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20.やったよ白米だ!-2
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歌い終わったロナは鍋のお湯を慎重に捨てて、蓋をして蒸らすことにした。
「あ~!お米の匂いだ~♪」
「まだよ!蒸らしが肝心だからね」
「楽しみ過ぎる!」
『炊きたてごはん、あっちっち~♪』
『ぎゅっ。ぎゅっ。ぎゅ~♪』
またもや聞いたことのない歌を歌い始める母と妹。
テオはその歌がどうやら鍋の中のニワトリのエサの歌であると理解した。
歌い終わり、鍋の蓋をあけて歓声をあげるロナとリナ。
「ま、ママ!お米!お米だね」
「さ~塩にぎりを作るよ~」
「お願いします!ママちゃん」
炊きたては熱すぎるとか、ラップが欲しいとか言いながら、ロナは手に塩をつけごはんを握っていく。
その姿を熱い眼差しでみつめるリナ。
テオも何故かワクワクした気持ちになってきた。
「じゃじゃ~ん!異世界塩にぎりの完成ですっ!」
「異世界?」
「特に意味はないから、気にしないで!さぁ食べましょう!」
テオが作ったスープの味をみて、ロナは塩をパラリと追加して、胡椒が欲しいだの、せめてパセリがあればだの言っていた。
「では、食べましょう」
「「「いただきます!」」」
「ま、ママ!ごはん!ちゃんとごはんだよ~」
感動して涙ぐむリナ
「母さん、これがニワトリのエサ?ごはんっていうやつなの?」
「そう!ごはん!どう?テオ。美味しい?食べれる?」
「うん、美味しい。美味しいよ。母さん」
「沢山食べてね、テオ、梨奈」
「あ~!お米の匂いだ~♪」
「まだよ!蒸らしが肝心だからね」
「楽しみ過ぎる!」
『炊きたてごはん、あっちっち~♪』
『ぎゅっ。ぎゅっ。ぎゅ~♪』
またもや聞いたことのない歌を歌い始める母と妹。
テオはその歌がどうやら鍋の中のニワトリのエサの歌であると理解した。
歌い終わり、鍋の蓋をあけて歓声をあげるロナとリナ。
「ま、ママ!お米!お米だね」
「さ~塩にぎりを作るよ~」
「お願いします!ママちゃん」
炊きたては熱すぎるとか、ラップが欲しいとか言いながら、ロナは手に塩をつけごはんを握っていく。
その姿を熱い眼差しでみつめるリナ。
テオも何故かワクワクした気持ちになってきた。
「じゃじゃ~ん!異世界塩にぎりの完成ですっ!」
「異世界?」
「特に意味はないから、気にしないで!さぁ食べましょう!」
テオが作ったスープの味をみて、ロナは塩をパラリと追加して、胡椒が欲しいだの、せめてパセリがあればだの言っていた。
「では、食べましょう」
「「「いただきます!」」」
「ま、ママ!ごはん!ちゃんとごはんだよ~」
感動して涙ぐむリナ
「母さん、これがニワトリのエサ?ごはんっていうやつなの?」
「そう!ごはん!どう?テオ。美味しい?食べれる?」
「うん、美味しい。美味しいよ。母さん」
「沢山食べてね、テオ、梨奈」
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