龍慶日記

黒山羊

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最初に・・・。

【まえがき】・【登場人物】

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【まえがき】

龍慶日記を選んで頂き、ありがとうございます。


この物語は、リュウマ編、ケイト編、どちらから読んでいただいても。

どちらかだけ読んでいただいても、まったく問題ありません。


もちろん、近い時間軸での話になるので、両方読んでもらった方が楽しめると思います。




それでは、物語の最後に、またお会いしましょう。





【登場人物・主要用語】

・リュウマ(Dr.リュウマ) (21歳)
研究施設ソロモンの首席研究員、月より持ち帰られた、D遺伝子(ディアナ遺伝子)より、病気や怪我を完治することができるD細胞(ドラゴン細胞)を、偶然発明する。
3人兄弟の長男で、子供のころから続けていた合気道は、かなりの腕前である。趣味は読書で、暇さえあれば、読書をしている。



・ケイト (18歳)
リュウマの弟、ヒマリの兄、ドラゴンの襲撃時に、兄が研究所に忘れてきた、龍の牙(D細胞を無効かする武器)を取りに、襲撃後のソロモン研究所に潜入するも行方不明となる。
物事の判断が早く、何も考えずに行動する傾向にある。たまに核心を突いた発言をする。
半年後、研究所ソロモンのシェルターのシャッターが開いた時には、研究所ソロモンは瓦礫の山となっていたため、生死不明。



・インディ(ソロモン研究所のマザーコンピューター)
この時代では、コンピューターの進歩が進み、それぞれに個性と自我をもっている。
インディは、外部とのネットワークを物理的に規制されているため、無垢なまま、【人類の為】を大優先で動く。
ソロモン研究所の男性型マザーコンピューター



・リルム(軍事研究所バベルのマザーコンピューター)
インディ同様、外部とのネットワークを物理的に規制されている。
軍事研究所バベルの女性型マザーコンピューター。



・施設長
研究施設ソロモンの施設長、外部から赴任してきたばかりで、あまり設備など、把握できていない状況でのドラゴンの襲撃にあった。不幸な人。
ただ素早い決断で、研究所に引き返した兵士と、Dr.リュウマの弟以外は、一人の死者も出していない。大英断を下す人。



・警備責任者
元は軍から送られてきたスパイだと、施設長に白状している。スパイということもあり、わざわざ自宅から通うことで、軍と連絡を取り合っていた。しかし施設内での生活ではなかったので、家族はシェルター外にいる。本人は、足の悪い両親と3人暮らしだったから、両親は生きてないだろうとあきらめている。
時折、シェルター内のバーで一人泣いている。



・研究施設ソロモン(ソロモン研究所)
D細胞を研究する超巨大施設で、施設内に学校や幼稚園、映画館やボーリング場などの娯楽施設まである。
研究所員は原則として施設外への外出禁止で、必要があれば、家族で施設内での生活を送ることもできる。
ほとんどの所員は、家族と暮らしていた。
シェルターは、もともと町での実験を想定して作られていたため、シェルター内にも、町としての機能が備わっている。



・軍事研究所バベル
もともとは、D細胞の研究を行っていたが、規模の拡大により、研究所はソロモンへ移設。その後、軍関係者が入り、軍事研究所となる。ソロモンに移動しなかった研究員などは、バベルで研究を続けており、D細胞の人体移植などをメインにした研究が主だったという噂。



・ヒマリ (15歳)
リュウマ、ケイトの妹。父の反対で、ソロモンには住んでいなかったため、シェルターに逃げ込めたのかも不明。
ペットに、ロングブーツという名前のネコがいるが、名付けた本人は、なぜかナガグツと呼んでいる。
可愛いけど、怒ると怖い。



・ロングブーツ(ナガグツ)
ヒマリのペットのネコ。どこからか拾ってきたネコだが、ヒマリに超なつく。
テレビとカレンダーと時計を見るのが好き、食事の前には手を洗いたがる変わった癖もある。






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