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第51話:ブラック配信きり忘れバズバズブラックアイス
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”お、ブラック様だ”
”ブラーック!!!”
”もしかして気づいてない? 配信始まってるよー”
ダンジョンの内部、カメラの調子がどうにも悪いみたいだ。
配信を付けようとしたが、赤ランプが付かない。
せっかく盛り上げようと最下層まだ来たのに、これでは無駄になってしまう。
はあ、どうしよう。
”ため息ブラックかわいい”
”聞こえてないみたいだね”
”もしかして、素ブラックが見えちゃうんじゃないか?”
”俺たちの知らないブラックが!?”
”実はめちゃくちゃ可愛かったりして”
”いつも可愛いけどなw 強すぎるだけだがw”
「せっかく、【超第下層】まで来たのになあ。無意味かあ」
”……は?”
”今、ブラック超大下層っていった?”
”え、それってネームド級しかいないから、封鎖されるって政府が発表してなかった?”
”よく見ると後ろ、めちゃくちゃ魔物いない?”
”ほんとだwwww これ後ろ、ただの黒い壁かと思ったら、魔物じゃね!?”
”は? マジ?”
”ブラック様、どういうこと!?”
超第下層とは、政府指定のダンジョンの一番下にある場所の名称だ。
最近発見されたところで、大型ネームド級のモンスターがうようよしている。
それに伴って、ダンジョンの内部は規格外の広さだ。
頑張れば野球ができそうなくらいで、モンスターを全部片づけたら、ダンジョン野球場が出るのではなかろうか?
ふふふ、いつかブラック球場を作ってみたいなあ。
一度も野球したことないけど。
”ブラック様、後ろおおおおおおおお”
”やべえ、気づいてないんじゃないか?”
”ブラック様あああああああ”
そんなことを考えていると、後ろが騒がしかった。
カメラを壊されないように置いて振り返ると、ビルみたいな大きさの魔物が数体、俺を睨んでいた。
勝手に縄張りに入ってきたのだから当然だろう。
蜥蜴を巨大化したみたいなやつと、蜘蛛みたいなデカい奴、あとは鳥みたいなデカいやつ。
うーん、デカい。
「ギャッギガガガッ!?」
「グイーガ!」
「ドゥグラドッギラ!」
会話が出来るタイプではなさそうだ。
調伏してもいいが、配信外だしな。
”流石のブラック様でも仲間がいないと厳しくないか?”
”知らずに迷いこんだのかな?”
”いや、でもポケットに手を突っ込んだままだぞ”
そうだ。どうせなら攻撃を回避する練習でもしてみるか。
死の宣告とブラックパンチで倒してもいいが、練習にはならないしな。
「さて、いつでもかかってこいブラック」
”素ブラックでもこんな感じなのかw”
”素敵すぎる”
”マジ!? 逃げないの!?”
魔物は直感が鋭い。
俺にバカにされたことがわかったのだろう。
次の瞬間、鋭い鎌のような手で蜥蜴がぶんっと腕を振ってきた。
魔力が刃に行き届いており、当たれば俺でもただでは済まない速度と威力。
まあ、当たらないけど。
”すげえ、ポケットに手を入れたまま避けてる”
”やばすぎブラック”
”これマジで配信気づいてないの? 何してるの?”
”遊んでるんだ……凄い”
さすがに三体ともなると攻撃を避けるのは大変――と思っていたが、まったくそうではなかった。
むしろデカい分遅い。
うーん、練習にすらならないブラック。
適当に新技をためそうかと思っていたら、突然、蜘蛛が斬りつけられた。
颯爽と現れた美少女――君内風華さんだった。
「ブラック様――はせ参じました」
光の剣を構えながら、地面に降り立つと、ターミネーターみたいなポーズをした。
もしくはくのいち。
え、呼んでないよ!?
「ブラックさん、お待たせしました」
するともう一人、俺の幼馴染、御船美琴だ。
同じく拳に武器をつけている。
うん、呼んでないよ!?
”まさかの演出だった!?”
”風華ちゃんと美琴きたあああああああ”
”久しぶりの三人だね”
”ていうか、ここまでブラックなしできたってこと?”
”それはそれでやばいなw めちゃくちゃ魔物いるはずだろ”
「なぜここに来た?」
「配信がついております。ブラック様」
「え? 配信?」
慌てて尋ね帰すと、美琴が答えてくれた。
「配信、動ていますよ」
え、いつのまに!?
は、恥ずかしい……。
変なことしてなかったかな?
てか、配信してまだ30分ぐらいしかたってないよね? 来るの早くない?
