関係ないと思っていたのに。

はぴたん

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生徒会3

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中は教室ではなく広い部屋のような造りになっていた。

入ってすぐの場所に座り心地の良さそうな3人掛けのソファが向かい合わせに置かれ、真ん中に長テーブルが置かれている。


その上には美味しそうな料理が乗っている。


お腹がすいており料理から目が離せない、、、


「好きな物食べていいぞ。」

そんな俺の様子に気づいたのか黒髪の人がそう言ってくれた。

気づかれたのが少し恥ずかしい。


「ありがとうございます。」



「とりあえず座って!!」

ベージュの人に促され、結と雫と3人並んでソファ座る。


向かい合うソファには、ベージュの人、ピンクの人、栗色の人が座り、少し離れた1人掛けのソファに黒髪の人が座る。



「何が好きか分かんなかったから、適当に色々並べてみた!
好きなの取って食べていいよ!
あ!唐揚げもあるよ!昨日食べてたから好きなのかな、と思って!」

そう言いながら俺たちにお皿や箸などを渡してくれた。


「ありがとうございます。
好きです。」



「、、、、えっ?」

「え?」



急にシーンとして驚く。



「唐揚げ、好きですけど、、」

まずかったのかな。



「あ、あぁ、唐揚げね、唐揚げ、、そっかそっか。」


納得したような少し落ち込んだようなベージュの人の情緒がちょっと分からない。



「はる、気にしなくていいよ。
せっかくだから唐揚げ食べなよ!
僕もこれいただきますねー!」

そう言って目の前にあったサラダを自分のお皿によそう右隣にいる結。

「じゃあ僕も。いただきます。」

左隣の雫もそう言ってよそっている。



「陽くん!お皿出して!」

ベージュの人に言われて差し出すと唐揚げを取ってくれた。

「ありがとうございます。」



「いただきます。」

ぱくっじゅわぁ~


いつも食べる食堂の唐揚げとはまた違う唐揚げだ。

食堂のよりタレ感が強い。


うん、これもまたいい。


(((幸せそう、、可愛い。)))


「可愛いねー!陽くん!」


「、、、?」

「ふふっ何がって顔してる。
幸せそうに食べてて可愛いっ。」


みんな食べる時は幸せじゃないのか。

普通だよな、と結を見ると、


「うん。はるはいつも可愛いよ。」


?、、それは結の方では?


そう言おうとしたが、その前にピンクの人が「やっぱりおかしい!!」と急にさけんだ。


「なんで来てくれたの!?
なんで洸は普通にしてる訳!?

てか、悟もまひるもなんで普通なんだよ!!」


やっぱりこんな軽々しく?来ていい場所では無かったみたいだ。
でも文句ならベージュの人に言って欲しい。


「その、ベージュの髪の人に急に言われて、」


「、、、、、、あ!俺の事か!」


「そうですけど。みたいな顔してるけど、
え?もしかして名前知らない?」


「はい。」


「ぼ、僕の事は分かるよね!?」


「、、、ごめんなさい。」


「まひる、は知るわけないから悟の事は?」

「ちょっとー!ひどいです!」

栗色の人がまひるさんかな、スルーされて拗ねているみたいだ。

「知らないです、ごめんなさい。」



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