27 / 31
ニャン月ニャン日、はれ
しおりを挟む
ジーーージーーーー
大音量のこわい音に目が覚めたぼく。
いままでも聞いたことがある音だが、今日の音は大音量だし、音が鳴ったり止んだりを繰り返している。
ぼくは音の出処である、ママの縄張りのチカチカを見上げる。
いつもなら、チカチカがチカチカして、疲れてきたら、ジーってなる。
だけど、今日のチカチカは違った。
チカチカはチカチカせずに眠っている。
不思議に思いながらも、ぼくはチカチカを見ていた。
「どうしたの、とらちゃん?
蛍光灯のとこ、何かいるの?」
ママの言葉に、ニョロニョロをパタパタして返事したぼく。
そんなぼくの背後で、大音量の音がなる!
ジーーージーーーー
どうやら、音は違うところから鳴っているようだ。
ぼくは急いで音の出ている冷たい床の方に行く。ぼくが冷たい床につくと、音が止んだ。
ぼくはチカチカを探す...。
「にゃー」
(チカチカどこかなー)
どこにもない。と、諦めかけたその時!
ピコーン!
ぼくは閃いた!
チカチカなら、あるじゃあないか!
ぼくは上を見上げ、丸く光る眩しすぎるチカチカを見た。
きっと、あのチカチカがジージー言ってたんだな!
「ん?
とらー、太陽を見つめてるの?
目を悪くしちゃうよー。」
ペットの言葉に、ニョロニョロをパタパタして返事したぼく。
そんなぼくの背後で、大音量の音がなる!
ジーーージーーー!
「にゃにゃ!」
(そこか!)
ぼくは音の方に飛びかかる!
音の出る壁にチカチカの気配を感じたぼくは、振り向きながら音の出処に一気に近づく!
ジーーージーーー!
「にゃにゃにゃー!」
(なんかいた、こわいー!)
「えへへ、セミが怖いのかな。
また、ビヨーンってなってたよー♪
とらは怖がりだなー♪」
「にゃにゃ?」
(何を言ってるのか、分からないニャン)
大音量のこわい音に目が覚めたぼく。
いままでも聞いたことがある音だが、今日の音は大音量だし、音が鳴ったり止んだりを繰り返している。
ぼくは音の出処である、ママの縄張りのチカチカを見上げる。
いつもなら、チカチカがチカチカして、疲れてきたら、ジーってなる。
だけど、今日のチカチカは違った。
チカチカはチカチカせずに眠っている。
不思議に思いながらも、ぼくはチカチカを見ていた。
「どうしたの、とらちゃん?
蛍光灯のとこ、何かいるの?」
ママの言葉に、ニョロニョロをパタパタして返事したぼく。
そんなぼくの背後で、大音量の音がなる!
ジーーージーーーー
どうやら、音は違うところから鳴っているようだ。
ぼくは急いで音の出ている冷たい床の方に行く。ぼくが冷たい床につくと、音が止んだ。
ぼくはチカチカを探す...。
「にゃー」
(チカチカどこかなー)
どこにもない。と、諦めかけたその時!
ピコーン!
ぼくは閃いた!
チカチカなら、あるじゃあないか!
ぼくは上を見上げ、丸く光る眩しすぎるチカチカを見た。
きっと、あのチカチカがジージー言ってたんだな!
「ん?
とらー、太陽を見つめてるの?
目を悪くしちゃうよー。」
ペットの言葉に、ニョロニョロをパタパタして返事したぼく。
そんなぼくの背後で、大音量の音がなる!
ジーーージーーー!
「にゃにゃ!」
(そこか!)
ぼくは音の方に飛びかかる!
音の出る壁にチカチカの気配を感じたぼくは、振り向きながら音の出処に一気に近づく!
ジーーージーーー!
「にゃにゃにゃー!」
(なんかいた、こわいー!)
「えへへ、セミが怖いのかな。
また、ビヨーンってなってたよー♪
とらは怖がりだなー♪」
「にゃにゃ?」
(何を言ってるのか、分からないニャン)
3
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説


ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。


ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる