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竜人の国5
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宿を取ったあとはギルドへ
スカーについての報告をしておかないとね
あとで通信魔法で向こうの山脈向こうのギルドにも伝えておかないと
あ、でもギルドに知り合いがいないや
この魔法知ってる人にじゃないと飛ばせないのよね
仕方ない、ここは異世界人同盟を頼ってケイジさんに伝えておこう
ギルドに立ち寄って受付へ
「ようこそ冒険者ギルドドゥラン支部へ」
受付は竜人の男性
「冒険者の方ですね? 依頼を受けるのでしたらあちらのボードに張り出していますよ」
「いえ、報告をしたいことがありまして」
「報告ですか?」
「山脈のネームド、スカーについてなんですが」
「スカーですか!? かつてトガツメヒメ様によって撃退されたネームドモンスターですね? 少々お待ちください」
受付のお兄さんは奥に引っ込んで、少ししてから人型竜人のお姉さんがやって来た
「お待たせしました、ギルドマスターのララです」
おお、可愛い名前とは裏腹にものすごい闘気
この人、下手したら大英雄クラスの実力者かも
「スカーについてのことですが、あの魔物にはギルドも手を焼いていました。もしかして討伐していただけたのでしょうか? でしたら討伐の証を見せていただきたいのですが」
この人、私達が討伐できる実力者だって見抜いてる
「いえ、討伐したわけじゃないんですが、スカーの脅威はもうなくなりました。つまりどういうことかというと」
「理解しました。そちらのお嬢さんは勇者、ですね? なるほど、これはまた特異な勇者スキルですね。敵を味方に・・・。興味深いです。いえすいません。私の竜眼はスキルを見抜くものでして、勇者のお嬢さんと、精霊様、あなたのスキルを見させていただきました」
「なるほど、それで理解したってわけですね。ともかくスカーにはあの道の守護をお願いしました。旅人に手を出さないこと、他の魔物に襲われそうなら守ってあげること、それと、自身が危険だと判断した場合はすぐ逃げることをお願いしておいたので、もう危険はないと思います」
「それは助かります! これで山脈向こうとの国との行き来がしやすくなります!」
「それとは別に聞きたい事があります」
「何でしょう?」
「観光名所を教えてください」
ララさんはニコリと微笑んで快く色々と教えてくれた
スカーについての報告をしておかないとね
あとで通信魔法で向こうの山脈向こうのギルドにも伝えておかないと
あ、でもギルドに知り合いがいないや
この魔法知ってる人にじゃないと飛ばせないのよね
仕方ない、ここは異世界人同盟を頼ってケイジさんに伝えておこう
ギルドに立ち寄って受付へ
「ようこそ冒険者ギルドドゥラン支部へ」
受付は竜人の男性
「冒険者の方ですね? 依頼を受けるのでしたらあちらのボードに張り出していますよ」
「いえ、報告をしたいことがありまして」
「報告ですか?」
「山脈のネームド、スカーについてなんですが」
「スカーですか!? かつてトガツメヒメ様によって撃退されたネームドモンスターですね? 少々お待ちください」
受付のお兄さんは奥に引っ込んで、少ししてから人型竜人のお姉さんがやって来た
「お待たせしました、ギルドマスターのララです」
おお、可愛い名前とは裏腹にものすごい闘気
この人、下手したら大英雄クラスの実力者かも
「スカーについてのことですが、あの魔物にはギルドも手を焼いていました。もしかして討伐していただけたのでしょうか? でしたら討伐の証を見せていただきたいのですが」
この人、私達が討伐できる実力者だって見抜いてる
「いえ、討伐したわけじゃないんですが、スカーの脅威はもうなくなりました。つまりどういうことかというと」
「理解しました。そちらのお嬢さんは勇者、ですね? なるほど、これはまた特異な勇者スキルですね。敵を味方に・・・。興味深いです。いえすいません。私の竜眼はスキルを見抜くものでして、勇者のお嬢さんと、精霊様、あなたのスキルを見させていただきました」
「なるほど、それで理解したってわけですね。ともかくスカーにはあの道の守護をお願いしました。旅人に手を出さないこと、他の魔物に襲われそうなら守ってあげること、それと、自身が危険だと判断した場合はすぐ逃げることをお願いしておいたので、もう危険はないと思います」
「それは助かります! これで山脈向こうとの国との行き来がしやすくなります!」
「それとは別に聞きたい事があります」
「何でしょう?」
「観光名所を教えてください」
ララさんはニコリと微笑んで快く色々と教えてくれた
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