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11話 普通のおじさん、目標を立てる。
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「6500ペンス、びた一文まけねえ」
武器防具と書かれた店内、内装はヨーロッパ風、異世界感マシマシ。
だが店主は昭和の頑固爺さんみたいな感じだ。
ククリ曰く、ドワーフ族らしい。
私はともかく、ククリの防具を購入しようとしたのだが、セットで購入しても安くはしてくれないとのことだった。
「そこをなんとかならないですか?」
「まけん! まけんもんはまけん!」
鼻息を荒くするお爺さん、今すぐに必要ないと言えばそうだが、出来るだけ早く揃えて置きたかった。
軽装備の一式、今の頼りない布服よりも幾分か打撃に有効だろう。
ちなみに私は作業着ではなく、この街に溶け込む普通の服を着ている。
「お爺さん、なんとか……なりませんか?」
ククリが私にウィンクをした後、上目遣いでお爺さんに歩み寄る。
おお、何とも頼りがいがある。
いやしかしどうだろう。
ここまで頑固なのだから難しいのではないか――。
「そ、そこまで言われちゃ……しょ、しょうがねえな」
いけるんかーい! と危うく叫びそうになるが抑え込む。
ありがたいことに1500ペンスも安くしてもらい、寸法を合せてもらう。
ククリのレベルは順調に上がっているが、防御だけはあまり高くない。
種族の特性、みたいなものだろうか。
「ありがとうございますっ、シガ様! えへへ、ピカピカです」
「似合っているぞ。それにククリのおかげだ」
まるで新品の服を買ってもらった娘のようだ。
ふと目が合うと、ククリが頬を赤らめた。
……私もなんだか恥ずかしい。
「でも、シガ様は良いのですか? その……私を優先してもらって……」
「当たり前だ。ククリは私の……頼りになる仲間だからな」
「うふふ、ありがとうございます!」
これは事実だ。
私のほうが戦闘能力は上かもしれないが、それ以外のことは全て助かっている。
出会いこそあれだが、彼女に感謝している。
今のところ妖魔の森で危険な目に遭ったことはない。
超成熟のおかげでレベルは上がるし、薬草の受領依頼も楽しんでいる。
この街に永住しようと思えばできるだろうが……。
「ククリ、来月にはこの街を出ようと思ってるんだが……」
「……どうして私に訊ねるんですか?」
「もちろん私たちが対等だからだ。肯定してくれるのはありがたいが、ククリの意見も貴重だからな。私が間違っている時は教えてほしい、それが……お互いの安全にもつながるだろう」
ふむふむ、と手を顎に置いて一人で頷く。
エルフ族は動作が多いのか、それともククリの癖なのか。
「一ヵ月……ですね。少し早い気もしますが、先に理由を訊ねてもいいですか?」
「ビアードは貴族に話すといっていた。おそらくシャンプー&リンスは間違いなく購入されるだろう。一日の狩り分と食費と宿泊を引くと、一ヵ月後には、向こう一ヵ月無給で暮らせるほどのペンスが手に入る。次の街まで馬車で一週間ほどなのでそこまで問題はないだろうが、到着してすぐに仕事とは思えない。二週間以内に次の任務を受注すると仮定しての一ヵ月だ」
「なるほど……」
再びふむふむタイム。
頭の中で計算しているのだろう。
「……私も考えて見ましたが、一ヵ月後で問題はないと思います。ただ一つ、貴族向けのシャンプー&リンスですが、上流階級の方々は横の繋がりが豊富です。ビアードさん、もしくは購入された貴族の方に話を通してもらって、予め販売の手立てを付けておくのはどうでしょうか? それでしたら次の国に到着しても継続して販売できるかもしれないですし。私も使用して思いましたが、令嬢の方々は絶対購入すると思います。繰り返していく事で権力者の方々と繋がりが持てます。シガ様の当面の目標は稼ぐことではなく旅をする事なので、いいと思うのですが、どうでしょうか?」
唖然だった。
ククリは私が思っている以上に思慮深く、そして私のことを考えてくれていた。
言い方は悪いが、彼女は今まで奴隷だったのだ。
行く末の分からない未来が待っていたはずなのに安定した生活ではなく冒険の旅を一緒に目指してくれている。
その気持ちと大胆さが、今の私には嬉しかった。
そして何より、ククリは頭がいい。
両親が亡くなったと聞いたが、良家の出なのだろうか。
またいつかゆっくりと話を聞いてみたいものだ。
「私、変なこと言いましたか……?」
そんなことを考えていると、ククリが不安そうに顔を覗き込んできた。
いかんいかん、考え込むのは私の悪い癖だ。
「いや、感心していただけだ。凄くいい考えだと思う。さっそく明日にでもビアードに話してみる」
「良かったです……、はい!」
「防具の費用が浮いた分、奮発して昼は鮭おにぎりにするか」
「ええ、いんですか!? 嬉しいです! あ、だったら西の丘で食べませんか? この時間は気温も良くて気持ち良いはずです!」
もはや私にとってククリは必要な存在だ。
だがこれから先危険は増えていくだろう。
迫害もあるかもしれない。
口だけじゃ誰も守れない事を私は知っている。
明日から、いや今日から生まれて初めての努力を始めよう。
幸い、私は自分が思っているより強いみたいだった。
ならばその力、無駄にするわけにはいかない。
