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転生者の国5
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レストランアクティ
綺麗な少し高めのファミレスって感じで、この地で取れた特産品を使ってるんだって
「お、これなぞうまそうじゃの」
お母さんがメニュー表を見ながら頼んだのは、特産品盛りだくさんセット
この地で作ってる野菜がたっぷり入ってて、メインとして大きな魚、サケのような魚の塩焼きが出た
「私はこれかな」
ステーキ、がっつりステーキ
たまにはこういうのもいいよね
「私これ!」
フィオナちゃんが頼んだのはピザだった
マルゲリータかな?
注文から五分も経たずに料理が運ばれてきて、最初にお母さんの料理が置かれ、フィオナちゃん、私の順に置かれたんだけど、私の料理が置かれるのを見ている一瞬の間に、お母さんは料理を食べ終えていた
いや結構量あったよね? どうやったの? 手品?
「ケプッ、うまかった、うまかったぞ」
「うっぷ、ちょっと大きすぎたかも」
「このピザって言うの、ものすごくおいしかった」
三者三葉に感想を言って食べ終え、レストランを出る
「ここにいらっしゃいましたか女神様!」
店を出たとたん声をかけられる
呼んだのは支配人のおじさんだった
「む、なんじゃ? 切羽詰まっておるようじゃが?」
ハァハァと呼吸を整えるおじさん
「じ、実は、こちらにかなりの数のワイバーンの群れが迫っていまして、強い力を持つ者達で対抗してはいるのですが、通常のワイバーンとは違うようなのです」
「通常と違うとな?」
「はい、大きさは通常のワイバーンの倍ほど、通常種は火を吐くのですが、奴らは火意外にも雷、風を操るのです。しかも鱗が竜並みに硬いので、一向に数が減らず」
「それで、親子水入らずのわらわたちに助けを求めたと?」
「はっ、も、申し訳ございません!」
委縮するおじさん
「怒っておるわけではない。英断じゃ。素直に頼ってくれて嬉しいぞ。よしミア、フィオナ、行くぞ!」
やる気満々のお母さんは私とフィオナちゃんの手を引っ張って街の方へ飛んだ
「ひぃいいいいい!」
あまりにも速かったから悲鳴が出ちゃったけど、あっという間に戦場についた
「うわ、なんじゃあれうじゃうじゃと」
「すごい数・・・」
「まぁあの程度どうということはないが・・・。おかしいの、あのようなワイバーンはこの世界にはおらん。異世界から流入したのか? それにしては次元のゆがみがない・・・。何があったのじゃ?」
「お母さん、長考してるとこ悪いけど、来たよ!」
「む、そうか、まあ見ておれ! アヌフォスピト!!」
真っ黒な太陽みたいなものが現れて、それがワイバーンから何かを吸い取った
バタバタと落ちて行くワイバーン
たった一度の魔法で飛んでいたワイバーンを全て倒しちゃった
「ふむ、そんなに強くないが・・・。何が起こっておる?」
「お母さん、恐らくなんだけど、今異世界人同盟の人達やトガツメヒメさんが調べてくれてる事象と何か関係あるかもしれないの」
「ほほぉ、トガツメヒメか、あやつに任せておけば安心じゃな」
「信頼厚いんだ」
「うむ、あやつにはわらわの加護をたくさん与えておるからな」
ワイバーンは全て倒したけど、なんだか私達の行く先々でトラブルが起きてる気がする
綺麗な少し高めのファミレスって感じで、この地で取れた特産品を使ってるんだって
「お、これなぞうまそうじゃの」
お母さんがメニュー表を見ながら頼んだのは、特産品盛りだくさんセット
この地で作ってる野菜がたっぷり入ってて、メインとして大きな魚、サケのような魚の塩焼きが出た
「私はこれかな」
ステーキ、がっつりステーキ
たまにはこういうのもいいよね
「私これ!」
フィオナちゃんが頼んだのはピザだった
マルゲリータかな?
注文から五分も経たずに料理が運ばれてきて、最初にお母さんの料理が置かれ、フィオナちゃん、私の順に置かれたんだけど、私の料理が置かれるのを見ている一瞬の間に、お母さんは料理を食べ終えていた
いや結構量あったよね? どうやったの? 手品?
「ケプッ、うまかった、うまかったぞ」
「うっぷ、ちょっと大きすぎたかも」
「このピザって言うの、ものすごくおいしかった」
三者三葉に感想を言って食べ終え、レストランを出る
「ここにいらっしゃいましたか女神様!」
店を出たとたん声をかけられる
呼んだのは支配人のおじさんだった
「む、なんじゃ? 切羽詰まっておるようじゃが?」
ハァハァと呼吸を整えるおじさん
「じ、実は、こちらにかなりの数のワイバーンの群れが迫っていまして、強い力を持つ者達で対抗してはいるのですが、通常のワイバーンとは違うようなのです」
「通常と違うとな?」
「はい、大きさは通常のワイバーンの倍ほど、通常種は火を吐くのですが、奴らは火意外にも雷、風を操るのです。しかも鱗が竜並みに硬いので、一向に数が減らず」
「それで、親子水入らずのわらわたちに助けを求めたと?」
「はっ、も、申し訳ございません!」
委縮するおじさん
「怒っておるわけではない。英断じゃ。素直に頼ってくれて嬉しいぞ。よしミア、フィオナ、行くぞ!」
やる気満々のお母さんは私とフィオナちゃんの手を引っ張って街の方へ飛んだ
「ひぃいいいいい!」
あまりにも速かったから悲鳴が出ちゃったけど、あっという間に戦場についた
「うわ、なんじゃあれうじゃうじゃと」
「すごい数・・・」
「まぁあの程度どうということはないが・・・。おかしいの、あのようなワイバーンはこの世界にはおらん。異世界から流入したのか? それにしては次元のゆがみがない・・・。何があったのじゃ?」
「お母さん、長考してるとこ悪いけど、来たよ!」
「む、そうか、まあ見ておれ! アヌフォスピト!!」
真っ黒な太陽みたいなものが現れて、それがワイバーンから何かを吸い取った
バタバタと落ちて行くワイバーン
たった一度の魔法で飛んでいたワイバーンを全て倒しちゃった
「ふむ、そんなに強くないが・・・。何が起こっておる?」
「お母さん、恐らくなんだけど、今異世界人同盟の人達やトガツメヒメさんが調べてくれてる事象と何か関係あるかもしれないの」
「ほほぉ、トガツメヒメか、あやつに任せておけば安心じゃな」
「信頼厚いんだ」
「うむ、あやつにはわらわの加護をたくさん与えておるからな」
ワイバーンは全て倒したけど、なんだか私達の行く先々でトラブルが起きてる気がする
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