2 / 46
ケイト編
序章
しおりを挟む
~研究所ソロモン・シェルター前~
一人の傷ついた青年が、大挙するドラゴンの前で一振りの刀を振るっていた。
青年は、ドラゴンの灼熱の炎をかわし、襲い来る凶悪な牙をよけ、背後を守るように一人戦っていた。
大挙するドラゴンを刀の一撃で仕留める、攻撃をかわし、また仕留める。
死滅したドラゴンは、光の粒となって消え去る。まるで星になるかのように美しく舞い上がる。
次から次へと襲い掛かる、巨大な殺意も、彼の前で光となって星になる。
終わることのない戦い。
さらに大挙してくるドラゴンの背後には巨大なドラゴンも控えている。
永遠に続く戦いのようだ。
青年は目がかすんでいるのか、ドラゴンの攻撃をよけきれない。
左腕を凶悪な牙に、喰いちぎられる。
それでも、刀を振るい続ける。
・・・。
青年「リュウマくん、ごめん、戻れそうにない・・・。」
青年は最後の力を振り絞る。
青年の姿が消えた。
次の瞬間、青年は背後に控えていた巨大なドラゴンの喉を切り裂く。
ズドーン!
・・・。
大挙していたドラゴンは、恐れをなしたのか、散り散りに消えていった。
力を使い果たしたのか、直立のまま、動けなくなった青年が目をつぶると、持っていた刀も光となり消えた。
≪龍慶日記 第二章 ケイト編≫
一人の傷ついた青年が、大挙するドラゴンの前で一振りの刀を振るっていた。
青年は、ドラゴンの灼熱の炎をかわし、襲い来る凶悪な牙をよけ、背後を守るように一人戦っていた。
大挙するドラゴンを刀の一撃で仕留める、攻撃をかわし、また仕留める。
死滅したドラゴンは、光の粒となって消え去る。まるで星になるかのように美しく舞い上がる。
次から次へと襲い掛かる、巨大な殺意も、彼の前で光となって星になる。
終わることのない戦い。
さらに大挙してくるドラゴンの背後には巨大なドラゴンも控えている。
永遠に続く戦いのようだ。
青年は目がかすんでいるのか、ドラゴンの攻撃をよけきれない。
左腕を凶悪な牙に、喰いちぎられる。
それでも、刀を振るい続ける。
・・・。
青年「リュウマくん、ごめん、戻れそうにない・・・。」
青年は最後の力を振り絞る。
青年の姿が消えた。
次の瞬間、青年は背後に控えていた巨大なドラゴンの喉を切り裂く。
ズドーン!
・・・。
大挙していたドラゴンは、恐れをなしたのか、散り散りに消えていった。
力を使い果たしたのか、直立のまま、動けなくなった青年が目をつぶると、持っていた刀も光となり消えた。
≪龍慶日記 第二章 ケイト編≫
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
6
1 / 3
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる