ネコ日記(ΦωΦ)

ニャン月ニャン日、はれ

このところ、ぼくのペットが忙しいのか、あまり遊んでくれなくなった。
ぼくは気づいてしまった。
ペットが遊んでくれないと、つまらないということに。

とにかく遊びたくなるように、動かない鳥をペットの所まで運ぶことにした。


「にゃーん」
(遊ぼ遊ぼ)

「ごめんねー、とら。
　今度の定期考査ヤバいんだよねー。
　わたしも、とらみたいに一日中ボーっとしてたいのにさ。」

「にゃ」
(何を言ってるのか、分からないニャン)


ぼくはペットと遊ぶことを辞め、パパと遊ぶことにした。
パパは怒らせなければ楽しく遊べる。
怒らせなければ...。

「にゃーん」
(遊ぼ遊ぼ)

ぼくが近づくと、パパは抱っこしてくる。
大きな前足で包むような抱っこは好きなんだけど、いまは遊びたい。

仕方ないから、抱っこしてくるパパの前足と遊ぶ事にした。
しばらく遊んでいたら、つい夢中になって、カミカミしてしまった。
パパはカミカミすると、怒って前足を洗いに行ってしまう。
コレで楽しい遊びの時間は終了。
これ以上パパにつきまとっても、相手をしてくれない。


「パパ、大丈夫？」

「ああ、問題ない。」

「とらー、パパを噛んだらダメ！
　もう、おやつあげないよ。」

「にゃん」
(何を言ってるのか、分からないニャン)