12 / 52
第12話 初めての企業案件は、高難易度グルメダンジョン!
しおりを挟む
「おはよう、黒斗っ!」
「黒羽くん、おはよう」
学校のお昼休み、最近なぜだか知らないが、俺におそらくモテ来が到来している。
目の前には、幼馴染で綺麗な御船美琴。
そしてその横には、あの人気配信者でもある君内風華がいる。
「黒斗、お弁当作ってきたよ」
「え? 俺に?」
「そうだよ。だって、最近パンばっかりだったし」
「ありがとな」
彼女とは幼い頃に知り合った。俺が海外へ行っていた時は連絡が取れなかったが、戻って来てからは常に気に掛けてくれている。
正直、俺なんかに構うにはもったいないくらいいい子だ。
「黒羽くん、実は……私も」
「え? え? お、俺に!?」
するとその手には、お弁当箱があった。
訳がわからない。一体、何が?
二人はいつのまにか仲良くなっていた。
今ではまるで親友みたいだ。
――もしかして。
やっぱり、ダンジョンのおかげだ。
死線を超えると仲良くなれる。共通の目標を持つことで、連帯感が生まれる。
ああ、やっぱり、ダンジョンって凄い。
「なあ、黒羽のやつ弁当作ってもらってないか?」
「いや流石にそれはないだろ。試作品かなんかを食べさせてるんじゃね?」
「ああそうか、配信者だとそういうのもあるもんな。毒見みたいなもんか」
後ろから何か聞こえるが、気にしないブラック。
「ほら、食べて食べて」
「私のも、黒羽くん」
「あ、うん」
しかしそのとき、通知が響いた。
件名『今日の企業案件について』
今日は、ブラックに初めての依頼がきたのだ。
楽しみだが、不安もある。
頑張らないと。
メールを確認して前を向くと、二人が俺を見ていた。
「どうした?」
「……今、通知鳴った?」
「なんか、同じタイミングだったよね」
「ああ、お知らせメールだよ。お昼の時間を設定してたんだ」
「ふうん」
「そうなんだ」
そう、今日は三人でコラボだ。まあ、俺ではなくブラックだが。
ちゃんと気を付けなあかんブラック!
そして俺は新しい目標を立てた。それは、探索者の最高位であるSを目指すことだ。
今は確かEランクだったか。まあ、ボスを調伏していたので討伐ともいえないし、制覇として申請していなかったのも悪いが……。
今後はしっかりとしていくつもりだ。
そのほうが、入場可能なダンジョンも増える(らしい)。
全ては視聴者の為、そしてブラックの人気を確固たるものにする為に――。
◇
”お、始まった”
”うわああ、また三人! 神回続く”
”美琴&風華がアシスタントを務めるブラック”
”今一番乗ってるブラック!”
「こんばんブラック、美琴です!」
「こんばんブラック、風華です!」
「そして私が――ブラックだ」
”挨拶がレベルアップしてるw”
”もうトリオなんよw”
”なんか、女子の服もちょっとブラックになってない?w”
”本当だ、黒くなってるw”
俺も驚いたが、二人とも少し黒い服装になっている。
どうやら配信を気にしてくれたらしい。
そういえば事務所の問題は大丈夫なのかと聞いたところ、むしろもっとコラボして知名度をあげてほしいとのことだった。
いや、俺はありがたいが……。
美琴も割と有名なパーティーに入っていたので聞いてみたが、こっちを優先したいという。
まあ、ブラックとして聞いているわけだが。
俺たちはもう、ダンジョンの中に入っていた。
テンポは大事だ。それが、視聴者の為にも繋がる。
「今日は政府指定の新グルメダンジョンへ来た」
初心者講座にも書いていた。まずは何をするかを明確に。
すると――。
”うはw またとんでもないとこにw”
”グルメダンジョンって新しいところ?”
”うわああ、うらやましい”
”そういえば、なんか画面からいい匂いが”
”そこってもう入れるんだ”
”難易度もかなり高いんじゃなかった?”
”楽しみすぎる”
グルメダンジョンとは、先月に新しく出現した高難易度ダンジョンで、色んなとこ食べることができたり、モンスターが美味しいとされているのだ。
まだ探索者委員会や政府しか入れないのだが、先日メールを確認したところ「ブラック様に是非」と書かれていた。
ありていに言えば宣伝してほしいのだろう。つまり初めての企業案件である。
俺は、咳払いした後、昨日復唱したことを思い返す。
「グルメダンジョンは、先日オープンした。今は会社、XXXから提供されている。入場の費用はかからないが、XXXが必要で。人数はXXXが持ち物は――」
”企業案件下手かよw”
”手馴れなさすぎブラック”
”クソワロタw”
”案件いつも萎えるけど、ここまで下手だと逆に好感”
”むしろ初案件が上層部がらみってすごくね?”
”ヤバいw”
”落ち着けブラック”
”マジかよブラック”
一生懸命に説明していると、いつのまにかコメントで笑われていた。
うーん、難しいブラック。
おんぶに抱っこで人気が出ただけで、俺はまだまだなのだ。
それをより噛み締めよう。
すると、風華がとんと俺の肩を叩く。
そして、ウィンク。
そうだな、視聴者を楽しませないと。
「では行こう。よし――ミカッ」
「ミカッ!」
そして俺は、ミカエルことミカを召喚した。
ぽんっと現れると、嬉しそうに羽をパタパタさせる。
デフォルトされた女の子で、白いスカートがヒラリ。
天使のわっかがとても可愛らしい。
”かわええ”
”癒しw”
”いいパーティーだなw”
「今日は、彼女の力を見せよう」
”調伏してさっそく!?”
”うおおおお、楽しみ”
”すばらブラック”
”豪華な回だ”
”いいねいいね”
前に進むと、すぐにスライムが現れた。
見た目が少し茶色だ。
”これ確か擬態スライム”
”こうみえてB級ぐらいのやつじゃなかった?”
”似たようなのに全滅したことある”
まず、ミカが近づいていく。
”光魔法かな?”
”浄化系かも”
”ワンチャン剣”
”なんか、距離近くない?”
そう、ミカはスライムにゆっくり近づいて――思い切りビンタした。
それはスライムも驚いたらしく壁に激突し、そのまま息絶えた。
「ミカッミカッ!」
”まさかの物理wwwwww”
”魔法タイプじゃねえのかよ”
”脳筋天使めずらしw”
”クソワロタw”
”ある意味カワイイ”
そう、俺も驚いたのだが、ミカエルは力タイプだった。
ダンモンにはあまりいないタイプなので、これはこれでよし。
そして、風華がスライムを持ち上げると、ぽんっと音を立てて、小さな四角い塊になった。
「これは……?」
「いい匂いするね」
「風華、貸してくれ」
そして俺は、おもむろに口に入れた。
一応、政府からの資料にも書いていた。
それは、とても芳醇な香りのチョコレイトだった。
「美味いブラック……」
”嗜好な顔w”
”食べれるんだ”
”すげえ、さすがグルメダンジョン”
”二人にも食べさせてあげて”
それから何度かスライムが出てきたので、風華と美琴が二人で倒す。
正直、俺の手助けもミカの手助けもいらないぐらい強い。
次のスライムはチョコレイトと飴玉だったらしく、頬張った瞬間、同接が伸びる。
「美味しい……」
「甘いねえっ」
”口についたチョコをぺろぺろすなw”
”たまに見える舌がエロイ”
”これはまさか……色んな意味で美味しい!?”
”艶っぽい”
”思わぬ役得”
二人とも食べるのが好きらしく、確かにいい顔をしていた。
少しエロいブラック。
途中、壁の上から下までチョコレートが流れている滝を見つけた。名づけるなら、チョコレートウォール。
舐めてみると、濃厚な旨味が口いっぱいに広がる。少しだけ苦味がある場所もあった、ビターウォールと名付けよう。
「美味いなペロペロ」
「そうねペロペロ」
「ペロペロペロペロペロ」
「ミカミカッ」
”シュールな映像だなw”
”三人と一匹で壁を舐めている”
”ワロタ”
”風華舐めすぎwwwwwww”
服をチョコまみれにした後、ふたたび前に進む。
風華さんは配信をやはりわかっている舐め方だった。勉強になる。
だがだんだんとモンスターが増えてきた。
メールでも書いていた、難易度はすぐに高くなる。
一体二体、気づけば十体に囲まれている。
敵はオーガタイプだ。デカい牙と、デカい体躯。
狭い通路で、相手にするのは面倒だろう。
だが――。
”来るぞ来るぞ”
”ついに本番”
”カウントダウンスタート”
俺には、関係ない。
「死の宣告」
すぐさま駆けると呪いを付与、カウントダウンが一斉にスタート。
0になった瞬間、魔物は食材となった。
”すげええええええ”
”相変わらず最凶”
”正直勝てる奴いなさそう”
”ブラック様はなんでこんなに強くなったの?”
「……過去は語らない」
恰好良く言い切る。ちらりとコメントを除くと、思ってたより少なかった。
”暗黒面を出すブラック”
”実際、マジでなんかありそう”
”新しい呪術みたいー”
”震えて眠れブラック”
確かにそろそろ新しい呪術を紹介してもいいだろう。
配信映えするのは「アマテラス」かもしくは「イザナギ」かな。
ま、なるようになるだろう。
しかし同接続凄いな。本当にありがたい。
俺のこんな配信に来てくれて。
よし、だが本番はここからだ。
がんばるぞ。
「今から中層に入る。風華、美琴、ここからもっと強くなるぞ。気合を入れろ」
「「はい!」」
そこはできれば、ブラックつけてほしかったなあ……。
「黒羽くん、おはよう」
学校のお昼休み、最近なぜだか知らないが、俺におそらくモテ来が到来している。
目の前には、幼馴染で綺麗な御船美琴。
そしてその横には、あの人気配信者でもある君内風華がいる。
「黒斗、お弁当作ってきたよ」
「え? 俺に?」
「そうだよ。だって、最近パンばっかりだったし」
「ありがとな」
彼女とは幼い頃に知り合った。俺が海外へ行っていた時は連絡が取れなかったが、戻って来てからは常に気に掛けてくれている。
正直、俺なんかに構うにはもったいないくらいいい子だ。
「黒羽くん、実は……私も」
「え? え? お、俺に!?」
するとその手には、お弁当箱があった。
訳がわからない。一体、何が?
二人はいつのまにか仲良くなっていた。
今ではまるで親友みたいだ。
――もしかして。
やっぱり、ダンジョンのおかげだ。
死線を超えると仲良くなれる。共通の目標を持つことで、連帯感が生まれる。
ああ、やっぱり、ダンジョンって凄い。
「なあ、黒羽のやつ弁当作ってもらってないか?」
「いや流石にそれはないだろ。試作品かなんかを食べさせてるんじゃね?」
「ああそうか、配信者だとそういうのもあるもんな。毒見みたいなもんか」
後ろから何か聞こえるが、気にしないブラック。
「ほら、食べて食べて」
「私のも、黒羽くん」
「あ、うん」
しかしそのとき、通知が響いた。
件名『今日の企業案件について』
今日は、ブラックに初めての依頼がきたのだ。
楽しみだが、不安もある。
頑張らないと。
メールを確認して前を向くと、二人が俺を見ていた。
「どうした?」
「……今、通知鳴った?」
「なんか、同じタイミングだったよね」
「ああ、お知らせメールだよ。お昼の時間を設定してたんだ」
「ふうん」
「そうなんだ」
そう、今日は三人でコラボだ。まあ、俺ではなくブラックだが。
ちゃんと気を付けなあかんブラック!
そして俺は新しい目標を立てた。それは、探索者の最高位であるSを目指すことだ。
今は確かEランクだったか。まあ、ボスを調伏していたので討伐ともいえないし、制覇として申請していなかったのも悪いが……。
今後はしっかりとしていくつもりだ。
そのほうが、入場可能なダンジョンも増える(らしい)。
全ては視聴者の為、そしてブラックの人気を確固たるものにする為に――。
◇
”お、始まった”
”うわああ、また三人! 神回続く”
”美琴&風華がアシスタントを務めるブラック”
”今一番乗ってるブラック!”
「こんばんブラック、美琴です!」
「こんばんブラック、風華です!」
「そして私が――ブラックだ」
”挨拶がレベルアップしてるw”
”もうトリオなんよw”
”なんか、女子の服もちょっとブラックになってない?w”
”本当だ、黒くなってるw”
俺も驚いたが、二人とも少し黒い服装になっている。
どうやら配信を気にしてくれたらしい。
そういえば事務所の問題は大丈夫なのかと聞いたところ、むしろもっとコラボして知名度をあげてほしいとのことだった。
いや、俺はありがたいが……。
美琴も割と有名なパーティーに入っていたので聞いてみたが、こっちを優先したいという。
まあ、ブラックとして聞いているわけだが。
俺たちはもう、ダンジョンの中に入っていた。
テンポは大事だ。それが、視聴者の為にも繋がる。
「今日は政府指定の新グルメダンジョンへ来た」
初心者講座にも書いていた。まずは何をするかを明確に。
すると――。
”うはw またとんでもないとこにw”
”グルメダンジョンって新しいところ?”
”うわああ、うらやましい”
”そういえば、なんか画面からいい匂いが”
”そこってもう入れるんだ”
”難易度もかなり高いんじゃなかった?”
”楽しみすぎる”
グルメダンジョンとは、先月に新しく出現した高難易度ダンジョンで、色んなとこ食べることができたり、モンスターが美味しいとされているのだ。
まだ探索者委員会や政府しか入れないのだが、先日メールを確認したところ「ブラック様に是非」と書かれていた。
ありていに言えば宣伝してほしいのだろう。つまり初めての企業案件である。
俺は、咳払いした後、昨日復唱したことを思い返す。
「グルメダンジョンは、先日オープンした。今は会社、XXXから提供されている。入場の費用はかからないが、XXXが必要で。人数はXXXが持ち物は――」
”企業案件下手かよw”
”手馴れなさすぎブラック”
”クソワロタw”
”案件いつも萎えるけど、ここまで下手だと逆に好感”
”むしろ初案件が上層部がらみってすごくね?”
”ヤバいw”
”落ち着けブラック”
”マジかよブラック”
一生懸命に説明していると、いつのまにかコメントで笑われていた。
うーん、難しいブラック。
おんぶに抱っこで人気が出ただけで、俺はまだまだなのだ。
それをより噛み締めよう。
すると、風華がとんと俺の肩を叩く。
そして、ウィンク。
そうだな、視聴者を楽しませないと。
「では行こう。よし――ミカッ」
「ミカッ!」
そして俺は、ミカエルことミカを召喚した。
ぽんっと現れると、嬉しそうに羽をパタパタさせる。
デフォルトされた女の子で、白いスカートがヒラリ。
天使のわっかがとても可愛らしい。
”かわええ”
”癒しw”
”いいパーティーだなw”
「今日は、彼女の力を見せよう」
”調伏してさっそく!?”
”うおおおお、楽しみ”
”すばらブラック”
”豪華な回だ”
”いいねいいね”
前に進むと、すぐにスライムが現れた。
見た目が少し茶色だ。
”これ確か擬態スライム”
”こうみえてB級ぐらいのやつじゃなかった?”
”似たようなのに全滅したことある”
まず、ミカが近づいていく。
”光魔法かな?”
”浄化系かも”
”ワンチャン剣”
”なんか、距離近くない?”
そう、ミカはスライムにゆっくり近づいて――思い切りビンタした。
それはスライムも驚いたらしく壁に激突し、そのまま息絶えた。
「ミカッミカッ!」
”まさかの物理wwwwww”
”魔法タイプじゃねえのかよ”
”脳筋天使めずらしw”
”クソワロタw”
”ある意味カワイイ”
そう、俺も驚いたのだが、ミカエルは力タイプだった。
ダンモンにはあまりいないタイプなので、これはこれでよし。
そして、風華がスライムを持ち上げると、ぽんっと音を立てて、小さな四角い塊になった。
「これは……?」
「いい匂いするね」
「風華、貸してくれ」
そして俺は、おもむろに口に入れた。
一応、政府からの資料にも書いていた。
それは、とても芳醇な香りのチョコレイトだった。
「美味いブラック……」
”嗜好な顔w”
”食べれるんだ”
”すげえ、さすがグルメダンジョン”
”二人にも食べさせてあげて”
それから何度かスライムが出てきたので、風華と美琴が二人で倒す。
正直、俺の手助けもミカの手助けもいらないぐらい強い。
次のスライムはチョコレイトと飴玉だったらしく、頬張った瞬間、同接が伸びる。
「美味しい……」
「甘いねえっ」
”口についたチョコをぺろぺろすなw”
”たまに見える舌がエロイ”
”これはまさか……色んな意味で美味しい!?”
”艶っぽい”
”思わぬ役得”
二人とも食べるのが好きらしく、確かにいい顔をしていた。
少しエロいブラック。
途中、壁の上から下までチョコレートが流れている滝を見つけた。名づけるなら、チョコレートウォール。
舐めてみると、濃厚な旨味が口いっぱいに広がる。少しだけ苦味がある場所もあった、ビターウォールと名付けよう。
「美味いなペロペロ」
「そうねペロペロ」
「ペロペロペロペロペロ」
「ミカミカッ」
”シュールな映像だなw”
”三人と一匹で壁を舐めている”
”ワロタ”
”風華舐めすぎwwwwwww”
服をチョコまみれにした後、ふたたび前に進む。
風華さんは配信をやはりわかっている舐め方だった。勉強になる。
だがだんだんとモンスターが増えてきた。
メールでも書いていた、難易度はすぐに高くなる。
一体二体、気づけば十体に囲まれている。
敵はオーガタイプだ。デカい牙と、デカい体躯。
狭い通路で、相手にするのは面倒だろう。
だが――。
”来るぞ来るぞ”
”ついに本番”
”カウントダウンスタート”
俺には、関係ない。
「死の宣告」
すぐさま駆けると呪いを付与、カウントダウンが一斉にスタート。
0になった瞬間、魔物は食材となった。
”すげええええええ”
”相変わらず最凶”
”正直勝てる奴いなさそう”
”ブラック様はなんでこんなに強くなったの?”
「……過去は語らない」
恰好良く言い切る。ちらりとコメントを除くと、思ってたより少なかった。
”暗黒面を出すブラック”
”実際、マジでなんかありそう”
”新しい呪術みたいー”
”震えて眠れブラック”
確かにそろそろ新しい呪術を紹介してもいいだろう。
配信映えするのは「アマテラス」かもしくは「イザナギ」かな。
ま、なるようになるだろう。
しかし同接続凄いな。本当にありがたい。
俺のこんな配信に来てくれて。
よし、だが本番はここからだ。
がんばるぞ。
「今から中層に入る。風華、美琴、ここからもっと強くなるぞ。気合を入れろ」
「「はい!」」
そこはできれば、ブラックつけてほしかったなあ……。
20
お気に入りに追加
494
あなたにおすすめの小説
配信の片隅で無双していた謎の大剣豪、最終奥義レベルを連発する美少女だと話題に
菊池 快晴
ファンタジー
配信の片隅で無双していた謎の大剣豪が美少女で、うっかり最凶剣術を披露しすぎたところ、どうやらヤバすぎると話題に
謎の大剣豪こと宮本椿姫は、叔父の死をきっかけに岡山の集落から都内に引っ越しをしてきた。
宮本流を世間に広める為、己の研鑽の為にダンジョンで籠っていると、いつのまにか掲示板で話題となる。
「配信の片隅で無双している大剣豪がいるんだが」
宮本椿姫は相棒と共に配信を始め、徐々に知名度があがり、その剣技を世に知らしめていく。
これは、謎の大剣豪こと宮本椿姫が、ダンジョンを通じて世界に衝撃を与えていく――ちょっと百合の雰囲気もあるお話です。
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
追放された貴族の子息はダンジョンマスターとなりハーレムライフを満喫中
佐原
ファンタジー
追放された貴族が力を蓄えて好き放題に生きる。
ある時は馬鹿な貴族をやっつけたり、ある時は隠れて生きる魔族を救ったり、ある時は悪魔と婚約したりと何かと問題は降りかかるがいつも前向きに楽しくやってます。追放した父?そんなの知らんよ、母さん達から疎まれているし、今頃、俺が夜中に討伐していた魔物に殺されているかもね。
俺は沢山の可愛くて美人な婚約者達と仲良くしてるから邪魔しないでくれ
劣等生のハイランカー
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
ダンジョンが当たり前に存在する世界で、貧乏学生である【海斗】は一攫千金を夢見て探索者の仮免許がもらえる周王学園への入学を目指す!
