サキュバスクラブ~最高ランクの精気を持つボクは無数の淫魔に狙われ貪られる~

ウケのショウタ

文字の大きさ
55 / 85
6章

6章54話 校舎裏 ♡フェラ

しおりを挟む

「え、い、今ですか!?」
「そう。君に催眠をかけた時点でブロンズの子たちに入ってもらったの」

 じゃ、じゃあ現実の僕はあのVIPルームの巨大なベッドの上で眠っていて、その周囲にサキュバスの人たちが群がってるってこと……?

「な、何人くらいですか?」
「まあそれは気にしなくていいじゃない。とにかくたくさんだよ」
「…………あ、あの。じゃあ……今僕が何もない空間を揉み揉みしてた動作って、その人たちに見られて……?」
「ぷふー! ぷっ、く、ぷくく……! い、いいのいいのそんなこと気にしなくて! 君は現実のことは気にせず、く、くく……こ、ここで楽しい夢を見続けていればいいの。ね?」

 そっと僕のおちんちんに指を這わせる詩織先輩。

「うっ♡」

 その感触に思わず体を震わせる。
 快感以上に、詩織先輩にこんなことをされているという興奮が異常に僕を昂らせる。

「完全に催眠をかけるより、ちょっと自我を残した方がよさそうだね。その方が余計に興奮できそう」
「そういうものなんですか?」
「没入しきる方が楽しい場合と、体験した方が楽しい場合があるの。いろんなパターンを楽しませてあげるね」

 にちゅ♡ にちゅ♡ と詩織先輩がおちんちんをシゴき始める。

「うっ♡ これってもしかして今……」
「察しがいいね。そう、今現実ではサキュバスの誰かが同じように君のおちんちんをシゴいてるところ♡」
「な、なんかVRゲームみたいですね」
「あはは! なるほど、確かにね。まああれの超進化版みたいな感じかもね」

 後ろから僕を抱きすくめるユメノさんと、前から僕のおちんちんをシゴく詩織先輩。
 その異常な光景は、確かに現実では味わえないシチュエーション。
 しかも場所はいつも詩織先輩と過ごしていた図書室。
 た、確かに興奮するかも……。

「そっかぁ、君はこの子に告白して振られちゃったんだね」
「……そういうのもわかっちゃうんですか?」
「ごめんね。君の記憶を読み取って幻覚を作るからどうしても見ないといけないの。――そうだなあ、じゃあこういうのはどう?」

 気が付くと、僕は学校の校舎裏にいた。
 綺麗な夕焼け。そこには詩織先輩と僕の二人きり。

 これは、そうだ……あの日、詩織先輩に告白した日と同じ光景。

「――清太様」

 不意に、詩織先輩が僕の足元にひざまずいた。

「せっかく清太様が勇気を出して私に告白してくださったのに、それを断るという暴挙を働いてしまい、誠に申し訳ございませんでした……!」

 詩織先輩はそう言いながら目に涙を溜め、恭しく僕に土下座をした。

「え、え……せ、先輩?」
「清太様のご厚意を足蹴にした罪……この罪は私の身体で償わさせていただきます」

 詩織先輩はするすると手早く自分の服を脱いでその場に放り投げた。
 たちまち全裸になった詩織先輩は再び僕に土下座をして、いつの間にか丸出しになっていた僕のおちんちんに頬ずりをした。

「今から私は清太様専用の肉便器です。いつでも私の身体を使っておちんぽを気持ちよくさせていただきますので、どうかお許しを――」

「――や、やめてくださいユメノさん!」

 僕は詩織先輩の手を振りほどいて、数歩後ずさりした。

「こ、こんなこと……僕は望んでません!」
「そう? こういうの案外好きな人多いんだけどなあ」

 校舎の陰からひょっこり姿を見せるユメノさん。

「会社で馬鹿にしてくる美人上司を夢の中でボコボコに犯したり、ファンに内緒で恋人を作ってたアイドルに土下座謝罪させたり、結構需要あるんだよね」
「僕は……詩織先輩が僕を振ったことに何の不満もありません。そんなことで逆恨みして詩織先輩に乱暴するなんて……したくありません」
「そっか。ごめんね? 君の気持ちを汲んであげられなくて。次から気を付けるね?」

 よしよし、とユメノさんは僕の頭を撫でた。

「君は優しいね。いい子だね。偉いよ清太君。立派だね」
「ふ、普通です」
「じゃあこれはやめて別のシチュエーションにするね。もっと楽しい思い出を探して……あっ」

 するとユメノさんは何かに気づいたように声を上げた。

「ごめん、それはそうとしてエッチはしないといけないから……ごめん、次の記憶を読むまで一旦プレイとして楽しんでくれる?」
「え? ――あううううっ!?♡♡」

 じゅるるるっ♡ じゅぼっ♡ じゅぼっ♡

 おもむろに僕のおちんちんを口に咥える詩織先輩。

 ぎ、ぎもぢい……!
 こ、これ……そうか、夢の内容とは別に、現実で僕の周りに群がっているサキュバスの人たちが我慢できずに僕のおちんちんをしゃぶり始めたんだ。

 それと連動して詩織先輩が僕のおちんちんをしゃぶる。

「せ、先輩ぃ……!♡」
「清太様♡ どうかあなた様専用のお口まんこで、懺悔おしゃぶりさせてくださいませ……♡」
「ユメノさん、これ、これぇ……!♡」
「ごめん、次のシチュエーションを用意するまでちょっとその子と遊んでて」
「あううううっ♡」

