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ニャン月ニャン日、あめ
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「こんにちはーー!」
「いらっしゃーい♪」
ぼくの縄張りに、ママが新しいペットを連れてきた。
ぼくと遊んでいたペットも、新しいペットが気になったのか、ぼくと遊ぶのを辞め、縄張りの外にペットを迎えに行く。
新しいペットは、かなり小さい。
ぼくのペットの半分くらいの大きさだ。
「うわぁ!
子ネコ可愛い!
ちひろねぇね、触っていい?」
「いいよー」
新しいペットが、ぼくとスキンシップをとってくる。どうやらナンバー2のぼくに媚びを売りたいようだ。
「ネコちゃん、可愛いね!
名前は何て言うの?」
「この子は、とらって名前だよ。
ねー、とら♪」
「とらちゃーん!」
「にゃーん」
ナデナデしてくる 新しいペットと暫く遊んだ ぼくは、新しいペットに、鳥の捕まえ方やトイレの躾をした。
なかなかの充実感だったのだが...。
「あきちゃん、ママが迎えに来たわよ。」
「えー!
あっちゃん、まだ とらちゃんと遊びたい!」
「あっちゃーん、また遊びに来てよー
とらと一緒に待ってるからね♪」
「うん。
ちひろねぇね、また遊びに来てもいーい?」
「もちろん!
また一緒に遊ぼうね♪」
新しいペットは ママに連れられて、縄張りの外に出て行く。
どうやら捨てられてしまうようだ。
「とらちゃん、またね。」
「にゃーーーん」
(何を言ってるのか、分からないニャン)
けど、また会えることを祈ってるニャン!
バタン。
新しいペットは、縄張りの外に行った。
次、また会えた時は、ちゅーるの上手な もらい方を教えてあげよう。
「にゃーー」
(元気でね。)
何だろう。ぼくは寂しくなった。
きっとこのまま寂しいのが、ずっとずっと続く気がする。
「とらー
ご飯だよー。」
「にゃ!」
(わーい♪大好きな ごはんの時間だ♪)
今日は最高の1日だったニャン♪
「とらってさー、見てるだけで癒やされるんだよねー。
悩みとか、なーんもなさそうで♪」
「にゃん」
(何を言ってるのか、分からないニャン)
「いらっしゃーい♪」
ぼくの縄張りに、ママが新しいペットを連れてきた。
ぼくと遊んでいたペットも、新しいペットが気になったのか、ぼくと遊ぶのを辞め、縄張りの外にペットを迎えに行く。
新しいペットは、かなり小さい。
ぼくのペットの半分くらいの大きさだ。
「うわぁ!
子ネコ可愛い!
ちひろねぇね、触っていい?」
「いいよー」
新しいペットが、ぼくとスキンシップをとってくる。どうやらナンバー2のぼくに媚びを売りたいようだ。
「ネコちゃん、可愛いね!
名前は何て言うの?」
「この子は、とらって名前だよ。
ねー、とら♪」
「とらちゃーん!」
「にゃーん」
ナデナデしてくる 新しいペットと暫く遊んだ ぼくは、新しいペットに、鳥の捕まえ方やトイレの躾をした。
なかなかの充実感だったのだが...。
「あきちゃん、ママが迎えに来たわよ。」
「えー!
あっちゃん、まだ とらちゃんと遊びたい!」
「あっちゃーん、また遊びに来てよー
とらと一緒に待ってるからね♪」
「うん。
ちひろねぇね、また遊びに来てもいーい?」
「もちろん!
また一緒に遊ぼうね♪」
新しいペットは ママに連れられて、縄張りの外に出て行く。
どうやら捨てられてしまうようだ。
「とらちゃん、またね。」
「にゃーーーん」
(何を言ってるのか、分からないニャン)
けど、また会えることを祈ってるニャン!
バタン。
新しいペットは、縄張りの外に行った。
次、また会えた時は、ちゅーるの上手な もらい方を教えてあげよう。
「にゃーー」
(元気でね。)
何だろう。ぼくは寂しくなった。
きっとこのまま寂しいのが、ずっとずっと続く気がする。
「とらー
ご飯だよー。」
「にゃ!」
(わーい♪大好きな ごはんの時間だ♪)
今日は最高の1日だったニャン♪
「とらってさー、見てるだけで癒やされるんだよねー。
悩みとか、なーんもなさそうで♪」
「にゃん」
(何を言ってるのか、分からないニャン)
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