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21.悪役令嬢より相談役を任命される
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例のオソロイ店(略称)は、無事に侯爵家の所有する商会と専属契約を結んだそうだ。
これで『ロイヤル黒猫モチーフ(勝手に命名)』の著作権侵害(?)の心配も無くなったし、侯爵家の衰退も避けられそうだし、良くやった!私!
願うは、推し(悪役令嬢)の幸せよ♪
商魂たくましく、前世の記憶を辿って『誕生石』の設定やら、『パワーストーン』の普及やらもやりたいけど、それはまた追々だわっ
これで侯爵家も益々力をつけて、我が王国に侯爵令嬢有り!ってところを近隣諸国にアピールしたいところだわよね?
小説のように、一人寂しく王都から追放されるようなことのないように。
もし……そんなことになったら、私がお伴しますからねっ!
私がそんなことをムフムフと考えていると、悪役令嬢がやってきた。
「あのね、お父様がね、例の宝飾店の経営について助言をお願いしたいとのことなの」
「助言ですか?」
「絶対に真似する店が出て来るでしょ?それについてどうしょうかとか、今後の商品開発についても相談したいって、宝飾店側も」
そうよね。前世でも、某有名ブランドの時計やらバッグやら、アクセサリーやらはすぐに模倣されていたものね。
「分かりました!私で良ければ!」
「本当に?!嬉しい♪心強いわ!」
あぁ、悪役令嬢が、それはそれは嬉しそうに喜んでいる。
ピョン!なんて跳んじゃったりしてさ。
あ~可愛い。可愛いわ~♡
「じゃあ、相談役でお願いします!」
「?ん?相談役?」
?ん?背後から視線?
-ツヅク-
これで『ロイヤル黒猫モチーフ(勝手に命名)』の著作権侵害(?)の心配も無くなったし、侯爵家の衰退も避けられそうだし、良くやった!私!
願うは、推し(悪役令嬢)の幸せよ♪
商魂たくましく、前世の記憶を辿って『誕生石』の設定やら、『パワーストーン』の普及やらもやりたいけど、それはまた追々だわっ
これで侯爵家も益々力をつけて、我が王国に侯爵令嬢有り!ってところを近隣諸国にアピールしたいところだわよね?
小説のように、一人寂しく王都から追放されるようなことのないように。
もし……そんなことになったら、私がお伴しますからねっ!
私がそんなことをムフムフと考えていると、悪役令嬢がやってきた。
「あのね、お父様がね、例の宝飾店の経営について助言をお願いしたいとのことなの」
「助言ですか?」
「絶対に真似する店が出て来るでしょ?それについてどうしょうかとか、今後の商品開発についても相談したいって、宝飾店側も」
そうよね。前世でも、某有名ブランドの時計やらバッグやら、アクセサリーやらはすぐに模倣されていたものね。
「分かりました!私で良ければ!」
「本当に?!嬉しい♪心強いわ!」
あぁ、悪役令嬢が、それはそれは嬉しそうに喜んでいる。
ピョン!なんて跳んじゃったりしてさ。
あ~可愛い。可愛いわ~♡
「じゃあ、相談役でお願いします!」
「?ん?相談役?」
?ん?背後から視線?
-ツヅク-
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