女の子」の元辺境伯令嬢。実は無自覚チートで世界最強⁉~
SHEILA
ファンタジー
生まれた時から、両親に嫌われていた。
物心ついた時には、毎日両親から暴力を受けていた。
4年後に生まれた妹は、生まれた時から、両親に可愛がられた。
そして、物心ついた妹からも、虐めや暴力を受けるようになった。
現代日本では考えられないような環境で育った私は、ある日妹に殺され、<選択の間>に呼ばれた。
異世界の創造神に、地球の輪廻の輪に戻るか異世界に転生するかを選べると言われ、迷わず転生することを選んだ。
けれど、転生先でも両親に愛されることはなくて……
お読みいただきありがとうございます。
のんびり不定期更新です。
異世界のんびりワークライフ ~生産チートを貰ったので好き勝手生きることにします~
樋川カイト
ファンタジー
友人の借金を押し付けられて馬車馬のように働いていた青年、三上彰。
無理がたたって過労死してしまった彼は、神を自称する男から自分の不幸の理由を知らされる。
そのお詫びにとチートスキルとともに異世界へと転生させられた彰は、そこで出会った人々と交流しながら日々を過ごすこととなる。
そんな彼に訪れるのは平和な未来か、はたまた更なる困難か。
色々と吹っ切れてしまった彼にとってその全てはただ人生の彩りになる、のかも知れない……。
※この作品はカクヨム様でも掲載しています。
転生悪役令嬢に仕立て上げられた幸運の女神様は家門から勘当されたので、自由に生きるため、もう、ほっといてください。今更戻ってこいは遅いです
青の雀
ファンタジー
公爵令嬢ステファニー・エストロゲンは、学園の卒業パーティで第2王子のマリオットから突然、婚約破棄を告げられる
それも事実ではない男爵令嬢のリリアーヌ嬢を苛めたという冤罪を掛けられ、問答無用でマリオットから殴り飛ばされ意識を失ってしまう
そのショックで、ステファニーは前世社畜OL だった記憶を思い出し、日本料理を提供するファミリーレストランを開業することを思いつく
公爵令嬢として、持ち出せる宝石をなぜか物心ついたときには、すでに貯めていて、それを原資として開業するつもりでいる
この国では婚約破棄された令嬢は、キズモノとして扱われることから、なんとか自立しようと修道院回避のために幼いときから貯金していたみたいだった
足取り重く公爵邸に帰ったステファニーに待ち構えていたのが、父からの勘当宣告で……
エストロゲン家では、昔から異能をもって生まれてくるということを当然としている家柄で、異能を持たないステファニーは、前から肩身の狭い思いをしていた
修道院へ行くか、勘当を甘んじて受け入れるか、二者択一を迫られたステファニーは翌早朝にこっそり、家を出た
ステファニー自身は忘れているが、実は女神の化身で何代前の過去に人間との恋でいさかいがあり、無念が残っていたので、神界に帰らず、人間界の中で転生を繰り返すうちに、自分自身が女神であるということを忘れている
エストロゲン家の人々は、ステファニーの恩恵を受け異能を覚醒したということを知らない
ステファニーを追い出したことにより、次々に異能が消えていく……
4/20ようやく誤字チェックが完了しました
もしまだ、何かお気づきの点がありましたら、ご報告お待ち申し上げておりますm(_)m
いったん終了します
思いがけずに長くなってしまいましたので、各単元ごとはショートショートなのですが(笑)
平民女性に転生して、下剋上をするという話も面白いかなぁと
気が向いたら書きますね
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
そんなにホイホイ転生させんじゃねえ!転生者達のチートスキルを奪う旅〜好き勝手する転生者に四苦八苦する私〜
Open
ファンタジー
就活浪人生に片足を突っ込みかけている大学生、本田望結のもとに怪しげなスカウトメールが届く。やけになっていた望結は指定された教会に行ってみると・・・
神様の世界でも異世界転生が流行っていて沢山問題が発生しているから解決するために異世界に行って転生者の体の一部を回収してこい?しかも給料も発生する?
月給30万円、昇給あり。衣食住、必要経費は全負担、残業代は別途支給。etc...etc...
新卒の私にとって魅力的な待遇に即決したけど・・・
とにかくやりたい放題の転生者。
何度も聞いた「俺なんかやっちゃいました?」
「俺は静かに暮らしたいのに・・・」
「まさか・・・手加減でもしているのか・・・?」
「これぐらい出来て普通じゃないのか・・・」
そんな転生者を担ぎ上げる異世界の住民達。
そして転生者に秒で惚れていく異世界の女性達によって形成されるハーレムの数々。
もういい加減にしてくれ!!!
小説家になろうでも掲載しております
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる