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ニャン月ニャン日、はれ
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「ただいま。」
「あ、お邪魔してます。」
待ちにまった真のボス、パパの巡回だ。
パパがくると、細身の毛玉はバックの中に入れられる。
「にゃ!」
(ここから出せにゃ!)
「にゃにゃーん」
(わーい♪わーい♪)
ぼくの完全勝利のようだ。
勝ち誇るぼくは、ナンバー2であることを示すため、パパにスリスリする。
「とらー、あんまりパパにスリスリしたらだめー。」
「ねぇ、ちひろ。
おじさんアレルギーなんでしょ?
大丈夫なの?」
パパは、ぼくの頭をナデナデすると、手を洗いに行く。
今日のスキンシップは、おしまい。
「うーん、たぶん?
パパも軽いアレルギーだから、大丈夫って言ってるし、大丈夫なんじゃないかな?」
ぼくは、バックのアミアミ越しに、細身の毛玉を挑発する。
「にゃにゃにゃーん」
(ざまみろだにゃーん)
「にゃー!にゃー!」
(くそ!ここから出せ!)
「コテツ、もう家に帰るんだよ。
興奮しないで!」
「とらもコテツちゃんも、まだ遊びたいみたいだねー。
また今度、一緒に遊ばせようね♪」
「にゃ!」
(何を言ってるのか、分からないニャン)
「にゃにゃーにゃにゃー!」
(次が楽しみだにゃー、ざまみろだにゃ!)
ぼくは、ペットの友達が来たら、隠れることに決めた。
「あ、お邪魔してます。」
待ちにまった真のボス、パパの巡回だ。
パパがくると、細身の毛玉はバックの中に入れられる。
「にゃ!」
(ここから出せにゃ!)
「にゃにゃーん」
(わーい♪わーい♪)
ぼくの完全勝利のようだ。
勝ち誇るぼくは、ナンバー2であることを示すため、パパにスリスリする。
「とらー、あんまりパパにスリスリしたらだめー。」
「ねぇ、ちひろ。
おじさんアレルギーなんでしょ?
大丈夫なの?」
パパは、ぼくの頭をナデナデすると、手を洗いに行く。
今日のスキンシップは、おしまい。
「うーん、たぶん?
パパも軽いアレルギーだから、大丈夫って言ってるし、大丈夫なんじゃないかな?」
ぼくは、バックのアミアミ越しに、細身の毛玉を挑発する。
「にゃにゃにゃーん」
(ざまみろだにゃーん)
「にゃー!にゃー!」
(くそ!ここから出せ!)
「コテツ、もう家に帰るんだよ。
興奮しないで!」
「とらもコテツちゃんも、まだ遊びたいみたいだねー。
また今度、一緒に遊ばせようね♪」
「にゃ!」
(何を言ってるのか、分からないニャン)
「にゃにゃーにゃにゃー!」
(次が楽しみだにゃー、ざまみろだにゃ!)
ぼくは、ペットの友達が来たら、隠れることに決めた。
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