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魔王との戦い3
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穴はかなり奥まで続いてるみたいで、しかも異空間だねこれ
「どうしよう、入る?」
「もちろんですわ! この先に囚われのお姫様がいるんですもの!」
いやそうとは限らないからねタルニャ・・・
この子そういう冒険譚ばかり読んで育ってたらしいからね。仕方ない面もあるのかな
「ともかくゆっくり行きましょう。絶対危険ですから」
「私が先頭を歩くからよっぽど変なことが起きない限り、その点は大丈夫だよ」
私の能力ならどこから何が来ようとも探知できると思う
それほどに私の探知能力は強力になってるからね
クレアさんが見守る中、私達はその変な空間に入って行く
特に敵がいたりとか、警戒すべき危険な罠とかもなくて、ただ真っ直ぐに道が進んでる
光もちゃんとあって、周りは結構見やすい
ミュリュアルさんはこの奥にいるんだろうか?
なんか脈打ってるみたいな音がしてるし、不気味
「他に分かれ道とかもないみたいね」
「なんなんだろうこの道、まるで別世界みたいな」
「別世界だと思うよ。こんなの異世界から転生した私でも知らないけど、私の元居た世界では神隠しとか言って、こういう異次元に連れ去られるって事件の話が結構あるんだ。まあ異世界人みたいに本当に異世界に行っちゃったから行方不明になった人もいるんだけど、中には、こういう風に変なところに落ちちゃう人もいるのかも」
「何ですのそれ! 怖すぎませんこと!?」
「うん、私もそう思う」
もしかしたらこの事件って、本当にその神隠しってやつなのかも
だって突然消えたと思ったら、こんな異空間があるし、精霊達が精霊の情報網を使って世界中を探しても見つからないくらいだし
「ねー、なんか声が聞こえない?」
エルヴィスがそう言うので耳を澄ましてみると
「ケ・・・、タス・・・、ダレ・・・」
小さな小さな声が聞こえてくる
目線の先には物凄く眩しい光がある
眩しい中そこには十数人の捕らえられた人と、何か得体のしれないモノが彼らに対して実験のようなものを行っている光景があった
「どうしよう、入る?」
「もちろんですわ! この先に囚われのお姫様がいるんですもの!」
いやそうとは限らないからねタルニャ・・・
この子そういう冒険譚ばかり読んで育ってたらしいからね。仕方ない面もあるのかな
「ともかくゆっくり行きましょう。絶対危険ですから」
「私が先頭を歩くからよっぽど変なことが起きない限り、その点は大丈夫だよ」
私の能力ならどこから何が来ようとも探知できると思う
それほどに私の探知能力は強力になってるからね
クレアさんが見守る中、私達はその変な空間に入って行く
特に敵がいたりとか、警戒すべき危険な罠とかもなくて、ただ真っ直ぐに道が進んでる
光もちゃんとあって、周りは結構見やすい
ミュリュアルさんはこの奥にいるんだろうか?
なんか脈打ってるみたいな音がしてるし、不気味
「他に分かれ道とかもないみたいね」
「なんなんだろうこの道、まるで別世界みたいな」
「別世界だと思うよ。こんなの異世界から転生した私でも知らないけど、私の元居た世界では神隠しとか言って、こういう異次元に連れ去られるって事件の話が結構あるんだ。まあ異世界人みたいに本当に異世界に行っちゃったから行方不明になった人もいるんだけど、中には、こういう風に変なところに落ちちゃう人もいるのかも」
「何ですのそれ! 怖すぎませんこと!?」
「うん、私もそう思う」
もしかしたらこの事件って、本当にその神隠しってやつなのかも
だって突然消えたと思ったら、こんな異空間があるし、精霊達が精霊の情報網を使って世界中を探しても見つからないくらいだし
「ねー、なんか声が聞こえない?」
エルヴィスがそう言うので耳を澄ましてみると
「ケ・・・、タス・・・、ダレ・・・」
小さな小さな声が聞こえてくる
目線の先には物凄く眩しい光がある
眩しい中そこには十数人の捕らえられた人と、何か得体のしれないモノが彼らに対して実験のようなものを行っている光景があった
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