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第三章
3-27 ★
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鈴虫は緩々と指の注挿を続けながら体の位置を変えようと立膝をついて箱越しに身を乗り出した。箱から出てきてくれさえすれば、男に正面から跨ってやることも出来るのに、どうしても箱から出たくないと言われては仕方ない。鈴虫にとっては少々難易度の高いご注文だが、なんとか片手で邪魔になった下帯を解いた。
「甘くて…いい匂い…体の奥にあるのはねぇ…あっ、楽にしていていいよ…体の奥にあるのはねぇ、子が出来る袋だって、お父様が言ってたよ…ここからだと逆手になるからちょっとむずかしいんだよ…利き手じゃないし……でも大丈夫だからね。」
「あのな、来年になったら俺は…俺の方が現身を抱かせて貰えるはずだったんだ。だから子袋があるってのは聞いたことがあるし、現身について少しは知っている。でも…」
「でも?」
「でも、なんで俺がッ!」
「…しらね。」
「しらねぇって…俺、男だし!ちゃんと女を抱ける体なのに!なんでこんなことに!!!」
「…しらね。」
「しらねぇって…冷たいヤツだなぁ…」
「しらねぇもん、答えようがねぇ。種付けしたいのと孕みたいのがいっぺんに来て苦しいんだろ?そだ、お父様が言ってたっけ、観世音菩薩様が現身になる子を選ぶんだって。現身は観世音菩薩様に体を貸しているだけだからどんなことをしても悪くないんだって。ぜぇんぶ菩薩様のせい。悪いのは菩薩様。本当に菩薩様ってのは悪いヤツだなぁ!ねぇ…いいから、さぁ、力を抜いて楽にしなよ。今は何も考えずにおらに任せて。」
「ぅぅッ…お、お願い…し…ます……」
一度射精したからと言って体の奥の熱が治まるはずが無い事くらい鈴虫にも分かっている。欲望の根源は体の奥深く、最奥の壁のむこう、鈴虫ではどうしてやることも出来ないところにある。トロリトロリ…と溢れ出す甘露の源は、鈴虫にとっても鉛色の記憶が眠る場所。呪わしき宿命を背負って生まれた現身たちは皆、この得体の知れない臓物に支配されて一生を終えるしかない。
「すごい濡れてるね…どう?もう三本入ってるよ。入り口の辺りを広げながらここを擦ると感じるでしょう?」
「ハァアァッ…そのゴリゴリするの…俺、弱いかも…アッ!凄い…アァッ…アァッ…ぎもちぃ……広げられてゴリゴリされるの…ぁぁ…指なんて入れたら痛いはずなのに…どうして…今はこんなに気持ちいいんだよ…!!!」
「…そか。じゃ、こっちはどう?さっき出したのにもう固くなってるよ?ここ、裏の筋の所でしょ、反対側の段になってるところの…フチのところ…ヌルヌルをいっぱい指につけて…挟んで扱いてあげようか。」
「アァッ…そこ!もう出したい…お願い、このままいかせて…アァッ…」
「ん?だぁめ、まだ、もっと…いっぱい、いっぱい、ヌルヌルつけてあげよ。イキそうになったら止めて、もっと長く楽しませてあげる。ねぇ、おらのてのひら全部にヌルヌルつけて、お前様の大事なところ包んで扱いたら…どう?女のアソコってこんな感じなのかなぁ?抱いてみたかったんだろ?想像してみなよ。ふふふっ…」
「ヒィッ!い、虐めてるのか!?…お、俺、何かお前を怒らせるようなこと…アァッ!!!…言ったか!?アッ!…!!!で、出る…ゆるして!!!出したい…アァッ!……それ、良すぎる…もぅ…だめ……」
「…ちがう。おら、怒ってなんかないよ。」
痛みと葛藤を忘れ、疲れ果てて眠りに就くまで傍にいてあげる……
言葉の端々に現れる今まで生きてきた世界への矛盾との葛藤は、そんなに簡単に解消されるようなものではない。だから今は、これから先の事なんか考えられなくなる程に快楽に溺れさせてあげる。これが何も持たない鈴虫に出来る事の全て。
「…なぁ、もう一回、おらが教えてあげる。どんなに善がり狂っても、今のお前様は本当のお前様じゃない。菩薩様に乗り移られてるだけなんだよ。だから……」
