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第5話 魔剣と小銭と献身的
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あれから数か月が経過した。
殆どの時間はリミット先生との訓練に当てている。
合間に事業を見直したり、屋敷をよくしようとエマと話しているが。
「デルクス様、汗をお拭きします!」
「ありがとうエマ」
エマは、メイド長として後輩の育成をしながらも、俺に献身的なサポートをしてくれていた。
おかげで使用人もみるみる増えており、数十人だ。
その中でも、執事のオビセを雇ったのは、大正解だった。
年齢は50代後半で、凄く引き締まった体をしている。
黒スーツが、よく似合う。
元々は別の屋敷で執事を長年していたらしいが、主人が病気で亡くなって、俺の元へきた。
「ビルス様、こちらが今回のリストでございます」
「ありがとう、いつも助かるよ」
「いえ、ですがくれぐれも無理なさらず」
そして元A級冒険者でもある。
俺は魔剣のレベルを効率よく上げるために、今でも空いた時間は討伐へ向かっている。
今のところ危険なことはないが、安全マージンは出来る限りとっているからだ。
魔剣を強くするために無茶をして死んでしまっては元も子もない。
オビセは魔物に詳しいので、リスト化してくれている。
魔剣のことは誰にも詳しく伝えていないが、誰もが驚くだろう。
なぜなら魔剣は、デルクスには勿体ないくらいの構築魔術だからだ。
武器を出現させる魔法を授かっている人はいるが、その中でも稀有。
確か数千年前に一人だけいたと古書で書かれていた。それも、とんでもなく強かったとされている。
どうせなら、みんなをびっくりさせたい。
誰もいないときに魔剣を呼び出す。
手のひらが黒く染まって、そこから剣がでてくる。
以前は本当にバターナイフほどしかなかった。
だが今は、立派な剣になっている。
黒い怪しげな模様は、魔剣の特徴だ。
レベルは何と7レベルになっていた。
魔物の血と自身の強化で強くなっていく快感は何とも言い難い。
討伐する魔物は、できるだけ同じがいい。
理由は、魔物の固有魔法がごくまれに適応されるからだ。
「魔剣、ステータス」
本来原作では、聖剣のステータスだが、魔剣でも利用可能なことがわかった。
そして固有能力だが、硬質化というものではなく、しっかりと追加されていた。
【魔剣】
Lv:7
攻撃力:200
硬質力:200
固有力:小銭稼ぎ(切ったり殴ったりしていると、たまに小銭が出現する)
…………。
これは、ゴブリンを倒して得たものだ。
ゴブリンは金が好きで、こういうパッシブを持っていたらしい。
だからあいつらは人間を見かけたら問答無用で襲ってくるのだろう。
ちなみに100回振ってようやく1ゴールド入るかどうか。
まあでも人間サイズの藁人形を切っていても出現するのを確認したので、最悪俺が路頭に迷ってもこれで生活できるかもしれない。
ちなみに必要のない固有能力は削除することも可能だ。
ただし削除した場合はまた出現させないといけないが。
もう少しレベルが上がれば、リミット先生に実践投入していいか聞いてみようと思っていた。
のだが――。
「デルクス様、それは……もしかしてだけどもしかしてだけど……それってそれって、魔剣なんじゃないんですか!?」
リミット先生に、お笑い芸人みたいなノリで見つかってしまったのである。
◇
「では――いきますよ」
「いつでも」
俺は、いつもの木剣ではなく魔剣を装備していた。
リミット先生曰く、実践投入しておかないと意味がないからだ。
随分と驚かれたので正直嬉しかったが、それよりも切れる剣、つまり実剣の投入は初めてだ。
もしリミット先生を切れば血が出る。それが、少し不安だった。
だがそんなことを、リミット先生は恐れてはいない。
先生の得意技は、点での攻撃だ。
レイピアのような細い剣を突き出し、そのまま凄まじい速度で刺殺。
対峙した相手からすれば小さな点にしか見えず、防ぐのも難しい。
「くっ――」
「よく防ぎましたね」
点の初撃を何とか防ぐも、間髪入れずに二度、三度、攻撃してくる。
細いメリットは速度だ。空気抵抗がほとんどないので、最速で攻撃が放たれる。
デメリットは耐久力に欠けることだが、先生のレイピアは硬い。
それこそ大剣よりも固いだろう。
この世界、ソードマジックファンタジーは、剣や盾に自らの魔力を流し込むことができる。
