FOREVER Love…

SoraN

文字の大きさ
上 下
7 / 12
{第七章}

{…初めて…}

しおりを挟む
付き合ってから4ヶ月が過ぎ僕たちは初めてケンカをした…

内容は遊ぶ約束の日にドタキャンをしたことだ…

ここ1週間忙しくて会うことができなくて久々に会う約束をしていた…

なのに遊ぶ日に急に仕事が入り行けなくなったのだ…

その日2人とも休みだったので車で遠出をしようと計画していた…

でも急に仕事が入ったのだ…


約束の日の前の日の夜仕事場から電話がかかってきて
「ごめん、神龍くん…明日仕事に出てくれる…ごめんね…」そうかかってきた…

すぐに君に伝えた…
「凛華ごめん…明日遊べなくなった…ごめん…」

そうメールすると君から電話がかかってきた…
「もしもし」

「もしもし何で遊べなくなったの?…」

「急に仕事が入って…ごめん…」

「そっかぁ。…」

「本当にごめん…」

「謝っても意味ないよ…もう行けなくなったんだからさ…」

「本当にごめんな…」

「もういいよ!楽しみにしてたんだけど行けないなら!頑張って仕事したら!」

そう言って電話を切られた…

その日はメールも電話ももう来なかった…




次の日仕事終わって君の家に行っていた…

家に着いたのは夜の11時を過ぎていた…

君は玄関を開け僕だとわかった瞬間顔色を変えた…

「今日はごめん…」そう言ったら君は
「近所に迷惑だから入って…」
そう言われて僕は家に入ったのだ…

「何が話したいの。」
君は不機嫌な顔でそう言った…

「今日の事謝りたくて…」

「謝っても意味ないよ…今日は戻って来ないんだから…」

「本当にごめんなさい…」

「本当に仕事だったの…」

「そうだけど何で?」

「いや別に…」

君は何か考えていた…

「心配な事でもあったか?」

「別に…」

「言ってくれよ!」

「何で1週間も会ってくれなかったの!久々に会う約束だったのにそれもドタキャンして!優斗は私に会いたく無いの!」

君は爆発したかのようにそう言った…

「会いたくないなんて思わないよ…ずっと会いたかったよ…」

「じゃ何で会いに来てくれなかったの!」

「だから忙しくて…」

「本当に忙しかったの!本当は違うんじゃない!」

「本当に忙しかったんだよ!何でそんなふうに思うんだよ!」

「本当は違う女と会ってたんじゃ無いの!今日も仕事とか言って本当は違う女と急に会うことになってそっちに行ったんじゃ無いの!どうせ優斗もあの人のように私の体目あてなんじゃ無いの!」


君は昔のトラウマを思いだし錯乱状態になっていた…

目には涙がたまっていた…

「私の体目あてなら今すぐ抱いたら!カメラでも動画でも何でも撮りなよ!もう二度目になれば私もなんとも思わないから!」

君は口を止めなかった…

「ほら早く抱きなよ!ほら早く!」




ギュッ……


僕は君を強く抱きしめた…



「体目的だったらとっくの前に抱いてるよ!
俺は真剣に凛華の事を考えてる!
1週間忙しくて会えなかったのも今日仕事だったのも本当だ!
信じられないなら携帯見ても良いし仕事場に聞いてもかまわん!
自分がなっとくすることすればいい!
俺は凛華をマジで愛してる!
俺は絶対に凛華を裏切らない!」





そう言うと君は大粒の涙をこぼしながら鳴き始めた…

そんな君に僕はあついキスをした…


初めてのキスは涙のあじがした…
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

【ショートショート】おやすみ

樹(いつき)@作品使用時は作者名明記必須
恋愛
◆こちらは声劇用台本になりますが普通に読んで頂いても癒される作品になっています。 声劇用だと1分半ほど、黙読だと1分ほどで読みきれる作品です。 ⚠動画・音声投稿サイトにご使用になる場合⚠ ・使用許可は不要ですが、自作発言や転載はもちろん禁止です。著作権は放棄しておりません。必ず作者名の樹(いつき)を記載して下さい。(何度注意しても作者名の記載が無い場合には台本使用を禁止します) ・語尾変更や方言などの多少のアレンジはokですが、大幅なアレンジや台本の世界観をぶち壊すようなアレンジやエフェクトなどはご遠慮願います。 その他の詳細は【作品を使用する際の注意点】をご覧下さい。

もう一度会えたなら

凛子
恋愛
中島美紀と向かい合って座る、スーツに眼鏡の真面目風サラリーマン。 彼は、美紀の友人でも恋人でもない。 この店で相席している常連客──藤沢海斗だ。

皇太子夫妻の歪んだ結婚 

夕鈴
恋愛
皇太子妃リーンは夫の秘密に気付いてしまった。 その秘密はリーンにとって許せないものだった。結婚1日目にして離縁を決意したリーンの夫婦生活の始まりだった。 本編完結してます。 番外編を更新中です。

今夜妻が隣の男とヤるらしい

ヘロディア
恋愛
妻の浮気を確信した主人公。 今夜、なんと隣の家の男性と妻がヤるというので、妻を尾行する。 ひたすら喘ぎ声を聞いた後、ふらふらと出てきた妻に問い詰めるが…

【完結】忘れてください

仲 奈華 (nakanaka)
恋愛
愛していた。 貴方はそうでないと知りながら、私は貴方だけを愛していた。 夫の恋人に子供ができたと教えられても、私は貴方との未来を信じていたのに。 貴方から離婚届を渡されて、私の心は粉々に砕け散った。 もういいの。 私は貴方を解放する覚悟を決めた。 貴方が気づいていない小さな鼓動を守りながら、ここを離れます。 私の事は忘れてください。 ※6月26日初回完結  7月12日2回目完結しました。 お読みいただきありがとうございます。

振られた私

詩織
恋愛
告白をして振られた。 そして再会。 毎日が気まづい。

友情結婚してみたら溺愛されてる件

鳴宮鶉子
恋愛
幼馴染で元カレの彼と友情結婚したら、溺愛されてる?

既に王女となったので

杉本凪咲
恋愛
公爵令息のオーウェンと結婚して二年。 私は彼から愛されない日々を送っていた。 彼の不倫現場を目撃した私は、離婚を叫び家を去る。 王女になるために。

処理中です...