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ニャン月ニャン日、はれ
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「よし、これでベランダから落ちないわね!」
「ちひろ、とらを連れてきなさい。
本当に通れないか、ネットの確認をしておかないと。」
「はい、パパ。
とらー、おいでー、一緒に遊ぼー♪」
(チリチリチリーン)
「にゃ!」
(ぼくの縄張りに、鳥が迷い込んでいるニャ)
最近のぼくの仕事は、縄張りに迷い込んだ鳥を捕獲すること。
なかなかの強敵で、捕獲しても捕獲しても、何度でも蘇る強敵なんだニャン。
でも、安心してよ。
何度も仕留めると、いつか動かなくなるからさ。
じゃあ、行ってくるね!
「ケケケケッ」
バッ!ドタドタドタ!!
「もう、とらは野生に戻れないよね。
足音、煩いもん。」
「にゃん」
(何を言ってるのか、わからないニャン)
「とら、こっちだよー。」
ぼくは縄張りに迷い込んだ鳥を追うのに夢中で気づいていなかった。
まさか、見えない壁の向こう側に行けるなんて...。
「にゃ!」
(足元が冷たい!
ぼくのテリトリーの外側なのか!)
冷たい足元に気づき、冷静を取り戻したぼくは、現状を把握するために、思考回路をフルに動かす!
見えない壁の外側なのかにゃ。
足元、冷たいにゃ。
喉が乾いたにゃ。
鳥、どこかにゃ。
パパもいるにゃ。
おうちに帰りたいにゃ。
冷静を取り戻したぼくは、急速に方向転換し、縄張りへと帰還する。
もちろん、ぼくのペットが見ている手前、喉が乾いたから水を飲みに行くんだよ。
と、つぶやきながら、水槽を目指す!
「にゃにゃーん、にゃーん」
(喉が乾いたから、水を飲みたいニャン
お外にビックリしたわけじゃないニャン)
「とら、かわいい。
あー、水槽の水を飲んでる!」
「まあ、いいじゃないか。
別にメダカやエビを食べてる訳じゃないんだし。」
「でも、パパ。
最近、メダカが数を減らしてるの知ってる?」
「...。」
「にゃーん」
(何を言ってるのか、わからないニャン)
「ちひろ、とらを連れてきなさい。
本当に通れないか、ネットの確認をしておかないと。」
「はい、パパ。
とらー、おいでー、一緒に遊ぼー♪」
(チリチリチリーン)
「にゃ!」
(ぼくの縄張りに、鳥が迷い込んでいるニャ)
最近のぼくの仕事は、縄張りに迷い込んだ鳥を捕獲すること。
なかなかの強敵で、捕獲しても捕獲しても、何度でも蘇る強敵なんだニャン。
でも、安心してよ。
何度も仕留めると、いつか動かなくなるからさ。
じゃあ、行ってくるね!
「ケケケケッ」
バッ!ドタドタドタ!!
「もう、とらは野生に戻れないよね。
足音、煩いもん。」
「にゃん」
(何を言ってるのか、わからないニャン)
「とら、こっちだよー。」
ぼくは縄張りに迷い込んだ鳥を追うのに夢中で気づいていなかった。
まさか、見えない壁の向こう側に行けるなんて...。
「にゃ!」
(足元が冷たい!
ぼくのテリトリーの外側なのか!)
冷たい足元に気づき、冷静を取り戻したぼくは、現状を把握するために、思考回路をフルに動かす!
見えない壁の外側なのかにゃ。
足元、冷たいにゃ。
喉が乾いたにゃ。
鳥、どこかにゃ。
パパもいるにゃ。
おうちに帰りたいにゃ。
冷静を取り戻したぼくは、急速に方向転換し、縄張りへと帰還する。
もちろん、ぼくのペットが見ている手前、喉が乾いたから水を飲みに行くんだよ。
と、つぶやきながら、水槽を目指す!
「にゃにゃーん、にゃーん」
(喉が乾いたから、水を飲みたいニャン
お外にビックリしたわけじゃないニャン)
「とら、かわいい。
あー、水槽の水を飲んでる!」
「まあ、いいじゃないか。
別にメダカやエビを食べてる訳じゃないんだし。」
「でも、パパ。
最近、メダカが数を減らしてるの知ってる?」
「...。」
「にゃーん」
(何を言ってるのか、わからないニャン)
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