「来るの早くない?」
「当たり前です。私はブラック様の風華ですから」
「私も、ブラックさんの美琴ですから」
全然答えになってないが、多分同じことを繰り返されるのでやめておこう。
コメントを見るのが怖いな。炎上したらどうしよう。
”配信みてここまで来れるのがやべえw”
”マジで忠誠心高いな”
”ブラック様のピンチに駆け付ける美女”
”ローザちゃんは家で寝てそう”
”ジョーヌは四度寝ぐらいしてそう”
しかし配信がついているのならやるべきことはただ一つ、かっこつけなければ。
俺は、ポケットから手を取り出すと、決めポーズをした。
名付けてブラックポーズ。
右手をいっぱいに広げて、顔を隠すのだ。
よくわからないが、アニメでみた。
格好よかった。
「ブラック様、かっこいいですううううううううう」
「我、ブラックなり」
「いつものブラックさんより、格好よく見える……」
”二人とも悩殺されててクソワロタ”
”いやかっこ……いいか?w”
”流石ブラックポーズ、もう少しで世界が破滅するところだった”
”俺は好きだぞww”
”ブラックテレポートとの合わせ技で頼む”
”これだからブラックはやめらんねえ”
”新技公開とは、なんてサプライズだ!”
しかし配信の設定がめちゃくちゃだろう。
画角も調節していない。
適当に、早く終わらすか。
「美琴、風華、死の宣告を付与する。俺に続け」
「「了解」」
そして俺は、三体の魔物に近づいてカウントを付与した。
そのどれもがHPを表す99999だったものの、倒すまでの所要時間は5分程度だった。
配信が盛り上がっているわけもないだろう。
なぜなら俺は、挨拶もしていないのだ。
本当に申し訳ないブラック。
”ヤバすぎw ギネス級だろこれw”
”こーれ、ネームドボスだよね? ゴブリン相手にしてるかと思った”
”倒すってレベルじゃねえぞww”
”マジで化け物すぎる三人”
”ブラックが特にヤバイ”
”ブラック様、あなた強すぎますよ!”
ふうとため息を吐いていると、風華と美琴が近づいてきた。
なぜか腕をぎゅっと掴む。
「ブラック様、怪我はありませんか?」
「ブラックさん、疲れていませんか?」
だが小声で、「黒ブラくん、お疲れ様」「黒斗、配信気を付けてね」と言われた。
コンプライアンスを厳守してる素晴らしい二人だ。
俺は丁寧にお礼を言って、配信を切った。
こんなダメダメ配信は二度としない。
そう心に誓った。
«先日のブラック配信、ついに世界で一番の初速でギネスに!!!»
翌日、お風呂上がりのブラックアイスを食べながらパソコンをつけると、とんでもないバナーが飛び込んできた。
要約すると、俺の切り忘れ配信が凄すぎると海外でバズったらしい。
そして、美女二人からも腕を掴まれ、このブラックは一体なんだ? となっているとのことだ。
もちろん日本でも同じく。
炎上じゃないのはありがたいが、意図していないときにバズると困惑してしまう。
うーん、でもよい事か。
それよりこのブラックアイス、チョコレートかと思ったらコーヒーだった。
……苦い。
”ブラーック!!!”
”もしかして気づいてない? 配信始まってるよー”
ダンジョンの内部、カメラの調子がどうにも悪いみたいだ。
配信を付けようとしたが、赤ランプが付かない。
せっかく盛り上げようと最下層まだ来たのに、これでは無駄になってしまう。
はあ、どうしよう。
”ため息ブラックかわいい”
”聞こえてないみたいだね”
”もしかして、素ブラックが見えちゃうんじゃないか?”
”俺たちの知らないブラックが!?”
”実はめちゃくちゃ可愛かったりして”
”いつも可愛いけどなw 強すぎるだけだがw”
「せっかく、【超第下層】まで来たのになあ。無意味かあ」
”……は?”
”今、ブラック超大下層っていった?”
”え、それってネームド級しかいないから、封鎖されるって政府が発表してなかった?”
”よく見ると後ろ、めちゃくちゃ魔物いない?”
”ほんとだwwww これ後ろ、ただの黒い壁かと思ったら、魔物じゃね!?”
”は? マジ?”
”ブラック様、どういうこと!?”
超第下層とは、政府指定のダンジョンの一番下にある場所の名称だ。
最近発見されたところで、大型ネームド級のモンスターがうようよしている。
それに伴って、ダンジョンの内部は規格外の広さだ。
頑張れば野球ができそうなくらいで、モンスターを全部片づけたら、ダンジョン野球場が出るのではなかろうか?
ふふふ、いつかブラック球場を作ってみたいなあ。
一度も野球したことないけど。
”ブラック様、後ろおおおおおおおお”
”やべえ、気づいてないんじゃないか?”
