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ニャン月ニャン日、はれ
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「とら、だいぶ大きくなったよねー
ほら、見てみてー」
ペットに抱きかかえられる ぼくは、不思議な光景を目にした。
それは、ぼくを抱きかかえているはずのペットが目の前に立って、ぼくと同じ柄の毛玉を抱えていた。
「ほーら、とらだよー
こんなに大きくなったんだよー」
「にゃ?」
(何を言ってるのか、分からないニャン)
ペットに抱かれた動く毛玉は、パタパタと尻尾を振っている。どうやら こっちのぼくのペットが、ぼくを抱いていることにストレスを感じているみたいだ。
目の前の毛玉と対象的に冷静な ぼく。
ペットから降りたあと、毛玉がどういった反応をしているのか、見に行くことに決めた。
どうやら、毛玉は ペットから捨てられたようで、一人でコッチを見ていた。
ぼくがチョッカイだしてやろうとすると...。
ゴツ!
ゴツ!
毛玉も激しく抵抗してくる!
ゴツ!
ゴツ!
なかなか勝負がつかない!
ゴツ!
ゴツ!
「とらー、鏡に攻撃するの辞めなよ。
そこに映ってるの、とらなんだよ。
ほんと、とらの おバカちゃん♪」
「にゃー」
(何を言ってるのか、分からないニャン)
ほら、見てみてー」
ペットに抱きかかえられる ぼくは、不思議な光景を目にした。
それは、ぼくを抱きかかえているはずのペットが目の前に立って、ぼくと同じ柄の毛玉を抱えていた。
「ほーら、とらだよー
こんなに大きくなったんだよー」
「にゃ?」
(何を言ってるのか、分からないニャン)
ペットに抱かれた動く毛玉は、パタパタと尻尾を振っている。どうやら こっちのぼくのペットが、ぼくを抱いていることにストレスを感じているみたいだ。
目の前の毛玉と対象的に冷静な ぼく。
ペットから降りたあと、毛玉がどういった反応をしているのか、見に行くことに決めた。
どうやら、毛玉は ペットから捨てられたようで、一人でコッチを見ていた。
ぼくがチョッカイだしてやろうとすると...。
ゴツ!
ゴツ!
毛玉も激しく抵抗してくる!
ゴツ!
ゴツ!
なかなか勝負がつかない!
ゴツ!
ゴツ!
「とらー、鏡に攻撃するの辞めなよ。
そこに映ってるの、とらなんだよ。
ほんと、とらの おバカちゃん♪」
「にゃー」
(何を言ってるのか、分からないニャン)
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