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猫の力15
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おもちゃ屋から帰ってくるとターナーさんもすでに帰って来てた
まあちび猫ちゃんを付けてるからどこにいるかは分かってたんだけどね
「お、帰ったか、ちょうどいいから夕飯にしよう」
ターナーさんについて、私達と、メアリー家族が向かったのは、レストランベガートというお店
うっわ、すっごい高級そう
「ここはコース料理が有名なんだがな、常連だけ頼める裏メニューがあるんだ」
ターナーさんがウェイトレスさんにあれを、と頼むと、しばらくして大量の野菜盛り合わせが運ばれてきた
乗っている野菜は調理方法が様々で、煮たり焼いたり揚げたり生だったりとざまざま
「この店の野菜は自家栽培されていてな。なんと森エルフの店長が作っているんだ」
森エルフ!
エルフ族の種族の一つで、その名の通り森の中で生活する種族
食べ物は植物しか食べないため、彼らが作った野菜や果物はとんでもなくおいしいんだって
目の前にある野菜はどこか輝いていて、食べることで様々な効果を付与してくれるみたい
例えば大根に似た野菜の煮物は体力増強、ニンジンに似た野菜スティックは筋力増強、焼かれた緑色のナスみたいな野菜は回復効果
これすごい。こんな料理あるんだ
「まあ食べてみてくれ。とんでもなくうまいぞ」
私にも取り分けてくれたからパクリと人参みたいな野菜を食べてみた
え、甘ぁああ!
これニンジンの甘味なの!?
それにこっちのかぼちゃみたいなの、これもすごく甘い。スイーツみたい!
大根っぽいのの煮物は蕩けてて、出汁?がよく効いてる
食べるだけで体の調子が上がって行く
「これはすごいなターナーさん。体から力が湧いて来るみたいだ」
「私お野菜苦手だけど、これすっごくおいしい!」
子供の口にもばっちり合うこの野菜の美味しさ
私が一番気に入ったのはキュウリみたいな野菜かな
生で食べるんだけど、歯ごたえがコリコリでみずみずしくて、風味も爽快
ほんのり塩味があるからよりこのキュウリっぽいのの美味しさが際立ってる
「美味しかったねミア」
「んな!」
レストランを出て宿に戻る一行
その時だった
ドガーーーンと大きな音がして、東の方から煙が上がった
「何事だ!」
ターナーさんがすぐに駆けだして、その爆発があった方へと走って行った
私も走ろうとしたけど、フィオナちゃんに抱っこされてるから行けない
ちび猫ちゃんで様子を見ることにしよう
「お父さん大丈夫かな?」
「んにゃにゃ!」
「そ、そうだよね、お父さん強いもんね!」
うんうんターナーさんなら絶対大丈夫!
ひとまず私達は宿に戻ることにしたよ
まあちび猫ちゃんを付けてるからどこにいるかは分かってたんだけどね
「お、帰ったか、ちょうどいいから夕飯にしよう」
ターナーさんについて、私達と、メアリー家族が向かったのは、レストランベガートというお店
うっわ、すっごい高級そう
「ここはコース料理が有名なんだがな、常連だけ頼める裏メニューがあるんだ」
ターナーさんがウェイトレスさんにあれを、と頼むと、しばらくして大量の野菜盛り合わせが運ばれてきた
乗っている野菜は調理方法が様々で、煮たり焼いたり揚げたり生だったりとざまざま
「この店の野菜は自家栽培されていてな。なんと森エルフの店長が作っているんだ」
森エルフ!
エルフ族の種族の一つで、その名の通り森の中で生活する種族
食べ物は植物しか食べないため、彼らが作った野菜や果物はとんでもなくおいしいんだって
目の前にある野菜はどこか輝いていて、食べることで様々な効果を付与してくれるみたい
例えば大根に似た野菜の煮物は体力増強、ニンジンに似た野菜スティックは筋力増強、焼かれた緑色のナスみたいな野菜は回復効果
これすごい。こんな料理あるんだ
「まあ食べてみてくれ。とんでもなくうまいぞ」
私にも取り分けてくれたからパクリと人参みたいな野菜を食べてみた
え、甘ぁああ!
これニンジンの甘味なの!?
それにこっちのかぼちゃみたいなの、これもすごく甘い。スイーツみたい!
大根っぽいのの煮物は蕩けてて、出汁?がよく効いてる
食べるだけで体の調子が上がって行く
「これはすごいなターナーさん。体から力が湧いて来るみたいだ」
「私お野菜苦手だけど、これすっごくおいしい!」
子供の口にもばっちり合うこの野菜の美味しさ
私が一番気に入ったのはキュウリみたいな野菜かな
生で食べるんだけど、歯ごたえがコリコリでみずみずしくて、風味も爽快
ほんのり塩味があるからよりこのキュウリっぽいのの美味しさが際立ってる
「美味しかったねミア」
「んな!」
レストランを出て宿に戻る一行
その時だった
ドガーーーンと大きな音がして、東の方から煙が上がった
「何事だ!」
ターナーさんがすぐに駆けだして、その爆発があった方へと走って行った
私も走ろうとしたけど、フィオナちゃんに抱っこされてるから行けない
ちび猫ちゃんで様子を見ることにしよう
「お父さん大丈夫かな?」
「んにゃにゃ!」
「そ、そうだよね、お父さん強いもんね!」
うんうんターナーさんなら絶対大丈夫!
ひとまず私達は宿に戻ることにしたよ
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