――私の目標はこの世界を知ること、そして、危険を危険と思わなくなるまで、最強になることだ。
武器防具と書かれた店内、内装はヨーロッパ風、異世界感マシマシ。
だが店主は昭和の頑固爺さんみたいな感じだ。
ククリ曰く、ドワーフ族らしい。
私はともかく、ククリの防具を購入しようとしたのだが、セットで購入しても安くはしてくれないとのことだった。
「そこをなんとかならないですか?」
「まけん! まけんもんはまけん!」
鼻息を荒くするお爺さん、今すぐに必要ないと言えばそうだが、出来るだけ早く揃えて置きたかった。
軽装備の一式、今の頼りない布服よりも幾分か打撃に有効だろう。
ちなみに私は作業着ではなく、この街に溶け込む普通の服を着ている。
「お爺さん、なんとか……なりませんか?」
ククリが私にウィンクをした後、上目遣いでお爺さんに歩み寄る。
おお、何とも頼りがいがある。
いやしかしどうだろう。
ここまで頑固なのだから難しいのではないか――。
「そ、そこまで言われちゃ……しょ、しょうがねえな」
いけるんかーい! と危うく叫びそうになるが抑え込む。
ありがたいことに1500ペンスも安くしてもらい、寸法を合せてもらう。
ククリのレベルは順調に上がっているが、防御だけはあまり高くない。
種族の特性、みたいなものだろうか。
「ありがとうございますっ、シガ様! えへへ、ピカピカです」
「似合っているぞ。それにククリのおかげだ」
まるで新品の服を買ってもらった娘のようだ。
ふと目が合うと、ククリが頬を赤らめた。
……私もなんだか恥ずかしい。
「でも、シガ様は良いのですか? その……私を優先してもらって……」
「当たり前だ。ククリは私の……頼りになる仲間だからな」
「うふふ、ありがとうございます!」
これは事実だ。
私のほうが戦闘能力は上かもしれないが、それ以外のことは全て助かっている。
出会いこそあれだが、彼女に感謝している。
今のところ妖魔の森で危険な目に遭ったことはない。
超成熟のおかげでレベルは上がるし、薬草の受領依頼も楽しんでいる。
この街に永住しようと思えばできるだろうが……。
「ククリ、来月にはこの街を出ようと思ってるんだが……」
「……どうして私に訊ねるんですか?」
「もちろん私たちが対等だからだ。肯定してくれるのはありがたいが、ククリの意見も貴重だからな。私が間違っている時は教えてほしい、それが……お互いの安全にもつながるだろう」
ふむふむ、と手を顎に置いて一人で頷く。
エルフ族は動作が多いのか、それともククリの癖なのか。
「一ヵ月……ですね。少し早い気もしますが、先に理由を訊ねてもいいですか?」
「ビアードは貴族に話すといっていた。おそらくシャンプー&リンスは間違いなく購入されるだろう。一日の狩り分と食費と宿泊を引くと、一ヵ月後には、向こう一ヵ月無給で暮らせるほどのペンスが手に入る。次の街まで馬車で一週間ほどなのでそこまで問題はないだろうが、到着してすぐに仕事とは思えない。二週間以内に次の任務を受注すると仮定しての一ヵ月だ」
「なるほど……」
再びふむふむタイム。
頭の中で計算しているのだろう。
「……私も考えて見ましたが、一ヵ月後で問題はないと思います。ただ一つ、貴族向けのシャンプー&リンスですが、上流階級の方々は横の繋がりが豊富です。ビアードさん、もしくは購入された貴族の方に話を通してもらって、予め販売の手立てを付けておくのはどうでしょうか? それでしたら次の国に到着しても継続して販売できるかもしれないですし。私も使用して思いましたが、令嬢の方々は絶対購入すると思います。繰り返していく事で権力者の方々と繋がりが持てます。シガ様の当面の目標は稼ぐことではなく旅をする事なので、いいと思うのですが、どうでしょうか?」
唖然だった。
ククリは私が思っている以上に思慮深く、そして私のことを考えてくれていた。
言い方は悪いが、彼女は今まで奴隷だったのだ。
行く末の分からない未来が待っていたはずなのに安定した生活ではなく冒険の旅を一緒に目指してくれている。
その気持ちと大胆さが、今の私には嬉しかった。
そして何より、ククリは頭がいい。
両親が亡くなったと聞いたが、良家の出なのだろうか。
またいつかゆっくりと話を聞いてみたいものだ。
「私、変なこと言いましたか……?」
そんなことを考えていると、ククリが不安そうに顔を覗き込んできた。
いかんいかん、考え込むのは私の悪い癖だ。
「いや、感心していただけだ。凄くいい考えだと思う。さっそく明日にでもビアードに話してみる」
「良かったです……、はい!」
「防具の費用が浮いた分、奮発して昼は鮭おにぎりにするか」
「ええ、いんですか!? 嬉しいです! あ、だったら西の丘で食べませんか? この時間は気温も良くて気持ち良いはずです!」
もはや私にとってククリは必要な存在だ。
だがこれから先危険は増えていくだろう。
迫害もあるかもしれない。
口だけじゃ誰も守れない事を私は知っている。
明日から、いや今日から生まれて初めての努力を始めよう。
幸い、私は自分が思っているより強いみたいだった。
ならばその力、無駄にするわけにはいかない。
――私の目標はこの世界を知ること、そして、危険を危険と思わなくなるまで、最強になることだ。
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