「アァッンッ…俺、じゃ…ない…そうだ、俺が…こんなになるわけ…ない!アァッ…ダメだ…もう、狂う…狂っちまう…アゥゥ…ンッ!…注がれたい…奥に…もっと奥に……」
「…むり。」
「いかせてッ!」
「…だぁめ。ほら、もっと奥がいいんでしょ?さっきみたいに少し息んでごらんよ。知ってる?男もね、女みたいに中だけでいけるんだよ。もっと感じなよ…出すのはさ、その後のお楽しみ、ね?」
「アァッ…お願い…ハァハァ…ハァハァ…アァッ…い…かせ…おね…アァッ…がぁぁ…ダメだ…だぁッアッアッアァッ!!!…ハァハァ…ハァハァ……」
「…おっ?」
二度目で少し勢いの落ちた熱い精子が鈴虫の掌の中にじゅるじゅる…と放たれた。
脈打つ感覚を掌に感じながら鈴虫は動きを止めて沈黙する。散々激しく乱れても尽きてしまえばそれが嘘のように醒めて行くもの。現身も呼吸が整えば少しずつ頭が平常時に戻ってゆくだろう。その呼吸に合わせ、鈴虫は達したばかりの敏感な体を刺激しないように、ゆっくりと体内に埋めた指を引き抜いた。
「もう一度くらい付き合うつもりだったけど疲れたか?まってて、おらの着物かしてやる。裸のままじゃ冷えるだろう。」
「…ぇ…ぇ…裸…そうだった…なんだ、着替えあったのか?…こっち、見るな…見るなよ!」
「うん。」
鈴虫は箱に背を向け立ち上がると、自分の帯の辺りで汚れた手をさりげなく拭い、着ていた衣を脱ぎ始めた。現身はその姿を薄ぼんやりとした眼差しで箱の中から見上げている。
「えっ?ちょっと待って…ここで脱ぐのは駄目だよ、お嬢ちゃん…?」
「…ん?」
鈴虫は帯を床に落とし振り返ると、まだ温もりの残る自分の衣を箱の中の現身の頭の上にふわりと掛けた。現身の視界を覆う生成色の衣のむこうから鈴虫の悪戯っぽい小さな笑い声が聞こえる。鈴虫は現身の視界を塞いだまま手早く汚れ物の始末をし、それが終わると現身の頭から下を掛布で覆うようにして上手く包みなおした。疲れ切って薄ぼやけた視界の中、鈴虫の鼈甲色の瞳が、傷付いた者を庇護する観世音菩薩様のように微笑んでいる。体中の傷に痛みが戻って来る前に全てを忘れて眠りに落ちなさいといっているようだ。
「…お、お前、おとこ…えぇぇ…男だったのか!?」
「ん?…そだよ?」
「…うっ…うそだ…うそだと言ってくれ…なんで…」
「なんでって言われても?おら男だよ?」
「綺麗なお嬢ちゃんにイイ事してもらったと…」
「あははっ!そりゃ、残念だったな。でも、まぁ、つらいこと、すこしは忘れられたか?」
「…うん、まぁ…ぁぁ、確かにそうだな。疲れた…もう…眠い……なにも…もう考えられない…よ…」
「…だな。おらがまた食べ物を運んで来るからそれまで安心して眠ったらいいよ。あ、眠る前にもう一回、あ~んして?食べ終わったら元通りに猿轡を噛ませろって言い付けられてるの。」
「そうか…俺には…声を上げる事も許されないと……」
「…しらね。悲しくなること言わずに眠りなよ。」
緊張続きで精神的にも限界に近い男の瞼は既に半ば閉じかかっている。鈴虫の白く細い指が先程まで目隠しに使っていた布で猿轡を結んでゆくが、もうこのか細い指にさえ何をされても抗う事は出来ないだろう。
男はされるがままに任せながらふと思う。この目の前にいる鼈甲色の瞳の奇妙な少年はどうしてこんなに自分に尽くしてくれるのだろうかと。不安や疑問の全てを払拭してくれるわけではないが、押し殺している不安な気持ちさえ読み取って、精一杯に優しく接しようとしてくれているのはよくわかる。何故、初めて会った赤の他人にあそこまでしてくれたのかその理由が知りたい。もしも表裏のない慈しみの心で接してくれているのならば、見知らぬ場所へ無理やり連れ込まれて縛られたまま過ごさなければならない日々の中でも安心して眠ることが許されるのかも知れない。
「…お…教えて…くれ……おまえの名、なんて…言うんだ……俺の名、何故きこうとしない?…ん?いま…なんて言った?俺の…名は……」
最後の言葉を待たずに鈴虫は猿轡で男の口を塞いで背を向けた。