 じゅぼっ♡ じゅぼっ♡ じゅぼっ♡ じゅぼっ♡

「あっ♡ あっ♡ ああああ!!♡」

 幻だって分かってるのに、詩織先輩におちんちんをしゃぶられてると思うと……す、凄い背徳感が……!

「ぷはぁ……♡ 次はパイズリをさせていただきますね。清太様をいつも誘惑してしまっていたこの下品なデカチチで、責任を持って清太様のザーメンを全て搾り取らせていただきます♡」
「はあ……♡ はあ……♡」

 詩織先輩の口から絶対出ないような卑猥なセリフに、僕のおちんちんは異常なほど硬くそそり立っていた。

 ……こ、このイメクラ施設。
 思った以上に、やばい場所かも……!

しおりを挟む
感想 4

あなたにおすすめの小説

高身長お姉さん達に囲まれてると思ったらここは貞操逆転世界でした。〜どうやら元の世界には帰れないので、今を謳歌しようと思います〜

水国 水
恋愛
ある日、阿宮 海(あみや かい)はバイト先から自転車で家へ帰っていた。 その時、快晴で雲一つ無い空が急変し、突如、周囲に濃い霧に包まれる。 危険を感じた阿宮は自転車を押して帰ることにした。そして徒歩で歩き、喉も乾いてきた時、運良く喫茶店の看板を発見する。 彼は霧が晴れるまでそこで休憩しようと思い、扉を開く。そこには女性の店員が一人居るだけだった。 初めは男装だと考えていた女性の店員、阿宮と会話していくうちに彼が男性だということに気がついた。そして同時に阿宮も世界の常識がおかしいことに気がつく。 そして話していくうちに貞操逆転世界へ転移してしまったことを知る。 警察へ連れて行かれ、戸籍がないことも発覚し、家もない状況。先が不安ではあるが、戻れないだろうと考え新たな世界で生きていくことを決意した。 これはひょんなことから貞操逆転世界に転移してしまった阿宮が高身長女子と関わり、関係を深めながら貞操逆転世界を謳歌する話。

巨乳すぎる新入社員が社内で〇〇されちゃった件

ナッツアーモンド
恋愛
中高生の時から巨乳すぎることがコンプレックスで悩んでいる、相模S子。新入社員として入った会社でS子を待ち受ける運命とは....。

ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話

桜井正宗
青春
 ――結婚しています!  それは二人だけの秘密。  高校二年の遙と遥は結婚した。  近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。  キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。  ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。 *結婚要素あり *ヤンデレ要素あり

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

男女比1:15の貞操逆転世界で高校生活(婚活)

大寒波
恋愛
日本で生活していた前世の記憶を持つ主人公、七瀬達也が日本によく似た貞操逆転世界に転生し、高校生活を楽しみながら婚活を頑張るお話。 この世界の法律では、男性は二十歳までに5人と結婚をしなければならない。(高校卒業時点は3人) そんな法律があるなら、もういっそのこと高校在学中に5人と結婚しよう!となるのが今作の主人公である達也だ! この世界の経済は基本的に女性のみで回っており、男性に求められることといえば子種、遺伝子だ。 前世の影響かはわからないが、日本屈指のHENTAIである達也は運よく遺伝子も最高ランクになった。 顔もイケメン!遺伝子も優秀!貴重な男!…と、驕らずに自分と関わった女性には少しでも幸せな気持ちを分かち合えるように努力しようと決意する。 どうせなら、WIN-WINの関係でありたいよね! そうして、別居婚が主流なこの世界では珍しいみんなと同居することを、いや。ハーレムを目標に個性豊かなヒロイン達と織り成す学園ラブコメディがいま始まる! 主人公の通う学校では、少し貞操逆転の要素薄いかもです。男女比に寄っています。 外はその限りではありません。 カクヨムでも投稿しております。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

プール終わり、自分のバッグにクラスメイトのパンツが入っていたらどうする?

九拾七
青春
プールの授業が午前中のときは水着を着こんでいく。 で、パンツを持っていくのを忘れる。 というのはよくある笑い話。

戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件

さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。 数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、 今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、 わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。 彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。 それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。 今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。   「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」 「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」 「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」 「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」   命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!? 順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場―― ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。   これは―― 【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と 【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、 “甘くて逃げ場のない生活”の物語。   ――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。 ※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。

処理中です...