【R18】転生?した先は、リアルよりもHな世界でした。

N.M.V

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新たなる旅路?

神の眷属はHすぎる

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マティとケティは、グール?相手に砦の外で奮戦していた。

竪穴へ侵入しようと、夥しい数のグールモドキ共を蹴散らす2人

そんな中、マティが複数体に同時に襲い掛かられ、仰向けに押し倒された

ケティもまた背後から抱きつかれ、押し倒されて、そのイチモツを股間に押し付けられてしまう

しかし、彼女達の装備は軽装に見えて、実は物理的防御が異様に高い特殊な神聖術武具

そうやすやすとは、突き破れない

マティは、シールドバッシュで巴投げの要領で、グールを弾き飛ばして、跳ね起きる。

ケティは、器用に槍を回し背後のグールを弾き飛ばすと回転しながら立ち上がった。

その回転に巻き込まれ、バラバラに吹き飛ぶグール達

「ふん、スケベな奴らね」

「油断しないケティ、魔法の加護が切れたら、純潔を持って行かれるわよ」

「私達もう純潔じゃないけどねー」

じゃないわよ!」

「わかってるって」

有象無象の悪食の鬼共

マティとケティはそう軽口をたたきながらも、その者達に違和感と恐れを感じていた。

様相からは”ゾンビ”

しかし”ゾンビ”と呼ぶには、身体は腐敗していないし、腐臭もしない、とにかく動きが早く躍動感がある、では”グール”かと言うと、明らかにソレの元は”人”

例えるならば、実体のある”ゴースト”

そもそも、こんな数、何処に潜んでいたのか、なぜこのタイミングなのか

エム、もしくはルナリアに引き寄せられた者達、2人はそう感じていた。

最初は余裕で蹴散らしていた

だが、数が多い、次々と出現する

マティとケティは、疲労が増しつつあった

どれだけ斬り伏せ、どれだけ弾き返したかわからない

終わりがない

「マティ!、キリがないよ!」

マティは後ろを見た。グールの軍勢に竪穴まで押し込まれつつある。

「ケティ、アレをやるわ、一瞬でいい、周りを一掃して!」

「本気?」

「一時凌ぎよ」

「了解」

ケティが、ぐっと踏み込み、低い姿勢で走り出した。

“疾風迅雷槍”

竪穴を中心に円を描く様に、槍を横にして、高速移動する。

ケティは一迅の風となり、風の斬撃で、グールを外へと切り飛ばし、穴の周りからグールを一掃した。

「マティ!」

ケティの呼びかけに

マティが、盾を地面に突き刺し、剣を掲げた。

「神威の理!”絶対領域”!!」

マティの掛け声に、障壁が発生した。

マティの誇る技、あらゆる魔法を無効にし、物理攻撃さえも無力化する、絶対防御。

本来はこんな場面で使う技ではない、大規模なパーティーを組んだ時に、広範囲攻撃から味方全員を守る技

「マティ、大丈夫?」

ケティが片膝をついている。マティの下に駆け寄った。

絶対領域は、神聖術の一種、神威の力、発動には酷く体力を消耗する

「一時的だけど、これで少し休めるわ」

この状況では、発動と回復のトレードオフが微妙、それでもケティは回復できる。

「うんそうねマティ、これで仕切り直せる。だけど、コイツらは一体何なのかしら?」

「ルナリアさんの言っていた”悪意”ってヤツじゃないかしら」

「これが?」

グール達は、マティの張った結界にへばりついて、腰をカクカクと前後に動かして、そのそそり立つイチモツを結界に押しつけている

「まるで、盛りのついた犬ね」

ビキシッ

「え?」

突然、絶対領域の障壁にヒビが入った

「ウソでしょ!?」

マティが青ざめた

破られるはずもない”絶対領域”が壊れる

「マティ!」

「私は緩めてないわ!何かに干渉されてる!?」

ケティが槍を構え、マティの前に立ちはだかった。

「ケティ!何してるの!?ダメよ!貴方は逃げなさい!」

「どこに?」

ケティが振り向き微笑んだ

マティは、領域を張ったためにまだ回復に時間がかかる。なんとか自分が踏ん張らないと……ケティは奥歯を噛み締めた。

領域は全体にヒビが入り、そしてガラスが砕けるかの様に崩壊した。

グール達が一斉に飛び込み、ケティに襲いくる

目にも止まらぬ速さで槍を振り回すが
疲れが見える、さっきより動きが鈍い

ケティが槍を掲げた

「神聖術!、”雷帝槍”!!」

雷を招来、魔法と違う天候を操る、神威の力

周りに次々と雷が落ち、グール達が吹き飛ばされていく

しかし…そこまでだった。

雷に当たらなかったグールがケティに飛びついた

ケティは押し潰され、押し倒されてしまう。槍が弾き飛ばされて竪穴の中へと落ちていった。

「しまった!」

もみくちゃにされるケティ、逃げ出そうともがき、必死に這いつくばってマティに手を伸ばすが、グールの集団の中に引きずり込まれてしまう。

「やめてっ!はなせ!!いやああっ!!」

ケティの怒声と悲鳴、なんと、加護が付与された彼女の装備が引き剥がされた。

愕然とするマティ、神聖術で護られた装具まで破られた、何か得体の知れない力が周囲に働いてる

「そんな…ケティ!!」

グールが2、3匹吹き飛ぶ、ケティの拳、再びケティがそこから張って出ようとする

動けないマティが必死に手を伸ばした

しかし…

「ひああぁっ!!」

ケティは目を見開き、身を仰け反らせ、痙攣する。

ケティの後ろ、1匹のグールが腰をケティの尻にヒタリとつけて突き上げていた

ズンズンズンと腰を突き込まれ、ケティは悶える

「い!イヤっ!!んああっ!」

ケティが泣き叫ぶ

「わ、私のな、中に、太いのが……」

そのまま再びグールの中に…引きずり込まれていく

ケティの手足がグール共の中でもんどり打っている、次第に抵抗する動きがなくなり、声も喘ぎ声に変わった。

「ひっ、んあっ!ああっ」

「ケティ…」

そして、マティの目の前にもグールが

「ああ…」

マティも、グール共の性欲に飲み込まれた。



地下

どのくらいの黒き者達と交わった?

わからない

コイツら負の意識が、黒き命の液と共に、ワタシの精神を汚染していく。

心が黒くなっていく気分

キモチ悪い

股から注がれた命の液が口から出るんじゃないかと言うほどに

「ひっ、あっひっあああっ」

ずっと絶頂に達したまま、ヤられてる

…でも

彼らは救いを求めてる

なんの救いなの?

口で言ってよ……わかんないわよ

その時、魔法とは違う、何かの力を感じた

神聖術?

でも直ぐに消えた

マティとケティ?

地上で彼女達が何かしてる?

ワタシは意識を其方に向けたわ

……感じる……ナニ、コレ

2人とも、何者かにヤられてる?、それも集団に?

聞こえる、彼女達の叫びが…

地下深くなのに、感じられる

ああ、ごめんなさい、マティ、ケティ、ワタシがそこに留まれなんて言わなければ…でもここに来ても同じよね

ワタシはまた、他人を巻き込んでしまったわ……

「う、ん…」

ルナリアが意識を取り戻した

よかった

「え、エムさん?」

ワタシは苦悶の表情でニコリと微笑んだ

だけど……

「んなぁっ!」

また注がれた、熱いものがワタシのアソコから溢れ出して、内股を流れ落ちる

ブルブルと震え、思わずルナリアに抱きついてしまった

「そ、そんなエムさん!?まさか1人で、ンプっ!」

ワタシはルナリアの口を唇で塞いだ、そのまま舌を入れて絡めてやる

「んんー!んっんっ」

少し暴れたルナリアは徐々におとなしくなり、ワタシの首に腕を回して、舌を絡め返してきた

“聞いて、ルナリア”

「!?」

“声に出さないで、頭で考えるだけでいいわ”

“エムさん!?いったいどうやって?”

“コレはワタシの並列思考”

“並列思考?”

“教えて、コイツらは魔物じゃないわね”

“彼らは、○☆▲%☆です”

“はぁ?”

“○☆▲%☆です”

“なに言ってんのかわからないわ”

“…語るを許されない○☆▲%☆達です”

禁則用語、プロテクトがかかってるのね。ふざけやがって。

“……ああ、やっぱりそうなのね”

考えうるに、コイツらはってところよね。

“ルナリア、貴方は脱出して”

“いえ、私は、この者達を導かないと……”

“それはワタシが引き受けるわ、ルナリアがしようとしたことがわかったわ。でもこれ以上は貴方は体も精神も保たない”

“それはエムさんも一緒…”

“ワタシには”並列思考”がある、1つ壊れても平気なのよ”

“で、でも”

“お願い、マティ達が地上で相手に苦戦してるようなの”

“敵対者!?それってまさか”

“この地を封じてた相手でしょうね、お願い2人を助けに行って、このまま貴方にヒールを掛けるわ”

“ヒール”

ルナリアの体力が少し戻った

彼女はワタシから唇を離すと

「続きは後でお願いしますね」

なーんて頬を赤らめそう言って来たわ

「ワタシはそっちの趣味じゃないわよ」

ワタシはヤられながらも上体を強引に起こし、ルナリアをワタシの下から出した。

すると、背後の黒き者が、ワタシの乳房を鷲掴みにし、揉みしだき、逃がしまいと一段と激しく突き込んできた

こ、このっ!逃げないわよ!いい加減にしてよ!!

あ、クソっ、突き上げが凄い……

「んなあっ!!んああっ!」

「エムさん!」

ワタシはルナリアに手をかざし、更に身体強化をかけてやる。

ルナリアが驚いてる、こんな状況で魔法を掛けるとかないものね、でもそれで黒き者達にも気づかれた。

沼の中の奴らがルナリアを抑えようと、台の上に上がって来ようとしてる、手前かってな連中よね

「い、行って!、は、はやくぅ!」

ルナリアは頷くとしっかりと立ち上がった。

初めて並列思考の恩恵をありがたいと思ったわ

ん?そんなことはないか、いつも助かってるわね

ルナリアが台の上からジャンプする、だけど足首を掴まれ、池の中に落ちた。

群がる黒き者達、沼の中に押さえつけられ身動き取れなくなるルナリア

ワタシは手をかざした。

“エアプレッシャー”

ドンっ!!

「きゃああっ!!」

大気が唸り、ルナリアごと黒き者達を吹き飛ばした

風による圧縮空気の砲弾

ルナリアは沼の外まで飛んでった、でも身体強化魔法を掛けてあるから問題なし

「ルナリアにこれ以上手を出したら、アンタら全員、消し炭にするからね!!」

ワタシは喘ぎ悶えながらも、覇気を放ち、声を振り絞って、そう怒声を浴びせた

すると、ワタシは押さえつけられた。

黒き者が何体も群がって来る

ちょ、なんで…

黒き者達は怒ったのか、ワタシに対する扱いが突然乱暴になった

首を絞められ、乳房を握り潰さんと、強く鷲掴みにされ、チンPは一段と太くなる、苦痛に変わった。

「や、やめて、い、痛い、さ、裂けちゃう!!ヤメテよ!」

ふざけんな!こん畜生め!!

「エムさん!!感情を抑えて、その者達は、こちらの感情に合わせてくるのよ!」

なんですと?

「怒れる拳笑顔に当たらず、怒れる拳笑顔に当たらず……」

こんな状況で平常心もないモノだけど、四文字熟語を唱えて、心を落ち着かせる。

ワタシが、怒りを抑えると、黒き者共も、大人しくなった。

全く持って意味わからん

「い、行って、ルナリア」

「彼らを救って下さい、エムさん」

自信ないわー
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