大剣はより硬く、強く、盾も同じだ。
そしてリミット先生はそれが優れている。
だからこそ、レイピアで戦えるのだ。
「防御が間に合っていませんよ」
目で追うのがやっとだ。
だが不思議と恐怖はない。
それどころか、戦っているときは心臓が脈を打ち、高揚感に溢れている。
元の世界で俺は怠惰だった。
何かのきっかけを探し、堕落に生きてきた。
だが今は違う。
憧れの剣と魔法の世界にいるのだ。
それを、楽しんでいる――。
「――ここだ!」
そして俺は、リミット先生の癖を見つけた。
ほんの少しだけだが、右から攻撃する際に左足がずれるのだ。
魔剣に魔力を流し込む。
剣の腹に書かれている呪印が、強く、黒く、光る。
「――よし」
「さすがです。ですが――惜しいですね」
だがリミット先生は、とんでもない速度で動き、そして俺の剣をはじいた。
体勢を崩してしまって倒れこむ。
振り返った先には、のど元にレイピアの剣があった。
「……負けた」
「――ふふふふ、はははははあ」
すると先生は、なぜか高笑いした。意味がわからない、どういう――。
「デルクス様、私は今、本気でした。あなたに負けそうになったんですよ。それも、たかだか数か月の訓練をしただけでですよ」
「え、ええと、でも俺負けたよね?」
「当たり前です。私がこの世界でどれだけ強いと思ってるんですか? その私に、本気を出させたんですよ?」
確かに原作でリミット先生は最強格だった。
そう思うと凄いのだろう。
だが負けたのは事実だ。
俺はこれから先、破滅の回避や死亡フラグを叩き折る為に鍛えなきゃいけない。
慢心してはいけない。
「――でしたら、もっと本気にさせたいですよ」
俺は立ち上がって、剣を構えた。リミット先生は笑う。
「いいですね、さあ、今日はとことんやりますよ!」
それから俺と先生は、本当にとことんやった。
その間も飲み物の補給をエマが。
汗拭き布をオビセが、献身的なサポートもありつつ。
ああ、みんな優しいなあ……。
「も、もう今日は限界……」
体力の限界を迎え倒れこむ。
だが慌てて転んだせいで、魔剣が俺の頬にぺちんとあたった。
そして、小銭が上から降ってくる。
額にぺちん。
魔剣からもよく頑張りましたね、と言われているようだった。
だが中にはもっと凄い固有能力があることは知っている。
絶対、この世界で最強になってやる。
殆どの時間はリミット先生との訓練に当てている。
合間に事業を見直したり、屋敷をよくしようとエマと話しているが。
「デルクス様、汗をお拭きします!」
「ありがとうエマ」
エマは、メイド長として後輩の育成をしながらも、俺に献身的なサポートをしてくれていた。
おかげで使用人もみるみる増えており、数十人だ。
その中でも、執事のオビセを雇ったのは、大正解だった。
年齢は50代後半で、凄く引き締まった体をしている。
黒スーツが、よく似合う。
元々は別の屋敷で執事を長年していたらしいが、主人が病気で亡くなって、俺の元へきた。
「ビルス様、こちらが今回のリストでございます」
「ありがとう、いつも助かるよ」
「いえ、ですがくれぐれも無理なさらず」
そして元A級冒険者でもある。
俺は魔剣のレベルを効率よく上げるために、今でも空いた時間は討伐へ向かっている。
今のところ危険なことはないが、安全マージンは出来る限りとっているからだ。
魔剣を強くするために無茶をして死んでしまっては元も子もない。
オビセは魔物に詳しいので、リスト化してくれている。
魔剣のことは誰にも詳しく伝えていないが、誰もが驚くだろう。
なぜなら魔剣は、デルクスには勿体ないくらいの構築魔術だからだ。
武器を出現させる魔法を授かっている人はいるが、その中でも稀有。
確か数千年前に一人だけいたと古書で書かれていた。それも、とんでもなく強かったとされている。
どうせなら、みんなをびっくりさせたい。
誰もいないときに魔剣を呼び出す。
手のひらが黒く染まって、そこから剣がでてくる。
以前は本当にバターナイフほどしかなかった。
だが今は、立派な剣になっている。
黒い怪しげな模様は、魔剣の特徴だ。
レベルは何と7レベルになっていた。
魔物の血と自身の強化で強くなっていく快感は何とも言い難い。
討伐する魔物は、できるだけ同じがいい。
理由は、魔物の固有魔法がごくまれに適応されるからだ。
「魔剣、ステータス」
本来原作では、聖剣のステータスだが、魔剣でも利用可能なことがわかった。
