【R18】転生?した先は、リアルよりもHな世界でした。

N.M.V

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交易都市にて?

貴族様にH調教される?

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審議の結果、ワタシの件は保留となった。

ただし、ワタシが衛士4人のケツの穴を破壊した事実は変わらない。

衛士隊で勾留されるのかと思いきや、宿屋で監視付きの軟禁。

ギルド長がワタシの身を案じ、嫌疑不十分での勾留に関して、強く反発してくれたから。

ステキよオジ様。

何でも、衛士隊とギルドの間には、”冒険者保護協定”というのがあり、身柄は、基本ギルドが預かる事になってるとも説明してくれた。

ん?アレって、ランクC以上じゃなかった?、と聞いたら

「そんな制限はないぞ?」

とギルド長に言われた。

あれー?

まあ助かったけどね。衛士隊庁舎に勾留されていたら、なにをされるかわかったもんじゃない。良からぬ輩に牢屋の中でハメハメされていたかも。

ただし、ワタシは宿はおろか部屋からも出られない。部屋の外には監視がついてる。カスティアさんに迷惑をかけるわけにもいかないので、宿を出ることを伝えると……

「べつに、ここに居ていいわよぉん、他所へいくとヤラれるわよぉん」

との事、怖いわこの街

部屋から出られるのは風呂の時のみ。食事は部屋。

マティとケティも一緒に軟禁中。でも、彼女達は宿からは出られないけど、部屋は自由に出入りできる。マティは基本的にワタシの身の回りの世話係りで、ケティはなぜか厨房で料理の修行中?

元戦乙女のメイドって最強よね

スノウはカスティアさんの保護のもと、別の部屋に居住してる。彼女の存在は、衛士隊にもギルドにも、今のところバレていない。

ゆえに彼女は、変化の指輪を手に入れたので、ギルドで冒険者登録して、私達とは別行動をしてる。いわゆる情報集め。彼女との情報交換は念話

ルナリアは……、戻ってきていない。おそらく例のお貴族様のところだと思う

「それにしてもルナさんが裏切るなんて」

とマティが、茶をワタシの前に差し出しそう宣う

「裏切ったわけじゃないわ、あの子の中ではあれが”正義”なんでしょ」

「でも真実が見えていませんよね?」

「思い込みが激しいからね」

そうは言うものの違和感はあるわね。本当にあれはルナリアの意思なのかし?、一緒にいたフィロドロとかいうモノクルイケメン貴族……なんか気持ち悪い

「ねえ、マティ、ルナリアと一緒にいた貴族っぽい奴って誰だか知ってる?」

「はい、あの方は、”フィロドロ・ダヨン・オッペケペイ”氏、この貿易都市の総督である、”オッペケペイ侯爵家”の、ご子息ですね」

は?、今なんて言った?

「オッペケペイ侯爵家?、フィロドロ・ダヨン・オッペケペイ???」

「はい、……知ってるんですか?」

ヤバイ、なんじゃそのふざけた家名は、ミドルにダヨンって、ギャグか!!、本人を目の前にして、もし名乗られたら、その場で大爆笑、不敬罪で即斬首だったわね

鼻を膨らませて、必死に笑いを堪えてるワタシをみて、マティは首をかしげて怪訝な顔をしてる。

「エム姉?」

「ごめん、しらないわ」

マティ曰く

オッペケペイ家は、元々この地域を仕切っていた商家の大豪族で、この街を作り、一大交易都市に発展させたそうな。その功績が認められ、30年前に王国より侯爵の位を授かり、現在も総督として君臨しているとの話。

オッペケペーなのにね、クスっ

「ルナリアもある意味お貴族様だからね、オッペケペイ家とは元々交流があったのかもね」

ルナリアが、審問の場で取った態度の裏には、恐らくワタシに対する不信、恐れによるもの。それは仕方がない。覚えていないとは言え、目撃者たるマティ達の口ぶりからも、その時のワタシは、かなりヤバイ感じだったみたい。


……

「暇だわ」

あれから更に3日経った。ギルドが迷宮に調査隊を派遣したらしいけど、”魔犬の匙”は発見されず。衛士に至っては、精神的疾患を患ったとかで面会謝絶で静養中との話。

どちらも同一人物の連中なのに、完全に逃げてるわよね?。そのまま有耶無耶にしようとしているとしか思えない。

政治家かっ!

このままだとワタシの罪状が、なし崩しに確定する。衛士隊4人への暴行傷害の一点で

「………」

ワタシが椅子に体を投げ出し、目を瞑ってゆうつそうに考え込んで座っていると。

マティが顔を覗き込んできた。

「ダメですよ。衛士隊庁舎を吹き飛ばそうって考えは」

「しないわよ……」

そんなおり、スノウが宿に戻って来たみたい、さっそく念話が来た。

「……ふっふっふっ」

ワタシが徐に笑ったものだから、マティがびくっと反応する。

「スノウちゃんですか?」

「うん、ケツの穴衛士共を見つけてくれたわ」

「どんな様子ですか?」

「街の西にある衛士隊寄宿舎に潜んでいるらしいわ、……ピンピンしてるって。っていいかと聞いて来たわ、ダメって言っといたけど」

「スノウちゃんって顔に似合わず、暗殺者思考ですよね」

「本当、リンナに似てる」

ワタシはクククと笑う

「ん?、そう、わかったわ、あまり気取られないようにしてね」

「どうしました?」

「妙な連中が、うろついてたそうよ」

「妙な連中?」

「衛士でも、冒険者でもないみたい……それも人族ではなさそう」

「エルフとか魔族?」

「魔族ならスノウが気づくでしょう、エルフでもないみたい」

「じゃあ魔物?」

「街中で魔物って……」

心当たりはある、人に化けた魔物、南方領の港街で遭遇した、領主ブンター・スガーに化けたシャドウのような謎の魔物。まさか、ここでもあいつらが暗躍してる?

突然、バーンと戸口が勢い良く開かれ、ワタシはビクっとした。

「ちょっとケティ!、入る前はノックでしょ!」

マティが怒鳴る

部屋に入って来たのはエプロン姿のケティだった。マティに咎められてる。

「ごめーん」

魔族領を出てから、最近のケティはなんかガサツになってる気がする。魔改造のせい?

「そんな事より、エム姉に面会を求めてる人達が下に来てて……」

「面会?、ケティ、ワタシは今、外部の者との接触は禁じられてるはずよ?」

「そうなんですけど…」

ん?、廊下が騒がしいわね

何人かが言い争っているみたい

すると、廊下にいた見張りの衛士隊を押しのけ、ドヤドヤっと部屋に3人の騎士が入って来た。

マティと、ケティが、サッとワタシの前に立ちはだかった。

「失礼、こちらにエムという方がいると聞いて来た」

「貴様ら!!、ここに立ち入る事は許されていないのだぞ!!」

そう怒鳴り、押しのけられた衛士達が剣や槍を構えて男達を牽制する。

「話のわからん者達だな、我々は王都騎士団の名代で来たと言っているだろう」

王都騎士団!?

「ここにいる女冒険者は、容疑者として拘束されているのだ!、騎士団であろうと接触はまかりならない!!」

「こちらには王都騎士団の命令書がある」

騎士は懐から、紙を取り出し衛士隊に向けた。

「!?」

それを見た衛士の人達が怯む。

へ?、何でそんなものが発行されてんの?、ひょっとしてルウ様?、いえ、そんなはずないわ、時間軸が合わない。

それに……コレは気に入らないわ。

「ちょっと、そこの騎士の人」

「貴殿がエムか?」

「そうよ」

「我々は、王都より…」

「あー、ストップ、ストップ!」

「す、ストっ?、何?」

「何の用か知らないけど、貴方達の話を今聞く気はないわ、衛士隊の人を困らせないで」

「な、何?」

「衛士の人達が言うように、ワタシはここに、””として軟禁されてんの、余計な事しないでよ」

騎士様連中がポカンとしてる。

「マティ、ケティ、叩き出して」

『御意』

「ちょ、ちょっと待て!、何故そうなる!」

何故?、アホなの?