無事内定をもらえたのも束の間。案内されたクラスはどいつもこいつも金欲しさで集まった探索者不適合者たち。通称【Fクラス】。
カーストの最下位を指し示すと同時、そこは生徒からサンドバッグ扱いをされる掃き溜めのようなクラスだった。
唯一生き残れる道は【才能】の覚醒のみ。
学園側に【将来性】を示せねば、一方的に搾取される未来が待ち受けていた。
クラスメイトは全員ライバル!
卒業するまで、一瞬たりとも油断できない生活の幕開けである!
そんな中【海斗】の覚醒した【才能】はダンジョンの中でしか発現せず、ダンジョンの外に出れば一般人になり変わる超絶ピーキーな代物だった。
それでも【海斗】は大金を得るためダンジョンに潜り続ける。
難病で眠り続ける、余命いくばくかの妹の命を救うために。
かくして、人知れず大量のTP(トレジャーポイント)を荒稼ぎする【海斗】の前に不審に思った人物が現れる。
「おかしいですね、一学期でこの成績。学年主席の私よりも高ポイント。この人は一体誰でしょうか?」
学年主席であり【氷姫】の二つ名を冠する御堂凛華から注目を浴びる。
「おいおいおい、このポイントを叩き出した【MNO】って一体誰だ? プロでもここまで出せるやつはいねーぞ?」
時を同じくゲームセンターでハイスコアを叩き出した生徒が現れた。
制服から察するに、近隣の周王学園生であることは割ている。
そんな噂は瞬く間に【学園にヤバい奴がいる】と掲示板に載せられ存在しない生徒【ゴースト】の噂が囁かれた。
(各20話編成)
1章:ダンジョン学園【完結】
2章:ダンジョンチルドレン【完結】
3章:大罪の権能【完結】
4章:暴食の力【完結】
5章:暗躍する嫉妬【完結】
6章:奇妙な共闘【完結】
7章:最弱種族の下剋上【完結】
無能扱いされ会社を辞めさせられ、モフモフがさみしさで命の危機に陥るが懸命なナデナデ配信によりバズる~色々あって心と音速の壁を突破するまで~
ぐうのすけ
ファンタジー
大岩翔(オオイワ カケル・20才)は部長の悪知恵により会社を辞めて家に帰った。
玄関を開けるとモフモフ用座布団の上にペットが座って待っているのだが様子がおかしい。
「きゅう、痩せたか?それに元気もない」
ペットをさみしくさせていたと反省したカケルはペットを頭に乗せて大穴(ダンジョン)へと走った。
だが、大穴に向かう途中で小麦粉の大袋を担いだJKとぶつかりそうになる。
「パンを咥えて遅刻遅刻~ではなく原材料を担ぐJKだと!」
この奇妙な出会いによりカケルはヒロイン達と心を通わせ、心に抱えた闇を超え、心と音速の壁を突破する。
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
魔力即時回復スキルでダンジョン攻略無双 〜規格外のスキルで爆速レベルアップ→超一流探索者も引くほど最強に〜
Josse.T
ファンタジー
悲運な貯金の溶かし方をした主人公・古谷浩二が100万円を溶かした代わりに手に入れたのは、ダンジョン内で魔力が無制限に即時回復するスキルだった。
せっかくなので、浩二はそれまで敬遠していたダンジョン探索で一攫千金を狙うことに。
その過程で浩二は、規格外のスキルで、世界トップレベルと言われていた探索者たちの度肝を抜くほど強くなっていく。
異世界帰りの元勇者、日本に突然ダンジョンが出現したので「俺、バイト辞めますっ!」
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
俺、結城ミサオは異世界帰りの元勇者。
異世界では強大な力を持った魔王を倒しもてはやされていたのに、こっちの世界に戻ったら平凡なコンビニバイト。
せっかく強くなったっていうのにこれじゃ宝の持ち腐れだ。
そう思っていたら突然目の前にダンジョンが現れた。
これは天啓か。
俺は一も二もなくダンジョンへと向かっていくのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる