女王陛下

Kira

文字の大きさ
上 下
1 / 6

プロローグ 紅い月下

しおりを挟む
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

婚約者が愛していたのは、私ではなく私のメイドだったみたいです。

古堂すいう
恋愛
公爵令嬢ミレーユは両親から溺愛されて育った。 けれど彼女は1人娘。 この国では家督は男性にしか継げない決まりがあって、公爵夫妻はミレーユの恋人であり、侯爵家の次男であるアランを婚約者として、次期公爵の座を譲ることを検討していた。 2人が婚約したその夜。公爵家では「婚約パーティー」が行われた。大好きな恋人と婚約することが出来て嬉しいミレーユ。しかし様子の可笑しいアランは、突然何かを追うようにして大広間を出て行ってしまう。 怪しんだミレーユはそんな彼の後をつけて、中庭に向かい、そして目撃してしまう。 アランが、ミレーユ専属のメイド─エリ―と抱き合っている場面を。 「俺が愛しているのはあなただけだ。俺が公爵になったあかつきには、あなたを正式な妻として迎えたい」 「そんな、それでは……ミレーユ様がお可哀相ですわ」 「ああ、なんて優しい人なんだ。エリー……愛してる。……ん」 濃厚なキスを交わす2人に、ミレーユはショックのあまり休憩室へ飛び込むのだが──……。 イケオジ謎の男×我儘ちょっぴりツンデレ公爵令嬢の復讐×恋物語開幕!

好きな人に『その気持ちが迷惑だ』と言われたので、姿を消します【完結済み】

皇 翼
恋愛
「正直、貴女のその気持ちは迷惑なのですよ……この場だから言いますが、既に想い人が居るんです。諦めて頂けませんか?」 「っ――――!!」 「賢い貴女の事だ。地位も身分も財力も何もかもが貴女にとっては高嶺の花だと元々分かっていたのでしょう?そんな感情を持っているだけ時間が無駄だと思いませんか?」 クロエの気持ちなどお構いなしに、言葉は続けられる。既に想い人がいる。気持ちが迷惑。諦めろ。時間の無駄。彼は止まらず話し続ける。彼が口を開く度に、まるで弾丸のように心を抉っていった。 ****** ・執筆時間空けてしまった間に途中過程が気に食わなくなったので、設定などを少し変えて改稿しています。

町のはずれで小さなお店を。

buchi
恋愛
ローズは大富豪の娘だけれど平民。薬作りが趣味で、いつかは小さな薬屋を開きたいと思っていたが、両親が船の事故で行方不明に。生死のほどがわからない混乱に乗じて貧乏男爵家の伯父一家が乗り込んできた。助けてくれたのはローズに想いを寄せる伯爵家の令息イケメン・ロアン様……お膳立てはそろったのに、どうしても素直に終わらないラブストーリー。役者多過ぎ。個性的過ぎ。

俺の婚約者は侯爵令嬢であって悪役令嬢じゃない!~お前等いい加減にしろよ!

ユウ
恋愛
伯爵家の長男エリオルは幼い頃から不遇な扱いを受けて来た。 政略結婚で結ばれた両親の間に愛はなく、愛人が正妻の扱いを受け歯がゆい思いをしながらも母の為に耐え忍んでいた。 卒業したら伯爵家を出て母と二人きりで生きて行こうと思っていたのだが… 「君を我が侯爵家の養子に迎えたい」 ある日突然、侯爵家に婿養子として入って欲しいと言われるのだった。

愛する夫にもう一つの家庭があったことを知ったのは、結婚して10年目のことでした

ましゅぺちーの
恋愛
王国の伯爵令嬢だったエミリアは長年の想い人である公爵令息オリバーと結婚した。 しかし、夫となったオリバーとの仲は冷え切っていた。 オリバーはエミリアを愛していない。 それでもエミリアは一途に夫を想い続けた。 子供も出来ないまま十年の年月が過ぎ、エミリアはオリバーにもう一つの家庭が存在していることを知ってしまう。 それをきっかけとして、エミリアはついにオリバーとの離婚を決意する。 オリバーと離婚したエミリアは第二の人生を歩み始める。 一方、最愛の愛人とその子供を公爵家に迎え入れたオリバーは後悔に苛まれていた……。

皇帝陛下の寵愛なんていりませんが……何か?

当麻月菜
恋愛
「異世界の少女、お前は、私の妻となる為に召喚されたのだ。光栄に思え」 「……は?」  下校途中、いつもより1本早い電車に飛び乗ろうとした瞬間、結月佳蓮(ゆづき かれん)はなぜかわからないけれど、異世界に召喚されてしまった。  しかも突然異世界へ召喚された佳蓮に待っていたのは、皇帝陛下アルビスからの意味不明な宣言で。  戸惑うばかりの佳蓮だったけれど、月日が経つうちにアルビスの深い愛を知り、それを受け入れる。そして日本から遙か遠い異世界で幸せいっぱいに暮らす……わけもなかった。 「ちょっ、いや待って、皇帝陛下の寵愛なんていりません。とにかく私を元の世界に戻してよ!!」  何が何でも元の世界に戻りたい佳蓮は、必死にアルビスにお願いする。けれども、無下に却下されてしまい……。  これは佳蓮を溺愛したくて、したくて、たまらない拗らせ皇帝陛下と、強制召喚ですっかりやさぐれてしまった元JKのすれ違いばかりの恋(?)物語です。 ※話数の後に【★】が付くのは、主人公以外の視点のお話になります。 ※他のサイトにも重複投稿しています。 ※1部は残酷な展開のオンパレードなので、そういうのが苦手な方は2部から読むのをおすすめさせていただきます。

旦那様は私に隠れて他の人と子供を育てていました

榎夜
恋愛
旦那様が怪しいんです。 私と旦那様は結婚して4年目になります。 可愛い2人の子供にも恵まれて、幸せな日々送っていました。 でも旦那様は.........

戻る場所がなくなったようなので別人として生きます

しゃーりん
恋愛
医療院で目が覚めて、新聞を見ると自分が死んだ記事が載っていた。 子爵令嬢だったリアンヌは公爵令息ジョーダンから猛アプローチを受け、結婚していた。 しかし、結婚生活は幸せではなかった。嫌がらせを受ける日々。子供に会えない日々。 そしてとうとう攫われ、襲われ、森に捨てられたらしい。 見つかったという遺体が自分に似ていて死んだと思われたのか、別人とわかっていて死んだことにされたのか。 でももう夫の元に戻る必要はない。そのことにホッとした。 リアンヌは別人として新しい人生を生きることにするというお話です。

処理中です...