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生徒会5
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相手側が自己紹介してくれたので、次は俺の番か?
「じゃあ、俺は「あ!知ってるよ!」、、いや洸先輩は知っていても他の人が、「大丈夫だよ!俺も知ってる!」
洸先輩の後に被せてきたのはまひるくんだ。
「???」
「不思議そうな顔しないで!だって有名だもん。」
「え、、あぁ。結か。」
結は可愛くて目立ち、その隣にいつもいるので勝手に覚えられてしまっていたみたいだ。
あとこの髪のせいかな?
悟先輩にもバレてたし。
「いや、藍島くんじゃなくてはる「じゃあ僕のことも知ってますよね?僕達にこいちだもんねー!」
まひるくんの言葉を遮って結がそう言った。
「ねぇ、、やっぱりあの噂って本当なの?」
言いずらそうに先程遮られたまひるくんがそう聞いてきた。
「、、、噂?」
「本当に決まってるじゃん!ね?」
「え、、、うん?」
何だか今更噂って何?と聞きづらいほど真剣な目で皆から見つめられ、結の問いかけに思わず返事をしてしまった。
噂って何だろう。後で結に聞こう。
「、、、そうなんだ。
それにしてもなんでしーちゃんといたのー?
噂が本当なら余計に不思議なんだけど!」
「確かに。」
洸先輩と愛斗先輩が不思議そうに聞いてくる。
多分しーちゃんって雫の事かな?
そんなに不思議な組み合わせなのかな。
そう言えば今まで結と2人以外でいた事がなかったなぁ。
そう1人で考え込んでいると、
「あ、あの、僕がはるくんと隣の席になって、色々とよくしてもらってるんです。
噂?はよく分からないですけど、優しいはるくんにお世話になりっぱなしで、、」
「雫がいいやつだからだろ。」
「え?」
「友達だから一緒にいるんだろ。」
「はるくん!!」
何だか俺が優しいから世話してあげてるみたいに捉えているみたいだけど、普通に俺が一緒にいたいからいるのだ。
そう当たり前の事を伝えると、感激したように俺の名前を呼ぶ雫。
「なんか思ってたより、、人間なんだね。」
「?」
「人形みたいで藍島くんしか寄せ付けないって感じだったからさ。意外。」
愛斗先輩がしみじみとそう言った。
そんな風に思われていたのか、と驚いていると洸先輩やまひるくんもうんうん頷いているので結構な人達にそう思われていたみたいだ。
「じゃあ、俺は「あ!知ってるよ!」、、いや洸先輩は知っていても他の人が、「大丈夫だよ!俺も知ってる!」
洸先輩の後に被せてきたのはまひるくんだ。
「???」
「不思議そうな顔しないで!だって有名だもん。」
「え、、あぁ。結か。」
結は可愛くて目立ち、その隣にいつもいるので勝手に覚えられてしまっていたみたいだ。
あとこの髪のせいかな?
悟先輩にもバレてたし。
「いや、藍島くんじゃなくてはる「じゃあ僕のことも知ってますよね?僕達にこいちだもんねー!」
まひるくんの言葉を遮って結がそう言った。
「ねぇ、、やっぱりあの噂って本当なの?」
言いずらそうに先程遮られたまひるくんがそう聞いてきた。
「、、、噂?」
「本当に決まってるじゃん!ね?」
「え、、、うん?」
何だか今更噂って何?と聞きづらいほど真剣な目で皆から見つめられ、結の問いかけに思わず返事をしてしまった。
噂って何だろう。後で結に聞こう。
「、、、そうなんだ。
それにしてもなんでしーちゃんといたのー?
噂が本当なら余計に不思議なんだけど!」
「確かに。」
洸先輩と愛斗先輩が不思議そうに聞いてくる。
多分しーちゃんって雫の事かな?
そんなに不思議な組み合わせなのかな。
そう言えば今まで結と2人以外でいた事がなかったなぁ。
そう1人で考え込んでいると、
「あ、あの、僕がはるくんと隣の席になって、色々とよくしてもらってるんです。
噂?はよく分からないですけど、優しいはるくんにお世話になりっぱなしで、、」
「雫がいいやつだからだろ。」
「え?」
「友達だから一緒にいるんだろ。」
「はるくん!!」
何だか俺が優しいから世話してあげてるみたいに捉えているみたいだけど、普通に俺が一緒にいたいからいるのだ。
そう当たり前の事を伝えると、感激したように俺の名前を呼ぶ雫。
「なんか思ってたより、、人間なんだね。」
「?」
「人形みたいで藍島くんしか寄せ付けないって感じだったからさ。意外。」
愛斗先輩がしみじみとそう言った。
そんな風に思われていたのか、と驚いていると洸先輩やまひるくんもうんうん頷いているので結構な人達にそう思われていたみたいだ。
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