【R18】転生?した先は、リアルよりもHな世界でした。

N.M.V

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交易都市にて?

現実世界のHがいい?

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マティとケティは、魔族領で体を魔改造されて、身体能力が劇的に上昇してる。

それなのに、マキュロンの副官オキシドは、2人の攻撃を微動だにせず、剣だけで2人をあしらっていた。

「以前より速度も力も増している。だが鍛錬は怠っていたようですな」

「オジ様は引退もせず、まだチビロンに顎で使われていたんですね」

「私の座右の銘は『常在戦場』です、机に座ってるだけなど愚の骨頂、それにマキュロン隊長は、私が認める武人ですよ、彼の下に仕える身としては光栄だと前に話しましたが?」

ドン、ガインっ!

オキシドの重い剣を盾で受け、隙を見ては剣を繰り出す。しかしオキシドはマティの攻撃を難なく捌く。

「マティよ。この5年何をしていた?、力が増しただけで技に変化がない」

「屋敷でメイドをしてました、貴方とは違うんです!!」

「ふん、全く持ってつまらんな!」

覇気を放つオキシド、マティとケティの身体が震えた。

「さすが騎士団の化け物の1人だわ、ケティ、やるわ」

「あいな」

マティは剣を横に振り、その剣に雷を帯電させた、そして大楯を前に出してオキシドの視界から自身と、ケティを隠す。

「ほう?」

オキシドは目を細め、ロングソードの剣先を下に下ろしてハスに構えた。

グンッとマティの大楯がオキシドに迫る。

シールドバッシュ

と思いきや、盾は囮。

オキシドの左に突然現れたマティが、剣を突き出していた。

オキシドはその剣先を、剣で巻き込むように跳ね上げた。

振り抜くより刺突の方が動作が小さい。

ここまでが一瞬の出来事

しかし、マティさえも囮。

ほぼ同時にケティの長槍がオキシドの右から迫っていた。

オキシドは右目に眼帯をしている、右は死角。

槍に電撃を纏ったケティの必殺の刺突。

「良い攻撃ですな」

オキシドは体を前に倒し、うなじギリギリで槍先をスルリとかわした。

だが、ケティの槍は帯電している、闇ドロを電気の力で拘束した技だ、オキシドの体に槍先きから放電した電気が流れ込むのだが…

「私に雷撃は効きませんよ」

「!?」

オキシドが前屈しながら体を捻り、飛び込んで来たケティのタイミングに合わせ、右足を踏み込み掬い上げるように鳩尾に右肘をいれた。

ドーンっ!!と、凄まじき衝撃がケティの体を突き抜けた。

「かはっ」

ケティの身体がくの字に曲がり、はね上げられた。

オキシドは浮かしたケティを背中に乗せて、槍を持つ手を掴んで引き寄せながら、左側に背中から体落としのように地面に叩きつけた。

地面に亀裂が入る。

その衝撃により、苦しさのあまり息が出来ず、体を丸めるケティ

「普通なら電撃で動けなくなるのでしょう。しかしこの鎧は竜人族の法具にして雷耐性が付与されている、惜しかったですな」

オキシドは不敵に笑い、ケティの長槍を拾うと、その槍先きをケティに向けた。

「ケティ!」

ケティは打たれ強い、身体強化された上でなおさらだ、メイド服も魔族によって防御力強化が施されている。それなのにケティへのダメージが大きいのは、オキシドの攻撃が単純に力だけではなく、相手の気脈を突く攻撃、即ち体内に攻撃を通す技を得意としている。