”ブラック様あああああああ”
そんなことを考えていると、後ろが騒がしかった。
カメラを壊されないように置いて振り返ると、ビルみたいな大きさの魔物が数体、俺を睨んでいた。
勝手に縄張りに入ってきたのだから当然だろう。
蜥蜴を巨大化したみたいなやつと、蜘蛛みたいなデカい奴、あとは鳥みたいなデカいやつ。
うーん、デカい。
「ギャッギガガガッ!?」
「グイーガ!」
「ドゥグラドッギラ!」
会話が出来るタイプではなさそうだ。
調伏してもいいが、配信外だしな。
”流石のブラック様でも仲間がいないと厳しくないか?”
”知らずに迷いこんだのかな?”
”いや、でもポケットに手を突っ込んだままだぞ”
そうだ。どうせなら攻撃を回避する練習でもしてみるか。
死の宣告とブラックパンチで倒してもいいが、練習にはならないしな。
「さて、いつでもかかってこいブラック」
”素ブラックでもこんな感じなのかw”
”素敵すぎる”
”マジ!? 逃げないの!?”
魔物は直感が鋭い。
俺にバカにされたことがわかったのだろう。
次の瞬間、鋭い鎌のような手で蜥蜴がぶんっと腕を振ってきた。
魔力が刃に行き届いており、当たれば俺でもただでは済まない速度と威力。
まあ、当たらないけど。
”すげえ、ポケットに手を入れたまま避けてる”
”やばすぎブラック”
”これマジで配信気づいてないの? 何してるの?”
”遊んでるんだ……凄い”
さすがに三体ともなると攻撃を避けるのは大変――と思っていたが、まったくそうではなかった。
むしろデカい分遅い。
うーん、練習にすらならないブラック。
適当に新技をためそうかと思っていたら、突然、蜘蛛が斬りつけられた。
颯爽と現れた美少女――君内風華さんだった。
「ブラック様――はせ参じました」
光の剣を構えながら、地面に降り立つと、ターミネーターみたいなポーズをした。
もしくはくのいち。
え、呼んでないよ!?
「ブラックさん、お待たせしました」
するともう一人、俺の幼馴染、御船美琴だ。
同じく拳に武器をつけている。
うん、呼んでないよ!?
”まさかの演出だった!?”
”風華ちゃんと美琴きたあああああああ”
”久しぶりの三人だね”
”ていうか、ここまでブラックなしできたってこと?”
”それはそれでやばいなw めちゃくちゃ魔物いるはずだろ”
「なぜここに来た?」
「配信がついております。ブラック様」
「え? 配信?」
慌てて尋ね帰すと、美琴が答えてくれた。
「配信、動ていますよ」
え、いつのまに!?
は、恥ずかしい……。
変なことしてなかったかな?
てか、配信してまだ30分ぐらいしかたってないよね? 来るの早くない?
「来るの早くない?」
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「私も、ブラックさんの美琴ですから」
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俺は、ポケットから手を取り出すと、決めポーズをした。
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右手をいっぱいに広げて、顔を隠すのだ。
よくわからないが、アニメでみた。
格好よかった。
「ブラック様、かっこいいですううううううううう」
「我、ブラックなり」
「いつものブラックさんより、格好よく見える……」
”二人とも悩殺されててクソワロタ”
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”流石ブラックポーズ、もう少しで世界が破滅するところだった”
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”これだからブラックはやめらんねえ”
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配信が盛り上がっているわけもないだろう。
なぜなら俺は、挨拶もしていないのだ。
本当に申し訳ないブラック。
”ヤバすぎw ギネス級だろこれw”
”こーれ、ネームドボスだよね? ゴブリン相手にしてるかと思った”
”倒すってレベルじゃねえぞww”
”マジで化け物すぎる三人”
”ブラックが特にヤバイ”
”ブラック様、あなた強すぎますよ!”
ふうとため息を吐いていると、風華と美琴が近づいてきた。
なぜか腕をぎゅっと掴む。
「ブラック様、怪我はありませんか?」
「ブラックさん、疲れていませんか?」
だが小声で、「黒ブラくん、お疲れ様」「黒斗、配信気を付けてね」と言われた。
コンプライアンスを厳守してる素晴らしい二人だ。
俺は丁寧にお礼を言って、配信を切った。
こんなダメダメ配信は二度としない。
そう心に誓った。
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翌日、お風呂上がりのブラックアイスを食べながらパソコンをつけると、とんでもないバナーが飛び込んできた。
要約すると、俺の切り忘れ配信が凄すぎると海外でバズったらしい。
そして、美女二人からも腕を掴まれ、このブラックは一体なんだ? となっているとのことだ。
もちろん日本でも同じく。
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