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63.東の国の訳あり青年
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「ママ!東の国の訳あり青年に緑茶だして~」
再度厨房に飛び込むリナ。
「訳あり青年?」
「うん、おにぎり食べて泣いてたの」
「あらあら、それは訳ありそうねぇ。ママも会いたいわ」
ロナは高級緑茶(マルタン商会から特別にロナ用に仕入れた)をいれると、訳あり青年へとお茶を運んだ。
「いらっしゃいませ。本日は『おにぎり屋フジヤマ』へお越しいただき、ありがとうございました」
「女将か。本日はこのように素晴らしき物を頂くことができ、拙者の方こそ感謝致す。女将は東の国の出であるのか?」
青年は背筋を伸ばすと、ロナに頭を下げた。
「いえ、東の国の出ではありませんが、縁があり、このような店を出させて頂いております」
「そうであったか…」
青年は、出られた緑茶を飲むと
「これは、美味い茶だな」
と言い、湯飲みを見つめた。
「恐れ入りますが、先ほど娘に『もう東の国の人間ではない』とおっしゃったそうですが、こちらの村には何かわけあっていらしたのですか?」
再度厨房に飛び込むリナ。
「訳あり青年?」
「うん、おにぎり食べて泣いてたの」
「あらあら、それは訳ありそうねぇ。ママも会いたいわ」
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「いらっしゃいませ。本日は『おにぎり屋フジヤマ』へお越しいただき、ありがとうございました」
「女将か。本日はこのように素晴らしき物を頂くことができ、拙者の方こそ感謝致す。女将は東の国の出であるのか?」
青年は背筋を伸ばすと、ロナに頭を下げた。
「いえ、東の国の出ではありませんが、縁があり、このような店を出させて頂いております」
「そうであったか…」
青年は、出られた緑茶を飲むと
「これは、美味い茶だな」
と言い、湯飲みを見つめた。
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