鎧通しに近い。

マティ達が騎士団に所属していた当時からオキシドは、騎士団の中で最強格の一角を担っていた。

本来なら副隊長に甘んじているような人物ではないのだが、本人曰く、「常に武人であるべし」と言う矜持があり、昇進の話しを全て蹴っている。

そこで荒事が特に多い第三軍団の「アウスホウル小隊」の副隊長という地位に、その身を置いている。

「ここまでですな、マティ、あなた方の馬にも止めるよう言っていただけますかな?」

マティは動きを止め、マキュロンの方を見た。

マキュロンは一方的にチェレスタにボコられている、執拗にスキンヘッドの後頭部狙われ半ば弄ばれていた。

「こ、この、ク、クソ馬が…」

殴られすぎてフラフラのマキュロン

「あの馬相手でしたら私もやられていたでしょうな」

オキシドが苦笑する。

「チェレスタ、もういいわ……チェレスタ?」

チェレスタの視線がケティへ向き、そしてオキシドに向いた。

すると、チェレスタのたてがみがまるで火がついたかのように赤く光出し、たゆたい始める。

目が一段と赤く光り、口から漏れる黒い息

「むっ?」

オキシドがチェレスタの様相の変化に警戒する。

マティも驚いている。

「な、なんだこの馬、ぶへェ!!」

マキュロンが、チェレスタのカウンター気味な前足キックを顎に受け、目を回して倒れた。

チェレスタは頭を下げ、前足を蹴る。突進の構えだ。

オキシドはケティに向けた槍の手に力を入れる。

「チェレスタ!、よしなさい!!」

マティが叫ぶ。

「やはり魔物の類か……」

そう言ったオキシドの言葉はそこで途切れた。

一瞬の出来事だった。誰もチェレスタのその動きを捉えることができなかった。

瞬間移動でもしたかのように、チェレスタはオキシドの右肩に喰らい付いていた。

「な!?、ぐあっ!!」

チェレスタはオキシドの肩の鎧を噛み砕き、肉まで抉った。そしてそのまま宙高く放り投げた。

「うおわあああっ!!」

錐揉みで投げ飛ばされたオキシド

チェレスタの周囲に黒い槍が無数に出現し、その穂先がオキシドに向けられた。

死ぬ

それを見たオキシドはそう悟った。

「チェレスタ!!、ダメ!」

叫んだのはケティだった。

すると黒槍は消え、チェレスタが元の姿に戻る。

マティが静止しても聞かなかったチェレスタがだ。

オキシドは身を翻し地面に落ちる瞬間に受け身を取ったが、そのまま尻餅をつき、肩の激痛に顔を歪めた。

ケティがゆっくりと起き上がると、チェレスタはその鼻面をケティの頬へと擦り寄せた。

「へへ、ありがとチェレスタ」

「ケティ!、大丈夫!?」

マティが駆け寄ると、ケティは深呼吸した。

「あ、うん大丈夫」

「チェレスタは、何故ケティの言うことしか聞かなかったのかしら?」

「チェレっちは、私が殺されると思って怒ったんだと思うよ、たぶんマティと私が逆の立場だって同じだよ」

「そうなの?」

マティは、チェレスタにそう聞いた。

するとヒヒンと小さくいな鳴き、マティの頬にも擦り寄った。

「もう、でもいざと言うときは言うことを聞いてくれなきゃダメよ、チェレスタ」

マティがチェレスタの下顎をくすぐってやると嬉しそうに頭を下げた。

、詰めが甘いぞ」

苦痛に顔を歪めたオキシドが、背後からケティの喉元にナイフを突きつけていた。

「オジ様…」

「戦いの場においては、相手の息の根を止めるまで、決して気を抜くなと教えたはずだ」

再びチェレスタが、怒りモードに入ろうとするが…

ヂャララララララ

「!!」

チェレスタは金色に光る鎖に絡め取られてしまった。身動きが取れない

その鎖はマキュロンの鎖鎌だった。
鎖に神聖力を通し、チェレスタを拘束してしまった。

「クソが、手間かけさせやがって」

首をコキコキと鳴らしフラフラと歩いてくるマキュロン

「ご無事な様ですな」

「無事じゃねーよ!、テメーこそなんだその様は」

マキュロンは、右肩を砕かれているマキュロンの姿を見て顎をしゃくり上げた。

「面目ありませんが、そちらも人の事は言えないのでは?」

「うるせーよ!、だがまあいい、さてクソ女ども、やらかしてくれたからには覚悟はできてんだろうな?、その馬も今夜の鍋にしてやるからな」

その時だった

「うおおおっ!!」

「あ?、今度はなんだ?」

どこからともなく、男の雄叫び。マキュロンが周囲を見回す。

ドガシャーン!

2階の窓を突き破って男が飛び出して来た。

上を仰ぎ見たオキシド

「んなっ!?」

ケティは、その隙を突いてオキシドのナイフの手をパパンと両手で叩いて飛ばすと、鳩尾に肘鉄を入れて突き放した。

よろけたオキシドに迫る大きな足の裏

ドスーンっ!!

オキシドは降って来た大男の足に背中を踏みつけられて、地面に突っ伏し気を失った。

「こ、これは失礼、まさか下に人がいるとは……え?、これはオキシド殿?」

男の顔が青ざめる。

「どいつもこいつふざけやがって!」

マキュロンが一瞬、チェレスタから気を逸らした、マティはそれを見て、チェレスタの背中をパンと軽く叩いた。

「んなっ!?」

パッカーん!!

チェレスタの目にも止まらぬ両脚バックキックが炸裂、マキュロンはそれを胸板にモロにくらい、弾ける様に門の方へと飛んで行き、盛大に地面に激突して動かなくなった。

「馬の後ろに立つからよ、馬鹿ね」

マティは、2階から飛び降りて来た男に振り返ると、はて?と首を傾げる

「貴方は、たしか衛士隊の……」

マティは下敷きになって気を失っているオキシドを気にかけている男に声をかけた。

「おお、これは戦乙女殿!、はっ、衛士隊上級長のドルガーであります!」

「マティ大丈夫だよ、オジ様は生きてる」

「そう」

ホッとするマティ

「そちらはフィロドロ様?」

ドルガーの背におぶられた少年に視線を向けたマティ

「そうですが…貴方達は?」

「私達はエム姉……いえエム様の従者です。貴方様を迎えに来ました」

「え?僕を!?、ほんとに?」

訝しむマティ

「本当にとは、どう言う意味でしょうか?」

「僕はエムの所に行かないとならないんだ、早くしないと、彼女の魂が消えてしまう!」

「消える!?」

聞き迫るフィロドロの言葉に、マティとケティは、事態の重大さを痛感した。もう、時間がないのだと。

「お願いだよ!、早く!!」

「わかりました」

「何処へ行こうってんだ、ああ?!」

「マキュロン……しつこい男ね」

マキュロンが怒りの形相で門前で仁王立ちしていた。その胸の鎧は蹄の形に凹んでいる。

マキュロンは決して弱くない。チェレスタが規格外なのだ。

それよりも彼の後方、門の外側に相当数の騎士団が集結している。

一体何処から現れたのか、ドルガーもフィロドロも唖然としている。

マキュロンの隊は、邸内外含め、ほぼ全て無力化した。故に別部隊に他ならない。

しかし、マティ達はオッペケペイ邸にくる前に、この街にいる騎士団の動向は事前把握したつもりでいた。

「一体何処から湧いたの?、あの騎士達」

「あはは、突破するのはちょいキツイねー」

ケティは軽口き叩き大丈夫そうに振る舞っているが、ポーションの効きが悪く顔色が悪い、オキシドに受けたダメージ回復ができていない。

それにたとえチェレスタの馬脚でマキュロンを抜けたとしても、後方集団を突破するのは非常に困難と見た、相手は精鋭の王都騎士団だ。

「時間がないのに…チェレスタ、フィロドロ様だけ連れて抜けられる?」

チェレスタは前足蹴り、短くいな鳴いた。

「ねぇちょっとマティ、あの隊旗……」

ケティが門外の騎士団が掲げる部隊旗を指差した。

「!?」

……

すずめの涙亭、スノウの部屋。

スノウは焦りを感じていた。

「急に魔力吸引が減速したわ」

エムの身体に施されたマジックチャージャーが機能を停止した。

今は無理矢理、スノウが床に描いた魔法円から強制的に魔力を注いでいるが、その吸収も落ち始めていた。

「魔素がたまりすぎてる」

魔力は多いほど魔法効果が高い、しかし多すぎればが蓄積され、逆に害になる。魔素は魔族には恩恵だが、人族には毒だ。

かと言って魔力供給は止められない。止めれば身体が朽ち果てる。

「マティさん、ケティさん、早くお願いします」

スノウはエムの手をギュッと握った。

……

一方でフィロドロの精神世界、魂のエム

ベッドの上でエムは喘ぎ悶えていた。

フィロドロの魂に溶けて混ざり合いつつある

「あ、んああ、ひぁ」

股間に手をあてがい、秘穴に指を入れる、自らの乳房を揉みしだき、ビクビクっと体を震わせる。

エムは自慰をして、何とか自我を保とうとしていた。

身体は透け、いつ消えてもおかしくない。











でもでも……

エムは涙を流した。

「んああっ!!、あっ、あああっ!、」

……

ドタドタドタドタ。

スノウは部屋の外の騒がしさに扉の方を向いた。

複数の人の足跡が迫って来て、部屋の前で止まった。

ドンドンドンドンっ!

そして激しく扉が叩かれた。

スノウはルナリアに頷き、ルナリアは剣を手にイスから立ち上がった。

「誰?」

「フィロドロです」

スノウとルナリアは驚きで顔を見合わせた。

ルナリアは警戒し、扉の前で気配を探りつつ耳をそば立てる

「貴方様の他に、誰か側にいますか?」

「あたしよ~ん、1号2号ちゃんは店の外よ~ん」

甘ったるい声、それはカスティアだった。

ルナリアは一旦扉から離れると今度は窓へと向かい、カーテンを少し開け外を見た。

マティとケティが、店の入り口に立っているのが見える。そして彼女達に対峙する様に、鎧の騎士達が数名見える。

「あれは…騎士団?」

訝しむルナリアは再び部屋の扉の前へ。

「他にも騎士団がいるのではなくて?」

「……はい、でも信じて下さい。彼らは外で待機して頂いています」

スノウが口を開いた。

「ルナさん、扉を開けてフィロドロさんだけ入れて下さい」

「でも騎士団が…」

「彼らが害なすならば、そんな扉ぐらい直ぐに破られてしまいます。最早一刻の猶予もありません、私達に選択肢は無いんです」

「わかったわ」

ルナリアは意を決して鍵を外し扉を開けた。

そこに立つ少年、ルナリアはフィロドロと対峙する。

「フィロドロ様?」

「貴方が、ルナリア・スガー様ですね、僕…いえ私は貴方に、謝罪しても仕切れないほどに酷い仕打ちをしました。お詫びしなければならないことは山ほどあります。しかしそれは先にエムを助けてからでもよろしいでしょうか?」