「ここにいる衛士の人達は、ワタシを監視して、第三者の干渉を防ぐ事が仕事なの。それはそれはつまらない仕事だし、我慢してやってんのよ。そこに権力傘にきて強引極まりない事されると、真面目に働いてる衛士の人も困るし、それどころか、ワタシが罪を認めた様な事になるじゃないのよ」

衛士の人もポカンとしてる

マティが口を開いた。

「我が主がそう仰っておりますので、然るべき方法で許可を得てから来て下さい」

「いや、しかしだな…」

騎士様が狼狽えてる

「出ていかないなら、本当に威力行使するわよ?」

と、覇気を乗せて威嚇してみました。

……

ワタシの覇気にビビったのか、騎士様方はマティに引率され、しぶしぶ出ていった。

「まったく……衛士の皆さん、お騒がせしました」

ワタシは、衛士隊に深々と頭を下げた。

「え?、あ、いや……」

拍子抜けした顔をする衛士たちも、部屋を出ていった。

「エム姉、これで良かったの?、騎士団の話を聞けばここから出られたんじゃない?」

「うーん、騎士団ねー、保険になる要素がないのよね」

「保険?」

「ワタシを助けてくれるって要素がね」

「ああ、なるほど」

正直、マティ達以外、誰も信用出来ない。なぜここに騎士団が現れたのか?、なぜ彼らは私の事を知っていたのか?、怪しすぎる。

だけど、ワタシの今の心配事は、ルナリア。彼女がワタシをどう思っているのか知らないけど、彼女は何か良くない状況下にある気がする。

「スノウ、お願いがあるんだけど?」

……

カーテンが閉められた薄暗い部屋。
魔薬の煙が漂っている。

 ルナリアはベッドの上で、あられもない姿を晒し、見目麗しき4人の裸の美丈夫達にベッドの上で囲まれている。
 彼女は恍惚な顔をして、喘ぎ悶え、代わる代わる男達の相手をしていた。

「あっ、いっ!、んあっ!、あ、ああん」

男にキスをし、股を開き、イチモツで貫かれて激しく突き上げられ、絶頂に果てると、また次の男を招き入れる。

白いローブだけの姿でワイン片手にソファに座りその様を眺めている男がいる

その男はフィロドロだった。

「ひあっ!!、イクっ!、んああっ!!」

魔薬のせいでルナリアは、思考も感覚も麻痺していた。何度も絶頂に達しているのに、身体の疼きが止まらない、男を求めてしまう。

フィロドロは、ワイングラスを目の前のテーブルに置くと、ローブを脱いだ。

ヒョロリとした体躯なのに、筋肉で引き締まっている。それよりも目を引くのがその全身に刻まれた刺青。魔法術式のようだった。

「お前たち下がれ、私が仕上げをする」

美丈夫達は、ベッドを降りフィロドロに対してお辞儀する。

フィロドロは、ベッドに上がると、息を荒げて悶えるルナリアの頬を触った。

「ルナリア」

「フィ、フィロドロさまぁ、お願いします、下さい…貴方のモノを……」

「イヤラシい物言いだな」

「が、我慢できないんです」

フィロドロは、ルナリアの股を開くと、イチモツを握り、彼女の秘穴の入り口にその先を押し当てた。

「アレだけ、男のモノをこの下の穴で咥えたのにか?」

そう言いながら、中には入れずに先っぽだけでなじる。

「フィロドロ様…お願い……イジワルしないでぇ」

「ルナリア…」

フィロドロは、ルナリアに口づけし舌を入れた。ルナリアも舌を絡ませる

「んんっ!」

そちらに気を引かせ、フィロドロはいきなり腰を突き上げた。

「ふあっ!!、んああっ!!」

美丈夫達とはまるで違う反応をするルナリア

「ひあっ!!、あひいぃ!!」

身をのけぞらせ、絶頂に達したかのように、痙攣する。

「フィ、フィロドぉ、や、な、コレ、はヒィっ!!」

ズンズンと、深く腰を突き上げるフィロドロ

「抗わなくていい、あの時の様に、身を委ねろ」

「そんな、あ、い、いや、たす、助け、ああああっ、や、ヤダァ、だ、誰かぁ!、え、エムぅ!、助けてぇ!!!、いやあぁぁぁっ!!」

ガクガクと、全身を痙攣させ、口から泡を拭いて白目を剥くルナリア

フィロドロの顔が、不気味な笑みに変わる

……

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