そして音も無く堂の戸が閉まる。殴られた頬の痛みが徐々にに戻って来はじめた。意識が完全に痛みへと向かう前に瞼を閉じた方が賢明だ。
ズルッ…ズルズル…と力も無く、箱の中に沈み込んで男は静かに眠りに就いた。
「甘くて…いい匂い…体の奥にあるのはねぇ…あっ、楽にしていていいよ…体の奥にあるのはねぇ、子が出来る袋だって、お父様が言ってたよ…ここからだと逆手になるからちょっとむずかしいんだよ…利き手じゃないし……でも大丈夫だからね。」
「あのな、来年になったら俺は…俺の方が現身を抱かせて貰えるはずだったんだ。だから子袋があるってのは聞いたことがあるし、現身について少しは知っている。でも…」
「でも?」
「でも、なんで俺がッ!」
「…しらね。」
「しらねぇって…俺、男だし!ちゃんと女を抱ける体なのに!なんでこんなことに!!!」
「…しらね。」
「しらねぇって…冷たいヤツだなぁ…」
「しらねぇもん、答えようがねぇ。種付けしたいのと孕みたいのがいっぺんに来て苦しいんだろ?そだ、お父様が言ってたっけ、観世音菩薩様が現身になる子を選ぶんだって。現身は観世音菩薩様に体を貸しているだけだからどんなことをしても悪くないんだって。ぜぇんぶ菩薩様のせい。悪いのは菩薩様。本当に菩薩様ってのは悪いヤツだなぁ!ねぇ…いいから、さぁ、力を抜いて楽にしなよ。今は何も考えずにおらに任せて。」
「ぅぅッ…お、お願い…し…ます……」
一度射精したからと言って体の奥の熱が治まるはずが無い事くらい鈴虫にも分かっている。欲望の根源は体の奥深く、最奥の壁のむこう、鈴虫ではどうしてやることも出来ないところにある。トロリトロリ…と溢れ出す甘露の源は、鈴虫にとっても鉛色の記憶が眠る場所。呪わしき宿命を背負って生まれた現身たちは皆、この得体の知れない臓物に支配されて一生を終えるしかない。
「すごい濡れてるね…どう?もう三本入ってるよ。入り口の辺りを広げながらここを擦ると感じるでしょう?」
「ハァアァッ…そのゴリゴリするの…俺、弱いかも…アッ!凄い…アァッ…アァッ…ぎもちぃ……広げられてゴリゴリされるの…ぁぁ…指なんて入れたら痛いはずなのに…どうして…今はこんなに気持ちいいんだよ…!!!」
「…そか。じゃ、こっちはどう?さっき出したのにもう固くなってるよ?ここ、裏の筋の所でしょ、反対側の段になってるところの…フチのところ…ヌルヌルをいっぱい指につけて…挟んで扱いてあげようか。」
「アァッ…そこ!もう出したい…お願い、このままいかせて…アァッ…」
「ん?だぁめ、まだ、もっと…いっぱい、いっぱい、ヌルヌルつけてあげよ。イキそうになったら止めて、もっと長く楽しませてあげる。ねぇ、おらのてのひら全部にヌルヌルつけて、お前様の大事なところ包んで扱いたら…どう?女のアソコってこんな感じなのかなぁ?抱いてみたかったんだろ?想像してみなよ。ふふふっ…」
「ヒィッ!い、虐めてるのか!?…お、俺、何かお前を怒らせるようなこと…アァッ!!!…言ったか!?アッ!…!!!で、出る…ゆるして!!!出したい…アァッ!……それ、良すぎる…もぅ…だめ……」
「…ちがう。おら、怒ってなんかないよ。」
痛みと葛藤を忘れ、疲れ果てて眠りに就くまで傍にいてあげる……
言葉の端々に現れる今まで生きてきた世界への矛盾との葛藤は、そんなに簡単に解消されるようなものではない。だから今は、これから先の事なんか考えられなくなる程に快楽に溺れさせてあげる。これが何も持たない鈴虫に出来る事の全て。
「…なぁ、もう一回、おらが教えてあげる。どんなに善がり狂っても、今のお前様は本当のお前様じゃない。菩薩様に乗り移られてるだけなんだよ。だから……」
「アァッンッ…俺、じゃ…ない…そうだ、俺が…こんなになるわけ…ない!アァッ…ダメだ…もう、狂う…狂っちまう…アゥゥ…ンッ!…注がれたい…奥に…もっと奥に……」
「…むり。」
「いかせてッ!」
「…だぁめ。ほら、もっと奥がいいんでしょ?さっきみたいに少し息んでごらんよ。知ってる?男もね、女みたいに中だけでいけるんだよ。もっと感じなよ…出すのはさ、その後のお楽しみ、ね?」