そして固有能力だが、硬質化というものではなく、しっかりと追加されていた。
【魔剣】
Lv:7
攻撃力:200
硬質力:200
固有力:小銭稼ぎ(切ったり殴ったりしていると、たまに小銭が出現する)
…………。
これは、ゴブリンを倒して得たものだ。
ゴブリンは金が好きで、こういうパッシブを持っていたらしい。
だからあいつらは人間を見かけたら問答無用で襲ってくるのだろう。
ちなみに100回振ってようやく1ゴールド入るかどうか。
まあでも人間サイズの藁人形を切っていても出現するのを確認したので、最悪俺が路頭に迷ってもこれで生活できるかもしれない。
ちなみに必要のない固有能力は削除することも可能だ。
ただし削除した場合はまた出現させないといけないが。
もう少しレベルが上がれば、リミット先生に実践投入していいか聞いてみようと思っていた。
のだが――。
「デルクス様、それは……もしかしてだけどもしかしてだけど……それってそれって、魔剣なんじゃないんですか!?」
リミット先生に、お笑い芸人みたいなノリで見つかってしまったのである。
◇
「では――いきますよ」
「いつでも」
俺は、いつもの木剣ではなく魔剣を装備していた。
リミット先生曰く、実践投入しておかないと意味がないからだ。
随分と驚かれたので正直嬉しかったが、それよりも切れる剣、つまり実剣の投入は初めてだ。
もしリミット先生を切れば血が出る。それが、少し不安だった。
だがそんなことを、リミット先生は恐れてはいない。
先生の得意技は、点での攻撃だ。
レイピアのような細い剣を突き出し、そのまま凄まじい速度で刺殺。
対峙した相手からすれば小さな点にしか見えず、防ぐのも難しい。
「くっ――」
「よく防ぎましたね」
点の初撃を何とか防ぐも、間髪入れずに二度、三度、攻撃してくる。
細いメリットは速度だ。空気抵抗がほとんどないので、最速で攻撃が放たれる。
デメリットは耐久力に欠けることだが、先生のレイピアは硬い。
それこそ大剣よりも固いだろう。
この世界、ソードマジックファンタジーは、剣や盾に自らの魔力を流し込むことができる。
大剣はより硬く、強く、盾も同じだ。
そしてリミット先生はそれが優れている。
だからこそ、レイピアで戦えるのだ。
「防御が間に合っていませんよ」
目で追うのがやっとだ。
だが不思議と恐怖はない。
それどころか、戦っているときは心臓が脈を打ち、高揚感に溢れている。
元の世界で俺は怠惰だった。
何かのきっかけを探し、堕落に生きてきた。
だが今は違う。
憧れの剣と魔法の世界にいるのだ。
それを、楽しんでいる――。
「――ここだ!」
そして俺は、リミット先生の癖を見つけた。
ほんの少しだけだが、右から攻撃する際に左足がずれるのだ。
魔剣に魔力を流し込む。
剣の腹に書かれている呪印が、強く、黒く、光る。
「――よし」
「さすがです。ですが――惜しいですね」
だがリミット先生は、とんでもない速度で動き、そして俺の剣をはじいた。
体勢を崩してしまって倒れこむ。
振り返った先には、のど元にレイピアの剣があった。
「……負けた」
「――ふふふふ、はははははあ」
すると先生は、なぜか高笑いした。意味がわからない、どういう――。
「デルクス様、私は今、本気でした。あなたに負けそうになったんですよ。それも、たかだか数か月の訓練をしただけでですよ」
「え、ええと、でも俺負けたよね?」
「当たり前です。私がこの世界でどれだけ強いと思ってるんですか? その私に、本気を出させたんですよ?」
確かに原作でリミット先生は最強格だった。
そう思うと凄いのだろう。
だが負けたのは事実だ。
俺はこれから先、破滅の回避や死亡フラグを叩き折る為に鍛えなきゃいけない。
慢心してはいけない。
「――でしたら、もっと本気にさせたいですよ」
俺は立ち上がって、剣を構えた。リミット先生は笑う。
「いいですね、さあ、今日はとことんやりますよ!」
それから俺と先生は、本当にとことんやった。
その間も飲み物の補給をエマが。
汗拭き布をオビセが、献身的なサポートもありつつ。
ああ、みんな優しいなあ……。
「も、もう今日は限界……」
体力の限界を迎え倒れこむ。
だが慌てて転んだせいで、魔剣が俺の頬にぺちんとあたった。
そして、小銭が上から降ってくる。
額にぺちん。
魔剣からもよく頑張りましたね、と言われているようだった。
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