オタクな母娘が異世界転生しちゃいました

yanako

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82. ジュール商会-1

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「あとはマルタンさんに聞いて~♪私は夕方からの仕込みに入るわ~♪」
とロナに丸投げされたマルタンとジュール。

「ジャン!お前はムネナガ君と商会にもどって、寺子屋について聞いておけ。あとは『焼き鳥屋』に卸す酒についてもだな」
「はい。分かりました」
「ムネナガ君も頼むよ」
「承知致しました」



「じゃあ、まずはジュール商会の設立だな」
マルタンはリナが運んできた緑茶を啜った。

「もう、マルタンさんにお任せします」
ジュールも諦めたように笑って緑茶を啜った。

「いずれは考えなくちゃならなかっただろ?兄貴が男爵を継いだら、お前は準男爵になるんだから。食い扶持稼がんとな」
「まぁ、そうなんですけど……覚悟もできてないうちから『おにぎり屋』『焼き鳥屋』の経営管理。『鶏レバーペースト』の窓口もなんて……俺には荷が重いですよ……」

「お前以外に誰がやれるんだよ?テオはまだ14だし、ウチの商会も忙しくて無理だぞ。『おにぎり屋』のスタッフも用意しないとならんしな」
マルタンはどこからスタッフを調達できるか考えていた。

「でも、ロナさんは一体どうしてしまったんでしょうね?」
「ん?」
「あの事故の後のロナさんは、まるで別人ですよね。こんなに色々なことを始めるなんて」
「ん~別人になったんだろ?」


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