「……」

自分の事は初めて会うような態度を取ったのに、エムの事を呼び捨てにしたフィロドロにルナリアは違和感を覚えた。

「貴方は彼女の何を知っているの?」

「全てを」

「全てを?」

「ルナさん、その話しは後にして下さい。フィロドロさんはこちらへ」

フィロドロは会釈して部屋に入り、エムの姿を見るなり涙を流して、駆け寄った。

「エム!!」

「その感じだと、事情はおわかりのようですね?」

「はい、エムは僕の……」

フィロドロはそこまで言って、ルナリア達をチラッと見て口をつぐんだ。

「ルナさんは部屋の外で見張りをお願いします。カスティアさんは出て行って下さい」

「えぇ~、何でぇ~」

いつのまにかしれっと部屋に入り込んでいたカスティアが口を尖らせた。

「私達は邪魔なんですよ!」

ルナリアはカスティアの背中を押して部屋を出ると、振り返らずスノウに声を掛けた

「スノウ……エムをお願い」

「はい」

2人が出て行った後、扉に鍵をかけたスノウは、フィロドロに向き直った。

「さあ、では始めましょうか」

……

オッペケペイ侯爵邸、執務室

マキュロンはソファーに座り、同じ鎧を着た男と向き合っていた。

それは第五軍団所属、ビチーク小隊隊長だった。

「で、何でテメーらが介入して来やがるんだよ、ゲドー隊長殿」

「相変わらずな物言いだな、アウスホウル小隊の仕事を邪魔する気はないよ」

「してるじゃねーか」

マキュロンは聞こえないぐらいの小さい声でブツブツと文句を言った

「すまんなマキュロン、なんだ、それに何も成果が上げられず王都に帰るわけにはいかなくてな」

「上から?、なんでだよ、お前らはナーブ砦の盗賊団討伐に行ったんじゃねーのか?」

「その件で色々あってな、当事者と思われる例の女冒険者に話が聞きたいんだよ」

「話が見えねーよ」

「まあ、そこは女冒険者……エムと言ったか?、目覚めさせてから説明する」

マキュロンは訝しむ

「あの女、何をやらかした」

「まあ端的に言うとだ、我々より先に盗賊団を討伐した」

「冗談言うな、あの女は等級Dの冒険者だ。盗賊団の親玉は『絶空の戦斧』AAの元冒険者だぞ、実力は折り紙付きだ、偶然でも倒せる相手じゃねーぞ」

「実際に盗賊団は消滅、捕らえられていた者達も解放されて南方領に保護されている」

マキュロンは、はぁっと深くため息をついた

「そっちもかよ」

「そっちもとは?」

「あの女はな、山岳回廊の山賊共を根絶やしにしやがったんだよ」

「なるほどな、やはり実力を隠しているようだな」

「驚かねーのか?」

「うちの副隊長と互角にやりあう相手だからな」

「ルウと互角!?、ウソだろ?」

「事実だ、珍しくルウがその剣技を褒めてたよ」

「剣技?、あの女は魔法士じゃねーのか?」

「そうなのか?」

「おいおいおい、意味がわかんねーぞ」

……

「いいですか?、出来るだけ長く続けて下さい」

「あ、はい」

フィロドロは服を脱いだ、痩せ細ってはいるがガリガリと言うほどではない。

仰向けに眠るエムの足元に膝立ちになった。
すると、彼の背後にスノウが周り、そっと腰に腕を回す。

フィロドロがビクッと反応した。

「な、何を…」

「貴方に魔力を注ぎます」

スノウはそう言って、フィロドロのサオを根元から包むように握り、ゆっくりと撫で上げる。

「あっ、うっ!」

「落ち着いて、さあ勃たせて」

「あ、ああっ!」

ムクムクっとサオが起き上がり、スノウの責め手にフィロドロは悶えた。

「あ、だ、ダメだよ」

「一回出しましょう、その方が持ちます」

「あ、ああっ、ふあああっ!!」

スノウの手コキに耐えられ無くなったフィロドロは前に倒れ、ビクビクッと腰を浮かす。その彼の股間に太ももを押しつけ、前立腺を刺激してやるスノウ。

「ひあっ、で、出る、うあっ」

ビゅっ、ぶびゅ

ちっ

スノウが舌打ちした。

フィロドロのサオから命の液が放たれ、その勢いは、眠るエムの太ももまで飛び散った。

「この程度で出すなんて……早いですね」

しかしスノウはその手を緩めない、絞り出さんとばかりに手コキを続ける。

「あ、や、やめ、も、もう出た、出たから」

「薄いです。これだと長く持ちません、もう少し濃いのを出します」

「あ、ああっ!、んなあっ!!、そ、そんなぁ!!」

スノウの手が更に一段とイヤラシく動く、握り締めて伸ばすようにしごき、膝でタマ裏をグイグイと押す。

「ひあ、や、ヤダ、あ、ああっ」

「こんなのに耐えらないようで、エムさんを救えるとでも?」

「な、何を」

「貴方を救うためにエムさんはその身を犠牲にした、しかし私にとって貴方は救う価値もない」

「ぼ、僕をう、恨んでいるの?」

「ええ、憎く恨めしい、エムさんの言葉がなければ、ここで去勢したいぐらいです」

「あれは闇の魔物が僕を…」

「関係ありません、災い呼び込んだのは貴方です」

「ぼ、僕だって!、うああっ!!、や、やめてぇ!!」

スノウは力を入れてフィロドロのサオをしごいた、皮が剥けんとばかりに。

「このイチモツで、エムさんを汚した、今また魂を戻すために、汚そうとしている、許せない、許せない、許せない!!」

「ご、ごめんなさい、ごめんなさい、うぁっ!、うあああっ!」

フィロドロが身をのけぞらせた。

ビュっ、ぶびゅっビュ

一段と激しく濃厚な命の液が放出され、ビシャビシャっと床上に飛び散った。

「うああ」

ドサッと倒れ込むフィロドロ、下半身をビクビクと痙攣させていた。

「汚らわしい」

スノウは手についた、命の液を振り払った。

「はあ、あ、はあ、はあ」

フィロドロは肩で息してうずくまり、時折腰をビクつかせる。そんな彼を冷めた目でスノウは見下ろした。

「な、なんでこんな……」

スノウは足でフィロドロを仰向けにすると、彼の股間に右足を乗せ押しつける、すると萎えていたサオが再びムクムクと膨れ上がった。

「ああっ!」

「……こんな事で勃つなんて、変態め」

「や、やめて、あ、ああ」

怯えるフィロドロに顔を近づけるスノウ。
その耳元で囁いた

「さあ、起きなさい憎っくきフィロドロ様、を返してもらいます。ここからが本番です」
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