ネコ日記(ΦωΦ)

黒山羊

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ニャン月ニャン日、はれ

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ぼくが、いつものように布団で寝ていると、お外から帰ってきたペットが、ぼくと遊びたいのか、ぼくの近くによってきた。


「もー、とらー!
 わたしの服の上で寝ないでって、100回くらい言ったでしょー。」

「にゃー」
(何を言ってるのか、分からないニャン)


布団から降ろされた ぼくは、ナニかの所に見廻りに行く。
そこで、ナニかの近くの布団へと飛び乗る!
ここの布団もフワフワで気持ちがいい。



「とらは、タオルも好きだよねー。」

遊んでほしくて、ぼくの行動を監視していたペットが布団に嫉妬しているようだ。
ぼくは、ペットの嫉妬を無視してウトウトと眠りにつく。






どれくらいの時間が過ぎただろうか、空は眩しいチカチカが輝き、ペットが水浴びをする音が聞こえてくる。


「とらちゃん、ご飯よ。」

ママの呼ぶ声が聞こえてきた。
どうやら、大好きなご飯の時間のようだ。


ぼくは、お腹が空いていることを悟られないように、エレガントにご飯に近づき、ご飯をあむあむする。
そんなエレガントな、ぼくの背後から、ペットの声が聞こえてきた。


「とらは食い意地が張ってるよね。
 床にこぼしたのもペロペロしてるし。」

「にゃ」
(何を言ってるのか、分からないニャン)


ぼくは、床を掃除してるだけだにゃん!

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