「アァッ…お願い…ハァハァ…ハァハァ…アァッ…い…かせ…おね…アァッ…がぁぁ…ダメだ…だぁッアッアッアァッ!!!…ハァハァ…ハァハァ……」
「…おっ?」
二度目で少し勢いの落ちた熱い精子が鈴虫の掌の中にじゅるじゅる…と放たれた。
脈打つ感覚を掌に感じながら鈴虫は動きを止めて沈黙する。散々激しく乱れても尽きてしまえばそれが嘘のように醒めて行くもの。現身も呼吸が整えば少しずつ頭が平常時に戻ってゆくだろう。その呼吸に合わせ、鈴虫は達したばかりの敏感な体を刺激しないように、ゆっくりと体内に埋めた指を引き抜いた。
「もう一度くらい付き合うつもりだったけど疲れたか?まってて、おらの着物かしてやる。裸のままじゃ冷えるだろう。」
「…ぇ…ぇ…裸…そうだった…なんだ、着替えあったのか?…こっち、見るな…見るなよ!」
「うん。」
鈴虫は箱に背を向け立ち上がると、自分の帯の辺りで汚れた手をさりげなく拭い、着ていた衣を脱ぎ始めた。現身はその姿を薄ぼんやりとした眼差しで箱の中から見上げている。
「えっ?ちょっと待って…ここで脱ぐのは駄目だよ、お嬢ちゃん…?」
「…ん?」
鈴虫は帯を床に落とし振り返ると、まだ温もりの残る自分の衣を箱の中の現身の頭の上にふわりと掛けた。現身の視界を覆う生成色の衣のむこうから鈴虫の悪戯っぽい小さな笑い声が聞こえる。鈴虫は現身の視界を塞いだまま手早く汚れ物の始末をし、それが終わると現身の頭から下を掛布で覆うようにして上手く包みなおした。疲れ切って薄ぼやけた視界の中、鈴虫の鼈甲色の瞳が、傷付いた者を庇護する観世音菩薩様のように微笑んでいる。体中の傷に痛みが戻って来る前に全てを忘れて眠りに落ちなさいといっているようだ。
「…お、お前、おとこ…えぇぇ…男だったのか!?」
「ん?…そだよ?」
「…うっ…うそだ…うそだと言ってくれ…なんで…」
「なんでって言われても?おら男だよ?」
「綺麗なお嬢ちゃんにイイ事してもらったと…」
「あははっ!そりゃ、残念だったな。でも、まぁ、つらいこと、すこしは忘れられたか?」
「…うん、まぁ…ぁぁ、確かにそうだな。疲れた…もう…眠い……なにも…もう考えられない…よ…」
「…だな。おらがまた食べ物を運んで来るからそれまで安心して眠ったらいいよ。あ、眠る前にもう一回、あ~んして?食べ終わったら元通りに猿轡を噛ませろって言い付けられてるの。」
「そうか…俺には…声を上げる事も許されないと……」
「…しらね。悲しくなること言わずに眠りなよ。」
緊張続きで精神的にも限界に近い男の瞼は既に半ば閉じかかっている。鈴虫の白く細い指が先程まで目隠しに使っていた布で猿轡を結んでゆくが、もうこのか細い指にさえ何をされても抗う事は出来ないだろう。
男はされるがままに任せながらふと思う。この目の前にいる鼈甲色の瞳の奇妙な少年はどうしてこんなに自分に尽くしてくれるのだろうかと。不安や疑問の全てを払拭してくれるわけではないが、押し殺している不安な気持ちさえ読み取って、精一杯に優しく接しようとしてくれているのはよくわかる。何故、初めて会った赤の他人にあそこまでしてくれたのかその理由が知りたい。もしも表裏のない慈しみの心で接してくれているのならば、見知らぬ場所へ無理やり連れ込まれて縛られたまま過ごさなければならない日々の中でも安心して眠ることが許されるのかも知れない。
「…お…教えて…くれ……おまえの名、なんて…言うんだ……俺の名、何故きこうとしない?…ん?いま…なんて言った?俺の…名は……」
最後の言葉を待たずに鈴虫は猿轡で男の口を塞いで背を向けた。
そして音も無く堂の戸が閉まる。殴られた頬の痛みが徐々にに戻って来はじめた。意識が完全に痛みへと向かう前に瞼を閉じた方が賢明だ。
ズルッ…ズルズル…と力も無く、箱の中に沈み込んで男は静かに眠りに就いた。
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