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授業2

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俺たちのチームは即席にしては中々よく、あの後プラス2点を入れこのままいけば勝てそうな勢いだった。


ふぅ、、暑い、、


体操服の裾の部分で額の汗を拭う。


(/////腹筋!!)
(/////腰細!!)
(/////し、白い!!)
(////や、やばい、、鼻血、)


拭き終わりよし!と自分の中で気合いを入れていると、周りから視線を感じた。
見ると、気合いを入れた俺とは真逆のポカンとした表情でみんなに見つめられていた。


、、、え?何でだろう、、、


相手も味方も関係なしにみんなポカンとしている。
そして目が合い我に返ると顔を真っ赤にして目を逸らされた。


、、、え?本当にどうしたんだろう、、、



「はる!!汗を体操服で拭いちゃダメって言ったでしょ!!もう!!」


遠くから結の声が聞こえた。


、、、もしかして汚いって思われた?

恥ずかしい、、


耳が赤くなるのを感じたので振り切るようにボール目がけて走りだした。



ボールを持っていた敵の人が急に俺が走り迫ってきた為焦ったのか大振りでボールを蹴る。



結構力が入っていたようで遠くへ飛んでいく。



場外に飛んでいき、、、あ!危ない!!!



俺は慌てて走り出した。



「しずく!!!」


「えっっっ!わあ!!!」


まさかのボールは雫目がけて飛んでしまい、怖かったのかその場から動けなかった雫に綺麗にヒットしてしまった。


「大丈夫?」

「うっ、、いたい、、」

「保健室に連れていく。」

「えっはる!僕も行くよ!」

「藍島まで行かなくていいだろ。佐田、任せたぞ。」

「はい。
結は待ってて。」


結も心配そうに来たがったが、先生に止められてしまった。


「立てる?」

「うん、、いった、、」


ボールに当たりそのまま倒れてしまった為、腰などを打ち付けてしまったみたいだ。


ふわっ


「えっ!!僕歩けるよ!下ろしっっいたっ」

「大人しくしてて。」


雫を横抱きにして保健室へ向かった。



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