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35.異世界の文字が読める?
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「なんと!カタカナ!」
「じゃあさ、テオはこれは読める?」
リナは紙にサラサラと書き出した
『The country which I want to visit is France.』
「あら、関係代名詞のwhich」
「あの日、塾で習ったの。死んじゃったんだけどね」
「…多分、西の国の文字。でも分かんない。西の国のことはあまり知らないから」
テオはリナの書いた字をマジマジと見て言った。
「東の国のことは知ってるの?」
「醤油とか、海苔とか、東の国から届いてるみたい。緑のお茶とか」
「おぉ!日本!」
「で、醤油はウチの村でも作るようになって、特産品になってる」
「海苔も手に入るのか~♪嬉しいっ!」
ロナは大興奮してメモを書き進める。
「東の国から味噌が手に入るなら、いずれ豚汁を出したいわよね。それまでは、醤油ベースの芋煮汁を出すわ」
「私、梅干しとシャケのおにぎり食べたいな~」
「東の国の商会が取り扱っているかを確認ね!マルタンさんに要確認っと」
「それと、マルタンさんなら、西の国の言葉分かるよ」
「マジで!!マルタンさんチート!!」
「スゴイわねマルタンさん。さすが貴族の出の人は違うわ」
「I want to speak with MARUTAN.」
「『I would like to talk with Martin.』じゃない?」
「ママうるさい!」
「じゃあさ、テオはこれは読める?」
リナは紙にサラサラと書き出した
『The country which I want to visit is France.』
「あら、関係代名詞のwhich」
「あの日、塾で習ったの。死んじゃったんだけどね」
「…多分、西の国の文字。でも分かんない。西の国のことはあまり知らないから」
テオはリナの書いた字をマジマジと見て言った。
「東の国のことは知ってるの?」
「醤油とか、海苔とか、東の国から届いてるみたい。緑のお茶とか」
「おぉ!日本!」
「で、醤油はウチの村でも作るようになって、特産品になってる」
「海苔も手に入るのか~♪嬉しいっ!」
ロナは大興奮してメモを書き進める。
「東の国から味噌が手に入るなら、いずれ豚汁を出したいわよね。それまでは、醤油ベースの芋煮汁を出すわ」
「私、梅干しとシャケのおにぎり食べたいな~」
「東の国の商会が取り扱っているかを確認ね!マルタンさんに要確認っと」
「それと、マルタンさんなら、西の国の言葉分かるよ」
「マジで!!マルタンさんチート!!」
「スゴイわねマルタンさん。さすが貴族の出の人は違うわ」
「I want to speak with MARUTAN.」
「『I would like to talk with Martin.』じゃない?」
「ママうるさい!」
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